【日刊ゲンダイ】二重国籍問題の矛盾、カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞で浮き彫り 蓮舫・前民進党代表は批判された[10/13] at NEWS4PLUS
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1:ねこ名無し ★
17/10/13 04:49:42.23 CAP_USER.net
カズオ・イシグロさん(62)がノーベル文学賞を受賞したことで、国籍の問題が改めてクローズアップされている。
イシグロさんは両親がともに日本人で、生まれたのは長崎市。5歳のときに父親の仕事の関係で英国に渡り、1982年に英国の国籍を取得したという。
本人は受賞後のインタビューで、「川端康成、大江健三郎に続いて3人目の受賞」と喜んでいたが、国籍上は日本人ではない。日本の国籍法は、11条で「日本国民は、自己の志望によつて外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う」と定めている。イシグロさんは、英国の国籍を取得した時点で石黒さんではなくなったのだ。
もしも日本が二重国籍を認めていれば、イシグロさんは石黒さんでもあった。だれにはばかることなく“日本人として3人目の快挙”となったし、今以上に盛り上がったのではないか。
いったい、なぜ、日本は二重国籍を認めないのだろうか。国籍法に詳しい名城大教授の近藤敦氏(憲法)は、「政府が反対する理由は3つあります。忠誠の衝突と外交上の保護権の衝突、それと重婚など身分関係の混乱です。ただし、世界は二重国籍を認める流れになっています」と言う。
確かに、戦争を前提にすれば、国籍で敵か味方か分からないと困るだろう。海外でトラブルに巻き込まれた際に、どこの国が保護するのかも明確になっていた方がいいかもしれない。
もっとも、それよりも大きいと考えられているのが、「日本は単一民族の国家でありたい」と願う保守系政治家の影響力。国籍に高いハードルを設けて、日本に住む外国人や海外に移住する日本人に制約を加えている。
近藤教授は「日本の保守政党の外国人政策や移民政策の立場は、ヨーロッパの極右政党と同じです。グローバル化の進展やダイバーシティー社会の実現を考えれば、二重国籍を認めるプラス面は大きい。海外で活躍する日本人にとっても、国籍を放棄せずに現地の国籍も取得できるようになれば、国籍の違いによる制限を受けることがなくなります。活躍の幅も広がるでしょう。実際に韓国は二重国籍を認めるよう法律を見直しました」と指摘する。
少し前、蓮舫・前民進党代表は日本と台湾の二重国籍問題で批判された。いくら本人が「日本人だ」と言っても叩かれ続けたものだが、一方でイシグロさんが「私の一部は日本人」と話すのを、保守系メディアはうれしそうに報じている。
どうも、すっきりしない。
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カズオ・イシグロ氏は日系イギリス人(C)AP
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