凸凸凸日本の城総合スレ凸凸凸Part35 at HISTORY
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637:日本@名無史さん
17/12/25 20:14:01.21 .net
ヨーロッパとか石材が露出してる地域がほとんどないから
地面深く掘り進んでまで採石してるけど
つうか東北に総石垣の城が少ないのは云々がいかに机上に空論かよくわかるな

638:日本@名無史さん
17/12/25 21:11:41.64 .net
石造の城を構築するには大量の石材が必要です。これを遠くから運送するとなるとそれだけで大変な労力とコストを要します。
ですので、多くの場合には、その土地に産するありとあらゆる石材が使用されているはずです。
場合によっては城を建てる敷地内に石切り場を設けてそこから切り出しています。
というか、適当な石材が採れることが城の立地条件の一つになっていたのではないでしょうか(例:Chinon城、Chateau de Coucy城、Chateau Gaillard城など)。
多くの場合には加工の比較的容易な石材である、hard chalk(硬質チョーク石)、flint(燧石)、lime stone(石灰岩)、sand stone(砂岩)ですが、
花崗岩のように加工が難しい硬石であっても適度の大きさの塊や玉石状になったものは使われています(北欧各地の中世の城)。
石の入手が困難な場所に建てられた城の場合にはどこからかそれを運んでこざるを得ないわけですが、例えば、
フランスのノルマンディー海岸にあるCaenの石灰岩(Caen stone と呼ばれる)は有名で、フランス国内の城や教会だけでなく、遠く英国まで運ばれて築城用にも使われています。
同様な石灰岩として、英国のコーンウォールで採れるbeer stoneがあります。

639:日本@名無史さん
17/12/25 22:35:14.77 .net
中世ヨーロッパも日本みたいに大小何百の封建領主の集まりで大した動員能力なんてないだろうに

640:日本@名無史さん
17/12/26 04:50:22.16 .net
>>631
岩盤の上に築いている山城なんてのはごく一部だろ。
山城の大方は尾根筋を平削して曲輪を造り、掻き揚げ土塁、堀切、竪堀を巡らすのが普通だから、
岩盤が剥き出しのような山での普請は中小土豪では手に余りすぎる。

641:日本@名無史さん
17/12/26 08:42:46.66 .net
アイヌのチャシで岩盤を掘り下げて2〜3mのささやかな堀切を設けているところがあったけど、あれは大変な作業だったろうなあ・・

642:日本@名無史さん
17/12/26 11:01:33.94 .net
江戸城だって天下普請の城だから
諸大名に伊豆から石材を運ばせられた
徳川が一大名だったら土塁の城だったろう

643:日本@名無史さん
17/12/26 18:57:21.89 .net
>>640
いやむしろ違うってとこでがあるのなら教えてほしいわ
つうかお前は岩盤層と岩山の区別がついてないだろ
新城山城、東岩坂城、米ノ山城、大谷城、渋見城、備前富山城、豊前松山城、武蔵高松城、大除城、片山城
ああああああ〜もう上げたらきりがないから「城郭体系」でも読め
採石で崩されて縄張りの一部やあるいは完全消滅した城とか100とか200ってレベルじゃないからな
現在も違法採掘が続いて「城郭体系」通りじゃなくなってるとこも多い

644:日本@名無史さん
17/12/26 19:24:53.52 .net
中世江戸城なら千代田区まで入り江が入り込んでいたので
鎌倉石や房州石を海上輸送で搬入できただろ
凝灰岩なので加工コストも対してかからないし

645:日本@名無史さん
17/12/26 19:39:12.42 .net
その地域は江戸城の勢力範囲内なの?

646:日本@名無史さん
17/12/26 19:44:42.43 .net
勢力範囲とか意味わからん
お前の頭の中では中世日本はすべて地産地消の原始時代なのか?
刀剣や武具や衣服や紙や食器や農具もすべて領内で自前で揃えていたと思ってるの?
近場に石の産地があるんだからそこから買えばいいでしょ

647:日本@名無史さん
17/12/26 19:54:19.22 .net
ゆとり世代の歴オタはゲーム脳が多いから戦国時代も年ガラ年中戦ってたわけではなくて普通に人々は国々を行き来してたって視点が抜けてるよね
磁器や木綿なんて16世紀半ばまでずっと海外からの輸入頼み

648:日本@名無史さん
17/12/26 20:58:46.74 .net
>>643
オレサマ解釈の『岩盤』を語られてもなーw
ここの用語解説あたりが分かり易かろう。
URLリンク(www5d.biglobe.ne.jp)
以下引用------
岩盤
安山岩や流紋岩などの火山岩、花崗岩などの深成岩および新第三紀以前の堆積岩
(新第三紀層、古第三紀層、中生層、古生層)が岩の状態で存在している地層を
岩盤と呼び、岩石や岩が総称的に用いられるのに対して岩盤はある広がりを持った
概念として用いられます。
一般に、平野は堆積物(土)に被われ、山地は風化土(土)に被われ、岩盤が
直接露出している個所は標高の高い山岳地帯、滝や急流沿い、崖地などに限られます。
これらのように岩盤が露出する箇所はいずれも侵食の激しい個所であり、
地表を被っていた土砂が侵食・崩壊によって失われている個所です。
平野や里山など、通常は岩盤が見当たらない個所でもその下位には岩盤が
広く分布しています。

649:日本@名無史さん
17/12/26 21:08:39.54 .net
643じゃないけどそれ全然反論になってないと思う
そもそも岩盤地層じゃない山ってないだろ

650:日本@名無史さん
17/12/26 21:13:58.40 .net
ぼた山とか築山とかが無岩盤山?にあたるのかな

651:日本@名無史さん
17/12/26 21:18:57.25 .net
>>649
>そもそも岩盤地層じゃない山ってないだろ
そうだよ。だから岩盤は遍く表土の下にある訳であって、>631で山城は岩盤の上に建てられていると
主張するのならば、それは露出した岩盤の上だということになるし、そうではなく表土に覆われている
岩盤ということであるなら、容易に採掘できるわけでもないので石材として使われてないのも当然という話。

652:日本@名無史さん
17/12/26 21:37:45.31 .net
極論すると埋め立て地に立てられた城でもない限りどの城も岩盤の上に建てられていると言えるよね

653:日本@名無史さん
17/12/26 22:41:29.84 .net
甲府城内に石切り場跡がある
これは築城が捗るわ

654:日本@名無史さん
17/12/27 11:18:31.26 .net
ヨーロッパは氷河時代の名残りで表土が薄いから、岩盤まで掘り下げて基礎を置いてる城も多い、とか聞いたような気がするが・・・
日本の近世城郭は平城や平山城址公園が多いし、チョット無理そうだなあ

655:日本@名無史さん
17/12/27 11:34:17.42 .net
>>646
近隣国が防備を固めるために石垣づくりの立派な城を築くことがわかっていて
石を供給するって随分おおらかな領主様だな

656:日本@名無史さん
17/12/27 19:07:36.23 .net
きみの理屈だと領土に鉄鉱山がないところは武具もろくにないってことになるし
鉄砲も一瞬で全国に普及したことの説明がつかないよね
必要物資を自前ですべて用意できるのならともかく、手に入らないものは買うしかないのだから
領内に高く売れそうなものがあるのなら当然売るでしょ

657:日本@名無史さん
17/12/28 11:32:56.16 .net
関東での殺し合いに鉄砲が使われても、堺の商人は困らない
近隣同士の直接の利害関係を理解できないのか
簡単に買うと言うが数量や価格など完全に売り手市場だ


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