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903:踊る名無しさん
18/07/08 20:44:32.89 yAUvt7+X.net
アラビアガムの危機:コカ・コーラが飲めなくなる!?
コカ・コーラやペプシコーラのような炭酸飲料は、その生産に、スーダンから輸出されるある物質を用いている。そしてそのスーダンの経済は破綻しつつある。
永遠にあるように思われる2つのブランドを深刻な危機に陥れるには、旧約聖書で語られているような大惨事が必要だった。
2000年代にスーダンに被害を与えた2度のイナゴの侵略によって、コカ・コーラとペプシコーラの製造に必要な、多くのアラビアゴムノキが失われた。
このアカシア属の樹木からはアラビアガムが得られるのだが、コーラはこれなしでは、甘味料が底に沈殿して、透明な液体になってしまうのだ。
スーダンはアラビアゴムノキの世界の生産量の半分を占める輸出国で、その品質は最良である。
木に話を戻すと、その数は地球温暖化によっても減少しているが、需要はその間も一定だった。それに加えて、現在スーダンには厳密な意味で信頼のおける政府がない。
大統領のオマル・アル=バシールは、ダルフールで犯された犯罪によって大量虐殺の罪に問われており、国際刑事裁判所によって手配されている。
こうしたいくつかの事情によってアラビアガムの輸出は落ち込み、地域経済は破綻した。それだけでなく、こうした状況によって、ある政治的な問題が浮上した。
これまでに完全な決着を見たことがない、アメリカとスーダンとの関係である。
経済制裁と通商関係の禁止は、このアラブ国家に打撃を与えたが、決して見せしめとも解決ともならなかった。なぜだろうか?
明らかに、アラビアガムのためだ。取引を停止することは、コカ・コーラとペプシコーラ両方の蛇口を閉めてしまうことになる。そしてアメリカ人にとって、この2つの飲料がどれほど重要かは明白である。
アメリカ人のコーラ依存はよく知られており、新聞、特に『ワシントン・ポスト』は、スーダンに対する曖昧な外交政策を、「ソーダ・ポップ外交(炭酸飲料外交)」と定義した。
通商関係の禁止はすべてのスーダン産の品目に及んでいるが、なんと、アラビアガムは除外されているのだ。


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