【米朝会談】 破局の別名は始まりだ〜今こそ文大統領が仲裁に乗り出す時[05/25] at NEWS4PLUS
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1:蚯蚓φ ★
18/05/26 16:23:33.78 CAP_USER.net
完全に後頭部を殴られた。キム・ジョンウン北朝鮮国務委員長はもちろん、ムン・ジェイン大統領も同じだ。キム委員長の方がさらに痛いだろう。韓国系米国人3人を解放し、豊渓里(プンゲリ)取材団から韓国取材陣を抜いて終盤に入れるなど精一杯、身代金を膨らませながら、核施設を爆破してわずか1、2時間でトランプ米国大統領が6月12日に予定された北米首脳会談を電撃取り消したからだ。
ムン大統領もあきれるのは同じだ。1泊4日の窮屈な日程で米国に飛んでトランプから北朝鮮の体制保障と「柔軟な一括妥結」発言を引き出す成果を得た、と自評したのはまさに数日前だ。普通の国の大統領なら想像もできない非礼だったが、トランプは瞬きもしなかった。そして韓国はもちろん中国、日本など周辺国にどんな背景説明があったという話もまだ聞かれない。
トランプの北・米首脳会談取り消しの背景はまだ分からない。首脳会談前、米国と北朝鮮の実務接触で進展した立場が出てくることを期待したが特に内容がないと失望をしたという分析もある。これにチェ・ソンヒ北朝鮮外務省部長が「(北・米)首脳会談を再検討するよう問題を最高指導部に提起する」と言って、ペンス米国副大統領を「間抜け」と表現したことが怒りをよんだという解釈もある。
しかし、チェ部長の発言は名分にすぎず「北朝鮮から満足できるほどの答え」がない、と首脳会談をひっくり返したというのがより説得力を持つように見える。北朝鮮から顕著な成果を引き出せなければ「急いで失敗した会談」という非難が出るのは火を見るより明らかなのに、あえて北・米首脳会談にしばられる必要がないと判断したようだ。
キム・ジョンウン委員長に「手紙を書け。いつでも会える」としてドアを最初から閉じていないのを見れば米国の中間選挙が11月なので時間的余裕がある点も考慮したと見られる。キム委員長の立場の変化の原因提供者と目される中国に対する警告も含んでいる。中国が協力しなければ私たちは局面を壊すこともできる、という言葉に違わない。
いずれにせよトランプは勝負師的気質を遺憾なく発揮した。北朝鮮から過去のような「サラミ戦術」(一つの課題を様々な段階別に細分化して一つずつ解決していく交渉戦術)が伺えるとすぐに首脳会談取り消し、という勝負の賭けに出たのだ。常識を超える無茶苦茶な方式に北朝鮮はもちろん中国も虚を突かれたようだ。しかし、北朝鮮も戻るには遠くに来すぎた。北・米首脳会談など非核化議論がこわれた後の展開過程が分からないはずはない。経済的圧迫と共に考えることさえぞっとするが、軍事的カードも米国が揺れているためだ。
この時点で本当に必要なのがムン・ジェイン大統領の仲裁だ。トランプ大統領はもちろんキム・ジョンウン委員長にもテーブルに座る名分が必要だ。ひっくり返ったついでに休んで行けと言うような。北・米両側の局面を壊すのは願わないだけに物静かに再び散った玉を通す必要がある。歴史は「早急な結論を常に審判する」という事実を肝に銘じれば良い。
1978年、カーター米国大統領の仲裁でキャンプデービッド交渉が行われたイスラエルとエジプトの間で平和を得たが、急いだパレスチナとエルサレムの入植地問題は手をつけられなかった。今、米国と中東はその失敗の代価を払っている。韓・日協定も同じだ。パク・チョンヒ政府が急ぎ、私たちは今、慰安婦問題や強制徴用者問題で審判を受けている。
平和を守って交渉を成功させるのはガラスの容器と同じだ。本当にムン・ジェイン大統領が仲裁を始める時だ。私たちも落ち着いて我慢強く仲裁の過程を見守ろう。「終わりは終わりではなく、開始の他の名前にすぎない」と言う。第二次大戦を勝利に導いたウィンストン・チャーチルの言葉だ。韓半島非核化と平和体制構築の夢をここでたたむことはできない。
キム・ソンゴン論説委員
URLリンク(img.seoul.co.kr)
ソース:ソウル新聞(韓国語) [ソウル広場]破局の他の名前は開始だ/キム・ソンゴン論説委員
URLリンク(www.seoul.co.kr)
関連スレ:【韓国】 北朝鮮の立場から米国を説得、韓国政府は誤った認識を正せ/朝鮮日報社説[05/26]
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