【書籍】 韓国の障害者蔑視は日帝残滓、優生学流入で広がった差別〜『近代障害者史』[04/22] at NEWS4PLUS
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1:蚯蚓φ ★
19/04/22 17:52:30.27 CAP_USER.net
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▲『近代障害者史』チョン・チャングォン著|368ページ|2万ウォン
韓国で障害者は近代より朝鮮時代により良い待遇を受けていた。歴史の中で障害者の人生を研究してきたチョン・チャングォン高麗(コリョ)大招へい教授は2011年に出した<歴史の中の障害者はどのように生活していたか>でこの事実を資料で立証した。
チョン教授は片目、口蓋裂、せむしなど各種障害を持った人々が多く官職に登用された点、障害を持った有名芸術家に歴史の中で頻繁に会える点などを取り上げ論じながら「近現代の暗い障害者史とはあまりに異なる健全な伝統を私たちの歴史の中で確認できる」と話した。
それでは障害者に対する処遇が悪くなり始めたのはいつでその理由は何だろうか。チョン教授が今回出した<近代障害者史>はこの問いに対する答えだ。官撰資料と新聞・雑誌、文学作品、日記・文集類、外国人見聞録などに出てくる関連記録を繊細に確認して開化期と日帝強制占領期間の障害者の人生を整理した。
同書によれば障害者の人生は日帝強制占領期になって激変した。産業化して障害者数は増えたが福祉政策はむしろ後退した。植民地民の人生は疲れ、障害者にはさらに苛酷だった。
障害者に対する認識も否定的に変わった。用語から変わった。朝鮮時代に障害者はチャンジル、ドクジル(毒疾?)、ピョジル(廃疾?)、ビョンシン(病身)など身体に病気がある人と見なされた。しかし、近代には不具者、すなわち何かを持たない人と見なされた。さらに1910年代以後、韓国にも入ってきた優生学は障害者に対する否定的認識をさらに広めた。
チョン教授は「近代は今日のような偏見と差別、排除としての障害者史が本格的に形成された時期であった。(この様な障害者史は)5000年の韓国の歴史でわずか100年余りにしかならない」と言う。
自然発生したことではなく、外部から流入したことだからこれから正しい観点で韓国障害者史を再びたてればその解決方法も見つかるという意味だ。
ホン・ジンス記者
ソース:京郷新聞(韓国語) [本と人生]日帝時から急激に悪くなった障害者の人生…優生学流入に広がった差別
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