【日韓】韓国大統領、 ..
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2:ねこ名無し ★@\(^o^)/
17/06/25 00:31:43.54 CAP_USER.net
>>1の続き)
さらに、文氏は「歴史問題は知恵を集めて解決し、他の問題は発展させていかなければならない」と述べて、対北朝鮮問題について日本と協力する考えを表明し、日韓首脳が相互訪問する「シャトル外交」の再開についても改めて実現を求めている。
このような文氏の発言をみてみると、何がなんでも慰安婦問題合意を拒否するという姿勢でないことがわかる。それは、合意の再交渉を求めていないことからも明白だ。なぜならば、文氏は大統領選では「日本の法的な責任と公式の謝罪が盛り込まれていない合意は無効で、正しい合意になるよう日本との再交渉を促したい」と述べるなど、再交渉が必要との立場を示してきたからだ。
韓国国内では再交渉を求める声が多く、これまでみてきたように、文大統領も合意には否定的な考えを表明しているが、「再交渉」という外交的な用語として公式に発表する場合、対日関係に少なからぬ影響を与えかねないと判断しているといえよう。
岸田文雄外相と21日、初めて電話会談した韓国の康京和外相も、文氏と同じ立場だ。慰安婦問題に関し康氏は「韓国国民が合意を受け入れられない」などと主張しながらも、「日韓関係を未来志向で発展させていくことの重要性については、両外相間でしっかりと一致した」(岸田氏)からだ。
つまり、韓国側は「合意を認めるにはやぶさかではないが、韓国国民の支持がなければ難しいし、文政権が認めれば、世論の反対から政権の支持基盤が揺らいでしまう。それは、発足したばかりの文政権にとっては命取りになる」と考えているとしても不思議ではない。
しかも、文氏は政権発足直後から、北朝鮮との協調姿勢を強調しており、対北問題について強い懸念を抱いているトランプ米大統領との考え方の違いがはっきりとしつつある。
「月光政策」
文氏は15日、「北朝鮮が核・ミサイル挑発を中断すれば、条件なしに対話に出る」と発言したほか、12日にも「北朝鮮を含む北東アジアでサッカーW杯を共催できれば」とも述べている。「18年の平昌五輪で、一部競技や聖火リレーの北朝鮮開催を検討している」と伝えられているほか、文氏は7月3日にソウルで国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談する際、南北での「共催」案も提案するとの情報もある。
これは、かつての廬武鉉政権の際の「太陽政策」の焼き直しであり、同政権で大統領秘書室長を務めた文氏の意向が強く働いているのは確実だ。韓国メディアは、このような政策を文(ムン)氏の名前を文字って、「月光政策」と呼んでいるほどであり、トランプ政権とはまったく逆の考え方といえよう。
このようななかで、トランプ氏と親しい関係を築いている安倍首相との関係が険悪になれば、対米関係にも影響しかねないと文氏が考えても不思議ではないだけに、慰安婦問題などの火種を抱えた対日関係について、文氏は今後当分、当たらず触らずの微妙な姿勢をとることになると考えられるのである。
(文=相馬勝/ジャーナリスト)
(おわり)


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