【週刊朝日】進む習近平の“毛沢東化” 日中友好は「もう成り立たない」?[10/21] at NEWS4PLUS
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1:ねこ名無し ★
17/10/21 09:46:56.39 CAP_USER.net
中国のトップの習近平(シーチンピン)総書記(国家主席)が、独裁色を強めている。10月18日に開幕する第19回中国共産党大会で権力基盤を整え、かつての毛沢東(マオツォートン)のように個人崇拝される対象になろうとしているのだ。
中国は今や国内総生産(GDP)が米国に次ぐ世界第2位。3位の日本とは約2倍の差がある。“毛沢東化”する習政権に、日本も大きな影響が避けられない。
中国共産党大会は5年に1度の一大政治イベントだ。今後5年間の政治体制や方向性などが決まる。習氏は2012年の前回大会で中国共産党中央委員会総書記になり、13年から国家主席、国家中央軍事委員会主席にも就いた。今回で習政権は2期目に入る。
東京福祉大学国際交流センター長で、『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』(朝日新聞出版)の著者でもある遠藤誉さんは、力の源泉をこう分析する。
「習氏ほど最初から強大な権力を持っているのは、毛沢東以来です。前任の胡錦濤(フーチンタオ)から権力をスムーズに禅譲された。胡氏は政権時に腐敗問題に苦しめられた。
居座ることができた国家中央軍事委員会主席もすぐに習氏に譲ったのは、彼に腐敗撲滅を託したからです。結果的に習氏は最初から権力を集中させることができた」
中国では習氏を「賢明なリーダー」などと、持ち上げる動きが広がっている。メディアは過去5年間の政策が成功だったと、こぞって強調。農村を訪れた際の写真なども掲載し、イメージアップに力を入れている。習氏に関する書籍も続々と出版されている。
個人礼賛するような内容が目立ち、汚職摘発を口実に政敵を次々に葬っていることへの批判は見当たらない。ネット上で批判的な書き込みをしようとしても、当局に削除される。
中国では「強い指導者がいないと国がまとまらない」といった考えが根強く、多くの人が習氏のやり方を支持しているという。発言が絶対視され、批判すれば命すら危なかった毛沢東の時代に近づきつつある。
毛沢東は建国の父として知られる一方で、無理やり経済発展をしようとして失敗した「大躍進政策」(1958〜61年)によって、数千万人ともされる餓死者を生んだ。自分の権力維持のために暴力的な大衆運動である「文化大革命」(66〜76年)を死ぬまで主導し、社会に混乱をもたらした。
こうしたことへの反省から、中国共産党は個人への極端な権力集中を避け、集団指導体制に移った。いまは習氏を含む7人の政治局常務委員が指導する体制となっている。政府や軍に強い権限を持っていた「党主席」は82年に廃止された。2人目の毛沢東は出ないはずだった。
だが習氏は、一度は消え去ったはずの党主席というポジションを、いずれ復活させるのではないかとの見方もある。政治局常務委員会を主宰する総書記がいまは党の最高位だが、党主席が復活すれば習近平総書記が就任する可能性も一部で指摘されている。
さらに今大会で習氏が狙っているとされるのは、慣例を破って、3期目の続投への布石だ。これまでの定年制のルールでは、68歳以上の幹部は党大会で区切りがつけば引退することになっている。
習氏は現在64歳。5年後の党大会では69歳になる。2期目で習近平政権は終わるはずなのだが、定年制が変更または撤廃されるのではないかとの見方が浮上している。
その見方について、前出の遠藤さんは、
「習氏は、自分がやらないと共産党が崩壊する恐れがあると思っている。これまで政敵の恨みを買ってきただけに、引退した後の報復を恐れているのかもしれない」
と推測する。
定年制変更のきっかけになるかもしれないのが、汚職摘発の担当で習氏の片腕でもある王岐山(ワンチーシャン)党中央規律検査委員会書記だ。王氏は現在69歳で、本来なら今回で引退する。しかし、次の指導部に残留するのではないかとの見方が出ていた。
習政権と日本との関係は、これまでも良好ではなかった。尖閣諸島を巡る対立は改善されないままだ。毛沢東化する習氏と、日本はどう付き合っていけばいいのか。
中国に詳しいジャーナリストの野嶋剛さんは、日中友好を支えた改革開放の路線が事実上終わり、日中関係はより厳しくなると見ている。
URLリンク(dot.asahi.com)
>>2以降に続く)


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