岸田首相の訪米成果示す中国の反発、台湾から称賛の声も…今回の成果を現実化するのは憲法改正でもしない限り無理 [4/18] [仮面ウニダー★] at NEWS4PLUS
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1:仮面ウニダー ★
24/04/18 13:54:08.38 yKcesqPN.net
岸田文雄首相は訪米中に、日米首脳会談や日米比首脳会談などの日程を終えた。日本にどのような成果があったのか。
今回、岸田首相は国賓待遇だった。国賓待遇とは、政府が公式に招待する外国賓客のうち、最も格式高く接遇することをいう。
米国の場合であれば、大統領が安全保障や経済などで重視する国の首脳を最大級の格式で迎える。
バイデン政権下での国賓待遇は、フランスのマクロン大統領、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、インドのモディ首相、
オーストラリアのアルバニージー首相に続き、岸田首相で5人目だ。
これまで日本の首相では、1987年5月の中曽根康弘首相、99年5月の小渕恵三首相、2006年6月の小泉純一郎首相、
15年5月の安倍晋三首相が国賓待遇で訪米しており、今回の岸田首相は安倍首相以来、9年ぶり5人目となった。
それだけに、日本側の気合は十分だった。外務省も綿密な準備の上での訪米だった。岸田首相は、首脳会談後の記者会見で、
「同盟国の中国」と言ってしまうというミスがあったものの、議会演説や晩餐(ばんさん)会のスピーチではユーモアたっぷりで、
自慢の英語力も評判はよかった。
もともと、バイデン大統領も岸田首相も、事務方で積み上げて首脳会談を行うタイプなので、サプライズは期待できないが、
その一方で手堅く、演出や見せ方はまずまずだった。
今回の日米首脳会談では、安全保障に力点が置かれていたが、中国の報道官が激しく反発し、台湾からは称賛の声が出ていた。
これだけで、総論としては今回の日米首脳会談には意味があったといってもいい。
中身を見ていくと、日本側が得たものとして、
①マイクロソフト社が日本に約4400億円の投資表明
②日本人宇宙飛行士が米国人以外で初めて月面着陸できる機会提供
③尖閣諸島について日米安全保障条約第5条の適用対象と明言
④北朝鮮との会談を望む岸田首相の姿勢を支持―などが報じられている。
その一方、日本側の責任は大きくなった。本コラムでも指摘したが、その一つはウクライナについて日本が経済支援することだ。
バイデン政権の軍事支援が議会で阻まれているので、日本は軍事支援をできないものの、非軍事の支援を行い、
米国を間接的に助けるというものだ。日本はかつて米国の地域パートナーだったが、今やグローバルパートナーへと格上げされた。
④については、記者会見で拉致問題に言及されているが、日米ともに拉致問題より国交正常化に関心があるとすれば、
将来的に問題になりかねない。
安全保障でも米国、英国、オーストラリアの安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」への日本の「協力」を検討と
されているだけで、「参加」ではないので日本側に今後かなりの努力が必要である。
グローバルパートナーというものの、日本にその実力も覚悟もないことを見透かされており、
今回の成果を現実化するのは憲法改正でもしない限り無理だろう。
 (元内閣参事官・嘉悦大教授 高橋洋一)
2024.4/18 11:00
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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