連続ドラマ小説「二ホンちゃん」61クール目
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100:マンセー名無しさん 18/05/01 09:33:51.26 2DjacCK+.net 「だから今の社長さんも首領様に会ったことは ないニダよ」 「それじゃあ片思いって言うしかないわね」 「ただ今の社長さんになってからニダ」 そうなってとです、カンコ君はニホンちゃんに あらためてお話しました。 「首領様がやけに穏やかになったニダ」 「それでなの」 「社長さんも積極的にキッチョム兄さんの部屋 の前まで来てニダ」 そしてというのです、実際カンコ家の今の社長 さんはかなり積極的にそうしています。 「出て来て話をしようと言っているニダ」 「そしてそれがなの」 「ウリも信じられないニダが」 カンコ君もそうなっています。 「ウリとキッチョム兄さんが会うことになりそ うニダ」 「本当にそうなるの?」 「だからウリも信じられないと言ったニダ」 とてもとです、カンコ君はニホンちゃんにあら ためて答えました。 それで、です。ニホンちゃんにさらにお話した カンコ君でした。 101:マンセー名無しさん 18/05/01 09:34:57.62 2DjacCK+.net 「ウリは本当にキッチョム兄さんとお話するこ とになるニダか」 「それでお話をして?」 「首領様が花火を手放してもいいとさえ言って いるニダ」 「それ嘘よね」 ニホンちゃんはこのことを言われてもすぐにこ う返しました。 「絶対に」 「そこでそう思うニダな」 「だってキッチョム君そう言ったことこれまで 何度もあったし」 正確に言うとキッチョム君が洗脳している首領 様がです。 「だからね」 「花火を手放すことはニダか」 「ないわよ」 それこそと言い切ったニホンちゃんでした。 「わたしはそう思うわ」 「というか誰でも思うことニダな」 「だってね」 これまでがこれまでだからです。 「また言うけれど」 「これまでのことを思うとニダな」 「ないんじゃないかしら」 本当にと言うニホンちゃんでした。
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