たとえ日本が嫌いでも、中国人消費者が「日本製品だけは別」となる理由[5/11] [首都圏の虎★] at NEWS4PLUS
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1:首都圏の虎 ★
21/05/11 12:57:49.16 CAP_USER.net
 「中国製造2025」を掲げ、2025年までに世界の製造強国の仲間入りを目指す中国では、日本の製造業の強さの秘訣に興味がある人が多いようだ。中国メディアの網易は6日、「中国は匠の精神を失ったが、日本では受け継がれている」と紹介する記事を掲載した。
 記事はまず、中国では歴史問題などを理由に、日本に対して否定的な感情を抱いている人が多く存在すると指摘する一方、それでも中国人消費者は日本製品を高く評価し、実際に中国では日系車の販売が好調だと指摘。そして、この一見すると矛盾する現象を生み出している要因こそが「日本人がものづくりで発揮する匠の精神」であると主張した。
 続けて、「中国にもかつては匠の精神があった」と主張し、それは故宮博物館の展示品を見れば分かると強調しつつも、現代の中国では「すでに匠の精神は失われている」と残念がった。とはいえ、匠の精神を求める気持ちはこれまでにないほど強いそうだ。だから、日本を訪れると職人の作った包丁や南部鉄器、はさみ、弁当箱などを買って帰るのだと伝えた。
 なぜ中国では失われた匠の精神が、日本には残っているのだろう。記事は日本の思想家である柳宗悦がかつて語った「工芸の美は、秩序の美」という言葉を引用し、匠の精神が生き残るには「社会の安定」が不可欠だと指摘した。実際、匠の精神が必要な日本の工芸品には、傘やはんこ、はさみといった日用品が多い。日用品に職人が時間とエネルギーをかけて技を追求できるのは、社会の安定あってこそだと言えるだろう。
 また記事は、日本では昔から職業が「世襲制」だったことも匠の精神の保存に一役買ったと指摘している。日本ではかつて職人の身分は高くなかったが、高い技術があれば一目置かれるので、「自尊心のため」にも職人は技を極めたと分析している。他にも「人間国宝」を選出し、国が出資して匠の技を後世に伝える取り組みや、町工場が生き残ったことも中国との違いとして指摘している。
 中国では長期的目標として、建国100年となる2049年までに「世界の製造強国の先頭グループ入り」を果たすことを目指している。しかし、拝金主義の傾向が強く、すでに匠の精神が失われた中国が製造強国になるのは容易ではなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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