【鈴置高史】核武装し ..
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2:ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/
15/12/10 22:42:39.34 CAP_USER.net
>>1の続き)
 趙甲済氏は国民の強い意思を世界に見せつければ、核は持てると強調しています。その部分を要約します。
・核武装すれば国際社会から経済制裁をされると憂慮する人もいる。だが、安保のためには経済的損害を甘受する必要がある。
ただ、合理的な論理と法理で世界を説得すれば、制裁は受けない。
・北が核を廃棄すれば我々も廃棄することを明確にしたうえ、米国と中国の圧迫に対応できる外交力を強化していくことが奴隷根性や
事大主義を克服する道だ。
・自衛のための核武装運動は韓国人の奴隷根性と事大主義を克服する絶好の機会だ。我々の生存は我々が決定するとの姿勢で
固く団結すれば、韓国社会の弊害のかなりの部分を解決できる。
・ソウル市の中心部で数十万人が集まる「核武装要求国民大会」を持続的に開くべきだ。
  ・韓国の核コンプレックス
--核武装と奴隷根性や事大主義が関係するのですか?
鈴置:1970年代に朴正煕(パク・チョンヒ)政権が秘密裏に核開発に動きました。しかし、米国の圧力に屈し計画を放棄させられました。
 今度こそは、大国の命じたままに動く「奴隷根性や事大主義」から脱し、核武装を実現しようということでしょう。
 逆に、核武装さえすれば大国の言いなりになる「奴隷根性や事大主義」を捨て去ることができる、との主張でもあります。
 韓国には日本のような「核アレルギー」は存在しません。被爆国ではないからです。しかし、核を持とうとしてもどうせ大国に脅されるから
持てるはずはない、という別の意味の「核コンプレックス」があります。
 約40年前に脅された実体験があるからです。「朴正煕大統領が暗殺されたのは核開発に動いたからだ」との俗説さえ韓国にはあるのです。
  ・もう、米国の言いなりにはならない
 朝鮮日報の金大中顧問も先に引用した「北の核実験、見学するだけなのか」で、以下のように「大国の横暴」を批判しています。
・強大国の優越意識丸出しの思考に異議を唱えたい。弱小国や途上国が核を持とうとすると、強大国は「危険性」とともに「核の効率的管理の
不在」を指摘した。自分たちは管理できるが私たちには難しいとの理屈だ。
 金大中顧問も趙甲済氏も韓国では親米保守の代表的人物とみなされてきました。金大中顧問は2013年に「二股外交」というコラムを書くなど、
一時は米中等距離論を打ち出しました(「保守派も『米中二股外交』を唱え始めた韓国」参照)。が、今では再び、米国との関係が最も大事だと
説いています。
 趙甲済氏は「自由と民主主義の理念を共有する米国と手を組むほかない」との主張で一貫しています。
 しかし2人とも、北朝鮮が核武装するというのに韓国には許さないというのなら「今度こそは米国の言いなりにはならないぞ」と宣言したのです。
(更に続く)


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