【妖怪】語ればいいじゃない【雑談】 at MIN
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150:妖怪目撃例
11/06/06 12:34:08.60 .net
929 :本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月) 00:15:38.73 ID:gY5AnhAX0
>>837
20年前、北関東の小さな町
オレらは小学校の裏山でよく遊んでたんだが、奥の森は広くて危ないから入るなと言われていた
土曜日の午後、友人四人で探検ごっことして森に入った リュックに荷物詰めて、ワクワクしながら散策してた
ある程度奥に進んだところで、岩に腰かけておやつを食べていると、友人の一人がシーッと会話を制し、指をさした
その方向をむくと、なにやら妙な生き物がノシノシと二本足で歩いている 大人ほどの背丈で腹がでており、足は短く、割に手は長い、身体は毛がなく、ツルッとした灰色だか緑色だかが混じったような全身粘膜に見えた、とにかく見たこともない生き物
こちらに気がついていないようだったが、オレらの仲間内でも小心者のはずのAくんがなぜかそいつに向かって空き缶をぶんなげた
空き缶は当たりはしなかったが、そいつはこちらに気付き、向かってきた 目玉がやたらでかくて魚みたいな感じで視線が読めない
しばらく金縛りにあったかのように動けなかったが、友人がワッと叫ぶと同時に全員慌てて逃げ出し、目印に置いておいたおはじきを頼りに森を出た
途中振り返ってみると、そいつは走っているようだったが、足が遅く、俺達は余裕で逃げ切れた


151:妖怪目撃例
11/06/06 12:35:06.69 .net
リュックを忘れたため、母ちゃんに怒られて、オレはその話をした
母ちゃんは全く信用してなかったが、俺達全員が揃って同じ証言をしたため、かえってなにか悪いことをしているんじゃないかと疑われ、最終的には保健の先生にカウンセリングのようなものを受けさせられるまで話が大きくなってしまった
俺達は困ってしまい、もうこの話はしないようにした
友人が描いた似顔絵から、ギガデーモン(似顔絵がドラクエのモンスターに似てただけ、本物は全然違う)と呼ばれたその生物は俺達の学年の間で流行り、大人に内緒で何度か捜索隊を結成したが、その後見ることなかった
森でよく仕事をしていた友人の祖父に聞いてみたこともあるが、もう何十年もこの森を見ているが、そんなものは見たことも聞いたこともないとのことだった
今考えると恐ろしいことをしていたな、と思うが、当時なぜか不思議と恐怖心は起こらなかった
俺はもう地元を出たが、今でも当時の友人と飲むとギガデーモンの話が出る
何なんだろうなギガデーモンは?
そういう妖怪でもいるのかな?

152:天之御名無主
11/06/06 18:11:45.31 .net
ここだったら聞いていいかな?

夜明け前急に目が覚めたら、ぬいぐるみみたいなおもちゃみたいな蜘蛛の妖怪?5匹が壁の隙間に消えていった。最後の1匹が笑った!!。動きはまっくろくろすけみたいな感じ。1匹30センチくらいのサイズで怖くなかったけど。。。

これ、何か意味ありますか?生まれて初めてこういう経験したんですけど。

153:天之御名無主
11/06/12 12:49:32.19 .net
まるきりルドンの絵みたいだな
URLリンク(abcdefg.jpn.org)

154:天之御名無主
11/06/12 20:23:09.20 .net
>>152
アルコール中毒ノ人が幻覚見るそうだよ。

155:天之御名無主
11/06/12 21:09:02.44 .net
一匹30センチの蜘蛛的物体見たら俺なら失神するわ

156:天之御名無主
11/06/12 22:35:18.34 .net
妖怪らしき体験談置いてくよ。

昔、明け方までテスト勉強してたんだ。
完徹するつもりだったけれど、限界で「朝7時に起きなきゃな」とか思いながら寝た。
すると朝なのに幼女が2人くらいで楽しそうに話してる声が聞こえてきた。
朦朧としながら、小学校の登校時間になって、外から聞こえてくるのかと考えた。
でもそれにしては早すぎる時間なんだ。もちろん幼女は家にはいない。
するとその声がだんだん近付いてきて会話も聞こえるようになってきた。
「あ、もうそろそろ7時になるね」
「起こしてあげようか」
「そうだねぇ」
え?って思った瞬間、腹にドスンと重みがきた。
2人の幼女が乗った感覚。
ぎゃっ!ってなって起きたら朝7時ジャスト。もちろん驚いた。
座敷わらしか、双子の星思い出した。

ちなみにテストも上手くいくかと思ったら散々だった。

157:天之御名無主
11/06/13 17:34:47.35 .net
俺、冬場に部屋でファンヒーター付けてうつらうつらしてた時に、男の子が部屋に入ってきて、
ニッコリ笑いながらファンヒーター消したから
「何すんだ!寒いだろうがつけといてよ!」って、怒ってからまた寝てたんだけど、
ファンヒーターが消えたままだから寒くて寝てられない。
ああ畜生!って、起きて自分でファンヒーター付けた時に気が付いたよ。
今日、家に俺しかいない事を……
それに男の子は、全然知らない子のはずなのに他人のような気がしない。どこかで会った気もする。
今思えば、あれは、記憶に残って無いだけで、幼い時に遊んだ事のある座敷わらしなのだろうか?

158:天之御名無主
11/06/13 17:42:20.04 .net
もう一つ書くと、ある時期、首を武者に切り落とされる悪夢ばかり見て
ちゃんと寝た気がしない日が2週間くらい続いたんだ。
でも、日曜日に部屋を掃除してたら、押し入れの中にしまっていた人形の首が折れてたんだ。
多分、地震で落ちたか猫が蹴飛ばしたとかでこうなったんだろうけど、ぞーっとしてさ。
アロンアルファでくっつけてから、すぐに近くの神社に事情説明して人形供養してもらった。
それで悪夢は止まったけど、こう言う事ってあるんだねぇ……

159:天之御名無主
11/06/14 22:56:39.81 .net
>>156幻聴です
>>157幻覚です
>>158偶然です

結論:あなたの求めるものはオカ板にあるでしょう

160:天之御名無主
11/06/16 08:34:02.75 .net
夢枕獏の「陰陽師」に出てくる、名づけることでその存在を縛る、とかの「呪」の概念ってどっから来たんだろう?

昔からある呪術なのか、起源が知りたいところだ

161:天之御名無主
11/06/16 13:01:22.86 .net
呪術の基本じゃね?
ル・グウィンのゲド戦記でも出てきたね

162:天之御名無主
11/06/16 19:25:37.00 .net
日本でも屋号とか字(あざな)とか、本名を秘匿する文化はあったんだよ。
屋号は今でもあるけども。

163:天之御名無主
11/06/17 15:59:20.31 .net
>>161
けど、実際に学術書などで言及されてるのを見たことがないんだが……>名づけることで存在を縛る呪術

京極夏彦の「妖怪の理 妖怪の檻」以外では。
京極夏彦が最初か?

164:天之御名無主
11/06/17 16:37:30.39 .net
名づけるかどうかは分からないけど、名前がばれる=良くないことっていうのはあるよね。


165:天之御名無主
11/06/17 16:55:48.63 .net
「鬼の名前が当てられなければ、亀甲縛りにされる。どうすればいいんだ」

166:天之御名無主
11/06/17 20:06:42.75 .net
>>163
それは、言っちゃ悪いが読書に偏りがあるだけだと思う。
呪術論の基本たる『金枝篇』にも記述があるくらいだから。

167:天之御名無主
11/06/17 20:12:58.13 .net
名前呼ばれて返事したらヒョウタンに吸い込まれちゃったりな

168:天之御名無主
11/06/17 22:34:37.98 .net
>>166
すまん、見当たらないんだが……

169:天之御名無主
11/06/18 01:06:41.12 .net
怪で太先生復活か

170:天之御名無主
11/06/18 15:30:56.41 .net
ちょっと整理しよう。

>>160の言ってるのは「名付ける」ことでその存在を縛るって概念。
>>161のゲド戦記は「真の名」を知ることで存在を支配する話…だと思う。細かい設定を突っ込むと議論あると思うが。
>>167の西遊記のひょうたんは「返事をすれば吸い込まれる」んであって、実は本名かどうかは関係ない。
ただし、悟空が「偽名なら大丈夫だろう」と思って返事したら吸い込まれたので
「本名」の魔術的意味みたいな発想を前提あっただろうことを逆に証明していはいる

171:天之御名無主
11/06/18 17:06:28.20 .net
教師が生徒に先生と呼ばせているのは
生徒から呪われない為の方法か!

172:天之御名無主
11/06/18 18:24:18.38 .net
微妙に名前と呪術の話から逸れるけど
コーランだったかにアッラーが人間(アダム)を創造してそれが特別な存在であることを
天使たちに示す為に、物の名前を人間と天使に答えさせたって話があった
天使たちは答えられないんだが、アダムは万物の名を答えることができた
(アッラーを除けば)人間のみが名づけるという行為、言い換えれば記号を扱うことが
できる、みたいな話だと感じたけど

173:天之御名無主
11/06/18 18:44:25.61 .net
>>172
ただし、それを持って人の愚かしさとも言っているね。
世界についての知?は恐るべき責任を伴うことであり、故に天使たちは答えることができなかった。
イスラム法学の考え方では、そのことで、人間は「世界」「自然」に対して重篤な責任を追うことになったとされて来ているそうだ。
そのこともあってか、原発導入予定だったトルコで、イスラム法学者が原発反対の法勧告を出したとか。

まあ、これはイスラムに限った話じゃなくてユダヤ教やキリスト教でも
人間は自然を治めなければならないって思想があるけど。
これが儒教系の東アジアだと、天子の徳治が自然や妖怪も治めるんだよな。
日本だとまた少し違うんだろうが
何処も鬼の住むところなし、とはいうよね。
と強引に妖怪に話を戻す

174:天之御名無主
11/06/18 20:20:11.06 .net
一神教世界で科学が発展した背景にはそういう事があるのか。

175:天之御名無主
11/06/18 22:04:09.61 .net
>>174
考えすぎ

176:天之御名無主
11/06/18 23:35:04.08 .net
ちゃんとした名前をつけたら、悪魔に魂を抜きとられるから、子供にあえて悪い名前をつけるのは、世界共通。
え?そんなことないだろうって?
古来日本でもヨーロッパでもロシアでもアイヌでも、兄弟が立て続けに死んだ場合は、悪い名を敢えてつけるんだよ。
これは、一種の呪い回避だよ。

177:天之御名無主
11/06/19 05:45:29.67 .net
いまだに通念として「こういう人になってほしいから子供にこんな名前を付ける」
みたいな考え方がある以上、そうとう根深い概念な気がする。
言語、あるいは「名付け」という行為そのものと共通なんじゃなかろうか。

178:天之御名無主
11/06/20 02:31:20.19 .net
おっぱいのことをおっぱいと名付けた奴は天才だと思う

179:天之御名無主
11/06/22 14:21:19.72 .net
>>159見て思った。
妖怪の民俗をだめにしてるって民俗学だよな。
なんか切ない。

180:天之御名無主
11/06/22 15:07:35.87 .net
民俗学が駄目にしなくても精神医学とか心理学とか社会学とか人類学とかがダメにするからしょうがない。

あ、人類学は違うかな?
フィールドワーク=異文化に飛び込み、その中で生活することでその文化を身につけうちから理解する…という研究手法なわけだが
それをやってくうちに その文化で信じられている超自然的存在を見てしまうことは結構あるらしい。


181:天之御名無主
11/06/23 17:58:25.43 .net
>>159のいったいどこに民俗学を見たんだよ、

182:天之御名無主
11/06/23 20:14:05.43 .net
妖怪の非実在を全体とした妖怪研究の精神ってことじゃね?
民俗学に限らず、超心理学以外は皆そうだと思うが。

183:天之御名無主
11/06/23 20:52:20.75 .net
まったくどいつもこいつも妖怪を解釈しやがって
妖怪は「いる」とか「いない」とかじゃないだろ!
ゼロだって無いのにみんな使ってるじゃねーかよ

184:天之御名無主
11/06/23 21:18:59.03 .net
いるとかいないとか考えるのは民俗学の役目じゃないと思う

185:天之御名無主
11/06/24 00:27:52.65 .net
人々は、妖怪をどのようなものと考えているのか。
そして、それは人々のどのような情念(恐れ・不安・期待感・欲望など)を反映したものなのか。

それを解明するのが、民俗学の妖怪研究だと思う。

186:天之御名無主
11/06/24 21:48:03.93 .net
今更だが、今年起きた未曾有の災害に対して、妖怪作家達は何が出来るだろう。
現実がフィクションを越えてしまったと思われてる現在。
不幸や恐怖に対抗する為にいると思われる妖怪達には何が出来るか。

187:天之御名無主
11/06/25 04:05:00.82 .net
作家が扱えるのはキャラクターとしての妖怪であって、
そういう生きた妖怪は最初から作家の領分じゃないだろう。

188:天之御名無主
11/06/25 18:32:37.12 .net
帝都物語も関東大震災の直後には書けないだろうな
怨霊が地震を引き起こした話なんて読みたくもなかっただろうし

今なら、某国の地震兵器が津波兵器がとか読みたくもないし

189:天之御名無主
11/06/25 21:21:27.54 .net
>>183
ゼロはあるよ。
集合論的には、何も無いのが空集合で、これと濃度(数を定義する元になる概念。集合の要素が一対一で対応できることを「濃度」が同じと定義する)

何も無いのが空集合で、これと濃度が同じなのはゼロ
何もないのと空集合という要素からなる集合と濃度一致が「1」
ゼロ集合と「1」集合の要素からなる集合と濃度一致が「2」

と言った具合にゼロは何もないけれど、ゼロ自身は存在する

190:天之御名無主
11/06/25 21:31:19.91 .net
>>184-185
科学者は魚類をどのようなものと考えているのか。
そして、それは科学者のどのような情念を反映したものなのか
という研究があるんだが

それを巡って「実際に魚はどうであるのか?」を度外視して、科学者の魚類観念を語れるのかって論争があってだね。

もし鬼が実在して、人を食らっている世界があったとして、
その世界の人間の「鬼」観念を分析するのに
その世界の人々の情念(恐れ・不安・期待感・欲望など)を実在の鬼の振る舞いをカッコに入れて語れるのかどうか、を考えると
やっぱり難しいんだよね。

あるいは、実在の動物についての超自然的信仰についても似たところはある。
鳥が天界と地上を結ぶ存在という信仰があったとして、その進行の分析に
「実在の鳥の空を飛ぶ性質」を考えないことができるかとか

191:天之御名無主
11/06/25 21:52:04.50 .net
ごめん何が言いたいんだかわかんないわ

192:天之御名無主
11/06/25 21:58:45.02 .net
「この村では天狗が明け方出歩く人を攫うと信じられている」というがあったとして
それを分析するために、その村の社会状態とかを元に考察するわけだが

もし単にその村では「天狗が明け方に出歩いている人をさらっている」という事実があって
その事実を村人たちは見たままに信じている、とするなら
社会構造などからの分析は意味を失うか、非常に制限されたものになるということ。

>>185みたいな態度自体が既に暗に「妖怪はいない」事を前提にしたもの

193:天之御名無主
11/06/25 22:15:37.04 .net
なんかズレてるよ君

194:天之御名無主
11/06/25 22:32:41.70 .net
>>192
ちょっと興味が湧いたんで参考文献とかあったら教えてもらえない?
あなたの言っていることが理解できるようになりたい

195:天之御名無主
11/06/25 22:39:20.48 .net
参考文献とか言われても…。
そんな難しいことは言ってない気がするんだが。

しいて言えば、こう言うの?
URLリンク(cse.niaes.affrc.go.jp)

196:天之御名無主
11/06/26 00:45:59.74 .net
>>190>>192
要は、妖怪の実在性を想定してはどうかってこと?

しかし妖怪の存在を客観的に確認できたら、
それはもう「妖怪」というカテゴリーに括られないんじゃないかという気がするけれど。
現実としてこれまで試みは数知れずなされてきたはずだが、妖怪の実在が確認されたことはない。
この場合、むしろ人々の観念のほうがよほど客観的で目に見えて触れられる形を持ってるもんだから、
どうしてもそっちを基礎に置くことになってしまう。

興味深い問題提起なので、それについて何かいいアイデアがあるなら教えてほしい。

197:天之御名無主
11/06/26 02:58:21.43 .net
>>196
え、全然違うよ。
そんなラディカルな話はしてないよ。

単に民俗学は妖怪の実在/非実在に中立って意見があったから
いや、中立じゃなくて明らかに「非実在」よりだろ。もし「実在」するのなら話は全然違ってくるし、と言ってるだけだよ。
たとえば、実在する動物についての民俗信仰を分析する事は普通に行われているが
それは妖怪信仰のように人間の側の営みだけでは説明しきれない部分がある、と言った方が分かりやすかったかもしれない。


ちなみに、そういうラディカルな問題意識なら、近いのは歴史学で評判の高い「ラディカル・オーラル・ヒストリー」って本を読んでみるといいかもしれない。
文章自体は平易だが、個人的には相当に難解な本だった。
実際にあった洪水を精霊の仕業といういう人々の語る歴史を歴史家としてどう見下さずに付き合っていうか、みたいな話と一応理解したけど、多分なにかズレてる。

ちなみに著者(故人)のサイトを見ると、かなりスピリチュアルよりな発言もある(本の方はもっと中立的)
URLリンク(www.hokariminoru.org)

あと未読だが、「精霊たちのフロンティア」って本も参考になるかもしれない。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

198:天之御名無主
11/06/26 04:25:01.16 .net
実在非実在に中立とは誰も言ってないと思うんだけど。
実在非実在を解明するのは民俗学の目的ではないと言っているだけで。

199:天之御名無主
11/06/26 09:14:20.42 .net
>>198
元々の発端は民俗学が妖怪の民俗を破壊するという話
妖怪の非実在を前提として人間の情念などの反映であるものとして語る言説が流通することで
妖怪信仰への破壊として十分

ある意味では実在非実在を解明するみたいな枠組みで議論されている社会の方が妖怪信仰が真剣なものと受け止めているとさえいえる

200:天之御名無主
11/06/26 13:13:32.19 .net
妖怪の実在非実在を解明する方策が立てられない以上、
それに拘泥していたらいつまでたっても進歩がないだろう。
今できることとして、把握の容易な観念の方から攻めていっているだけ。

信仰は別に実在非実在が解明されるされない如何に関わらず成立するものなのだから、
その点をスルーする民俗学が信仰を破壊してるとかいうのは変だろう。

201:185
11/06/26 13:27:28.52 .net
妖怪が物理的に実在しているなら、>190の鳥の例のように、まず妖怪の生態が解明されなければならない。
当然、妖怪は生き物だろうから、その解明は広義の生物学の役割になる。
そして、その研究がある程度明からになる前に、民俗学が妖怪信仰について語ることは一切無意味ということになる。

>190の立場は、妖怪の民俗学ではなく、妖怪の生態学の提案のように思えるのだが。


202:185
11/06/26 13:42:15.26 .net
>>190
>「鬼が実在して、人を食らっている世界があったとして」
「天狗が明け方に出歩いている人をさらっているという事実」
   ↓
そんな世界や事実は実在しないと思うが、
それでも民俗学は、人々が抱いている鬼や天狗に関する観念をかなり明らかにしてきた。

203:185
11/06/26 14:04:36.92 .net
>>199
民俗学が妖怪信仰を破壊しても、そのことは「学問的には」なんの落ち度もないと思うが。

キリスト教神学が、キリスト信仰を破壊したら、それこそ学問的に問題だと思うが、
民俗学は、別に妖怪信仰を宣教したり推奨するための神学ではないので、
結果として破壊することになったとしても何の問題もないと思う。

204:天之御名無主
11/06/26 16:10:13.61 .net
>>203
俺は200だが、研究対象を破壊しちゃまずいだろう。

205:天之御名無主
11/06/26 16:29:03.48 .net
>>204
学問の究極目標は、真実を明らかにすること。
その結果、研究対象がなくなっても、しかたないこと。
それは学問の進展と捉えられるべき。

研究対象を無理やり存続させることは、一生その研究だけで食いつないでいきたいと考える怠惰な学者のエゴに過ぎない。
対象がなくなれば、新たな研究対象を見つければいいだけのこと。


206:天之御名無主
11/06/26 21:58:10.75 .net
>>205
対象を破壊してしまっては、後進に研究の道を断つことになる。
君はシュリーマンがトロイア発掘時に行った破壊行為をどう捉える?
彼は「真実のトロイアを見つけるため」と信じてたろうが、
他人からすれば独断以外の何物でもない。

「もうこれで真理に到達した」なんて境地に人類が到達したためしはないし、
現状そんな目途もまったくない以上、今の学問にとって破壊は損失であり大問題だよ。
可能性はできるだけ多く残していくべき。

207:天之御名無主
11/06/26 22:15:38.45 .net
物質的な破壊と同等に語るのはどうだろう
民俗学の研究が進むことが妖怪信仰の衰退を煽ることになると言いたいのかな
可能性を多く残すと言うけど、具体的に民俗学がどうあるべきと考えているの?

208:185
11/06/26 23:07:47.78 .net
破壊という言葉は語弊があったね。
ボクはただ、学問は客観的・価値中立的であるべきという原則を述べたつもりなんだけど。

妖怪を民俗学で扱う場合、妖怪信仰を擁護していこうとする立場でもなく、また批判してやろうという立場でもなく、
ただ客観的に対象に接するのが、正しい学問的態度ではないかと思っているだけ。

>199の発言には、信仰を衰退させてはいけない、守って行くべきだというようなニュアンスが感じられたので、
最初から、そうした前提に立って学問するのはいかがなものかと思った次第。






209:天之御名無主
11/06/27 00:57:53.26 .net
>>207
俺(200、204、206)は元々、民俗学が信仰を破壊してるとかいう言説には同意してないよ。
ただ究明のためなら破壊してもいいという考えにも異論があっただけ。

>>208
そういうことなら概ね同意。

210:天之御名無主
11/06/27 01:10:27.88 .net
しょうもないことしか言ってないのに、なんでそんなラディカルな意見と解釈されるん?

>>201
なんで妖怪の生態学を「提案」してるなんて思うんだよ。
単に実在を前提とした場合は、>>201の表現を借りるなら「妖怪の生態学」のようなものが要請される。
現実には民俗学その正反対で、社会構築主義的なアプローチをとっている。
よって、民俗学は非実在よりの立場である。
という現実の民俗学についての事実命題の論証してるだけだよ。
妖怪の生態学はそのステップなだけ。
提案でもなんでもないってば。

>>203 >>208
>>199では落ち度があるなんて言ってないだろ。
>>179からの文脈を確認しただけじゃん。

深い意味なんてないのに、なんでそう深い意味を読み込んでこられるのかわからない。

あと、「文化の記述」において、簡単に中立的とか客観的とか言っちゃうのはさすがにどうかと思うよ。


211:天之御名無主
11/06/27 01:34:14.99 .net
>>179がしょうもないアホってことでもういいじゃん

212:天之御名無主
11/06/27 01:36:11.77 .net
ぶっちゃけ民俗学にしろ他の学問にしろ妖怪人気を左右するような影響力はないし

213:185
11/06/27 02:11:44.09 .net
>>210
よく理解できない所もあるが、
1点目「現実の民俗学は、社会構築主義的なアプローチ」との分析には賛成するし、
そうあるべきだとも思う。で、念のため君の賛否はどうなの?

2点目「簡単に中立的とか客観的とか云々」は、確かにそうだと思う。
中立性の保証は、かなり困難な時代だが、
自分がどういう立場で、記述(発言)しているのか、その前提は自覚し、明言しておくべきだと思う。
それが現代において客観性へ漸近する唯一の道だと思うのだが。



214:天之御名無主
11/06/27 14:00:49.54 .net
>>213
妖怪の生態学の提案と受け取られるのに驚愕するくらいには
社会構築主義的なアプローチを当然と思ってるよ。

215:天之御名無主
11/06/27 21:44:38.28 .net
妖怪の生態学本とか普通に売れるんじゃね?


216:天之御名無主
11/06/27 23:05:03.67 .net
流れよまずに質問
百鬼夜行とか安倍晴明って同じような時期に紙の上に登場しているような気がするんだけど、
これより前にキャラクターとしての妖怪は登場してるのかな

安倍晴明を活躍させるために妖怪が生まれたような気がして

217:天之御名無主
11/06/28 01:59:20.08 .net
晴明に意識が行き過ぎてるからそう思えるんじゃない?

調伏系の話なら晴明の他に高僧等も多いでしょ。仏教説話なら特に。
陰陽系の知識と同時に入ってきた雑多なオカルト知識やそれ以前に入ってきてた山海経、
捜神記等の志怪ものの影響が大きいと思う。

218:天之御名無主
11/06/28 08:33:14.80 .net
どうも、179ですけど…

民俗学が妖怪の実在を証明する学問じゃないのは当然だろうし、
妖怪がいないことを前提に進めていくのも
この学問の性質として仕方ないとは思う。
ただ、民俗学を離れて考えてみれば
「妖怪はいるか?」という問いに出せる答えは、「いる」でも「いない」でもなく、
「そんなのわかんないよ」が正しいよね。
いる根拠もいない根拠もないんだから。

だから民俗学の妖怪研究は「妖怪なんていないに決まってる」「幻覚だ」じゃなくて、せめて「いるかもしれないけど、仮に妖怪がいないとしたら…」という謙虚な態度でやっていくべきじゃないかな。
今後実在が確認され、これまでの研究が大きく覆される可能性もあるということは覚悟・想定しないといけないと思うよ。

219:天之御名無主
11/06/28 09:15:59.80 .net
妖怪が存在する世界なんてつまらないし味気ないような気がする
妖怪、お化けが実在するなら人は一体どこに夢を見、なにで心の隙間を埋めたらいいのか

220:天之御名無主
11/06/28 13:00:55.68 .net
やっぱりオカ板いけば?

221:天之御名無主
11/06/28 19:52:07.18 .net
こんなに盛り上がる板だっけ、ここ?w

民俗学に興味を持って妖怪を調べている時点で、個人的には
「妖怪の実在性」なんて否定する立場だと思うけどなぁ。

創作物などのキャラクターとしての妖怪が好きなら、その中で
楽しめばいいわけだし、実際キャラクターとしての妖怪はかなり
市民権を得てるから、学問の上でどれ程研究が進もうと、その
価値が低下することは無いと思うよ。

222:天之御名無主
11/06/29 08:13:45.52 .net
>>218
だから、民俗学、少なくともマトモな民俗学は
「妖怪なんていないに決まってる」「幻覚だ」なんてことは言わないって話でしょ。
>>159は民俗学でも何でもない。

223:天之御名無主
11/06/29 23:45:46.54 .net
わざわざ言わないだけで暗黙の了解になってるって流れじゃなかったの?

224:天之御名無主
11/06/30 00:59:56.22 .net
妖怪は破壊も生成もされない
人間の眼に見えるか見えないかだ

225:天之御名無主
11/06/30 09:45:00.93 .net
おれの革靴はべとべとさんと相性がいい
霧雨みたいな日に傘さして車の少ない道を歩くと
まったく同じ歩調で後ろからついてくる
他の靴だとついてこない 見えないけど

226:天之御名無主
11/06/30 22:33:59.78 .net
>>223
なってるが暗黙レベルなら何の問題もないって流れだろう?
発端の179自身が>>218でそう言ってる。
で、179が問題視するような「民俗学」はそもそも存在しませんよ、と。
見たところ、他に弊害を主張したいらしい人もいない。

227:天之御名無主
11/06/30 22:49:54.55 .net
もういいよ
民俗学自体には興味はなくてただ妖怪のことを純粋に語りたい人たちが来てるんでしょ
そういう板じゃないんだけど気付いてないみたいだからどうしようもない

228:天之御名無主
11/07/01 14:07:01.98 .net
いや、民俗学の話しかしてなくね?

229:天之御名無主
11/07/10 00:39:12.71 .net
結局のところ、妖怪というのは動植物の怪異と人間の霊異とに分けられる。
動物のテレパシーによる幻覚と、人間の死後の遺念が引き起こす現象。
それに他ならない。

230:天之御名無主
11/07/15 04:06:10.01 .net
>>229
そういう視線で見たい人はオカ板の妖怪スレに行ってるんじゃないかな。
それはそれで悪くないと思うし、その視線もある意味必要なものだと思うが
こちらは民俗学的に妖怪を捉えようという趣旨のスレなのだろう?

二つの立ち位置による視線から、最終的にどう妖怪を解釈するかは人それぞれな訳だし
民俗学・社会学的な視線もあるからこそ、後世に妖怪と言う存在を残せる道もあると思うのだけれどもね

231:天之御名無主
11/07/28 21:13:44.07 .net
夏休みにゆっくり妖怪について調べようと考えているのですが
なにかオススメの本や資料などありますか?
出来れば妖怪の種類が沢山載っている本というよりは、妖怪について評論しているものが良いです

232:竹御雷神
11/07/30 16:18:52.91 .net
はじめまして。図書館にもしあれば柳田國男や江馬務の全集や全著作集をみると新しい発見があります

233:天之御名無主
11/07/30 19:34:22.99 .net
小松和彦の著書も抑えておきたいですね

234:天之御名無主
11/07/30 23:20:59.80 .net
可能であれば、歴博の妖怪展を見に行けばいいよ。
「妖怪変化の時空」 2011年8月2日(火) - 9月4日(日)
URLリンク(www.rekihaku.ac.jp)
ミュージアムショップに、妖怪関係の書籍がごまんと並んでいるよ。



235:天之御名無主
11/08/01 14:53:09.03 .net
妖怪1つ調べるだけでもかなり教養は見に付く
古文しかり漢文しかり歴史しかり

236:天之御名無主
11/08/02 23:34:57.86 .net
>>235
身に付いてないようだな

237:天之御名無主
11/08/05 15:09:56.75 .net
>>234
お!明日のギャラリートークに
昼までに起きられたら行くつもりだで

238:天之御名無主
11/08/06 19:26:00.41 .net
起きれなかったわい

239:天之御名無主
11/08/07 00:13:13.51 .net
睡魔がおまえの頭の上にど〜んと居座っていた姿が、俺には見える。
一人でネプタ流しのお祭りでもやってみろ。

240:天之御名無主
11/08/10 15:47:53.19 .net
睡魔よりはひだる神が憑いてるのね はらへった


241:天之御名無主
11/08/11 10:16:56.78 .net
NHK教育 とらっどじゃぱん で、妖怪を取り上げるようなきがする。


242:天之御名無主
11/08/22 22:42:56.95 .net
妖狐で最強なのはどいつかなあ?
やっぱ金毛九尾か?

243:天之御名無主
11/08/24 04:54:18.74 .net
どういう意味での最強か知らんが
伝播派生的に我が国では稲荷の御前じゃないか?
単純に「強さ」のことならここが与り知るところじゃない 強さ議論スレへどうぞ

244:天之御名無主
11/08/24 11:14:38.09 .net
稲荷の御前は妖狐じゃなくて神でしょ?

245:天之御名無主
11/08/24 13:20:01.09 .net
俺屍でもやってろよ

246:天之御名無主
11/08/27 14:08:44.30 .net
柳田国男の「一つ目小僧その他」において、著者は一つ目の源流を古代の回り持ち神主に見出してたけど、
実際にそういうことが行われた記述は残っているのかね?

247:ケソリック牧師 ◆JfY1ekq/8k
11/08/28 19:57:57.01 .net
全ての妖怪は堕天使の見せる幻覚です。

248:天之御名無主
11/09/03 04:43:37.61 .net
URLリンク(www.youtube.com)

249:天之御名無主
11/09/07 22:18:51.93 .net
まあ、俺が経験したことを勘案すると

ああ妖怪ってこのことかって思うよw シゼンイシだと

250:天之御名無主
11/09/07 22:21:38.28 .net
>>247 幻覚なのは知ってるけど、堕天使なのか? にほんしょきからずっといるってことだけど

地球老人って何?

251:天之御名無主
11/09/19 10:21:22.81 .net
怪異・妖怪伝承データベースにつながらない件

252:天之御名無主
11/09/21 01:28:22.47 .net
なんか頭いい人がわざわざ難しい言葉を使って小学生の口喧嘩みたいな揚げ足取りのアホな議論してるなぁ。

253:天之御名無主
11/09/26 00:39:18.03 .net
ユングのUFO話だねw

少なくとも「本当にいるかいないか」はこの学問のテーマではまったくないよな
科学なり心理学なり宗教なりに任せておけって話

254:天之御名無主
11/10/12 20:48:18.12 .net
井上円了があらわれた

妖怪たちは消え去った

井上円了は妖怪に取り憑かれた

255:天之御名無主
11/10/14 17:29:46.84 .net
実在が問題になってる存在としてオオカミがいるね。
オオカミとヤマイヌの二種の存在が信じられていて、ニホンオオカミはそのどちらかであって、
実は二種類のイヌ科捕食動物がいたんじゃないか説や片方は信仰上の架空の動物じゃないかって説
片方が架空ってのも何を意味するか難しい話だけどな
たとえば、同じニホンオオカミを見て、あるときはヤマイヌと思い、あるときは大神(オオカミ)だと思ったことはふつうにあっただろうし



256:天之御名無主
11/10/23 18:43:10.18 .net
>>254
迷信打破を目指した円了の作った哲学堂公園が、
心霊スポットとされているのは皮肉な話だ。

257:天之御名無主
11/11/12 21:05:51.20 .net
細木数子がテレビ出てた頃、
山に入る時は食料余分に持って、下山する時に食料一つだけでも持ったまま降りてこい
無事に下山できたらそこで食べればいい
とか言ってたけど、これってヒダルガミの話なのかな
同じ番組見てた人いたらよろしく

258:天之御名無主
11/11/13 03:59:48.80 .net
いや、遭難のこと考えた実践的知恵だろう
普通に考えて


259:天之御名無主
11/11/16 08:23:46.37 .net
>>257
ヒダルガミ、ダリ、餓鬼等の類話でそのようなのありますね。
食料一つの他に米粒数粒でも、といったものや、
変わったものでは手に米という字を書いてそれを舐めるようにすれば良い、というのも読んだ覚えがあります。

もとは>>258の指摘の通り、山の民の知恵が形を変えてヒダルガミ系の話に取り込まれていったのやも知れません。

260:天之御名無主
11/11/16 18:30:17.22 .net
いや、ヒダル神の話はな、変化して言ってるだけで山の民の知恵とかじゃないぞ。確か。
昔の事過ぎて思い出せんが、誰ぞの本で読んで凄い感心した。でも、忘れちまったよ。
アレ、誰の本だったかなぁ?

261:天之御名無主
11/12/01 01:45:13.18 .net
多分お前らって変わってるけどいい奴なんだろうなwww

262:天之御名無主
11/12/07 01:33:29.79 .net
うっさいガキ

263:天之御名無主
11/12/14 05:03:47.15 .net
URLリンク(read2ch.com)

妖怪研究ってどうすれば

264:天之御名無主
11/12/26 19:16:03.24 .net
ここで聞いていいのかな、どなたか「ご縁玉」(正式な字面わからん)って妖怪?一応神様らしいんだけど、聞いた事ないです?
光ってる円盤みたいなもんらしいんだけど。
ちなみに自分は栃木県の県南出身者

265:天之御名無主
11/12/27 01:15:13.09 .net
五円玉・・・かな?
(稲)光ってる円盤みたいなもんだし。

ごめん、知らん。

266:天之御名無主
12/01/09 21:04:34.46 .net
>>264
ここで検索してみたが、「ヒカリ玉」っつーのしか見当たらんなぁ
URLリンク(www.nichibun.ac.jp)


267:天之御名無主
12/01/11 01:51:43.55 .net
ちょっと話をさせて下さい。

10年程前に座敷わらし(のようなもの)に会った話なんですが。

268:天之御名無主
12/01/11 02:06:10.17 .net
過疎のようですので勝手に書かせて貰います。
誰かの目に触れますように。

あれは10年程前、高校の卒業旅行で北海道のある旅館に泊まった時の事です。
洞爺湖の温泉街にある大きな旅館でした。確か十数人で行った覚えがあります。
旅館に着いた私達は直ぐに大浴場に向かいました。
その旅館は客室から浴場へ行くのに一度ロビーをぬける必要がありまして、その時は一人の友人と並んでロビーを通りました。

269:天之御名無主
12/01/11 02:12:03.99 .net
時節がらロビーには大きな雛壇が飾られていたのですが、当然高校生の私はさして興味もなくじっと雛飾りを見つめる女の子を横目にただ通り過ぎようとしました。

けれどその瞬間、何か違和感を覚えて私は振り返りました。

270:天之御名無主
12/01/11 02:53:22.38 .net
振り返った時、既に女の子は居なくなっていました。
たった今そこにいたのに・・・

私が感じた違和感はその女の子に対してでした。その女の子はまるで置物のようにひな壇の前で固まっていたのです。

けれどほんの一瞬のうちに居なくなってしまった・・・それに思いかえすと服装がおかしかったのです。

浴衣姿だったのですが、どう見ても旅館のものではありません、他の子は深緑の浴衣に紺色の帯なのがその女の子は真っ白い浴衣に黄色の帯で、まるで死に装束のようでした。

271:天之御名無主
12/01/11 03:00:37.07 .net
その後は夕食の場でも遊戯場でも女の子は見かけません、夜も更けて私達はお酒を飲んでハメを外して楽しんでいました。

数人が酔い潰れた深夜に私はふと昼間ロビーで見た不思議な少女の事を思い出し皆に話すと、誰かが「今からロビーに行ってひな壇を見に行こう」と言い出して肝試しのようなものをはじめました。

272:天之御名無主
12/01/11 03:04:58.47 .net
こんな深夜にそんな小さな女の子が一人でいたら、それはもうこの世のものではないだろう、と言って皆で部屋の扉を開け廊下にでた途端、私は腰を抜かして叫び、へたりこんでしまいました。

目の前にその女の子がいたのです。

273:天之御名無主
12/01/11 03:11:50.78 .net
正しくロビーでみた少女でした。

真っすぐな黒髪に白い無地の浴衣、黄色の帯。
足元は裸足で顔はうっすらと微笑んでいるようでした。
私が立ち上がれずにいると少女は少し困った顔をして、背を向けると小走りに廊下を進み、角を曲がっていって姿が見えなくなりました。

アレはなんだったのでしょう?

どう考えてもいろいろと説明がつかないのです。

274:天之御名無主
12/01/11 03:22:05.36 .net
以下、不思議な点

・「置物と見紛うほど」じっと立っていた少女がほんの一瞬で居なくなった。

・私服や旅館据え置きのものと考えるにはおかしな服装。

・深夜に一人で出歩いていた。

・少女の話題をだして、直後に目撃。

・しかも私達の部屋の目の前で真っ直ぐにこちらを向いて立っていた。

オカ板やVIPではあまり関心を得られずここに流れつきました。
どなたかでもレスをいただける事を願います。

275:天之御名無主
12/01/11 10:52:51.61 .net
洞爺湖サミットの前だろうから、旅館の経営が厳しく、
なんらかの客寄せが必要だと女将が考えていたのだろう。

それらしい衣装とメイク、スタッフオンリーのドア利用や隠れ場所などを指示して娘に演じさせた。
部屋の前にいたのは、部屋の近くをうろうろさせて、目撃されるのを期待していたのだろう。
少女が困った顔をしたのは、まさか腰を抜かすとは思わなかったんだろう。

客が腰を抜かすほど驚かせるのはちょっとマズいと思ってやめたか、
あんまりやるとバレてしまうし、結局それほど噂にならず、一時的な企みだった。
もしくは、若い女性ならいろいろ噂を流してくれるだろうと、あなた方を狙い撃ちした企画だった。

と考えるのが常識的かな。


276:267
12/01/12 02:08:28.41 .net
>>275
それは思いましたし、一番しっくり来ます。

けどロビーで女の子が消えたのは本当に一瞬の事な上、夜夜中に小さな女の子を駆り出してまでやるだろうかと・・・

277:か ◆OkaYT0T1Yg
12/01/12 18:50:38.58 .net
てすと

278:天之御名無主
12/01/15 13:29:32.18 .net
>>276

なんて旅館?
知ってるかも

279:天之御名無主
12/01/15 14:28:31.82 .net
Mysterious creature 's footprint  河童の足跡 異世界不思議発見
URLリンク(www.youtube.com)


280:天之御名無主
12/01/31 20:21:25.10 .net
作家、詩人の山田野理夫氏が死去
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

281:天之御名無主
12/02/02 22:57:01.06 .net
山田さん亡くなったんだな

ご冥福をお祈りします

282:天之御名無主
12/02/15 20:08:30.17 .net
「東北怪談の旅」、図書館にあったのを斜め読みしてみたんだが、他の捏造組と違って、
収集した話にラベル付けするために妖怪の名前使ってるだけみたいに見えるな。

283:天之御名無主
12/02/18 05:34:29.24 .net
小松和彦が、とうとう国際日本文化研究センタの所長になるそうだな。
妖怪研究が認められたのかしら。

284:天之御名無主
12/02/18 10:37:04.35 .net
蛇とイコールになりそうな妖怪って何だ?
神とかの類でもいいんだが個人的に浮かんだのがミズチと鵺くらいしかない
恐ろしいやつの名前まで挙げるとヤマタノオロチなんかもあるけど
それ以外に何かある?

285:天之御名無主
12/02/18 18:29:47.28 .net
大物主

286:天之御名無主
12/02/18 20:45:26.79 .net
あやかし

287:天之御名無主
12/02/28 00:08:44.44 .net
夜刀の神

288:天之御名無主
12/03/03 21:34:47.31 .net
小説の巷説百物語から入って
なんか妖怪にハマってしまった

最近はマンガばっかだけどなんかいいのないかな?
勿怪とかすごい面白かった、蟲師とか・・は妖怪とは違うかな

289:天之御名無主
12/03/05 09:15:07.78 .net
ゲゲゲの鬼太郎を忘れたのか


290:天之御名無主
12/03/07 01:26:10.55 .net
マンガじゃないけど水木しげるなら妖怪大全とかも良いよ

291:天之御名無主
12/03/07 21:41:48.78 .net
水木先生関係は父さんが好きだったから
結構読みましたね、朝やってたドラマとかは観てませんが

今は京極さんの豆腐小僧読んでます

292:天之御名無主
12/03/08 20:06:13.11 .net
【山岳民族】山・高地の習俗・伝説【山の民】
スレリンク(min板)l50

293:天之御名無主
12/03/08 23:18:11.53 .net
>>388
アワーズに不定期連載されてる(たしか)「みくもとかさね」(山崎峰水)がけっこう面白い

294:天之御名無主
12/06/04 08:31:22.25 .net
47都道府県における個としての妖怪を調べてるんだけど、何か知ってる?
探してる妖怪の条件としては、

・種族ではなく個人としての妖怪(例:○海御前、白蔵主 ×河童、妖狐)
・鳥山石燕や水木しげるみたいな奴のオリジナルじゃなく伝承として伝わる妖怪

295:天之御名無主
12/06/04 16:32:08.43 .net
ご当地のタヌキやキツネ伝承に集中すれば、けっこうすぐに集まるのでは?

296:天之御名無主
12/06/04 17:10:29.64 .net
その質問って例えばキツネなら、47都道府県からそれぞれ固有の名を持っている、
キツネを一匹づつ探してるって事でいいんだよな?
カッパでもキツネでも、分類の括りが無いと滅茶苦茶になるし

297:天之御名無主
12/06/05 07:43:24.25 .net
県をまたがった話があったりするのはどうするの?

芝衛門狸→淡路島に住んでたけど大阪で芝居見物中に犬に食い殺される
茨木童子→生まれは新潟説と大阪説あり。京都の大江山で酒呑童子の配下に加わる

とか

298:天之御名無主
12/06/05 08:09:30.54 .net
そういえば前鬼(義学)・後鬼(義賢)というのもいましたね。
大和で捕まり改心し、大阪で役小角に弟子入り。後は全国に付き従う

と、疑問ばかり呈していても何なので大阪から「葛乃葉姫」「乙御前」「ニ魂坊の火」「虎宮火」「姥火」をあげさせて頂きます。
後はお好みのをどうぞ。調べまわっている途中ですが。
URLリンク(youkai.tou3.com)

299:天之御名無主
12/06/06 22:00:24.87 .net
>>296
うん、そんなとこ
個人的にはあまりたくさん同系統の妖怪が集まるのも何なので、
候補が沢山あれば同系統の妖怪はその中から二つ三つ選びたい

>>297
まあそこは自分で考える
とりあえず生まれと言うよりは伝承が伝わってる地で判断したい
例えば桂男は生まれが中国だけど伝承があるのは和歌山とか

300:天之御名無主
12/06/06 22:02:01.91 .net
あー、でも前鬼後鬼は奈良ってイメージがあるんだよなぁ
その辺自分でもいい加減だわ、分かりづらくてすまん
おとんじょろうとか権五郎火とかイデモチとかマイナーなのでもいいんだけど

301:天之御名無主
12/06/07 18:57:33.36 .net
>>299
ゲゲゲの鬼太郎5部のウェブサイトに47都道府県の
代表妖怪を集めたページがあったよ。残っていたら
参考にしてみては?


302:天之御名無主
12/06/09 12:50:22.76 .net
秋田の俺からすれば、県代表は9割9分ナマハゲで固定。


303:天之御名無主
12/06/28 09:31:10.05 .net
栃木だけど、子供の頃、大正生まれ爺さんがよく「まんもじ」っていう妖怪の話をしてくれた。
話の内容は曖昧模糊としてよくわからかったが、とにかく山に住む得体の知れないものって感じだった。
これって「もんもじじい」が訛ったものかな?

あと自分の住んでた町には、小豆研ぎとろくろ首の伝承がありました。


304:天之御名無主
12/06/28 18:42:58.79 .net
北関東ならももん爺の転化かもしれませんね
ももんがぁの仲間ですね

305:天之御名無主
12/08/01 21:36:02.00 .net
地元の妖怪とか調べたい
どうすれば

306:天之御名無主
12/08/02 22:21:06.26 .net
地元の図書館行って郷土史や民話の棚をあさればいい

307:天之御名無主
12/08/03 15:11:43.71 .net
虫の妖怪譚とか集めた本ってないのかね?

308:天之御名無主
12/08/03 15:59:08.89 .net
>>307
研究書だけど URLリンク(www.unp.or.jp)

309:天之御名無主
12/08/14 21:17:47.69 .net
実際本に記載されていても纏められてないが故にメジャーになっていないものも沢山あるんじゃないかな。
自分も古本屋なんかに行くと大正辺りの本でご当地の怪談や伝承を綴ったものがあったけど漢字が難し過ぎて読めなかったな。
でもカタカナなんかが使われていてその部分だけでも聞いた事の無いものだったよ。検索しても引っ掛からなかったし。
47都道府県それぞれのそういう昔一般向けに出されていたであろう本を探すと見つかるかもね。

妖怪の中でもメジャーそうで中々聞かないのが野菜や料理、お菓子後は雪女シリーズ(爺婆子)以外の氷、雪に関する妖怪だけど
誰か聞いたこと無い?

310:天之御名無主
12/08/15 17:48:05.39 .net
>>294
面白いね。県夫々を代表する妖怪で地図でも作ってみたいもんだ

311:天之御名無主
12/08/19 01:13:46.57 .net
水式しげるの妖怪地図
URLリンク(www.amazon.co.jp)

312:天之御名無主
12/08/30 23:50:10.65 .net
もう終わってしまったがこんな番組があった。
URLリンク(www.bs-j.co.jp)
(著書 URLリンク(amzn.com)

313:天之御名無主
12/09/01 16:24:11.20 .net
妖怪の伝承やら成り立ちやらの載ってる本ってないかな。
近くの図書館にはあんまり民俗学に分類される本ないから、注文したいんだが…

314:天之御名無主
12/09/01 18:22:32.79 .net
>>312
見たけどゲストのガイジンの知識が浅いし俺解釈も多くてひどかった


315:天之御名無主
12/09/01 19:46:59.42 .net
URLリンク(www.amazon.com)
同じ英語の本でもこっちのほうはかなりしっかり書かれている。
この著者が英語圏向けのまともな妖怪本を出すとも聞いた。

316:天之御名無主
12/09/02 11:31:51.79 .net
>>314
日本のポップカルチャーの原点としての妖怪を紹介するというスタンスはいいと思うんだけど、
番組の構成の大半がこれこれという妖怪は何かという話だったり、
司会の山田吾郎の通俗解釈にも影響されて話がブレブレだったりで、
海外の反応はどうだったのかというところを主軸にすればいいのにと思った。

>>315
見たことある名前だと思ったら、フォークロアのちゃんといた教授だね。
Google Scholarにも名前がある。

317: 忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:8)
12/11/12 15:46:21.57 .net
よーかい

318:天之御名無主
12/11/23 18:07:56.55 .net
妖怪のことを学びたいのですが、どんな学部に入ればよいのでしょうか

319:天之御名無主
12/11/23 19:39:15.34 .net
天狗は鯖が嫌いって本当?

320:天之御名無主
12/11/26 20:14:46.37 .net
>>319
俺の知り合いの天狗によると嘘

321:天之御名無主
12/11/29 02:19:32.10 .net
俺の記憶によれば、鞍馬天狗のおっちゃんは、北国街道の鯖を食べていた。

322:天之御名無主
13/02/16 15:43:20.04 .net
エロガッパVSマクドナルドの女!!

URLリンク(youtu.be)

323:天之御名無主
13/03/04 12:25:02.40 .net
妖怪って、なんのために生まれたの?

324:天之御名無主
13/03/09 00:29:43.84 .net
喋る生首を笑わせたら普通の頭蓋骨に変わったっていうじゃん
妖怪も笑わせたら勝ちなのかな

325:天之御名無主
13/03/16 23:08:18.51 .net
鳥山石燕の描いた九十九神ってほとんどが創作らしいが
創作じゃない(伝承がある)九十九神ってどんなのがいるのだろうか

326:天之御名無主
13/03/21 19:12:56.48 .net
ユメミナトっていう小説誰か読んだ人いる?
おもしろそうだけど高いからちょっと買うの迷ってる。

327:天之御名無主
13/04/01 22:05:35.69 .net
異類婚姻譚についてのことを書いてる本ないかな?

328:天之御名無主
13/04/09 16:38:37.16 .net
知らん

329:天之御名無主
13/04/27 15:21:25.32 .net
>>327
今野圓輔 『異類婚姻譚』

330:天之御名無主
13/06/08 11:48:06.04 .net
蛇骨婆とかwikiみて何気に萌えたわ
旦那の墓を守り続けているとかマジ大和撫子
だけど敵に蛇を投げつけるだけとか単なるババアじゃねえかw

331:天之御名無主
13/07/12 NY:AN:NY.AN .net
>>325
完全な創作というか、百鬼夜行絵巻を参考にしたのが多いんじゃないかな
伝承のある付喪神っていうと、付喪神紀に書かれてるものとか・・・?
今昔物語に油瓶や板が人を襲う話があって鬼と表現されているけれど
これらも付喪神の一種って見方もあるけど・・・

332:天之御名無主
13/08/01 NY:AN:NY.AN .net
20:00
BS歴史館大江戸・妖怪ブーム
納涼企画!大江戸“妖怪”ブーム
▽キャラ立ち妖怪大集合
▽妖怪は江戸のロックだ
▽明治維新への原動力!?
▽意外!四谷怪談の秘密
▽妖怪大国日本のルーツ

333:天之御名無主
13/08/02 NY:AN:NY.AN .net
BS-TBSでもこないだ妖怪のやってました
「池袋の女」が出てた


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