小林誠について語ろう ..
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403:HG名無しさん
21/06/15 10:12:48.58 jo0CUkJB0.net
>>383
『総集編』は素材の映像には小林誠氏の魂が込められていたので観ましたけれども。
映像のコラージュのセンス、コンセプトを元に起承転結という物語の基本を組み上げる事をちゃんとやってないのであやふや。
命がない『物』
それを使用する生命の気持ちが宿って特別な存在へと変わるのではないか?
物資に魂が宿るなんて科学的にはあり得ない…
真田志郎は古代進と出会う前まではそのように考えていました。
平和の糸口を求めて相互理解の道を探る古代進の姿を見ているうちに真田の心は揺れ動く、そして長い眠りから蘇ったヤマトという大きな器の意味を知るのですね。
この戦艦を動かしているのは波動エンジンだけではなく、この古代進の相互理解の精神なのだと。
それは真田志郎が始めて味わう宗教観。宗教の始まりの思想であるアニミズムですね。
それが総集編のコンセプトであるのだけれども、ちゃんと伝えてないですよね、本編。
テレサも儀式の器としてヤマトを選んだ、森雪もある種の器である、滅びの方舟という神の器は古代進の魂を狙った。肝心要のそこをちゃんと描き切れていない。それを分かりやすく伝えるキャラクターとして機能しなければならない真田志郎の役割が途中からあやふやになってしまった。
アニミズムの考え方は物だけに適用する訳ではない、それは社会にも通ずるのではないか?社会は人の心で動かしていくもの、人の心が大事と演説する真田。
そこから人の気持ちが浪漫的感情へと雪崩れ込んでいく。その雪崩れ込む先が高次元の古代と雪。そして彼らを迎えに来たヤマト。
再び器と魂がひとつになる時。
それこそが「グレートハーモニー」、万物の調和なのである。
描けてますか?新しい編集と新しい台詞でそれを描いていますか?
俺は描けていないと思いました。非常にざんねんですね。ちゃんとやればできるはずなのに。


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