【崔 碩栄】 日本でもあり得るコメント欄の閉鎖〜韓国ポータルサイトで今、何が〜 [09/27] [荒波φ★] at NEWS4PLUS
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1:荒波φ ★
20/09/27 09:36:11.52 CAP_USER.net
韓国のことわざに「うじ虫が怖くて醤(ジャン)が仕込めないのか」というものがある。
韓国では、醤油(しょうゆ)のほかにも、コチュ醤(唐辛子味噌=みそ=)、テン醤(大豆味噌)など、醤と名の付く調味料がよく使われるが、夏の間、これら醤の管理に失敗すると、うじ虫が湧く。
今は冷蔵庫があるから、うじ虫が湧いたというような話を聞くこともなくなったが、冷蔵庫がなかった時代には、珍しいことでもなかったという。
うじ虫が湧いてしまったら、1年間食べるはずだった醤を全て捨てなければならない。「うじ虫が湧く」というのは、一般家庭において死活問題だったと言っても過言ではない。
だが、うじ虫が怖いからといって、食生活の必需品である醤を仕込まないわけにはいかない。そんなことをすれば、食生活が成り立たなくなってしまう。
◆選手に苦痛とストレス
このことわざは「小さな問題(うじ虫)にこだわりすぎて、大きな問題(生活)を台無しにしてはならない」「心配ばかりせずに、もっと重要なことをすべきだ」という意味でよく使われるのだが、このことわざがふと思い浮かんだのは、最近起こったある事件の一報を目にした時だ。
韓国で第1位のポータルサイト「NAVER」と第2位の「KAKAO」が8月7日、スポーツニュースのコメント欄を閉鎖すると発表した。
ニュースに対してユーザーが意見を主張する機能を無くすと決めたのだ。
コメント欄は、「世論」を知ることができる場だ。例えば、韓国人メジャーリーガーが大活躍した時には、それを応援する声で埋め尽くされ、韓国代表の重要な試合で大きなミスを犯した選手にはブーイングと叱咤(しった)の声が殺到する。
これは日本最大のポータルサイト「Yahoo!JAPAN」でも、よく見られる光景だ。アメにもムチにもなるこの場、この機能を、韓国のポータルサイトはなぜ中止したのか。
「NAVER」と「KAKAO」の説明によると、たまに度を越した悪質な中傷が書き込まれ、それにより、を受ける選手が多いということだ。
確かに、ワールドカップやオリンピックのような国際試合なら数千、数万の批判コメントが殺到することも珍しくない。
その中には、非常識で、悪質なコメントがあるのも事実だ。ミスを犯したり、最悪の成績を出してしまったりした選手本人が目にしたら、相当な精神的ダメージを負うのは間違いない。
運営会社は選手たちの人格、人権を守るために、やむを得ずコメント機能を中止すると説明した。
◆「本人確認」厳しいのに
実は、この1カ月前には、芸能ニュースのコメント欄が閉鎖されている。芸能人の自殺事件が相次いだのも、その原因の一つとされている。
しかし、あらゆる意見を表明することができないように、一方的にコメント機能を閉じることは許されるものではない、表現の自由の弾圧だという反発の声も強い。
韓国のポータルサイトでコメントを書き込めるのは、住民登録番号と携帯電話を利用し「本人確認」を行ったユーザーに限られている。
つまり、悪質なコメントを誰が書いたのかすぐに特定できる。従って、運営会社が悪質なユーザーを取り締まったり、書き込み機能を制限したりすることが簡単にできる。
そして、被害に遭った選手や芸能人が加害者であるユーザーを直接訴えることも十分、可能だ。管理、対応によっては誹謗(ひぼう)中傷があふれる場を浄化していくことも不可能ではない。
しかし、一部の悪質なコメントを防ぎ、選手を守るという名分で、健全な批判や苦言、応援の声までもシャットアウトしてしまうことは、非常に恐ろしい発想ではないだろうか。
今は選手の「人権」が全面に出され、国民の「口」はふさがれた状態だが、このような雰囲気に国民がなじんでしまえば、今後は意見表明の排除を「政治ニュース」の領域へ広げることも可能になる。
そうなると、政府に不満があっても国民同士でお互いの意見はもちろん、世論の把握もできなくなる。
批判を恐れる為政者たちには、好都合かもしれない。だが、韓国は「うじ虫」の駆除のため、必要な「醤作り」を放棄する愚か者になってしまうのではないか。心配でならない。
(時事通信社「金融財政ビジネス」2020年9月14日号より) 2020年09月27日09時00分
URLリンク(www.jiji.com)


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