☆★ 吉田拓郎 〜よし ..
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365:NO MUSIC NO NAME
18/01/02 13:43:59.95 XVP9vDxm.net
>>315
>みゆきや岡林の歌にはぐさりと胸に突き刺さる歌があるが拓郎の歌には無い
 いやあるんじゃないかな。どちらかといえばニヒリズムだとは思うし、初期の陽水と
どっか共通してて、同時代の政治運動に水をぶっかける性質が顕著にある。最初期の
「イメージの詩」とかそう。「悲しい涙を流してる人は綺麗なものでしょうね/涙をこらえて笑って
る人は綺麗なものでしょうね」も悲しみを突き放してる。「いいかげんな奴らと口を合わせて俺は
歩いていたい/いいかげんな奴らも口を合わせて俺と歩くだろう」これなんか自分の歌手活動
を卑下してるようにもみえ、また下手すると自分のファンも卑下してるように視える。
たいしたことないから、みたいに。同時代の硬化した若者へのアンチ・テーゼとは思うが。
 「親切」は毒と嫌味が満載。「今日も亦ボブ・ディランの話しかい/やだね」「変に親切で
面白い男だなと思ったし./それが今日まで友達同士とはお笑いだ」「もう御免だ/もうとても
じゃない/これで終わりにしようとどちらが言い出すか/君に言ってもらえると気が楽だね」
 拓郎自身の詞ではそういうニヒリズムがよく出てくると思う。80年代に入った後に
書いた「この指とまれ」でも継続されてるが。連帯や友情のお仕着せは気持ち悪い。
ガキの遊びじゃあるまいに、とか。
 そういう彼の毒が同時代に一定の破壊力として作用した。そこが彼が岡林の後に出てきて
カリスマ性を持った一要因だと思う。


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