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1:名無しさん@英語勉強中
14/01/01 04:29:04.68 .net
誰かが答えるよ(・∀・)

2:名無しさん@英語勉強中
14/01/01 07:20:07.89 .net
はーい( ´ ▽ ` )

3:名無しさん@英語勉強中
14/01/01 16:30:21.35 .net
           ハ,,ハ
         ( ゚ω゚ )   謹賀新年
        ,べヽy〃へ    謹んで
     ハ,,ハ /  :| 'ツ' |  ヽ    お断り申し上げます
   <;`Д´>, o |=宗=! o ,,|
   くリ=ッ=[ゝ..,.__」「「「「L_.」       2014年元旦
  ,じ(ノルハ)Jつ」」」」」⊂

4:名無しさん@英語勉強中
14/01/02 03:41:16.74 .net
(・∀・)

5:名無しさん@英語勉強中
14/02/24 14:00:45.00 .net
(´・ω・`)

6:名無しさん@英語勉強中
14/03/02 09:03:29.58 .net
At present a third of the unemployed, 3.7m, have been without a job for six or more months.

3.7mは、the unemployedと a third of the unemployedのどちらを言い換えているのか、
文の構造だけで一意的に決まってくるのでしょうか?

7:その1
14/05/31 11:19:41.25 l7uQHvov.net
安藤氏が書いているのは、次の通りです。ちなみに【】内は安藤氏の引用であることを示します。

(1)「非瞬時的動詞」と〈継続〉について(p.133)
⇒【for two daysのような期間を示す副詞語句を伴った場合は、】(略)【「非瞬時的」動詞は、〈継続〉の読みを与えられる。】
⇒例【The lake has frozen for two weeks.(湖は2週間凍結したままである)〈継続〉】

(2)「非完結的動詞」と〈継続〉について(p.134)
⇒例1【I've taught in this school for ten years.(10年前からこの学校で教えてきた)】
⇒例2【I've always walked to work.(私はいつも歩いて会社に通ってきた)】
⇒例3【He has sung in this choir for twenty years.(彼は20年前からこの聖歌隊で歌ってきた)】

(3)「完結的動詞」と「完了形」と〈継続〉について(p.134)
⇒【paint, catch, writeのような「完結動詞」の場合は、〈継続〉の意味を表すためには完了進行形にしなければならない。】
⇒理由【I have painted a picture.なら、〈完了〉の意味になり、〈継続〉の意味を表せないからである。】
⇒例1【I have been painting a picture all day.(私は1日中絵を描いている)】
⇒例2【He has been writing a novel since last year.(彼は昨年以来小説を書き続けている)】

(4)(3)の例外について(p.134-135)
⇒【ただし、動詞が否定されていれば、完了進行形にしなくても〈継続〉の意味を表すことができる。】
⇒理由【「床を離れない」という状態は、〈継続〉することができるからである。】
⇒例【She hasn't left her bed for a week.(彼女は1週間も床離れしていない)】

8:その2
14/05/31 11:20:21.83 l7uQHvov.net
また、「完結的動詞」と「非瞬間的動詞」の関係については、【完結的動詞は、瞬時的[+momentary]と非瞬時的[-momentary]に下位区分される】
と書かれています(p.72)。つまり、「非瞬時的動詞」は二種類に区分される「完結動詞」のうちのひとつですから、
「非瞬時的動詞」は自動的に「完結的動詞」の性質も持つことになります。

ここで(1)と(3)の記述の整合性が問題になります。
(1)「非瞬時的動詞」+「期間の副詞的語句」=「継続」
(3)「完結的動詞」は「継続」を表すためには「完了進行形」にしなければならない。


たとえば、「非瞬間的動詞」である「write」は、「完了形」で「継続」を意味することができるのか((1))、
それとも「完了進行形」にしなければ「継続」にすることができないのか((3))?

この点についてアスペ氏の見解は、

>>827
>「期間を表す副詞」と共起すれば、そうとは限らない。

また(3)の「理由」である【I have painted a picture.なら、〈完了〉の意味になり、〈継続〉の意味を表せないからである。】については、

>>745
>しかも、それは<期間>を表す副詞語句がないじゃん。
>だったら、そうなるに、決まっているじゃん。そのことについて、何も否定していないじ>ゃん。

と述べています。つまり、つまり(3)の記述は「期間を表す副詞」を伴わない場合についての記述だという解釈です。
ですから、「期間を表す副詞」を伴えば「非瞬時的動詞」でも「完了進行形」にすることなく「継続」を表すことができるという主張です。

9:その3
14/05/31 11:21:13.48 l7uQHvov.net
しかし、これが単純な誤読であることは、

@(3)の「完了進行形」の例文に「期間を表す副詞」がついている。
A(3)の例外である(4)の例文に「期間を表す副詞」がついている。
B(3)の例外である(4)に、【「床を離れない」という状態は、継続することができる】と言う「実質的」な理由が書かれている。

の3点で明らかです。さらに加えるなら、安藤氏は「完結動詞」ではない「非完結動詞」と「状態動詞」について、

C【「期間」の副詞語句を伴わない場合は、通例、次節で扱う〈存在〉の意味になる。】

として、【We've lived in London.(私たちはロンドンに住んだことがある)】という例文を挙げています(p.134)。
つまり「期間を表す副詞を伴わない」場合に、「継続」を表さないのは、「writeのような完結動詞」に限らないわけです。

以上より、(3)でわざわざ「writeのような完結動詞」について記述しているのは、たとえ「期間を表す副詞」を伴っても、
「*He has writ


10:ten a novel since last year.」ではなく、「He has been writing a novel since last year.」と 「完了進行形」にする必要があるということは明らかでしょう。



11:その4
14/05/31 11:21:52.66 l7uQHvov.net
では、(1)と(3)の整合性はどのように考えればよいのでしょうか。私は、「非瞬間的動詞」が、

(A)「期間を表す副詞」を伴えば、「完了形」で「継続」になるもの
例)froze
(B)「期間を表す副詞」+「完了進行形」で「継続」になるもの
例)paint, catch, write

の2つのタイプに分かれると考えるのが最も素直な読み方だろうと考えます。つまり「非瞬時的動詞」という動詞の性質だけでは、
「完了形」が「継続」であるかどうかは判断できず、さらに(A)型か(B)型かを判断しなければならないということです。

ところで、アスペ氏が引用する安井氏の記述を検討してみます。《》で安井氏の引用(>>830)であることを示しています。

(4)「完結的・非瞬時的動詞」と「完了形」について
⇒《過去の事件が発話時に何らかの「結果」を残していることを表す》
⇒例1《He's broken the window.》
⇒例2《You've had an accident.》
⇒例3《They've left the district.》

(5)「完結的・非瞬間的動詞」と「期間の副詞語句」
⇒《しかし、これらの動詞が期間の副詞語句を伴うと、「継続」と解釈される》
⇒例1《The lake has frozen for two months.》
⇒例2《The shop has closed for two weeks.》

12:その5
14/05/31 11:22:26.80 l7uQHvov.net
アスペ氏は、この(5)について、★すべての★「完結的・非瞬時的動詞」は「期間の副詞語句」を伴うと「継続」と解釈される、と考えているようです。
たしかに、安井氏の説明部分をそのまま読めば、そのように解釈するのも無理はないかもしれません。しかし、これも誤読です。

なぜなら、すでに明らかにしたように、安藤氏は「完結的・非瞬時的動詞」を(A)型と(B)型に分類しているからです。
つまり、★すべての★と解釈すると(B)型の動詞について、安藤氏か安井氏のいずれかが間違った記述をしていることになります。
その場合、安藤氏と安井氏のいずれが正しいかを検討しなければならなくなるからです。

そこで、日本語の解説部分ではなく、安井氏が挙げている英語の例文に着目してみると、
(5)の例文は(1)で安藤氏が挙げた例文と同類だということに気がつきます。

安田氏⇒The lake has frozen for two weeks.
安井氏⇒The lake has frozen for two months.

つまり、安井氏の例文は(A)型の動詞に限定されています。
したがって、(5)は★すべての★「完結的・非瞬時的動詞」について述べた記述ではないということです。

13:その6
14/05/31 11:23:09.68 l7uQHvov.net
意図的かどうかは不明ですが、アスペ氏は(5)の主張の引用として、(4)の例文を挙げています。しかし、

*He has broken the window for a week.

が「継続」を表すと考えるとおかしなことになることは説明するまでもないでしょう。

安井氏が(5)の例文として、(4)であげた例文の動詞を挙げていないことから「反対解釈」すれば、
安井氏が(5)で★すべての★「完結的・非瞬時的動詞」について述べているわけではなく(A)型についての述べているのでしょう。
つまり(A)型の動詞については、

The lake has frozen.⇒結果
The lake has frozen for two months.⇒継続

ということです。「*He has broken the window for a week.」は常識に反しますが、
上記の記述は、なるほどその通りです。

これが、安藤氏と安井氏を矛盾なく読む唯一の解釈だと考えられます。

14:その7
14/05/31 11:26:04.49 l7uQHvov.net
(その1〜6をまとめたものです。)

安藤氏の「現代英文法講義」から読み取れるのは以下の通りです。

「完結的・非瞬間的動詞」は、

(A)型:froze
(B)型:paint, catch, write

の二種類にわかれる。(A)型については「期間を表す語句」と伴に使うことで「継続」を意味することができます。
⇒The lake has frozen for two weeks.

(B)型については「継続」を表すには「完了進行形」にしなければならない。
⇒He has been writing a novel since last year.


念のため書けば、「write」も、それが「非完結的」であれば「完了形」で「継続」を表すことは可能です。
「write」については例文がありませんが、「非完結的動詞」の例として 「I've taught in this school for ten years.」
を挙げています。「write」についてはp.72には「完結的」「非完結的」の両方があることが明記されています。
安井氏が《これらの動詞が期間の副詞語句を伴うと、「継続」と解釈される》と書いているのは、
(A)型についてです。(B)型についてではありません。理由は、

@例文が(A)型のみ
A「*He has broken the window for a week.」を「継続」とする「解釈」は奇妙

ということです。

アスペ氏は(A)型と(B)型の二種類を安藤氏が区別していることを理解できておらず、
「期間を表す副詞」を伴えば、(A)(B)に関係なく「継続」を表すことができると考えているようです。

しかし、これが誤読であることは、安藤氏がわざわざ(3)の記述をしたことの意味を説明できないことから
明らかでしょう(>>7および>>9)。

15:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 12:10:06.14 l7uQHvov.net
そんなわけで、「中高生」スレッド(スレリンク(english板))話題になった、

★So over the past couple of days, we've modified the theme of our upcoming marketing campaign.

についてもう少し考えてみます。

16:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 12:11:23.47 l7uQHvov.net
まず「modify」の性質について。

安藤は、自身の動詞分類について

【この分類は、Vendler(1967)の述語分類とほぼ対応している。状態=state, 瞬時的=achievement(到達)、非瞬時的=accomplishment(達成)、
非完結的=activity(行為)という対応関係である。Vendlerに依らないのは、accomplishment, achievementという用語が紛らわしいこと、および、
用語がアスペクト特徴を明確に表していないからです。】

と書いています。

そこでネットで調べるとVendlerの該当部分と思わしき部分が見つかりました。
URLリンク(www.cs.brandeis.edu)
ここから『引用』』します。

『For activities:
A was running at time t means that time instant t is on a time stretch
throughout which A was running.

For accomplishments:
A was drawing a circle at t means that t is on the time stretch in
which A drew that circle.

For achievements:
A won a race between t1 and t2 means that the time instant at which
A won that race is between t1 and t2.

For states:
A loved somebody from t1 to t2 means that at any instant between t1 and t2
A loved that person.
This shows that the concept of activities calls for periods of time that are not uniqueor definite.』
URLリンク(www.cs.brandeis.edu)

17:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 12:30:54.98 l7uQHvov.net
また、authorityがあるのかどうか不明ですが、Vendlerの動詞分類と現在完了の用法についてのレポートも見つかりました。
URLリンク(facta.junis.ni.ac.rs)

それぞれの動詞の性質について「duration」「telicity」「stativity」の有無でわかりやすく説明しています。
「duration」はその行為の「時間的幅」、「telicity」は「完結性」、「stativity」は「状態性」ということです。
「完結性」は、その動詞が「goal」を持っているかどうかということです。

これによると、

actives(非完結的動詞):「時間的幅=有」「完結性=無」「状態性=無」
states(状態的動詞):「時間的幅=有」「完結性=無」「状態性=有」
accomplish(非瞬間的動詞):「時間的幅=有」「完結性=有」「状態性=無」
achievement(瞬間的動詞):「時間的幅=無」「完結性=有」「状態性=無」

ということです。

★の「modify」は「the theme of our upcoming marketing campaign」というgoalを持っているので、
明らかに「+telicity」です。

また「duration」も「+」と考えてよいでしょう。「achievement」かどうかの判断は比較的簡単だと思います。
そんなわけで、★の「modify」は「完結的・非瞬間的動詞」と考えられます。

18:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 12:34:21.87 l7uQHvov.net
ところが、>>16のレポートには次のような記述があります。

[QUOTE]
None of the examples
illustrating accomplishments belongs to the perfect of persistent situation, which was the
dominant type in the case of states and activities, verbal situations with duration as the
dominant distinctive feature.
[UNQUOTE]

つまり、「accomplishment(非瞬間的動詞)」は「persistant situation(継続用法)」を表す例がひとつもなかったということです。

19:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 13:03:39.80 l7uQHvov.net
安藤氏も安井氏も「非瞬間的動詞」に「継続」がありうるとしています。
このことと、>>17をどのように考えればよいのでしょうか?

ちなみに、は安藤氏も【アスペクト特徴を明確に表していない】と書いているように、Vendler自身は
「現在完了形」と動詞分類の関係については、述べていないようです。少なくともネットでは見つけられませんでした。

そこで、やはり例文から考えてみます。私たちが持っている「非瞬間的動詞」の「継続」の例は、

【The lake has frozen for two weeks.(湖は2週間凍結したままである)〈継続〉】
《The lake has frozen for two months.》
《The shop has closed for two weeks.》

の3つです。最初の二つはほぼ同じですから、実質的には2つのみです。
また、安藤氏が「非瞬間的動詞」として挙げている例は、

【close, die, drown, fall, forget, go, land, lose, paint, stop, write, etc】

です(p.72)。これらは「telicity」が「+」で「goal」がある動詞です。
Vendlerは「terminus(終点)」があると表現しています。

20:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 13:05:33.94 l7uQHvov.net
思うに、これらの「完結的動詞」は「終了後」はその役目を終えて「state」つまり「状態的」になるということではないでしょうか。

そう考えると、「彼が亡くなって3年になる。」を「*He has died for three years.」「*He has been dying for three years.」とも表現できない理由が明確になる気がします。
「状態」を表すためには「be dead」という「別表現」を使わなければならないわけです。

「freeze」も湖が完全に凍った後はは、「非瞬間的動詞」の役割を終えて、その後は「状態的動詞」として、
「The lake has frozen for two weeks.」と「継続」を表すわけです。「状態的動詞」が「継続」を表すのは当然です。
「close」も同じことです。 ちなみに「be frozen」「be closed」という表現もあります。
「The lake has been frozen for two weeks.」のほうが普通なのかもしれません。

こう考えると、これらの分類は「動詞」の分類というよりも、「動詞の用法」の分類と考えたほうが正確だと思われます。

Vendlerも「He was running.」を「activity」、「He was running a mile.」を「accomplishment」としています。
つまり、「run」という動詞そのものを形式的に区別しているわけではなく、「run」という動詞の「使われ方」を分類していると言えなくもないのです。

21:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 13:47:17.85 l7uQHvov.net
@「非瞬時的動詞」は「for 〜」のような期間を表す語句と共起して「継続」を表す。
←安藤氏&安井氏
A「完結的動詞」は「継続」を表すためには「現在完了進行形」を用いる必要がある。
←安藤氏
B「accomplishment」は「persistent situation」の例はない。
>>16のレポート

@ABはそれぞれ不整合です。安藤氏と安井氏も不整合ですし、安藤氏は自身の記述内部で矛盾しています。
@AとBも対立しています。

これは、「アスペクト」を意識していないVendler氏の動詞分類をそのまま用いながら、「アスペクト」と整合させようとしたために
生じた矛盾ではないかと推察します。

「非瞬時的動詞」をさらに分析的に見る必要があるのでしょう。

22:名無しさん@英語勉強中
14/05/31 14:14:31.65 l7uQHvov.net
ただし、英語の例文を見れば、特に問題は見当たりません。つまり、

The lake has frozen for two months.

を見て「継続」だということに反対する人はいないでしょう。ですから、英語の「解釈」自体に争いがあるわけではなく、
これをどのように分類するかの争いにすぎないわけです。

「非瞬時的動詞」と考えるのか、私のように「状態的動詞」と考えるのか、あるいは「非瞬時的動詞」の下位に分類するのか。

★So over the past couple of days, we've modified the theme of our upcoming marketing campaign.

についても同じことが言えます。若干の人が意味の解釈に迷っているようですが、これを
「二三日前に修正し終えて、それが今まで続いている」と考える人はごく少数でしょう。

安藤氏は「非瞬時的動詞」に「die」を挙げていますが、「"He has died for two months.」という英語を
有効だとは思っていないでしょう。

23:名無しさん@英語勉強中
14/06/01 13:54:04.90 QmAvlOB2.net
検索オプションで「英語」「アメリカ合衆国」にしてgoogleで検索しました。「for 〜」にすると「for the second time」など、
「期間」以外もhitするので「since 〜」で検索しました。ちなみに、安藤は、

【for a week, since 1990のような「期間」の副詞語句】

と書いています(p.134)。

"has frozen since"⇒約 17,100 件
"has been frozen since"⇒約 273,000 件
⇒約20倍

"has closed since"⇒約 282,000 件
"has been closed since"⇒約 2,130,000 件
⇒約7.6倍

こんな結果になりました。やはり「湖が2ヶ月凍っています。」というのは「非完結動詞・非瞬時的動詞」というよりも、
「状態的動詞」に近いのではないでしょうか。

24:名無しさん@英語勉強中
14/06/01 14:25:57.31 QmAvlOB2.net
Vendlerは次のように書いています。

『This difference suggests that running,writi ng,and the like are processes going on in
time,that is,rou ghly,that they consist of successive phases following one another in
time. Indeed,the man who is running lifts up his right leg one moment,dro ps it the next,
then lifts his other leg,dr ops it,and so on. But although it can be true of a subject that he
knows something at a given moment or for a certain period,knowi ng and its kin are not
processes going on in time. It may be the case that I know geography now,but this does
not mean that a process of knowing geography is going on at present consisting of
phases succeeding one another in time.』

ここから、

(1)He was running.(非完結的動詞/actives)
(2)He was running a mile.(完結的瞬時的動詞/accomplishment)

について考えてみます。

25:名無しさん@英語勉強中
14/06/01 14:36:19.04 QmAvlOB2.net
たとえば「12時から1時まで」runした後、今現在「3時」だったとします。

この場合(1)であれ(2)であれ、完了の「継続」で表現できるのは「12時から1時まで」です。
「3時」の段階ではrunは終了しているからです。(1)の「非完結的動詞」も当然ですが、
(2)の「完結的動詞」は「1マイル」という「goal」が終了しているのですから、なおさら「完結」しているわけです。

1時から3時まで2時間が経過していますが、これを「*He has run for two hours.」と言えません。

「die」についても同じことが言えます。1週間生死をさ迷った挙句亡くなって3日目に、
「*He has died for three years.」とは言えないわけです。「完結的非瞬時的動詞」としての「die」の役割は
「3日前」に、それこそdieしているわけです。

亡くなったあとは「He is dead.」という「状態」が「継続」することになります。

「freeze」について考えてみましょう。「10月の始め」に氷初めて「12月末」に完全に湖一面が凍ったとします。
今現在は「2月末」だとします。この場合、

(A)10月始め〜12月末の3ヶ月⇒「完結的非瞬時的動詞」
(B)12月末〜2月末の2ヶ月⇒「非完結的動詞」

「The lake has frozen for two months.」が表している「継続」は(B)と考えるほうが合理的です。

26:名無しさん@英語勉強中
14/06/01 19:36:02.10 CuliAtGA.net
(お邪魔します。すばらしい資料収集術ですね。面白かったです)

Vendler は、各動詞にアスペクトを割り振ったのではなく、
4つの主なカテゴリーを作って、
各動詞がどういう場合にどのカテゴリーに入るのかを研究する。
ゆえに非常に柔軟である。
例えば see は状態であり、到達であり、ときには達成にもなる。

それに対して安藤の分類は、いわば各動詞にアスペクトという属性を付与しようとするものだ。
ちょうど各名詞に可算、不可算の属性を付与するかのように。

なぜこのような姿勢の違いが生まれたか。
それは、前者がネイティブで後者が非ネイティブだからである。
つまり、英文の意味理解はVendler にとっては前提条件だが、
非ネイティブである安藤は、このアスペクトという概念を
英文意味の正確な理解のためのツールとして用いようとするため、
Vendler のように柔軟になれないのだ。

安藤は、>>15のように言って、Vendler のカテゴリーと自分の分類との
連続性を主張しているが、仔細に検討すれば、その中身はかなり違っている。
例えば、die について安藤は、「完結的・非瞬時的動詞」としているが、
Vendler はそれを第一に、achievement(到達)(安藤的には瞬時的)としている。

もっとも重要なのは、このカテゴリー、分類は第一に、
V ing 形の意味や形態の違いにもとづいて作られている点である。
完了形の意味の違いは、ここから一直線に導出できないのだ。

27:名無しさん@英語勉強中
14/06/01 20:50:52.88 QmAvlOB2.net
安藤氏も【非瞬時的動詞】の【その進行形は「…しかけている」という〈完結への接近〉を表す】の例として

【The old man was dying.(老人は死にかけていた)】

を挙げたあと、

【[Cf. The man died at ten.(10時に死んだ)では瞬間相の動詞】

と、何かエクスキューズのように付加していますね。p.72の分類にしても、

paint⇒「非瞬時」
make⇒「非完結」
write⇒「非瞬時」と「非完結」

となっていますが、これらの合理的な違いが、正直私にはよくわかりません。

一方、Vendlerの

push a cart ⇒ 「actives」
draw a circle ⇒ 「accomplishment」

はとてもわかいやすい。素人の私でも、>>15のリンク先を読むのに何ら苦労しません。
前提知識が要求されていないからです。

安藤氏の分類は、分類テストはVendlerのものを使っていながら、動詞だけを取り出してp.72のような表を作っている点に問題がある気がします。
これを見ると、アスペ氏のように「動詞」の性質が文の意味や解釈以前に確定できると勘違いする人も出てくるだろうと。

28:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 00:42:11.29 Eq2a3NCx.net
>>15をrouglyに訳してみます。最後まで続くかどうかは保証しませんが。

動詞と時間
Z. VENDLER
動詞には時制がある。そのことは、動詞の使用には、時間が関係していることを示している。
時間と言っても、過去、現在、未来のように明確に区別されるものだけではない。
もっとわかりにくいもので、過去、現在、未来とは別のものもある。
それは、動詞を使用する際の前提になっているのだ。

最近の多くの出版物の中では、より細かい側面に、おそらく初めて、体系的な注意が払われている。
経過、状態、配置、発生、任務、達成などを示す動詞をそれぞれ区別して扱っているのである。
これらの区別は時間あるいは時間のみの視点では区別できない。目的語、条件、恣意性の有無が、時間以外の要素として必要になってくるのである。
それでも、時間的な要素が、やはり最重要であると感じられる。少なくとも、時間は、経過や状態などとは独立して扱う必要がある。
事実、私が示そうとしているのは、もし様々な動詞が前提としているタイムスキーマに最初に意識を集中すれば、
この問題についていまだに残っている曖昧さのいくらかは明らかにできるということである。
私たちがいつも使用している用語は、あるコンセプトに基づくものであるが、これから私が述べるタイムスキーマは、
そのコンセプトの重要な一部を構成しているように思われる。

29:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 00:53:05.58 Eq2a3NCx.net
広く適用できる少しのスキーマがある。いくつかの典型例において、そのスキーマが明らかになれば、
どんな動詞の行為をも探索し分類する際には、その比較モデルとして(スキーマ)は用できるであろう。

30:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 01:14:24.87 Eq2a3NCx.net
これらのスキーマについて述べる際に、時間の決定に関して動詞の正しい使用法のすべてをスキーマが表しているとか、
ひとつのスキーマによって説明される動詞が、別の使用法は不可能であるとかを主張するつもりはない。それらは、また別のスキーマで
説明されるからである。実際に、正確に言えば、2つ以上のスキーマを必要とする動詞は、この点に関して最も興味深い概念的な逸脱−もし解決されなければ、
混乱へつながる曖昧性−にたどり着くことになるであろう。それゆえに、私が意図するのは、
ある種の用語の使用法についてのルールを示すことではなく、それらの用語の使用を描写する方法を示唆することである。私が明らかにしたいのは、
「比較対象」−ものさし−である。(その比較対象との)類似点だけではなく相違点によって、言語に光を当てるためである。
現実に使われている言語が従うべき前提を示したいわけではないのである。

31:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:00:37.38 Eq2a3NCx.net
完結動詞の場合:
「中高生」スレッド(スレリンク(english板))のラストでアスペ氏が、

>完結動詞の場合:
>for two daysのような期間を示す副詞語句を伴った場合、「瞬時的」動詞ならば出来事の<反復>の読みを、「非瞬時的」動詞は<継続>の読みを与える。
>非完結動詞の場合:
>完了相で<継続>を表す。

と書いているのは、おそらく安藤氏のp.133の

【for two daysのような期間を示す副詞語句を伴った場合は、「瞬時的」動詞
は出来事の〈反復〉の読みを、「非瞬時的」動詞は、〈継続〉の読みを与えられる。】

のことでしょう。たしかにその通り書かれている。ところが、p.134には、

【paint, catch, writeのような「完結動詞」の場合は、〈継続〉の意味を表すためには完了進行形にしなければならない。】

とも書かれています。くり返しになりますが、安藤氏は「完結動詞」について

(A)【「非瞬時的」動詞は、〈継続〉の読みを与えられる。】
(B)【paint, catch, writeのような「完結動詞」の場合は、〈継続〉の意味を表すためには完了進行形にしなければならない。】

と相反する記述をしています。これをアスペ氏は「for two daysのような語句を伴えば(B)型の動詞でも〈継続〉の読みになる」と考えることで、
(A)と(B)は相反しないと考えています。援用として安井氏の著作から引用しています。
しかし、この解釈には無理があります。

32:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:07:29.68 Eq2a3NCx.net
誤解を避けるために、面倒ですが、漏れなく引用してみます。

[QUOTE]
91.2.2. 継続
〈継続〉(continuative)「…してきた」:同士が「状態的」、もしくは「非完結的」な特徴をもつ場合は、
発話時までの状態・出来事の〈継続〉の読みが与えられ、for a week, since 1990のような「期間お副詞語句と
共起することができる。
(1)「状態的」動詞の例
a. I have been here for some time.(私はしばらく前から、ここに来ている)
b. How long have you known John?(ジョンと知り合ってから、どれくらいになりますか)
c. We've lived in London since 1970.(私たちは、1970年以来、ロンドンに住んでいる)

(2)「非完結的」動詞の例
a. I've taught in this school for ten years.(10年前からこの学校で教えてきた)
b. I've always walked to work.(私はいつもあるいて会社に通ってきた)
c. He has sung in this choir for twenty years.(彼は20年前からこの聖歌隊で歌ってきた)

33:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:13:37.04 Eq2a3NCx.net
「期間」の副詞語句を伴わない場合は、通例、次節で扱う〈存在〉の意味になる(Leech 1987:36)。
(3) We've lived in London.(私たちはロンドンに住んだことがある)

NB paint, catch writeのような「完結的」動詞の場合は、〈継続〉の意味を表すためには
完了進行形にしなければならない。I have painted a picture.なら、〈完了〉の意味になり、〈継続〉の意味を
表せないからである。
(@) I have been painting a picture all day.(私は1日中絵を描いている)
(A) He has been writing a novel since last year.(彼は昨年以来小説を書き続けている。

ただし、動詞が否定されていれば、完了進行形にしなくても〈継続〉の意味を表すことができる。
「床を離れない」という「状態」は、継続することができるからである。
(B) She hasn't left her bed for a week.(彼女は1週間も床離れしていない)
[UNQUOTE]

34:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:22:10.86 Eq2a3NCx.net
この部分を読めば、アスペ氏の、

●for two daysのような語句を伴えば(B)型の動詞でも〈継続〉の読みになる

が誤読であることはすぐにわかると思います。一


35:梵燒セすると、●は「完結動詞」に限らず、 「状態的動詞」「非完結的動詞」についても言えることです。(1)(2)で挙げられた例には、 すべて「期間」を示す語句を伴っています。加えて、(3)には「期間」を表さない場合は「完了」になると書かれています。 また、NBの(@)(A)の例にも「期間」を表す語句がついています。もし、●が正しいのであれば、 NBは「for two daysなど期間を表す語句がない場合は、完了進行形で表さなければ〈継続〉の意味にならない」 ということになります。したがって、(@)(A)には「期間」の語句を伴わずに〈継続〉を意味している文が来なくてはならないわけです。



36:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:33:35.84 Eq2a3NCx.net
そんなわけで、安藤氏は「完結的・非瞬時的動詞」について、

(A) freezeなど⇒「完了形」で「継続」を表せるもの
(B) paintなど⇒「継続」を表すには「完了進行形」にする必要があるもの

の2タイプを考えていることは明らかです。したがって、安井氏の援用も安藤氏の(A)(B)二分類を否定することはできません。

むしろ、安井氏の記述を「★すべての★完結的非瞬時的動詞はfor two daysなどの期間を表す語句を伴って継続を表す」と解釈すれば、
安藤氏と安井氏の考えが(B)型の動詞に関して対立することになるわけです。

したがって、アスペ氏は「安藤説」「安井説」の選択を迫られることになります。

37:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:36:04.73 Eq2a3NCx.net
この矛盾を解く方法は、

@●の考えを捨てること。
A素直に、(A)(B)二分類説を受け入れること。
B安井氏も(A)型について言及しているだけだと理解すること。

の3点だと思います。例文を見れば@ABが最も合理的な解釈であることがわかるかと。

38:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 03:53:10.29 Eq2a3NCx.net
しかし、誰も見ていないところで、私は何をやっているのか?おそらくアスペ氏はここには来ないだろうから、
しばらく「関係詞」についての解説を書いていこう(なぜ?)

39:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 04:06:26.04 Eq2a3NCx.net
1 「関係詞」とは?

「関係詞」には「関係代名詞」「関係副詞」「関係形容詞」など色々な種類があります。
しかし、その働きには共通したものがあります。それは、

@先行する名詞を修飾する。
A節によって修飾する。

の2点です。@の「先行する名詞」は【先行詞】と言われます。以下【】で示すことにします。
またAの「節」というのは、簡単に言えば「文」ということです。「S」と「V」を含む文のことです。
具体例をみましょう。

(1)【the girl】who can speak French:フランス語を話せる女の子
(2)【the park】where we used to play soccer:ぼくたちがよくサッカーをした公園

(1)はS=who, V=(can) speak、(2)はS=we, V=(used to) playということです。
また、Aの「修飾する」は、@の【先行詞】を説明する、ということです。噛み砕いて言えば、

Aどんな【先行詞】なのかを、SV付きで説明してくれる。

ということです。ここで《S》を《》で、「修飾する」を←で表すことにします。
また(関係詞)は()で表すことにします。ただし(関係詞)が《S》の場合は《》は書かないことにします。

(1)【the girl】← (who) can speak French
(2)【the park】←(where)《we》used to play soccer

ということ。

40:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 04:20:33.44 Eq2a3NCx.net
ところで、「関係詞」は「訳」ではなく「働き」が大切です。説明します。

Did 〜

上の英語を見て「訳しなさい」と言われても、誰も訳せないでしょう。では、これを見て何も判断できないのか?
そんなことはありません。

@過去である。
A疑問文である。
B次に主語が来る。

と判断できるはずです。ところが、英語が苦手な人は「Did」を見ても、「休んでいる」状態の人が多いのです。
次の主語や動詞が出てきてから、ようやく解釈をスタートするのです。

おそらく「Didだけでは日本語に訳せないから」だと思います。しかし、そうではないのです。
「Did」だけでも@ABの情報がすでに与えられているのです。

関係詞の多くは「訳」せません。そこが、おそらく「関係詞」を難しくさせている大きな原因でしょう。
逆に言えば、「関係詞」を克服した人は、「関係詞」を訳していないのです。「意味」を考えているわけです。

一朝一夕には難しいかもしれません。ただ「日本語に訳すとどうなるの?」という「日本語訳強迫観念」は捨てて、
「意味がわかればOK」という楽な気持ちで以下、読んでいただければと思います。

41:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 04:37:48.43 Eq2a3NCx.net
2 関係代名詞
2.1 2種類の関係代名詞

関係代名詞は大きく「2種類」に分けることができます。これは私が考えた分割法です。
おそらく英語が得意な人は少なくとも無意識のうちに行っていることです。ですから、できる人からすれば、
「当たり前のことじゃん」と思われるかもしれません。

(1)【the girl】←(who)can speak French
(2)【the girl】←(who(m))《he》loves

この2つです。要するに(1)=主格、(2)=目的格ということです。ただ、「主格」「目的格」という用語はしばらく横に置いておきます。
上の(1)(2)について、(関係代名詞)の後ろに注目してください。

(1)(who)の後ろに「V (=can speak)」が来ている。
(2)(who(m))の後ろに「《S》=《he》」が来ている。

ということです。実は、「関係代名詞」が読めるかどうかは、この部分でほぼ100%決まってきます。
「Did」で説明したように、「判断できることは早目に判断する」ことが英語を速読するコツです。
練習してみましょう。

(1)のパターン
【the man】←(who) repaired 〜:修理した→【男性】
【a lot of people】←(who) live 〜:住んでいる→【たくさんの人】
【the river】←(which) flows 〜:流れる→【川】

(2)のパターン
【the music】←(which)《we》〜:《私たち》が〜な→【音楽】
【a long letter】←(which)《she》〜:《彼女》が〜な→【手紙】
【the doctor】←(who(m))《I》〜:《私》が〜な→【医者】

42:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 04:43:00.25 Eq2a3NCx.net
(1)は【先行詞】が何かをします。一方(2)は【先行詞】以外の《主語》が何かをします。
そこで、(1)を「自己型」、(2)を「他者型」と呼ぶことにします。

(1)【先行詞】(関係代名詞) V 〜
(2)【先行詞】(関係代名詞)《S》〜

という語順になっています。それぞれ「意味」は、

(1)Vする【先行詞】
(2)《S》が〜な【先行詞】

ということになります。】

43:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 05:08:12.82 Eq2a3NCx.net
2.2 「他者型」の関係代名詞
2.2.1
上で述べた「他者型」の関係代名詞ですが、これはさらに2種類に分かれます。

(1)【the man】(who(m))《you》met yesterday
(2)【the man】(who(m))《you》played tennis with

の2つです。つまり

(1)【先行詞】=(関係代名詞)が、動詞(=met)の目的語になっている。
(2)【先行詞】=(関係代名詞)が、前置詞(=with)の目的語になっている。

ということです。もしかすると「前置詞の目的語」という用語に戸惑う人がいるかもしれません。
「(他)動詞」だけではなく、「前置詞」の後ろに来た名詞も「目的語」と呼びます。
「with I」ではなく「with me」と「目的格」が来ることも、これでスッキリするのではないでしょうか。
それはともかく、

【先行詞】←(関係代名詞)《主語》〜

とあったら、

(1)【先行詞】←(関係代名詞)《主語》〜動詞+φ
(2)【先行詞】←(関係代名詞)《主語》〜前置詞+φ

のいずれかになります。99%こうなります。残りの1%についてはいずれ述べますが、その1%を気にするよりも、
まずはレギュラーなパターンである(1)(2)を頭に入れましょう。そして、この「φ」の部分に(関係代名詞)が入ります。
(関係代名詞)は【先行詞】のことですから、【先行詞】が入ると考えてもいいでしょう。

★「他者型」の関係代名詞を見たら、「動詞」か「前置詞」の後ろに必ず「φ」があり、
そこに(関係代名詞=【先行詞】が入る。

ということです。これを意識化しましょう。

44:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 05:13:41.64 Eq2a3NCx.net
具体例を示します。

【the pen】(which)《I》bought 〜

この場合「boughtの後ろがφだ。」ということです。つまり「《私》が買った【ペン】」ということになります。
ところが、

【the pen】(which)《I》bought a notebook 〜

こうなると、最初の判断は捨てなければなりません。「買った」のは【ペン】ではなく「ノート」だからです。
そこで「φ」を求めて読み続けることになります。「目的語」がない「(他)動詞」か「前置詞」が必ず来るはずです。

【the pen】(which)《I》bought a notebook with.

ここで「with+φ」とわかりました。つまり「私はペンといっしょにノートを買った」わけですが、
「そういう」→【ペン】だということです。「ノートと一緒に買った【ペン】」ということです。

【the pen】(which)《I》bought a notebook to write on with.

も「with+φ」ですから「そのペンで書くためのノートを買った」ということです。
「そういう」→【ペン】 ということです。「書くためのノートを買った【ペン】」ということです。

【the man】(who(m))《I》went to the library 〜

この段階では「φ」がありません。したがって「目的語がない他動詞か前置詞が来るはず」と予測しながら読むわけです。

【the man】(who(m))《I》went to the library to tell her the truth with.

ここで、目的語のない「with」が出てきました。ここに(who(m))=【the man】がはまるわけです。
「図書館へ彼女に真実を伝えるためにその男性と一緒に行った。」→そういう→【男性】ということです。
「彼女に真実を話すために、図書館にいっしょに行ってくれた【男性】」ということです。

45:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:00:07.82 Eq2a3NCx.net
【ここまでの復習1】
「関係代名詞」は2種類に分類できます。それは「関係代名詞」の直後を確認することで簡単にできます。

(1)(関係代名詞)の後ろが「V」・・・・・・・「自己型」
(2)(関係代名詞)の後ろが《S=他者》・・・・「他者型」

ということです。具体的には、

(1)【the boy】 (who) loves 〜:「自己型」(【その男の子】自身が〜を)愛する【男の子】
(2)【the boy】 (who(m)) 《she》〜:「他者型」(【その男の子】とは別人である)《女の子》が〜な【男の子】

ということです。「自己型」というのは「【先行詞】自身」が何かをするのに対して、
「他者型」というのは「【先行詞】とは別人」が何かをするわけです。「自身型」と「別人型」と呼んでもいいかもしれません。
というわけで、以下「自身型」と「別人型」とします。

46:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:00:36.76 Eq2a3NCx.net
【ここまでの復習2】
その「別人型」は【先行詞】が「他動詞の目的語」になる場合と「前置詞の目的語」になる場合があります。

(2-1)【the boy】 (who(m)) 《she》 loves φ very much.
(2-2)【the boy】 (who(m)) 《she》 fell in love with φ.

ということです。「φ」は「空席」です。そこに「関係代名詞」が入るわけです。
ここは意識化しておきましょう。つまり、

★(関係代名詞)の後ろに《他者》が来た場合は、その後のどこかで「他動詞の目的語」か「前置詞の目的語」の「空席」がある。
⇒その「空席」に(関係代名詞)=【先行詞】が入る

ということです。

【the boy】 (who(m)) 《she》 〜
⇒「《彼女》が〜な【男の子】」という意味ね。
⇒「《彼女》が」何をした「【男の子】」なんだろうか?
⇒「他動詞の目的語」か「前置詞の目的語」の「空席」があるはず。

と「意味」を取りながら読むわけです。「訳」ではない点に注意しましょう。

47:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:09:17.58 Eq2a3NCx.net
【補足】関係代名詞の省略
(関係代名詞)は、「自身型」は省略できませんが、「別人型」は省略できます。
ためしに両方を省略してみます。

(1)【the boy】 loves 〜 (×)
(2)【the boy】 《she》 〜 (○)

(関係詞)の特徴は、「【先行詞】を修飾する」ということでした(>>37)。
ところが(1)の場合は普通の語順ですから、「loves 〜」が前の【先行詞】を修飾することができません。
一方(2)は「【the boy】 《she》」と、名詞が連続していることから、後ろの《名詞》が前の【名詞】を修飾することが、
(関係代名詞)がなくてもわかるからです。

【the music】 ← 《we》〜:《私たち》が〜な→【音楽】
【a long letter】 ← 《she》〜:《彼女》が〜な→【手紙】
【the doctor】 ← 《I》〜:《私》が〜な→【医者】

ということです。【先行詞】と《主語》 が直接接触しているので《主語》以下を「接触節」と呼ぶこともあります。

48:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:22:29.22 Eq2a3NCx.net
2.2.2 「前置詞」+「関係代名詞」
「in which」や「of whom」などは、苦手にしている人が多いのですが、これらは「別人型」の「前置詞の目的語」型です。

Look at 【the box】 (which) 《he》 put the book.

上の文が「誤り」だということは理解できるでしょうか。(関係詞)の直後に《he》と「別人」が来ているのですから、
「他動詞の目的語」か「前置詞の目的語」に「空席」がないからです。「put O1 O2」のような第4文型ではないのです。
たしかに、

《彼》が本を置いた【箱】を見なさい。

と「訳」せます。しかし、英語の「意味」としては「どこに置いたのか」がわからないのです。

He put the book the box(×)
He put the box the book(×)

ということです。そんなわけで「前置詞」が必要になります。

(1) Look at 【the box】 (which) 《he》 put the book ON.
(2) Look at 【the box】 (which) 《he》 put the book IN.
(3) Look at 【the box】 (which) 《he》 put the book UNDER.

このように「前置詞」が加われば、

(1)(【箱】の上に)本が置かれている【箱】
(2)(【箱】の中に)本が置かれている【箱】
(3)(【箱】の下に)本が置かれている(敷かれている)【箱】

ということです。

49:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:24:22.06 Eq2a3NCx.net
ただ、「【箱】のどこに置かれているのか」が、最後まで読まないとはっきりしません。
そこで、この「前置詞」を前に移動させます。

(1) Look at 【the box】 ON (which) 《he》 put the book.
(2) Look at 【the box】 IN (which) 《he》 put the book.
(3) Look at 【the box】 UNDER (which) 《he》 put the book.

こうすれば、《関係代名詞》=【先行詞】が、「関係詞節」の中でどのように働くかが、
早めに理解できるわけです。

50:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:34:43.94 Eq2a3NCx.net
ここで注意が3点あります。先程、「別人型」は「関係代名詞を省略できる」と書きましたが、
この場合は省略できません。理由は、省略してみればわかります。

【the box】 ON 《he》 〜(×)

これでは、意味がわかりにくいです。仮に《he》が《it》なら、「ON 《it》」となって、
「ON


51:ythe box】」という関係がますます見えにくくなります。そこで、「前置詞+関係代名詞」の場合は省略されないのです。 また、【先行詞】が「人」の場合、「別人型」では「whom」もしくは「who」になります。 しかし、「前置詞+関係代名詞」の場合は省略できないわけですが、それは「who」ではなく「whom」を使います。 また、これまでの「自身型」「別人型」の(関係代名詞)は、すべて(that)で書き換えが可能です。 しかし、「前置詞+関係代名詞」ではthatは使えません。 @【the boy】of 《she》 〜 ⇒ × ⇒ (関係代名詞)は省略できない A【the boy】of (who) 《she》 〜 ⇒ × ⇒ (who)ではなく、(whom)を使う B【the boy】of that 《she》 〜 ⇒ × ⇒ thatは使えない。 ということです。



52:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 09:59:45.25 Eq2a3NCx.net
「前置詞+関係代名詞」は「別人型」から発生したものですから、次のような構造になります。
(例外は「非制限用法」を説明するときに言及します)

【先行詞】前置詞+(関係代名詞) 《主語》 〜

ここで「前置詞+関係代名詞」が苦手な人は、「前置詞+関係代名詞」を「訳さなきゃ!」と思いながら眺めているのです。
この「前置詞+関係代名詞」は、極論を言えば「訳さずに読め」ということです。
それよりも、これが「別人型」であることを意識化しておきましょう。

【the boy】 of (whom) 《my mother》 〜

この段階で「of whom」を「訳す」のは至難の技です。そこで、ここは「of 【the boy】」という「意味」を理解したら、
それ以上の作業は中止しましょう。それよりも、「《私の母》が〜な【男の子】(A)」という意味を明確に取っておきます。

【the boy】 of (whom) 《my mother》 took care.

ここで「of (whom)」が「took care of」の「of」だということがわかります。
(A)の段階でほぼ意味の骨格がつかめているのがわかるはずです。(A)に動詞部分の情報を加えれば、
「《私の母》が世話をした【男の子】」と完成するわけです。

53:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 10:06:42.63 Eq2a3NCx.net
Everybody is surprised at 【the fluency】 with (which) 《my brother》 speaks German.

を考えてみます。【先行詞】までは「みんなが【流暢さ(the fluency)】に驚く」ということです。
関係代名詞に関わる部分を抜き出します。

【the fluency】 with (which) 《my brother》 〜

「with (which)=with 【fluency】」となります。「with+抽象名詞」で「副詞」になります。
そのような知識がある人は、ここで「訳したく」なるわけですが、やはりここは「訳す」必要はありません。
それよりも、《my brother》と【先行詞】の関係を明確にしておけばよいのです。

⇒《私の兄》が〜な【流暢さ】(A)

ということです。そして、その後ろの「speaks German」を(A)に加えると、

⇒《私の兄》がドイツ語を話す【流暢さ】(B)

となります。意味は「《my brother》 speaks German with 【fluency】」で
「《私の兄》は流暢に(【流暢さ】を持って)ドイツ語を話す」ということですが、
実は、(B)の日本語に「with」は訳出されていません。

全体の「意味」ですが、「《私の兄》がドイツ語を話す【流暢さ】にみんな驚く」となりますが、
これを訳すと「私の兄がドイツ語を流暢に話すことに、みんな驚く」とするのが自然でしょう。
つまり、「英語」⇒「日本語」の仮定で「with+抽象名詞」の構造は、消えていくわけです。

ですから、「前置詞+関係代名詞」を解釈するときのポイントは、

★「前置詞+関係代名詞」を「訳さなきゃ!」と思いながら読むことをやめる。
⇒それよりも、直後の《別人》に着目して、「《別人》が〜な【先行詞】」と意味を取る。

ということです。

54:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 11:07:01.50 Eq2a3NCx.net
2.2.3 関係代名詞のwhose
関係代名詞の「whose」の特徴は、「whose+名詞」でセットになるということです。
しかし、これも関係詞ですから、【先行詞】を説明する働きを持っています。

また、「whose」も「自身型」「別人型」と類似の区別ができます。ただし、「whose」の場合は、
【先行詞】が基準になるのではなく、「whose+名詞」の「名詞」が基準になります。

以下、〈whose+[名詞]〉と表して説明します。

(1)【the boy】〈whose+[hair]〉 is 〜
(2)【the boy】〈whose+[hair]〉 《she》 〜

(1)も(2)も「is 〜」「《she》 〜」が説明しているのは【the boy】ではなく[hair]なのです。

(1)[hair] is very long:長い[髪の毛]
(2)[hair] 《she》 likes very much:《彼女》が大好きな[髪の毛]

ということです。ただし、あくまで【the boy】を説明しているのです。では、なぜ[髪の毛]を説明することが、
【the boy】を説明することになるのでしょうか?それが「whose」の働きです。
つまり、[髪の毛]の所有者が【the boy】ということです。

たとえば、「肥後千暁」という人物を説明するときに「歌手」と説明するよりも、
「お父さんがダチョウ倶楽部の肥後さん」と説明するほうがわかりやすかったりしますね。

【先行詞】そのものよりも、「【先行詞】の[名詞]」を説明した場合がわかりやすいことが多々あるわけです。
「目がとてもきれいな人」「名前がキラキラな人」などなど。

55:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 11:08:19.82 Eq2a3NCx.net
「whose」は訳しにくいこともありますが、「意味」の取り方は以下のようになります。

【the book】〈whose +[title]〉〜

この段階で、

@「【the book】の[タイトル]」がこれから説明されるのだな。
A「そんな[タイトル]を持っている【本】」ということなのね。

と判断しておきます。

【the book】〈whose+[title]〉《I》 fogot.
⇒なるほど「《私》は[タイトル]を忘れたのね。そんな[タイトル]の【本】なのね。
⇒「《私》が[タイトル]を忘れた【本】」ということね。

と、後ろを読み進めればよいのです。また、この「whose」にも「他動詞の目的語」型と「前置詞の目的語」型があります。

(2-1) He is 【a man】〈whose+[opinion]〉《I》 respect:私が意見を尊重する友人
(2-2) The group includes 【three writers】 〈whose+[work]〉 《we》 have already referred to.
:そのグループには、彼らの作品にすでに言及した3人の作家が含まれている。

また、「「前置詞+whose+[名詞]」の形もあります(ただし堅い表現)。

⇒ The group includes 【three writers】 to 〈whose+[work]〉 《we》 have already referred.

56:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 12:24:54.61 Eq2a3NCx.net
【これまでのまとめ】
関係代名詞は、その直後に来るのが「述語」か《主語》で2分類できる。

(1)直後に「述語」が来る⇒「自身型」⇒〜する【先行詞】
【the boy】(who) can speak 〜⇒話すことができる【男の子】
【the boy】〈whose+[brother]〉can speak 〜 ⇒ 話すことができる[兄]がいる【男の子】

(2)直後に《主語》が来る⇒「別人型」⇒《別人》が〜する【先行詞】
(2-1)


57:動詞の目的語型 【the boy】(who(m)) 《she》 loves very much. ⇒《彼女》がとても愛している【男の子】〜な【男の子】 【the boy】〈whose+[brother]〉 《she》 loves very much. ⇒《彼女》がとても愛している[お兄さん]がいる【男の子】 (2-2)前置詞の目的語 【the boy】(who(m)) 《she》 played tennis with yesterday. ⇒《彼女》昨日テニスした【男の子】 【the boy】〈whose+[brother]〉 《she》 played tennis with yesterday. ⇒《彼女》が昨日テニスをした[お兄さん]がいる【男の子】 (2-2')前置詞+関係代名詞 【the boy】with (whom) 《she》 played tennis yesterday. ⇒《彼女》昨日テニスした【男の子】 【the boy】with 〈whose+[brother]〉《she》 played tennis yesterday. ⇒《彼女》が昨日テニスをした[お兄さん]がいる【男の子】




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