【国家次元で】月川当 ..
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284:マンセー名無しさん
18/03/16 09:19:16.55 CNa53gKg.net
>>274
在日韓国人の4世代にわたる年代記が、アメリカでベストセラーになり、
しかも全米図書賞の最終候補にまでなったのはなぜなのか?
それは、場所や人種が異なっても、「移民の苦労ばなし」が普遍的なものだからだ。
読んでいるうちに思い出したのは、20世紀前半にアメリカに移住したアイルランド系や
イタリア系移民が受けた差別や紀元前からあるユダヤ人の迫害だ。
ユダヤ系には金融業、医師、弁護士、科学者が多いが、それは古代のヨーロッパで
ユダヤ人の就業が禁じられていた職種が多かったからだと言われる。
アメリカのニューヨークやボストンでは、アイルランド系移民の警察官が圧倒的に多い。
これも、アイルランド系移民が初期に受けた職業差別が少なからず影響している。
20世紀の日本での在日韓国・朝鮮人によるパチンコ経営は、これらに比類するものだ。
アメリカは、先住民以外はすべて「移民」とその子孫だ。
何世代か遡れば、必ず移民としてのこうした苦労ばなしに行きあたるはずだ。
こうしたアメリカ人のDNAに刻み込まれた記憶が、小説への共感を生むのだろう。
日本統治下の韓国での日本人による現地人への虐めや、
日本人による在日韓国・朝鮮人への差別、そして単語こそ出てこないが「慰安婦」の
リクルートなど、『パチンコ』は日本人にとっては居心地が悪い小説かもしれない。
しかし、これは日本人を糾弾する小説ではない。1人の人間として「読者」になれば、
誰でも感情移入できるし、家族ドラマとして楽しめる本だ。私は、若い頃に観た
NHK連続テレビ小説の「おしん」を思い出した。そういう雰囲気もある。
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)


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