【妖怪】語ればいいじゃない【雑談】 at MIN
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100:天之御名無主
10/12/13 19:36:11 .net
たぶん、>>98が言わんとするところと全然違うと思うが
妖怪の正体はxだった、みたいな言い方には確かに抵抗を感じるな

ナショジオのチュパカブラの正体を探る番組で、猿とか犬とか宇宙人とか、色々と候補を上げて言ってたけど
その説明を見る限り、個々の目撃情報では、『犬だろう』とか『皮膚病のコヨーテだろう』とか特定出来てるんだよね。
妖怪に単一の正体があるとは限らないしね。



101:天之御名無主
10/12/15 20:34:14 .net
番組でヒョウタンぶら下げておどかしてたけど
人気の無い山道にヤカンとかぶら下がってたらビビるわな

車で山中を抜け道探しながら走ってた時、
ムシロがぶら下がってた時はマジびびった。
うちの方にはそういった風習無いもんで

102:天之御名無主
10/12/15 22:50:16 .net
ヤカンヅルって山伏とかが洗って干してたヤカンなんじゃ

103:天之御名無主
10/12/16 11:07:28 .net
つまり、ヤカンヅルの恐怖とは
異なる文化圏との境界に立ち、そこへ入ろうとする恐怖ということか

104:天之御名無主
10/12/25 22:11:33 .net
ちょっとおもしろいな。
暗いところにヤカン吊るして実験してみようかな。
「検証!ヤカンヅルは本当に怖いのか!?」みたいな。

105:天之御名無主
10/12/25 22:36:54 .net
結果が怖がられませんでした、ならいいけど
結果が怖がられた、だった場合、倫理的に反されそうだな

心理学実験での倫理規定とか本が出てるくらいだし、人類学でも研究倫理とかいろいろ厳しいらしいが
民俗学業界ではそういうのあるのかね?

106:天之御名無主
10/12/27 20:37:58 .net
>>99
シミュラクラ現象?

107:天之御名無主
11/01/03 22:34:08 .net
びんずると関係無いのかな

108:天之御名無主
11/01/16 01:06:05 .net
薬缶吊るも好きだが、お茶の袋が普通にぶら下がってるだけの茶袋はマジで大好き。これを妖怪と言った人はいい感性持ってると思う。
まぁ出会ったら病気になるとかいう説も有るから、ただぶら下がってるだけじゃないのかもしれないけど

109:天之御名無主
11/01/16 17:06:18 .net
上にもあったけど要は外部から来る人に対する警戒感と恐怖心が
強い時代だったんだろうなーと思う。

110:天之御名無主
11/01/25 13:03:37 .net
妖怪と酒について考えてみる

なまはげ(妖怪じゃないかも)は、お酒を差し出すと帰ってくれると聞いた事が有る。
FC版女神転生の敵(妖怪じゃない)は、お酒を出すと仲魔になることもある。
ヤマタノオロチ(妖怪?)は酒の飲み過ぎで退治された。
妖怪大戦争では、大人でも酒を飲むと妖怪を見ることができると説明していた。

酒は、妖怪と人間の共通の文化なのでは?

111:天之御名無主
11/01/25 20:52:55 .net
酒、というか脳機能に作用を起こす品は昔から霊的なものとして扱われたのでしょう。
酒以外ですと、特定の葉っぱやキノコ、或いは非常に香りの強い動物の部位。

祭と精神作用についてという話はおもしろそうですね

112:天之御名無主
11/01/25 23:07:56 .net
秋田だと、三吉鬼も居酒屋でタダ酒飲んで代金払わず帰るらしい。

そのお代を請求しないと、後日その酒代以上の米俵とかを店先に置いてくれるそうな。

逆に酒代請求するとブチキレるとか。ヒドス


113:天之御名無主
11/02/11 23:25:14 .net
アッガーレ

114:天之御名無主
11/02/12 00:36:04 .net
俺も酒飲んで酔っ払ってる時に妖怪見たことあるわ。


今は、妖怪が居るという発想がそもそも無い。
ヤカンが浮いていても「引っかかってるのかな?」と思う方が先だろう。
ただ、それはどんな状況でもそうというわけじゃないからな。

葬式の帰りに見れば、普段は怪しくないものも怪しく見える。

115:天之御名無主
11/02/12 15:45:48 .net
都会は夜中も明るいが田舎は今でも薄暗い所は薄暗いからな。妖怪出そう!って場所はまだある

116:天之御名無主
11/02/13 11:51:15 .net
鵺の碑って言ったら鵺塚の事なのかな?トラツグミの鳴き声って聴いたことないんだけどどんな風に鳴くのだろうか。

117:天之御名無主
11/02/13 16:42:16 .net
子供のころ農道を歩いていると,100mほど先から歩いてくるおっさんが一つ目に見えた
近づいてみると普通のおっさんだったんだけど,あれは何だったんだろう…
錯覚とか認知のゆがみだったんだろうなぁ

118:天之御名無主
11/02/13 18:31:29 .net
いや、慌てて二つ目に見えるように幻覚を見せた一つ目親父で間違いなかろう

119:黒猫
11/02/14 19:27:44 .net
【道祖神】路端の石像【地蔵様】スレに触発されて作ってみた。

大阪近郊の妖怪等の伝承の伝えられている場所で私の回った所
URLリンク(maps.google.com)

まだまだ結構あるもので今後も回っていくつもり


120:天之御名無主
11/02/20 02:22:09.21 .net
>>119
面白いね
俺もつくってみようかな

121:天之御名無主
11/02/22 08:13:01.19 .net
渡辺綱が好きなんですが酒呑童子の書籍でオススメありますか?

122:天之御名無主
11/02/23 01:31:28.32 .net
日本で妖怪の伝承が多い地域ってやっぱり近畿?

123:天之御名無主
11/02/23 06:20:46.90 .net
近畿というと京都や奈良を含むからな
全国で一番多いかどうかは分からないけれど、多いのは間違いないんじゃないか

124:201.78.168.203.megaegg.ne.jp
11/02/23 16:46:17.71 .net
やはり遠野だろうな

125:天之御名無主
11/02/24 00:05:46.40 .net
四国や佐渡島は狸天国ってのが好き。四国大好き


126:天之御名無主
11/02/24 12:37:49.60 .net
渡辺綱っていえば、
荒俣センセの本に、渡辺家の家紋は綱の故事を由来にするもので、
茨木童子との戦いで受けた傷跡が元ってあった気がするんだが、
この話他の人の本にも在りますか?

127:天之御名無主
11/03/18 21:58:08.62 .net
不謹慎かもしれんが、
今の日本国民全員に付きまとっている言い様のない不安を
綺麗さっぱり落としてくれる憑き物落としは居ないものか

128:天之御名無主
11/03/18 22:25:57.17 .net
居ない

129:天之御名無主
11/03/18 22:37:05.28 .net
中禅寺秋ry

130:天之御名無主
11/03/19 17:58:27.58 .net
その人は実在しませんw

131:天之御名無主
11/03/19 20:23:37.68 .net
むしろ京極堂的に言えば、長年の憑き物が落ちようとしているのかも……。

132:天之御名無主
11/04/15 13:01:51.79 .net
もしもしから失礼

俺昔から「天狗憑き」って言われてるんだけどググってもでてこない
なんでも天狗憑きは周りの風が強くなるのと波を高くする力(コントロールできない)があるというんだが確かにそのとおりなんだ

オカ板とここどっちに聞こうか迷ったけどとりあえずここで聞いてみる
誰か天狗憑きについて詳しく知らない?

133:天之御名無主
11/04/20 01:20:36.30 .net
うん、オカ板行け。

134:天之御名無主
11/04/21 13:10:11.37 .net
憑き物の話なら民俗学だけどなー。あんま関係なさそう。

135: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】
11/04/22 00:11:31.67 .net
憑き物筋がより民俗学っぽい。

136:天之御名無主
11/05/22 00:35:11.28 .net
現代において憑き物筋って認知されてんのかな

137: 忍法帖【Lv=34,xxxPT】
11/05/22 08:10:50.89 .net
四国にまだ多いと信じてる。

138:天之御名無主
11/05/23 12:59:53.83 .net
新しく越してきた富裕層の家族があるとしよう。
実は、その家は憑き物筋でね、他の土地に居る事が出来なくなってきたからここへ越してきたらしい、という話を子供に流すと。

怖い物好きの子供社会のネットワークでその噂が流れたら、憑き物筋の出来上がりw

という呪詛は出来そうな。

139:天之御名無主
11/05/23 22:25:23.64 .net
なにか、変なものがついているって差別する事もできるが、
変なものでも大事に奉れば裕福になれるって道徳的な解釈も出来る。
出来損ないだからって無闇にいじめてちゃいけないよ、と
臍から金の粒を出すかもしれんし

140:天之御名無主
11/05/24 00:27:56.34 .net

被災地の文化財を失わないために ーー saveMLAK

博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被災・救援情報

URLリンク(wwwsoc.nii.ac.jp)

URLリンク(savemlak.jp)
URLリンク(twitter.com)


141:天之御名無主
11/05/27 12:06:02.47 .net
空亡(そらなき)という妖怪について教えてください
・百鬼夜行の最後に出てきて全ての妖怪を押しつぶす妖怪
らしいのですが

ググってみたけど占い用語だったり、
妖怪がらみでは荒俣宏が言い出した(と言っても出典不明でイマイチ信頼できそうにない)〜とか
大神の設定資料集から〜とか
ゲームっぽい設定のページは出てくるんですが
古い情報はないっぽいので最近作られたもんでしょうかね?

142:天之御名無主
11/05/28 02:10:15.12 .net
荒俣宏の陰陽妖怪絵札トランプにあるっぽい。
百鬼夜行絵巻を元にした奴で、空亡は最後の火の玉につけられた名前。
荒俣宏が勝手につけた名前だけど(空亡はもとは陰陽道用語)、
大神の設定資料集でそれを古くからあるものとして紹介しちゃって有名になったんだと思う。
しかもググッて出てくる解説だと大神での設定も混じっててカオスなことに

143:天之御名無主
11/05/28 05:09:10.50 .net
ありがとうございます
百鬼夜行絵巻の最後に太陽っぽいものがあるのは確認したんですが
トランプは流石に選択肢になかったです
設定に関しても色々混じってたんですね…

144:天之御名無主
11/06/02 01:58:34.83 .net
作家の手で創作された妖怪が、いろんな媒体を飛び回ってるうちに伝統妖怪の中に紛れ込んでるのは石燕の時代から変わらんね

145:天之御名無主
11/06/02 16:41:00.85 .net
他の民俗事象でも、口承と書承の相互影響は、当てはまることが多い。

146:天之御名無主
11/06/05 23:00:29.15 .net
これはどうだ

190: 学生さんは名前がない [] 2011/06/05(日) 19:36:15.73 ID:dCUfa90F0
コピペ

小学生のとき、理科の先生が夜更けの帰り道でかっぱのような生き物に襲われたらしい。
用水路沿いを歩いてたら突然背後から襲われ、組伏せられたあと、片手をつかまれ、すごい力で引きずられたとか。
先生は無我夢中で、胸ポケットにあったボールペンを生物の腕に突き立て、怯んだところを近くの民家に逃げ込んだ。
その家の主人に事情を話し、武装して恐る恐る見に行くと、生物はすでに立ち去ったあとで、弁当箱を入れてあった巾着袋が持ち去られていたという。
生物の風貌は暗くてよくわからなかったが、背は小学高学年くらい、肌はヌメヌメしており、声などは発しなかった。とにかく力は半端じゃなく、大学時代柔道で鳴らした先生でもまったく太刀打ちできなかったらしい。
こんな話を朝のホームルームで、半ば半狂乱の先生から聞かされた。俺達は震え上がり、女子は泣きわめいた。それほど真に迫った語り口だった。
先生は職員会議にこの話題を出したらしく、児童の集団下校と、大人の引率、パトロールを徹底するよう訴えたらしい。
しかし、全く相手にされず、先生は半ばゲリラ的に保護者会でこの話を出し強く訴えたが、やはり一笑に付されてしまったとか。うちの母ちゃんもその場に居合わせたが、すごい剣幕だったらしい。
ほどなくして、先生は休職してしまい(させられた?)、お別れ会もしないまま学校を去った。一連の騒動について語ってくれる先生は誰もおらず、すぐに風化した。
その生物の目撃談は先生の一例だけだったが、俺は
「誰も信じてくれない!だが先生は見たんだ!何かあってからでは遅いんだ!みんな用水路には近づくな、一人で歩くんじゃない!」
と俺達に言い聞かせた先生の話が嘘や幻には思えないんだ。
昭和のある田舎での話だ。

147:天之御名無主
11/06/06 07:19:16.10 .net
近年のそういう話なら現代民話考が結構お勧め。
でもちくま文庫が絶版になっているからなかなか入手に苦労する…

148:天之御名無主
11/06/06 10:54:21.11 .net
>>146
ミステリー的に考えてみた。
A雄は、大学時代に柔道をやっていた縁で警察関係者との付き合いがあった。
ある日、北朝鮮工作員が日本人を拉致しているらしいという噂が耳に入る。
だが、警察ですら、工作員の暗躍など言うもはばかる時代。

夜更けの帰り道、用水路に怪しく動く影を見たA雄。
腕っ節に覚えのあるA雄はその影を追うが、背後から襲われ、用水路に落とされそうになった。
A雄はボールペンで相手の腕を突き、すんでのところで近くの民家に逃げ込んだ。

間違いなく北朝鮮の工作員だが、学校は在日系団体との関わりが深い日教組の天下。
そこで、河童の仕業にする事を思いつく。
自分が襲われたのは事実なのだ。狂人扱いされてもいい。
なんとか、子供たちを守りたいとA雄は考えたのだった。


149:天之御名無主
11/06/06 12:26:27.85 .net
おもろい

150:妖怪目撃例
11/06/06 12:34:08.60 .net
929 :本当にあった怖い名無し:2011/06/06(月) 00:15:38.73 ID:gY5AnhAX0
>>837
20年前、北関東の小さな町
オレらは小学校の裏山でよく遊んでたんだが、奥の森は広くて危ないから入るなと言われていた
土曜日の午後、友人四人で探検ごっことして森に入った リュックに荷物詰めて、ワクワクしながら散策してた
ある程度奥に進んだところで、岩に腰かけておやつを食べていると、友人の一人がシーッと会話を制し、指をさした
その方向をむくと、なにやら妙な生き物がノシノシと二本足で歩いている 大人ほどの背丈で腹がでており、足は短く、割に手は長い、身体は毛がなく、ツルッとした灰色だか緑色だかが混じったような全身粘膜に見えた、とにかく見たこともない生き物
こちらに気がついていないようだったが、オレらの仲間内でも小心者のはずのAくんがなぜかそいつに向かって空き缶をぶんなげた
空き缶は当たりはしなかったが、そいつはこちらに気付き、向かってきた 目玉がやたらでかくて魚みたいな感じで視線が読めない
しばらく金縛りにあったかのように動けなかったが、友人がワッと叫ぶと同時に全員慌てて逃げ出し、目印に置いておいたおはじきを頼りに森を出た
途中振り返ってみると、そいつは走っているようだったが、足が遅く、俺達は余裕で逃げ切れた


151:妖怪目撃例
11/06/06 12:35:06.69 .net
リュックを忘れたため、母ちゃんに怒られて、オレはその話をした
母ちゃんは全く信用してなかったが、俺達全員が揃って同じ証言をしたため、かえってなにか悪いことをしているんじゃないかと疑われ、最終的には保健の先生にカウンセリングのようなものを受けさせられるまで話が大きくなってしまった
俺達は困ってしまい、もうこの話はしないようにした
友人が描いた似顔絵から、ギガデーモン(似顔絵がドラクエのモンスターに似てただけ、本物は全然違う)と呼ばれたその生物は俺達の学年の間で流行り、大人に内緒で何度か捜索隊を結成したが、その後見ることなかった
森でよく仕事をしていた友人の祖父に聞いてみたこともあるが、もう何十年もこの森を見ているが、そんなものは見たことも聞いたこともないとのことだった
今考えると恐ろしいことをしていたな、と思うが、当時なぜか不思議と恐怖心は起こらなかった
俺はもう地元を出たが、今でも当時の友人と飲むとギガデーモンの話が出る
何なんだろうなギガデーモンは?
そういう妖怪でもいるのかな?

152:天之御名無主
11/06/06 18:11:45.31 .net
ここだったら聞いていいかな?

夜明け前急に目が覚めたら、ぬいぐるみみたいなおもちゃみたいな蜘蛛の妖怪?5匹が壁の隙間に消えていった。最後の1匹が笑った!!。動きはまっくろくろすけみたいな感じ。1匹30センチくらいのサイズで怖くなかったけど。。。

これ、何か意味ありますか?生まれて初めてこういう経験したんですけど。

153:天之御名無主
11/06/12 12:49:32.19 .net
まるきりルドンの絵みたいだな
URLリンク(abcdefg.jpn.org)

154:天之御名無主
11/06/12 20:23:09.20 .net
>>152
アルコール中毒ノ人が幻覚見るそうだよ。

155:天之御名無主
11/06/12 21:09:02.44 .net
一匹30センチの蜘蛛的物体見たら俺なら失神するわ

156:天之御名無主
11/06/12 22:35:18.34 .net
妖怪らしき体験談置いてくよ。

昔、明け方までテスト勉強してたんだ。
完徹するつもりだったけれど、限界で「朝7時に起きなきゃな」とか思いながら寝た。
すると朝なのに幼女が2人くらいで楽しそうに話してる声が聞こえてきた。
朦朧としながら、小学校の登校時間になって、外から聞こえてくるのかと考えた。
でもそれにしては早すぎる時間なんだ。もちろん幼女は家にはいない。
するとその声がだんだん近付いてきて会話も聞こえるようになってきた。
「あ、もうそろそろ7時になるね」
「起こしてあげようか」
「そうだねぇ」
え?って思った瞬間、腹にドスンと重みがきた。
2人の幼女が乗った感覚。
ぎゃっ!ってなって起きたら朝7時ジャスト。もちろん驚いた。
座敷わらしか、双子の星思い出した。

ちなみにテストも上手くいくかと思ったら散々だった。

157:天之御名無主
11/06/13 17:34:47.35 .net
俺、冬場に部屋でファンヒーター付けてうつらうつらしてた時に、男の子が部屋に入ってきて、
ニッコリ笑いながらファンヒーター消したから
「何すんだ!寒いだろうがつけといてよ!」って、怒ってからまた寝てたんだけど、
ファンヒーターが消えたままだから寒くて寝てられない。
ああ畜生!って、起きて自分でファンヒーター付けた時に気が付いたよ。
今日、家に俺しかいない事を……
それに男の子は、全然知らない子のはずなのに他人のような気がしない。どこかで会った気もする。
今思えば、あれは、記憶に残って無いだけで、幼い時に遊んだ事のある座敷わらしなのだろうか?

158:天之御名無主
11/06/13 17:42:20.04 .net
もう一つ書くと、ある時期、首を武者に切り落とされる悪夢ばかり見て
ちゃんと寝た気がしない日が2週間くらい続いたんだ。
でも、日曜日に部屋を掃除してたら、押し入れの中にしまっていた人形の首が折れてたんだ。
多分、地震で落ちたか猫が蹴飛ばしたとかでこうなったんだろうけど、ぞーっとしてさ。
アロンアルファでくっつけてから、すぐに近くの神社に事情説明して人形供養してもらった。
それで悪夢は止まったけど、こう言う事ってあるんだねぇ……

159:天之御名無主
11/06/14 22:56:39.81 .net
>>156幻聴です
>>157幻覚です
>>158偶然です

結論:あなたの求めるものはオカ板にあるでしょう

160:天之御名無主
11/06/16 08:34:02.75 .net
夢枕獏の「陰陽師」に出てくる、名づけることでその存在を縛る、とかの「呪」の概念ってどっから来たんだろう?

昔からある呪術なのか、起源が知りたいところだ

161:天之御名無主
11/06/16 13:01:22.86 .net
呪術の基本じゃね?
ル・グウィンのゲド戦記でも出てきたね

162:天之御名無主
11/06/16 19:25:37.00 .net
日本でも屋号とか字(あざな)とか、本名を秘匿する文化はあったんだよ。
屋号は今でもあるけども。

163:天之御名無主
11/06/17 15:59:20.31 .net
>>161
けど、実際に学術書などで言及されてるのを見たことがないんだが……>名づけることで存在を縛る呪術

京極夏彦の「妖怪の理 妖怪の檻」以外では。
京極夏彦が最初か?

164:天之御名無主
11/06/17 16:37:30.39 .net
名づけるかどうかは分からないけど、名前がばれる=良くないことっていうのはあるよね。


165:天之御名無主
11/06/17 16:55:48.63 .net
「鬼の名前が当てられなければ、亀甲縛りにされる。どうすればいいんだ」

166:天之御名無主
11/06/17 20:06:42.75 .net
>>163
それは、言っちゃ悪いが読書に偏りがあるだけだと思う。
呪術論の基本たる『金枝篇』にも記述があるくらいだから。

167:天之御名無主
11/06/17 20:12:58.13 .net
名前呼ばれて返事したらヒョウタンに吸い込まれちゃったりな

168:天之御名無主
11/06/17 22:34:37.98 .net
>>166
すまん、見当たらないんだが……

169:天之御名無主
11/06/18 01:06:41.12 .net
怪で太先生復活か

170:天之御名無主
11/06/18 15:30:56.41 .net
ちょっと整理しよう。

>>160の言ってるのは「名付ける」ことでその存在を縛るって概念。
>>161のゲド戦記は「真の名」を知ることで存在を支配する話…だと思う。細かい設定を突っ込むと議論あると思うが。
>>167の西遊記のひょうたんは「返事をすれば吸い込まれる」んであって、実は本名かどうかは関係ない。
ただし、悟空が「偽名なら大丈夫だろう」と思って返事したら吸い込まれたので
「本名」の魔術的意味みたいな発想を前提あっただろうことを逆に証明していはいる

171:天之御名無主
11/06/18 17:06:28.20 .net
教師が生徒に先生と呼ばせているのは
生徒から呪われない為の方法か!

172:天之御名無主
11/06/18 18:24:18.38 .net
微妙に名前と呪術の話から逸れるけど
コーランだったかにアッラーが人間(アダム)を創造してそれが特別な存在であることを
天使たちに示す為に、物の名前を人間と天使に答えさせたって話があった
天使たちは答えられないんだが、アダムは万物の名を答えることができた
(アッラーを除けば)人間のみが名づけるという行為、言い換えれば記号を扱うことが
できる、みたいな話だと感じたけど

173:天之御名無主
11/06/18 18:44:25.61 .net
>>172
ただし、それを持って人の愚かしさとも言っているね。
世界についての知?は恐るべき責任を伴うことであり、故に天使たちは答えることができなかった。
イスラム法学の考え方では、そのことで、人間は「世界」「自然」に対して重篤な責任を追うことになったとされて来ているそうだ。
そのこともあってか、原発導入予定だったトルコで、イスラム法学者が原発反対の法勧告を出したとか。

まあ、これはイスラムに限った話じゃなくてユダヤ教やキリスト教でも
人間は自然を治めなければならないって思想があるけど。
これが儒教系の東アジアだと、天子の徳治が自然や妖怪も治めるんだよな。
日本だとまた少し違うんだろうが
何処も鬼の住むところなし、とはいうよね。
と強引に妖怪に話を戻す

174:天之御名無主
11/06/18 20:20:11.06 .net
一神教世界で科学が発展した背景にはそういう事があるのか。

175:天之御名無主
11/06/18 22:04:09.61 .net
>>174
考えすぎ

176:天之御名無主
11/06/18 23:35:04.08 .net
ちゃんとした名前をつけたら、悪魔に魂を抜きとられるから、子供にあえて悪い名前をつけるのは、世界共通。
え?そんなことないだろうって?
古来日本でもヨーロッパでもロシアでもアイヌでも、兄弟が立て続けに死んだ場合は、悪い名を敢えてつけるんだよ。
これは、一種の呪い回避だよ。

177:天之御名無主
11/06/19 05:45:29.67 .net
いまだに通念として「こういう人になってほしいから子供にこんな名前を付ける」
みたいな考え方がある以上、そうとう根深い概念な気がする。
言語、あるいは「名付け」という行為そのものと共通なんじゃなかろうか。

178:天之御名無主
11/06/20 02:31:20.19 .net
おっぱいのことをおっぱいと名付けた奴は天才だと思う

179:天之御名無主
11/06/22 14:21:19.72 .net
>>159見て思った。
妖怪の民俗をだめにしてるって民俗学だよな。
なんか切ない。

180:天之御名無主
11/06/22 15:07:35.87 .net
民俗学が駄目にしなくても精神医学とか心理学とか社会学とか人類学とかがダメにするからしょうがない。

あ、人類学は違うかな?
フィールドワーク=異文化に飛び込み、その中で生活することでその文化を身につけうちから理解する…という研究手法なわけだが
それをやってくうちに その文化で信じられている超自然的存在を見てしまうことは結構あるらしい。


181:天之御名無主
11/06/23 17:58:25.43 .net
>>159のいったいどこに民俗学を見たんだよ、

182:天之御名無主
11/06/23 20:14:05.43 .net
妖怪の非実在を全体とした妖怪研究の精神ってことじゃね?
民俗学に限らず、超心理学以外は皆そうだと思うが。

183:天之御名無主
11/06/23 20:52:20.75 .net
まったくどいつもこいつも妖怪を解釈しやがって
妖怪は「いる」とか「いない」とかじゃないだろ!
ゼロだって無いのにみんな使ってるじゃねーかよ

184:天之御名無主
11/06/23 21:18:59.03 .net
いるとかいないとか考えるのは民俗学の役目じゃないと思う

185:天之御名無主
11/06/24 00:27:52.65 .net
人々は、妖怪をどのようなものと考えているのか。
そして、それは人々のどのような情念(恐れ・不安・期待感・欲望など)を反映したものなのか。

それを解明するのが、民俗学の妖怪研究だと思う。

186:天之御名無主
11/06/24 21:48:03.93 .net
今更だが、今年起きた未曾有の災害に対して、妖怪作家達は何が出来るだろう。
現実がフィクションを越えてしまったと思われてる現在。
不幸や恐怖に対抗する為にいると思われる妖怪達には何が出来るか。

187:天之御名無主
11/06/25 04:05:00.82 .net
作家が扱えるのはキャラクターとしての妖怪であって、
そういう生きた妖怪は最初から作家の領分じゃないだろう。

188:天之御名無主
11/06/25 18:32:37.12 .net
帝都物語も関東大震災の直後には書けないだろうな
怨霊が地震を引き起こした話なんて読みたくもなかっただろうし

今なら、某国の地震兵器が津波兵器がとか読みたくもないし

189:天之御名無主
11/06/25 21:21:27.54 .net
>>183
ゼロはあるよ。
集合論的には、何も無いのが空集合で、これと濃度(数を定義する元になる概念。集合の要素が一対一で対応できることを「濃度」が同じと定義する)

何も無いのが空集合で、これと濃度が同じなのはゼロ
何もないのと空集合という要素からなる集合と濃度一致が「1」
ゼロ集合と「1」集合の要素からなる集合と濃度一致が「2」

と言った具合にゼロは何もないけれど、ゼロ自身は存在する

190:天之御名無主
11/06/25 21:31:19.91 .net
>>184-185
科学者は魚類をどのようなものと考えているのか。
そして、それは科学者のどのような情念を反映したものなのか
という研究があるんだが

それを巡って「実際に魚はどうであるのか?」を度外視して、科学者の魚類観念を語れるのかって論争があってだね。

もし鬼が実在して、人を食らっている世界があったとして、
その世界の人間の「鬼」観念を分析するのに
その世界の人々の情念(恐れ・不安・期待感・欲望など)を実在の鬼の振る舞いをカッコに入れて語れるのかどうか、を考えると
やっぱり難しいんだよね。

あるいは、実在の動物についての超自然的信仰についても似たところはある。
鳥が天界と地上を結ぶ存在という信仰があったとして、その進行の分析に
「実在の鳥の空を飛ぶ性質」を考えないことができるかとか

191:天之御名無主
11/06/25 21:52:04.50 .net
ごめん何が言いたいんだかわかんないわ

192:天之御名無主
11/06/25 21:58:45.02 .net
「この村では天狗が明け方出歩く人を攫うと信じられている」というがあったとして
それを分析するために、その村の社会状態とかを元に考察するわけだが

もし単にその村では「天狗が明け方に出歩いている人をさらっている」という事実があって
その事実を村人たちは見たままに信じている、とするなら
社会構造などからの分析は意味を失うか、非常に制限されたものになるということ。

>>185みたいな態度自体が既に暗に「妖怪はいない」事を前提にしたもの

193:天之御名無主
11/06/25 22:15:37.04 .net
なんかズレてるよ君

194:天之御名無主
11/06/25 22:32:41.70 .net
>>192
ちょっと興味が湧いたんで参考文献とかあったら教えてもらえない?
あなたの言っていることが理解できるようになりたい

195:天之御名無主
11/06/25 22:39:20.48 .net
参考文献とか言われても…。
そんな難しいことは言ってない気がするんだが。

しいて言えば、こう言うの?
URLリンク(cse.niaes.affrc.go.jp)

196:天之御名無主
11/06/26 00:45:59.74 .net
>>190>>192
要は、妖怪の実在性を想定してはどうかってこと?

しかし妖怪の存在を客観的に確認できたら、
それはもう「妖怪」というカテゴリーに括られないんじゃないかという気がするけれど。
現実としてこれまで試みは数知れずなされてきたはずだが、妖怪の実在が確認されたことはない。
この場合、むしろ人々の観念のほうがよほど客観的で目に見えて触れられる形を持ってるもんだから、
どうしてもそっちを基礎に置くことになってしまう。

興味深い問題提起なので、それについて何かいいアイデアがあるなら教えてほしい。

197:天之御名無主
11/06/26 02:58:21.43 .net
>>196
え、全然違うよ。
そんなラディカルな話はしてないよ。

単に民俗学は妖怪の実在/非実在に中立って意見があったから
いや、中立じゃなくて明らかに「非実在」よりだろ。もし「実在」するのなら話は全然違ってくるし、と言ってるだけだよ。
たとえば、実在する動物についての民俗信仰を分析する事は普通に行われているが
それは妖怪信仰のように人間の側の営みだけでは説明しきれない部分がある、と言った方が分かりやすかったかもしれない。


ちなみに、そういうラディカルな問題意識なら、近いのは歴史学で評判の高い「ラディカル・オーラル・ヒストリー」って本を読んでみるといいかもしれない。
文章自体は平易だが、個人的には相当に難解な本だった。
実際にあった洪水を精霊の仕業といういう人々の語る歴史を歴史家としてどう見下さずに付き合っていうか、みたいな話と一応理解したけど、多分なにかズレてる。

ちなみに著者(故人)のサイトを見ると、かなりスピリチュアルよりな発言もある(本の方はもっと中立的)
URLリンク(www.hokariminoru.org)

あと未読だが、「精霊たちのフロンティア」って本も参考になるかもしれない。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

198:天之御名無主
11/06/26 04:25:01.16 .net
実在非実在に中立とは誰も言ってないと思うんだけど。
実在非実在を解明するのは民俗学の目的ではないと言っているだけで。

199:天之御名無主
11/06/26 09:14:20.42 .net
>>198
元々の発端は民俗学が妖怪の民俗を破壊するという話
妖怪の非実在を前提として人間の情念などの反映であるものとして語る言説が流通することで
妖怪信仰への破壊として十分

ある意味では実在非実在を解明するみたいな枠組みで議論されている社会の方が妖怪信仰が真剣なものと受け止めているとさえいえる

200:天之御名無主
11/06/26 13:13:32.19 .net
妖怪の実在非実在を解明する方策が立てられない以上、
それに拘泥していたらいつまでたっても進歩がないだろう。
今できることとして、把握の容易な観念の方から攻めていっているだけ。

信仰は別に実在非実在が解明されるされない如何に関わらず成立するものなのだから、
その点をスルーする民俗学が信仰を破壊してるとかいうのは変だろう。

201:185
11/06/26 13:27:28.52 .net
妖怪が物理的に実在しているなら、>190の鳥の例のように、まず妖怪の生態が解明されなければならない。
当然、妖怪は生き物だろうから、その解明は広義の生物学の役割になる。
そして、その研究がある程度明からになる前に、民俗学が妖怪信仰について語ることは一切無意味ということになる。

>190の立場は、妖怪の民俗学ではなく、妖怪の生態学の提案のように思えるのだが。


202:185
11/06/26 13:42:15.26 .net
>>190
>「鬼が実在して、人を食らっている世界があったとして」
「天狗が明け方に出歩いている人をさらっているという事実」
   ↓
そんな世界や事実は実在しないと思うが、
それでも民俗学は、人々が抱いている鬼や天狗に関する観念をかなり明らかにしてきた。

203:185
11/06/26 14:04:36.92 .net
>>199
民俗学が妖怪信仰を破壊しても、そのことは「学問的には」なんの落ち度もないと思うが。

キリスト教神学が、キリスト信仰を破壊したら、それこそ学問的に問題だと思うが、
民俗学は、別に妖怪信仰を宣教したり推奨するための神学ではないので、
結果として破壊することになったとしても何の問題もないと思う。

204:天之御名無主
11/06/26 16:10:13.61 .net
>>203
俺は200だが、研究対象を破壊しちゃまずいだろう。

205:天之御名無主
11/06/26 16:29:03.48 .net
>>204
学問の究極目標は、真実を明らかにすること。
その結果、研究対象がなくなっても、しかたないこと。
それは学問の進展と捉えられるべき。

研究対象を無理やり存続させることは、一生その研究だけで食いつないでいきたいと考える怠惰な学者のエゴに過ぎない。
対象がなくなれば、新たな研究対象を見つければいいだけのこと。


206:天之御名無主
11/06/26 21:58:10.75 .net
>>205
対象を破壊してしまっては、後進に研究の道を断つことになる。
君はシュリーマンがトロイア発掘時に行った破壊行為をどう捉える?
彼は「真実のトロイアを見つけるため」と信じてたろうが、
他人からすれば独断以外の何物でもない。

「もうこれで真理に到達した」なんて境地に人類が到達したためしはないし、
現状そんな目途もまったくない以上、今の学問にとって破壊は損失であり大問題だよ。
可能性はできるだけ多く残していくべき。

207:天之御名無主
11/06/26 22:15:38.45 .net
物質的な破壊と同等に語るのはどうだろう
民俗学の研究が進むことが妖怪信仰の衰退を煽ることになると言いたいのかな
可能性を多く残すと言うけど、具体的に民俗学がどうあるべきと考えているの?

208:185
11/06/26 23:07:47.78 .net
破壊という言葉は語弊があったね。
ボクはただ、学問は客観的・価値中立的であるべきという原則を述べたつもりなんだけど。

妖怪を民俗学で扱う場合、妖怪信仰を擁護していこうとする立場でもなく、また批判してやろうという立場でもなく、
ただ客観的に対象に接するのが、正しい学問的態度ではないかと思っているだけ。

>199の発言には、信仰を衰退させてはいけない、守って行くべきだというようなニュアンスが感じられたので、
最初から、そうした前提に立って学問するのはいかがなものかと思った次第。






209:天之御名無主
11/06/27 00:57:53.26 .net
>>207
俺(200、204、206)は元々、民俗学が信仰を破壊してるとかいう言説には同意してないよ。
ただ究明のためなら破壊してもいいという考えにも異論があっただけ。

>>208
そういうことなら概ね同意。

210:天之御名無主
11/06/27 01:10:27.88 .net
しょうもないことしか言ってないのに、なんでそんなラディカルな意見と解釈されるん?

>>201
なんで妖怪の生態学を「提案」してるなんて思うんだよ。
単に実在を前提とした場合は、>>201の表現を借りるなら「妖怪の生態学」のようなものが要請される。
現実には民俗学その正反対で、社会構築主義的なアプローチをとっている。
よって、民俗学は非実在よりの立場である。
という現実の民俗学についての事実命題の論証してるだけだよ。
妖怪の生態学はそのステップなだけ。
提案でもなんでもないってば。

>>203 >>208
>>199では落ち度があるなんて言ってないだろ。
>>179からの文脈を確認しただけじゃん。

深い意味なんてないのに、なんでそう深い意味を読み込んでこられるのかわからない。

あと、「文化の記述」において、簡単に中立的とか客観的とか言っちゃうのはさすがにどうかと思うよ。


211:天之御名無主
11/06/27 01:34:14.99 .net
>>179がしょうもないアホってことでもういいじゃん

212:天之御名無主
11/06/27 01:36:11.77 .net
ぶっちゃけ民俗学にしろ他の学問にしろ妖怪人気を左右するような影響力はないし

213:185
11/06/27 02:11:44.09 .net
>>210
よく理解できない所もあるが、
1点目「現実の民俗学は、社会構築主義的なアプローチ」との分析には賛成するし、
そうあるべきだとも思う。で、念のため君の賛否はどうなの?

2点目「簡単に中立的とか客観的とか云々」は、確かにそうだと思う。
中立性の保証は、かなり困難な時代だが、
自分がどういう立場で、記述(発言)しているのか、その前提は自覚し、明言しておくべきだと思う。
それが現代において客観性へ漸近する唯一の道だと思うのだが。



214:天之御名無主
11/06/27 14:00:49.54 .net
>>213
妖怪の生態学の提案と受け取られるのに驚愕するくらいには
社会構築主義的なアプローチを当然と思ってるよ。

215:天之御名無主
11/06/27 21:44:38.28 .net
妖怪の生態学本とか普通に売れるんじゃね?


216:天之御名無主
11/06/27 23:05:03.67 .net
流れよまずに質問
百鬼夜行とか安倍晴明って同じような時期に紙の上に登場しているような気がするんだけど、
これより前にキャラクターとしての妖怪は登場してるのかな

安倍晴明を活躍させるために妖怪が生まれたような気がして

217:天之御名無主
11/06/28 01:59:20.08 .net
晴明に意識が行き過ぎてるからそう思えるんじゃない?

調伏系の話なら晴明の他に高僧等も多いでしょ。仏教説話なら特に。
陰陽系の知識と同時に入ってきた雑多なオカルト知識やそれ以前に入ってきてた山海経、
捜神記等の志怪ものの影響が大きいと思う。

218:天之御名無主
11/06/28 08:33:14.80 .net
どうも、179ですけど…

民俗学が妖怪の実在を証明する学問じゃないのは当然だろうし、
妖怪がいないことを前提に進めていくのも
この学問の性質として仕方ないとは思う。
ただ、民俗学を離れて考えてみれば
「妖怪はいるか?」という問いに出せる答えは、「いる」でも「いない」でもなく、
「そんなのわかんないよ」が正しいよね。
いる根拠もいない根拠もないんだから。

だから民俗学の妖怪研究は「妖怪なんていないに決まってる」「幻覚だ」じゃなくて、せめて「いるかもしれないけど、仮に妖怪がいないとしたら…」という謙虚な態度でやっていくべきじゃないかな。
今後実在が確認され、これまでの研究が大きく覆される可能性もあるということは覚悟・想定しないといけないと思うよ。

219:天之御名無主
11/06/28 09:15:59.80 .net
妖怪が存在する世界なんてつまらないし味気ないような気がする
妖怪、お化けが実在するなら人は一体どこに夢を見、なにで心の隙間を埋めたらいいのか

220:天之御名無主
11/06/28 13:00:55.68 .net
やっぱりオカ板いけば?

221:天之御名無主
11/06/28 19:52:07.18 .net
こんなに盛り上がる板だっけ、ここ?w

民俗学に興味を持って妖怪を調べている時点で、個人的には
「妖怪の実在性」なんて否定する立場だと思うけどなぁ。

創作物などのキャラクターとしての妖怪が好きなら、その中で
楽しめばいいわけだし、実際キャラクターとしての妖怪はかなり
市民権を得てるから、学問の上でどれ程研究が進もうと、その
価値が低下することは無いと思うよ。

222:天之御名無主
11/06/29 08:13:45.52 .net
>>218
だから、民俗学、少なくともマトモな民俗学は
「妖怪なんていないに決まってる」「幻覚だ」なんてことは言わないって話でしょ。
>>159は民俗学でも何でもない。

223:天之御名無主
11/06/29 23:45:46.54 .net
わざわざ言わないだけで暗黙の了解になってるって流れじゃなかったの?

224:天之御名無主
11/06/30 00:59:56.22 .net
妖怪は破壊も生成もされない
人間の眼に見えるか見えないかだ

225:天之御名無主
11/06/30 09:45:00.93 .net
おれの革靴はべとべとさんと相性がいい
霧雨みたいな日に傘さして車の少ない道を歩くと
まったく同じ歩調で後ろからついてくる
他の靴だとついてこない 見えないけど

226:天之御名無主
11/06/30 22:33:59.78 .net
>>223
なってるが暗黙レベルなら何の問題もないって流れだろう?
発端の179自身が>>218でそう言ってる。
で、179が問題視するような「民俗学」はそもそも存在しませんよ、と。
見たところ、他に弊害を主張したいらしい人もいない。

227:天之御名無主
11/06/30 22:49:54.55 .net
もういいよ
民俗学自体には興味はなくてただ妖怪のことを純粋に語りたい人たちが来てるんでしょ
そういう板じゃないんだけど気付いてないみたいだからどうしようもない

228:天之御名無主
11/07/01 14:07:01.98 .net
いや、民俗学の話しかしてなくね?

229:天之御名無主
11/07/10 00:39:12.71 .net
結局のところ、妖怪というのは動植物の怪異と人間の霊異とに分けられる。
動物のテレパシーによる幻覚と、人間の死後の遺念が引き起こす現象。
それに他ならない。

230:天之御名無主
11/07/15 04:06:10.01 .net
>>229
そういう視線で見たい人はオカ板の妖怪スレに行ってるんじゃないかな。
それはそれで悪くないと思うし、その視線もある意味必要なものだと思うが
こちらは民俗学的に妖怪を捉えようという趣旨のスレなのだろう?

二つの立ち位置による視線から、最終的にどう妖怪を解釈するかは人それぞれな訳だし
民俗学・社会学的な視線もあるからこそ、後世に妖怪と言う存在を残せる道もあると思うのだけれどもね

231:天之御名無主
11/07/28 21:13:44.07 .net
夏休みにゆっくり妖怪について調べようと考えているのですが
なにかオススメの本や資料などありますか?
出来れば妖怪の種類が沢山載っている本というよりは、妖怪について評論しているものが良いです

232:竹御雷神
11/07/30 16:18:52.91 .net
はじめまして。図書館にもしあれば柳田國男や江馬務の全集や全著作集をみると新しい発見があります

233:天之御名無主
11/07/30 19:34:22.99 .net
小松和彦の著書も抑えておきたいですね

234:天之御名無主
11/07/30 23:20:59.80 .net
可能であれば、歴博の妖怪展を見に行けばいいよ。
「妖怪変化の時空」 2011年8月2日(火) - 9月4日(日)
URLリンク(www.rekihaku.ac.jp)
ミュージアムショップに、妖怪関係の書籍がごまんと並んでいるよ。



235:天之御名無主
11/08/01 14:53:09.03 .net
妖怪1つ調べるだけでもかなり教養は見に付く
古文しかり漢文しかり歴史しかり

236:天之御名無主
11/08/02 23:34:57.86 .net
>>235
身に付いてないようだな

237:天之御名無主
11/08/05 15:09:56.75 .net
>>234
お!明日のギャラリートークに
昼までに起きられたら行くつもりだで

238:天之御名無主
11/08/06 19:26:00.41 .net
起きれなかったわい

239:天之御名無主
11/08/07 00:13:13.51 .net
睡魔がおまえの頭の上にど〜んと居座っていた姿が、俺には見える。
一人でネプタ流しのお祭りでもやってみろ。

240:天之御名無主
11/08/10 15:47:53.19 .net
睡魔よりはひだる神が憑いてるのね はらへった


241:天之御名無主
11/08/11 10:16:56.78 .net
NHK教育 とらっどじゃぱん で、妖怪を取り上げるようなきがする。


242:天之御名無主
11/08/22 22:42:56.95 .net
妖狐で最強なのはどいつかなあ?
やっぱ金毛九尾か?

243:天之御名無主
11/08/24 04:54:18.74 .net
どういう意味での最強か知らんが
伝播派生的に我が国では稲荷の御前じゃないか?
単純に「強さ」のことならここが与り知るところじゃない 強さ議論スレへどうぞ

244:天之御名無主
11/08/24 11:14:38.09 .net
稲荷の御前は妖狐じゃなくて神でしょ?

245:天之御名無主
11/08/24 13:20:01.09 .net
俺屍でもやってろよ

246:天之御名無主
11/08/27 14:08:44.30 .net
柳田国男の「一つ目小僧その他」において、著者は一つ目の源流を古代の回り持ち神主に見出してたけど、
実際にそういうことが行われた記述は残っているのかね?

247:ケソリック牧師 ◆JfY1ekq/8k
11/08/28 19:57:57.01 .net
全ての妖怪は堕天使の見せる幻覚です。

248:天之御名無主
11/09/03 04:43:37.61 .net
URLリンク(www.youtube.com)

249:天之御名無主
11/09/07 22:18:51.93 .net
まあ、俺が経験したことを勘案すると

ああ妖怪ってこのことかって思うよw シゼンイシだと

250:天之御名無主
11/09/07 22:21:38.28 .net
>>247 幻覚なのは知ってるけど、堕天使なのか? にほんしょきからずっといるってことだけど

地球老人って何?

251:天之御名無主
11/09/19 10:21:22.81 .net
怪異・妖怪伝承データベースにつながらない件

252:天之御名無主
11/09/21 01:28:22.47 .net
なんか頭いい人がわざわざ難しい言葉を使って小学生の口喧嘩みたいな揚げ足取りのアホな議論してるなぁ。

253:天之御名無主
11/09/26 00:39:18.03 .net
ユングのUFO話だねw

少なくとも「本当にいるかいないか」はこの学問のテーマではまったくないよな
科学なり心理学なり宗教なりに任せておけって話

254:天之御名無主
11/10/12 20:48:18.12 .net
井上円了があらわれた

妖怪たちは消え去った

井上円了は妖怪に取り憑かれた

255:天之御名無主
11/10/14 17:29:46.84 .net
実在が問題になってる存在としてオオカミがいるね。
オオカミとヤマイヌの二種の存在が信じられていて、ニホンオオカミはそのどちらかであって、
実は二種類のイヌ科捕食動物がいたんじゃないか説や片方は信仰上の架空の動物じゃないかって説
片方が架空ってのも何を意味するか難しい話だけどな
たとえば、同じニホンオオカミを見て、あるときはヤマイヌと思い、あるときは大神(オオカミ)だと思ったことはふつうにあっただろうし



256:天之御名無主
11/10/23 18:43:10.18 .net
>>254
迷信打破を目指した円了の作った哲学堂公園が、
心霊スポットとされているのは皮肉な話だ。

257:天之御名無主
11/11/12 21:05:51.20 .net
細木数子がテレビ出てた頃、
山に入る時は食料余分に持って、下山する時に食料一つだけでも持ったまま降りてこい
無事に下山できたらそこで食べればいい
とか言ってたけど、これってヒダルガミの話なのかな
同じ番組見てた人いたらよろしく

258:天之御名無主
11/11/13 03:59:48.80 .net
いや、遭難のこと考えた実践的知恵だろう
普通に考えて


259:天之御名無主
11/11/16 08:23:46.37 .net
>>257
ヒダルガミ、ダリ、餓鬼等の類話でそのようなのありますね。
食料一つの他に米粒数粒でも、といったものや、
変わったものでは手に米という字を書いてそれを舐めるようにすれば良い、というのも読んだ覚えがあります。

もとは>>258の指摘の通り、山の民の知恵が形を変えてヒダルガミ系の話に取り込まれていったのやも知れません。

260:天之御名無主
11/11/16 18:30:17.22 .net
いや、ヒダル神の話はな、変化して言ってるだけで山の民の知恵とかじゃないぞ。確か。
昔の事過ぎて思い出せんが、誰ぞの本で読んで凄い感心した。でも、忘れちまったよ。
アレ、誰の本だったかなぁ?

261:天之御名無主
11/12/01 01:45:13.18 .net
多分お前らって変わってるけどいい奴なんだろうなwww

262:天之御名無主
11/12/07 01:33:29.79 .net
うっさいガキ

263:天之御名無主
11/12/14 05:03:47.15 .net
URLリンク(read2ch.com)

妖怪研究ってどうすれば

264:天之御名無主
11/12/26 19:16:03.24 .net
ここで聞いていいのかな、どなたか「ご縁玉」(正式な字面わからん)って妖怪?一応神様らしいんだけど、聞いた事ないです?
光ってる円盤みたいなもんらしいんだけど。
ちなみに自分は栃木県の県南出身者

265:天之御名無主
11/12/27 01:15:13.09 .net
五円玉・・・かな?
(稲)光ってる円盤みたいなもんだし。

ごめん、知らん。

266:天之御名無主
12/01/09 21:04:34.46 .net
>>264
ここで検索してみたが、「ヒカリ玉」っつーのしか見当たらんなぁ
URLリンク(www.nichibun.ac.jp)


267:天之御名無主
12/01/11 01:51:43.55 .net
ちょっと話をさせて下さい。

10年程前に座敷わらし(のようなもの)に会った話なんですが。

268:天之御名無主
12/01/11 02:06:10.17 .net
過疎のようですので勝手に書かせて貰います。
誰かの目に触れますように。

あれは10年程前、高校の卒業旅行で北海道のある旅館に泊まった時の事です。
洞爺湖の温泉街にある大きな旅館でした。確か十数人で行った覚えがあります。
旅館に着いた私達は直ぐに大浴場に向かいました。
その旅館は客室から浴場へ行くのに一度ロビーをぬける必要がありまして、その時は一人の友人と並んでロビーを通りました。

269:天之御名無主
12/01/11 02:12:03.99 .net
時節がらロビーには大きな雛壇が飾られていたのですが、当然高校生の私はさして興味もなくじっと雛飾りを見つめる女の子を横目にただ通り過ぎようとしました。

けれどその瞬間、何か違和感を覚えて私は振り返りました。

270:天之御名無主
12/01/11 02:53:22.38 .net
振り返った時、既に女の子は居なくなっていました。
たった今そこにいたのに・・・

私が感じた違和感はその女の子に対してでした。その女の子はまるで置物のようにひな壇の前で固まっていたのです。

けれどほんの一瞬のうちに居なくなってしまった・・・それに思いかえすと服装がおかしかったのです。

浴衣姿だったのですが、どう見ても旅館のものではありません、他の子は深緑の浴衣に紺色の帯なのがその女の子は真っ白い浴衣に黄色の帯で、まるで死に装束のようでした。

271:天之御名無主
12/01/11 03:00:37.07 .net
その後は夕食の場でも遊戯場でも女の子は見かけません、夜も更けて私達はお酒を飲んでハメを外して楽しんでいました。

数人が酔い潰れた深夜に私はふと昼間ロビーで見た不思議な少女の事を思い出し皆に話すと、誰かが「今からロビーに行ってひな壇を見に行こう」と言い出して肝試しのようなものをはじめました。

272:天之御名無主
12/01/11 03:04:58.47 .net
こんな深夜にそんな小さな女の子が一人でいたら、それはもうこの世のものではないだろう、と言って皆で部屋の扉を開け廊下にでた途端、私は腰を抜かして叫び、へたりこんでしまいました。

目の前にその女の子がいたのです。

273:天之御名無主
12/01/11 03:11:50.78 .net
正しくロビーでみた少女でした。

真っすぐな黒髪に白い無地の浴衣、黄色の帯。
足元は裸足で顔はうっすらと微笑んでいるようでした。
私が立ち上がれずにいると少女は少し困った顔をして、背を向けると小走りに廊下を進み、角を曲がっていって姿が見えなくなりました。

アレはなんだったのでしょう?

どう考えてもいろいろと説明がつかないのです。

274:天之御名無主
12/01/11 03:22:05.36 .net
以下、不思議な点

・「置物と見紛うほど」じっと立っていた少女がほんの一瞬で居なくなった。

・私服や旅館据え置きのものと考えるにはおかしな服装。

・深夜に一人で出歩いていた。

・少女の話題をだして、直後に目撃。

・しかも私達の部屋の目の前で真っ直ぐにこちらを向いて立っていた。

オカ板やVIPではあまり関心を得られずここに流れつきました。
どなたかでもレスをいただける事を願います。


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