中年ひきこもりの英語 ..
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838:796
19/01/03 00:31:03.18 cpEWIqpY0.net
>>812
伊藤和夫の引用は最後の「 」の部分だけで、前半部分は私の個人的な意見です。もちろん私の意見が
100%正しいなどと言う気は毛頭ありません。個人個人が自分にあったやり方を見つけるのがベストです。
でもやはり精読(=英文の構造分析の技術&語彙力)が英文読解の基礎であり、それが身に付いた上で、
初めて多読・速読が効果的に行えるようになると思います。
伊藤氏が言っている「読むことができない者」とは「英文の構造分析が十分にできない者」ということでしょう。
ただなんとなく分かった気になっただけで大量の英文を流し読みしても、結局は誤解の積み重ねにすぎず、
正しい文法や語彙の意味の理解、英文読解力の進歩には結びつかないということです。
もちろん自分のレベルに合った(いちいち考えるまでもなく、初見でほとんどの英文の構造や単語の意味が
理解できる)英文を多読するのは、英文に慣れるために非常に有意義だと思います。伊藤サム氏が述べているのは
そういうことでしょう。
ちなみにイギリスの元首相でノーベル文学賞受賞者のチャーチルは、英語の効果的な学習法として、
自身が高校時代に英語の授業で体験した英文の徹底した構造分析を「わが半生」の中で紹介しています。
「我々は英語の説明を細かく聞いたばかりでなく、たえず文の解剖を練習した。先生には彼独特の教授法があった。
彼はかなり長い文章をとって、それを 黒、赤、青、緑のインキでいろいろの構成分子に分ける。
主語、動詞、目的語、関係節、 条件節、接続節、離接節など!みなそれぞれの色彩をもち、
それぞれの括弧に包まれる。それはまるで、1つの練習問題のようで、毎日のようにおこなわれた。
(中略)私は完全に習い込んだ。普通の英文なら、その基本構造を骨の髄まで徹底的に覚えた。
これはじつに尊いことだ。」


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