小林誠について語ろう62 at MOKEI
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257:HG名無しさん
21/05/13 01:30:59.68 OI+UajP50.net
>>236
はいはいはい。君のためにワザワザ思い出しますよ。
第26話の佐渡先生のシーン。
大切なのは真っ赤な夕日に包まれながらその太陽を見つめている姿だと思うのですね。
佐渡先生は何を考えながら見つめているのか?
思い出してください。第6章の中にソックリなシーンがありましたでしょ?
同じ英雄の丘で夕日に包まれながら太陽を見つめていた古代と雪。彼らは何を思いながら見つめていたのか?
繰り返し同じシーンを描写している。そこに作者の思いが集約されているのですね。
それは何か?
ヒントは山寺宏一の『大いなる和』の歌詞の中にあります。それは…
「笑いあう人に会いたいと思う」
相手を思いやる気持ち、ですね。そして
「僕らの人生の物語を始めよう」
今は夕陽であっても陽はまた昇るのだから…
シンプルにそのような願いが込められているのだと感じます。
さらヤマのポスターの古代と雪は何処を見つめているのか?
それを2202の作者が再解釈したら「仲間の事を思い遣る気持ち、自分達の愛する仲間を見つめているのだろう。そしてたとえ失敗しても陽はまた昇るようにやり直しができるはずだ…明るい未来を目指して…」
エンディングの高次元で再会する古代と雪とヤマトクルーのシーンでそれは明確に描かれています。
さらヤマポスターの古代と雪とラストカットの古代と雪の朗らかな笑顔がシンクロして始めて2202の物語は完結するのですね。
それは監督の羽原信義の人生観なのではないですか?庵野秀明のエヴァが彼の私小説のように羽原監督の私小説的な面が2202には内包されているのだと。
夕陽の佐渡先生や古代と雪の描写の意味はそれ以外にあり得ないと思いますよ。


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