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82:The OED Loves Me Not
23/01/07 18:39:17.50 jH+09zCM0.net
敬語など、上下関係によって様々に複雑に話し方を変えなければ
ならないのは、もしかしたらアジア諸国のかなり広い範囲にわたる
風習かもしれない。アジア諸語に詳しいわけではないので、そんなに
詳しくは知らないが、少なくともインドネシア語の場合、
外国人が(例えば日本人のように、一般的にきわめて外国語が苦手と
思われている外国人であっても)、インドネシア語を習得しようとするとき、
友だちレベルに話しかける(身分が同じもの同士での会話をする)のなら、
実に簡単だそうだ。
実際、インドネシア語の学習テキスト200ページほどをざあっと
4時間くらいで通読したことがあるが、確かにものすごく単純に見える。
発音も日本人にとってさえきわめて簡単なようだ。さらに文法は、ほとんど
「ない」と言ってもいいくらいに単純だ。
しかしもしも、インドネシアに住み着いて、インドネシア人になりきって
暮らし続け、インドネシア人の中に本気で溶け込もうとしたら、
一生かかってもマスターできないような複雑なものがあるそうだ。
それはおそらく、上下関係の複雑さに応じた敬語があまりにも発達して
いるからだ、と聞いたような気がする。(僕の記憶違いもありうるので、
あまり信用しないでほしい。)
ベトナム語も、ほんの2か月ほどかじったことがあるが、これもまた、
上下関係によって複雑に変わってくる。だからベトナム語は、
相手が自分よりも年下なのか年上なのか、女性なのか男性なのか、
そしてその他の人間同士の上下関係みたいなもの(親戚関係など)が
はっきりわからないと、そもそも文が作れないそうだ。
もしかしたらベトナム語には、日本語の平安時代みたいな複雑な敬語大系が
発達しているのかもしれない。
それ以外のいろんなアジアの諸言語、そしてもしかしたらアフリカの諸言語などにも、
そういう複雑な人間関係から来る言語の複雑さがあるのかもしれないと思っている。


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