ドライビング・バニー ..
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42:名無シネマ@上映中
22/10/02 10:25:15.33 TvHJIQ/z.net
>>37
> なんか極端の人いるよね、どちらかが正義と悪をはっきりしたがる
そんな人がいるの?
>はたしてルールに従うことが正義?
>この映画はそんな問いかけでもあるんだよ
…って主張は
不法行為を繰り返すバニーを社会的に非難することは簡単だけど、ホントにそれでいいの?
社会のルールに従わないバニーを悪として断じていいの?
それを考えてみようってことで、
善悪をはっきりしたがっているのはむしろ逆なんだけどw

43:名無シネマ@上映中
22/10/02 10:37:55.28 TvHJIQ/z.net
そもそも遡って考えると、DVから子供の命を守る守る為に元夫を殺害したこと、
それを司法が正当防衛と判断していたなら、収監されることもなく、子供との別居もなかったかもしれない
その辺からバニーの社会に対する不信感とか理不尽さってのが蓄積されてきた
でも、ホントにそれを決定した社会が正しく、そう判断された個人は間違ってるのか?
そしてその決定に従って大人しく生きるべきで、社会に反発し不法行為をすることは間違いなのか?
バニーの不法行為を批判するのは簡単だが、ホントにそれいいのか? 
少なくともその視点で考えるべきというよがこの映画から問いかけと思うが
日本には倫理観の高い人が多いのかねえw

44:名無シネマ@上映中
22/10/02 18:08:40.10 tDsOrLdc.net
>>42
とりあえずこいつの感想は違う(笑)

45:名無シネマ@上映中
22/10/02 18:24:30.98 yJ6nM+qL.net
愛する我が子を思う母親の映画として見るとそのあまりの理不尽さに涙が止まらない!!
主人公のバニーはとある事情から保護観察付きでないと自分の息子と娘に会うことが出来ない。
それでも愛する娘の笑顔にバニーは約束する。
「次の誕生日にはプール付きのお家でお祝いしようね」
当然そんな夢が叶うハズもないことは承知の上で今日も必死で路上でチップを求めて(無断の)洗車仕事に励むのだった。
そして我々観客も薄々気付いていく。バニーが決してこの崖っぷちの生活から抜け出すことは出来ないことを。。。
そこからバニーに襲いかかる不運の数々(半分以上は自業自得なのだが)。彼女は決して犯罪者になりたいわけでも誰かを傷つけたいわけでもない。
彼女の望みはただ1つ、娘の誕生日を祝うことだけなのに。
この女優さんのことは全く知らなかったがその迫真の演技に心を動かされた😭
もしあなたがこういった映画求めていたのなら!!
あれ~、予告編ではバニー役のおばさんとトーマシンマッケンジーの逃亡ロードムービーって紹介していたのに。
これは新たな「テルマ&ルイーズ」の再来か、と期待して観に来た私にとっては何じゃこりゃ、と首を傾げたくなる映画だった。
まずトーマシンマッケンジーの出番が全然ない。いや、けっこうすぐ出てくるんだけどほとんど顔を見せる位のシーンだけ。
ようやくトーマシンマッケンジーが本格的にストーリーに参加するのはラストの4.50分位だけ。
しかもトーマシンマッケンジーが車に乗っていた時間って5分もないんじゃないかな?
これ、ロードムービーといっては完全に詐欺だろう。
なので私のようにトーマシンマッケンジー目当てで見に行くととてつもなく退屈な時間を過ごす羽目になるだろう。
観賞後にヒューマントラスト有楽町に貼ってある映画雑誌の記事を読んだがなるほど、監督さんが影響を受けたと言っている作品がいくつかある。
でもね、監督さん。これ影響を受けたってレベルじゃなくてパクりではないかい??

46:名無シネマ@上映中
22/10/02 18:47:28.88 TvHJIQ/z.net
まぁ、ロードムービーではないねw
なので邦題には大きな疑問がある
別に「バニー・キングの正義」で良かったんじゃない?
つか、公式HPに書かれてることはかなりデタラメだなw

47:名無シネマ@上映中
22/10/03 00:18:37.35 Y0QW0/lM.net
タイトルと予告編からは痛快な逃避行の話を想像したが、救いのあるどんでん返しは起こらない重い映画だった。職員が2人の境遇を理解して話をつけるとか、トーニャが父親のことを告発するとかしてなんとかならないか…!と祈るような気持ちで観てしまった。
バニーが撃たれたときはああこの話はダンサーインザダーク型なのか…と思ったが、それよりは少し(本当に少しだが)希望のある終わり方ではあったと思う。
最後のトーニャのシーンは、結局彼女は家庭から脱出できたということなんだろうか?そうであってほしい。

48:名無シネマ@上映中
22/10/03 15:27:50.53 CMuoIgCq.net
バニーがああいうアナーキーな性格でなかったらトーニャはあの環境から救われなかったろうね
平和的解決だけではなくどうにも出来ないことは世の中にはたくさんあるということだろう

49:名無シネマ@上映中
22/10/03 21:21:21.53 Whhpt//q.net
妹とその旦那の家に居候するバニーの正義感の映画。
まず、訳のわからない邦題をなんとかしてほしい。 車に乗っているシーンがあればドライビング??
バニーは夫殺害の服役から戻るも定職が得られず車の窓拭きの仕事をしている。 子供二人は児童相談所に取られしまって短い面会時間しか会えない。
妹家族の家に居候をしているが、児相は住居がないと子供を引き取らせてくれない。妹の家のガレージを借りて住むということでこの問題を回避しようとするが、妹の旦那が姪(血縁関係はなし)に悪戯をする所を目撃した事からガレージに住む話はなくなり、バニーは妹の旦那の車を盗み姪を助け出して子供と会う事を画策するが、、
社会的システムの問題が多くて一度システムから溢れた人間は復帰する事がほぼ不可能だとおもう。
子供と会う為に頑張る、姪の為に戦うバーニーは賞賛に値する。
でも、バーニーのシステム無視というか騙して乗り切ろうという姿勢に問題がないというわけではない。誕生日プレゼントを用意する時にお店に行って万引きをする所とかは友達の家を自分の家と嘘をつくのと違い被害者がいる。
窓ガラスを洗う「仕事」も美化されていて、拒否するドライバーの方を悪者にされているが、実際には押し売りに近いし、交通安全的にも問題になる事が多い。

50:名無シネマ@上映中
22/10/04 12:47:14.83 gYkTfEK1.net
窓ガラス磨きみたいなものは日本では成立しないだろうな
日本ではホームレスも缶集めとかやって物乞いしないし
人に施したりする人が少ない冷たい文化なんだろうなと思う
ああいう人たちがちゃんと存在出来る社会は素敵な社会だと思ったよ

51:名無シネマ@上映中
22/10/05 00:28:09.37 1/0fL1le.net
空き缶集めみたいなものはNZでは成立しないだろうな
NZではバイト出来そうな人も窓拭きとかやってちゃんと働かないし
労働意欲が少ない文化なんだろうなと思う
ああいう人たちが存在する社会は雇用や福祉が貧相な社会だと思ったよ

52:名無シネマ@上映中
22/10/05 10:52:56.43 ci2s0SyT.net
それでも日本よりもNZの方が平均年収は高いという
日本は勤労意欲が高いのに豊かになれない国の人間に「貧相」とか言われたくないと思うよ

53:名無シネマ@上映中
22/10/05 20:00:50.52 I4QnUzaa.net
原題かっこよ過ぎ
しびれるー
初長編作品とかまじかよ!今後期待しかないわ!です。

+++

とことんダメなことをやって暴走とも取れるバニーの正義は戦って欲しいと思ってる相手であり怒りだった。
むしろ確認もまともに出来ない警察がポンコツ💢(こんなことあるんだろうなって思っちゃうよね…)

救急車で手当てされるバニーに救急隊員が「あなたは強い人よ、私には分かる」って言ってたけどこんな強くならんでもいい福祉と真っ当な社会😭となってしまった……
けど強い人だから(以前の刑期から言われた通りに色々受けてきたりしているようなので)その後もアンガーマネジメントとか受けたりして子供に再開して欲しいと願ってしまう。
立てこもり事件に発展してるのに、まわりは人もいなくてあまり人通りもそもそもなさそうだしマスコミも来てないし誰にも見向きされてないんだなってのがひしひしと感じられてこの人の立場を表しているのかなぁと。
あまりこのバニーの顔がハッキリと映らない明るさなところに序盤から結構引き込まれていて。
【これは景色の一部で今日も誰かの現実である】という"貧困と女性"問題に社会に誰も関心持ってないよねみたいなところが……。
救いがあったのは終盤で役所?の人がトーニャの様子で異変に気づいてくれてたっぽいところ。
さすがにあれでスルーされたら現実の性被害がキツいので耐えられなかったと思う…。クソ野郎は捕まる。こうあって欲しい。とはいえあの父親がどうなったかわからないけど。
だから最後はトーニャが自分でハンドル握って突き進むのはファンタジーだなってシーン観てる時は思ったけど、それでもこう感想書いてて「そうか、自分の人生生きてけるんだ」って希望と夢を抱けて良いラストだと思えてきた。

54:名無シネマ@上映中
22/10/05 20:01:04.07 I4QnUzaa.net
そしてバニーが怒ったことに関心を寄せない感想読むのがきつい。言い過ぎかもしれないけど。
あの親父はク×だし
娘の話を聞かない母親もク×だし
仕事なのかもしれないけど話を聞かない警察も役所もク×だし
バニーは何でもかんでも暴走しちゃって結果子供に会えるまで長くなっちゃうような行動を取るのもクソだけど、それでも愛すべきバニーだった……
10ドルで困ってる親御さんにお金渡せるとか肝が据わってて懐を感じる。
あんなにサッと人助けに手を出せること私はなかなか出来ないよ。躊躇う。
覚悟が違う。
だから余計にキャラとしても胸に来る。
ダメなとこあるのにカッコいいんよな。
あと上の子供超優しいな😭
トーニャもいつもちゃんと謝ってて良い子だし😭
私が基本謝れないタイプの子供だったから余計に眩しい😭素直〜
みんな幸せになって…
社会は助けを必要としてる人を守り続ける立ち位置や環境であってほしいと改めて思いました。

55:名無シネマ@上映中
22/10/06 14:23:32.02 SiKefuj3.net
ドライビング・トーニャになってた

56:名無シネマ@上映中
22/10/07 05:43:43.48 YanXLCRh.net
結論としては『観てよかったな』と思った。し、おもしろかった。

バニーの気持ちもまぁそうなんだなぁと思うけど、
役所の人たちに対してちょっと自己中心的すぎるとも思った。
お役所の冷たさよりも、バニーも態度が悪かったと思うし、それも含めてリアルなドラマだった。なんというか、そりゃあ社会には戻れないよなぁと。役所の人だとしたらたしかにルール違反して、ましてや人質とってる人間を子供に近づけられないし、かといってバニー側も『悪』ではないからなんとも…。
キャッチコピーとあらすじのイメージとちょっと違ったかな。
『パンフレット』としてのデザインは最高だったけど『ロードムービー』ではなかった。

映画としてはよかったなーと思うから今から見るの迷ってる人にはおすすめしときます。

57:名無シネマ@上映中
22/10/07 20:46:31.44 qrKzd1WE.net
"ラストナイト・イン・ソーホー" 以来の、トーマシン・マッケンジー目当てで鑑賞。
妹夫婦の家に居候しているバニーは、必死に働きながら、ある事情から離れて暮らす2人の子供と再び一緒に生活することを夢見ていた。そんなある日、妹の再婚相手であるビーバンが継娘トーニャに言い寄る場面を目撃してしまう。
一度人生を踏み外し社会から弾かれてしまうと、二度と受け入れて貰えない厳しい現実に、主人公と共に観客は絶望感を味わう。
それが、"定職につけない" → "住居に住めない" → "子供に合わせてもらえない" という悪循環を招き、現状を打破できずにもがき苦しむバニーの姿が切なく映る。
ただバニーも不器用で行き当たりばったりなところがあり、一連の彼女の行動にもう少し "冷静さ" があればと思う場面もある。そのあたりをどう感じるかで観る人の評価が分かれそうだが、子供への愛を貫くためとは言え、彼女の冷静さを欠いた非常識な振舞いはさすがに共感できなかった。
そんな中、路上での洗車仲間の青年が家に泊めてくれたり、支援局の女性職員がバニーと話すうちに少しずつ変わっていったり、一筋の希望を感じるシーンがあるのがせめてもの救い。
"ベイビーティース" でのヒロインの母親役や、"ニトラム" での富豪役とはまた雰囲気の違う役を演じたエシー・デイヴィス。本作でも若手俳優の引き立て方がうまく、一緒に逃亡するトーニャ役のトーマシン・マッケンジーとの掛け合いはひとつの見どころ。ただトーマシン自身の活躍シーンが少なく、物足りなさを感じた。

58:名無シネマ@上映中
22/10/08 13:06:22.88 OlyhyJ9P.net
途中までしんどいばっかりだったけど
立てこもりからなんか変わった
見てよかったです

59:名無シネマ@上映中
22/10/09 16:26:07.50 2kh2bQo3.net
我らがトーマシン・マッケンジーが出演するということで鑑賞。
ニュージーランド、ひいては世界における社会福祉の観点で見た「家族」や「母子」という関係性が、1個人毎のパーソナル事情に必ずしも合致しない残酷さが描かれていた。
言い換えればそれはバニー・キングの"正義"と社会的な正義や道徳との不一致の話でもある。
バニー・キングは癇癪持ちでかつて自身の子供を守るために夫に過剰な暴力を行い殺して服役している。出所して車の洗浄で小銭を稼いでいる今でも、その悪癖は治らない。
子供に会いたいという一心での彼女の行動は、激化していき、常軌を逸した行動に出始める。法律や倫理観は全部棚上げして最後には、誘拐籠城ののダブルコンボである。
本作がそんな社会的に"イカれた母"


60:主人公に据えて描きながらも見ていられるのは、常に冷徹な視座で中立な視点で描いているからだ。社会と母親、どちらにも肩入れしないことで、バニー・キングは自らの誤ちに自ら気づくのだ。 本作はほとんど何も解決せず、後退しか起こっていないように思う。あるとすればそれはトーニャの物語だろう。本作が明確に車の「外」と「中」で断絶を描いた作品であるとすると、バニー・キングは、常に「外」の存在でありながら「中」に躊躇いなく突っ込むことで酷い展開になっていく。しかしその行為によってトーニャは「中」から「外」へと引きづり出される。何一つ解決せず、はた迷惑なバニー・キングの"正義"は、トーニャにとっては良きことであり、その傍若無人さは引き継がれるようだった。それは冒頭の「What up」と最後の 「What up」が物語っている。



61:名無シネマ@上映中
22/10/09 16:40:32.24 hLgeGX01.net
長い割に中身が薄く読む価値の無いレスだな

62:名無シネマ@上映中
22/10/09 16:41:09.41 CbotLN56.net
我らがトーマシン〜とかそういう表現気持ち悪いです

63:名無シネマ@上映中
22/10/09 19:25:28.04 XjOpR4Lj.net
トーマシンちゃんはだんだん劣化してる
ジョジョラビットのころには勝てない

64:名無シネマ@上映中
22/10/09 19:48:15.09 6kwFJsad.net
ロリコンめ

65:名無シネマ@上映中
22/10/10 07:36:30.14 0m6PoKxs.net
社会の弱者からの視点とはいえ、弱者の主人公のバニーに共感ができず心が動かされないのは、他人の好意を無にする「恩を仇で返す」行動を見せつけられるからだ。彼女は「怒りを抑えることが出来ない」と自ら言うように、冷静にどうすればいいか考える術がない。残念ながら、行き当たりばったりに行動していく以外、できないのだ。
社会の弱者に目を向ける社会派映画といえば、ケン・ローチ監督の作品などが、真っ先に思いつく。彼の作品は主人公の心と社会との対比をくっきりと描きつつ、システムから抜け落ちている社会的弱者の状況と心情を複雑に描いている。そんな巨匠と比べるのは酷とは思うが、主人公の生い立ちなどがみえると情もわくかもしれない。
と言いつつも、追い詰められている人間は、手段を選べない。公的福祉のシステムも社会的強者が机上で作ったシステムであり、本当の手を差し伸べる訳でもない。弱者は強引に自己主張を続けるしかないのだ。
最近、沖縄 辺野古基地移転問題を掲げる運動家とそれを揶揄するインフルエンサー「ひろゆき」の対立が話題になっている。自分も「ひろゆき」になってないか?とはいえ、不用意に主人公に同情だけしてないか?自分はどう考えて、どう行動したらいいか?色々考えさせる作品だった。
福祉局のベテラン職員は懐が深く、また警察の機転、最後に冷静に対応してくれる看護士、彼らのシーンをラストに入れてくれたおかげで、最後はホッと温かい気持ちになった。(あれがないと、こちらの心までが荒んでいくところだった。)

66:名無シネマ@上映中
22/10/11 06:16:48.22 c4Bo6Dwm.net
ヒヤヒヤするような逃げたり嘘ついたりといったシーンがとかく苦手なのもあり
辛くて最初の1時間ぐらいで映画館から逃げ出したくなってしまった(笑)
最後は立て籠もりという展開に驚きつつもそこからは(状況は最悪だけど)むしろ落ちついて見れた。電話のシーンでめっちゃ泣いた、、、危うく映画館で嗚咽を漏らすところだった、、、
冷たく見えたルーベンも本当は母を愛しているし、一緒に暮らしたいと思っているんだろうな
きっとこれまで何度も期待と失望の末にああなってるんだろうな
やり切れないこの世
子供の誕生日を祝うために手段を選ばない、
傍から見たら悪手ばかりを繰り出してしまう
その狂気的ともいえる必死な正義で行き当たりばったりに突っ走ることが
他者を、やっとの機会を遠ざけ
自らを更に窮地に追い込む
これに対して「共感/同情できない」「やり方が悪い」「冷静さが足りない」みたいな感想が目についてすごく辛い。そういう世間のスタンスこそが彼女にああいう行動を取らせる原因の一端だという映画では無かったか。
その態度は、まともな仕事につけと行って差別心をむき出しにしたドライバーそのものじゃないのか。
まともなやり方で上手く渡れなかったからこそ、こういう行動を取らざるをえず、泥沼の悪循環に陥っているんじゃないのか。
彼女の行動自体は肯定できるものではないけれど 私だって別に共感したとかではないけど なんで彼女をそんなに突き放せるほど偉いのか。「理解できない」「間違っている」で切り捨てるのか。
福祉の限界は全然他人事じゃないんだよ

67:名無シネマ@上映中
22/10/11 06:16:58.63 c4Bo6Dwm.net
「わたしは、ダニエル・ブレイク」思い出したけど、あれも辛くて途中でやめちゃったんだよな。。もうネトフリから消えてるな、、また機会があればちゃんと見ようと思う。
あと、今作をジョーカーに並べてる人がいて、なるほどなと思う反面、ジョーカーがあれだけ危うい共感を集めた一方で今作の「共感ができない」の嵐というのは性差もあるのかもと。
「母親」は清く正しくあれという圧力?

68:名無シネマ@上映中
22/10/12 14:12:03.46 z42J9vUe.net
多分ジョーカーはファンタジーで自分は殺しに手を出すはずが無いって自負があるから表面的には共感できるんじゃないかな
逆にバニーのような行動はもしかしたら現実で自分も陥ってしまう可能性があるっていう恐怖から共感できるとは言いたくないんだと思う
そう言う意味じゃ真の共感はバニーの方が得ている気がする

69:名無シネマ@上映中
22/10/13 02:50:21.14 oNqJKKja.net
トーマシンが運転してるとこ良かった

70:名無シネマ@上映中
[ここ壊れてます] .net
トーマシンの親父ってジョージ・マッケンジーだっけ?

71:名無シネマ@上映中
22/10/14 05:02:58.72 wpPfS1gM.net
絶望の中に光る優しさに涙🥲。
いろいろと面白いくらいにうまくいかない前科持ちの母親が主人公。
子ども達に自由に会えない。
一緒にいるためには、仕事、家、環境、、、母親の衣類、子育ての能力などなどを全て証明しなければならない。
こんなの全部揃っている母親なんていない、そもそも揃ってなくて良い😅。
自信のあるやつ、出てこいよ!って感じ。
そのあたり後半の福祉局の職員が少しの理解を示したかのようで、そこにもじんわりきた。
主人公を演じたエシーデイヴィス。
素晴らしい👏。
マッケンジーちゃんの出番少ないなあとか最初思っていた自分を恥じる🙇‍🙇‍♂。
ラストも良かった。
子供と一緒にいたい。
主人公が他人の女性とやり取りする。
きっとニュースを見て知っていたのかな。
その優しさにまたグッときた。
これって最後死んだよね?

72:名無シネマ@上映中
22/10/14 11:57:56.09 kaXBuU3M.net
おそらく多くの人はこの主人公についていけないと思います。
怒りを制御できないところがあり、無計画にことを起こしてしまいます。
でも根底にある、ただ幸せに生きたいという思いが強く伝わってくるのでとまどいます。
この人はいったいどういう人間なのか? と。
貧困の中でもがく姿は貧富の差が広がる世界で、いたるところで見られます。そこから抜け出すことの難しさ。
この主人公のようなとんでもない行動に出たいと思うのも理解できます。
だからこそ痛々しさと、痛快さを一緒に感じてなんとも言えない気持ちになります。
ラストのあと彼女はどうなるのでしょうか。幸せになれるでしょうか。
うっすら見えるのは続く無限地獄のような気がします。。。

73:名無シネマ@上映中
22/10/15 17:50:45.38 S5fjZWPL.net
ゴリラーマン似のおばさんが一番まともだったな
最後トーニャが運転してんのなんかワロタ

74:名無シネマ@上映中
22/10/18 10:08:58.40 S3RErVKk.net
社会制度か溢れ落ちてしまう人たちの物語。
子供を全力で愛していて守りたかっただけなのに、怒りがコントロールできなくてやり過ぎてしまうバニー。
状況説明とかが上手くできないんだろうなと思わせるキャラクターで、そのせいで上手く福祉が機能していないようにも見えた。
同じ状況でも正当防衛が認められる人もいそうな状況だったし。
身体が先に動いてしまう性格が災いして、精一杯頑張って生きてるのに、全てが裏目に出てしまい希望が遠のいてしまうもどかしさに胸が締め付けられた。
誰かを見捨てる事もできないから、姪のトーニャも助ける事に迷いがない。
失うものが何も無いと言えるくらいの崖っぷちの状況でもあるので、無茶も多くてどんどん悪状況に陥ってしまうけど、バニーの真っ直ぐさにちゃんと気がついてくれる人もいたのが救いだったかな。
愛する子ども達の為に、決して立ち止まらないバニーの姿から最後まで目が離せなかった!

75:名無シネマ@上映中
22/10/21 22:30:20.15 iCziD77N.net
現状の世知辛さを容赦なく突きつけられる。
たしかに主人公のとった行動は行き過ぎてしまったけれど、一途な愛情が故の行動だし
、あんな優しさの足りないハードな世界じゃやさぐれてしまうのも無理はないと思ってしまうほど、周りの環境ってかなり重要だなあと改めて。
規則通りではない対応一つで回避できるなら、型に嵌めたものに囚われない柔軟さを持っていたいもの。

76:名無シネマ@上映中
22/10/22 08:53:33.06 54FstopM.net
予告でショーンコネリーのザルドスのリマスターが流れてきて、"ザルドース"、"ザルドース"という呪文のような声が頭からはなれないまま鑑賞。

ガッツリのロードムービーかと思いきや、きちんと登場人物が抱える問題、家族への想いを映した上でのドライビングシーンでした。
主人公は愛する子のためとは言え、はちゃめちゃにやりたい放題。
おいおいやりすぎだ、、と思いつつも、後半に行くにつれ彼女が抱える悲痛な想いが滲み出てくる。
後半よトーマシンマッケンジーの悲痛な声のトーン、周波数に乗って訴えかけるものがあり良かった。
オープニングからエンドロールまでドライブしているわけではないのだけれど、人物の感情移行、社会へのはたまた恐ろしい過ちを行った人への鬱憤を晴らすかのような展開はロードムービーらしさもあり、じんわり暖かく。

77:稚羽矢 
22/10/23 18:38:59.88 brnjk96D.net
将来的に怒りに任せて子供殺しそうな雰囲気バリバリだから福祉局の対応は正しいわな(笑)
妹の車で逃亡しなかったのはせめてもの良心やな

78:名無シネマ@上映中
22/10/25 18:05:58.13 jtPM6O4w.net
これはすごい!いい作品。特に後半の展開がすごい!映画館じゃなく家だったら大泣きするところでした。
子供たちを深く愛しながら社会的にはとても弱い母親。這いつくばってでも強くなれよ自己責任だよと非難する人もいそうだけど、それでは問題は見えてこない。
弱者だけが寄り添うように誕生日の飾りつけしてお茶を飲む束の間の平和なシーン。外では権力を持つ強者たちが武装して臨戦体制。これ描きたかったんだろうなぁ。名場面でした。強者のセリフ「あなたから子供を守る!」はすごい皮肉。うまいですね。
観客は男性も多くて涙をぬぐってるおじさまもいた。よかった。

79:名無シネマ@上映中
22/10/25 19:16:02.87 SQllJCm3.net
的外れにも程があるな

80:名無シネマ@上映中
22/10/26 02:26:15.05 JNU4fwBl.net
>>77
キミにとってはそうなのだろう
所詮はシステム側の人間にとっては異物は排除の対象なのだから
でもその境界なんて実にあやふやでさ
ちょっとしたキッカケで自分が異物になり得るという想像力と
それゆえ道を外れてしまった人間に対する優しさや寛容さって大切だと思うけどね
こんなテーマはそれこそ19世紀の「レ・ミゼラブル」から語られてきた普遍的なテーマではあるけど
日本は世界一冷たい国だからなw

81:名無シネマ@上映中
22/10/26 10:37:46.91 UVmlOta2.net
同感はできない部分もあるけれど、共感はたくさんして劇中のバニーと同じぐらい泣いた。
怒りを表せるのは良い事だと思う。一生懸命全てに真正面から向き合って、自分の意見を潰さないために自分を強く見せる。
一昨日理不尽なことがあったとき、自信が無さすぎて怒って良いのか私がそんなことして良いのかと悩んだことがあった。バニーの自分自身を信じ抜く強さみたいなものにすごくすごく憧れる。怒らずにいられないのはコンプレックスだと思うけれど

82:名無シネマ@上映中
22/10/27 00:15:43.00 iPrPE1Xw.net
事情があって子供たちから引き離されてる貧しい女性が、娘の誕生日を祝うために奮闘する話。ニュージーランドの映画って初めて見たかも。フロントガラス割れたまま走ってても何も言われなかったり、二度と来るなと言いつつガレージのセキュリティゆるゆるだったり、なんかのんびりした国だなあ… でも児童保護に関しては厳しい。日本はどんだけ問題のある家庭でも親と一緒に暮らさせようとするけど、欧米はちょっとでも問題あったら容赦なく引き離すみたいやな。この主人公一所懸命なんですよ。でも順序立てて物事を運ぶというのができないみたいで、場当たり的に嘘言ったりして動いているから問題が大きくなっていく。ただ、どういう事情がありそうかは、あの職員のトリッシュさん、最後の方ではなんとなく察してましたね。トーニャのこともね。お母さん最後までトーニャに謝らず、あのクズ男と一緒にいるやん。そりゃ家出するって。バニーも車の鍵を渡してトーニャだけは守った。そこが救いといえば救い。でもちょっとでも「まともなふるまい」から外れた人が生きにくいのはニュージーランドも日本も同じなんだね。

83:名無シネマ@上映中
22/10/28 08:28:24.69 SPXtb7AF.net
頑張り過ぎて空回りし、それがとんでもない非喜劇をひきおこす、一種のディザスター映画ってそれなりにあって、ある意味一ジャンルとも言えるけれども、そのジャンルも、そしてこの映画も結構好き。そして、この映画は終わり方もよかった。バニーのその後も見たい気がする。

84:名無シネマ@上映中
22/10/28 19:12:07.91 B1F0l3Nm.net
"正しさ"を振りかざす社会と見て見ぬふりをする大人に押し潰される母と少女
作中で多用される「守る」という言葉がとても傲慢に感じる
何もしてくれない社会が一体何から誰を守るんでしょうね
どんな相手にも中指を突き立てて生きるバニーの生き様に感銘を受けた

85:名無シネマ@上映中
22/10/29 00:42:22.03 qUzxpfuk.net
ポスターとタイトルのポップさとは裏腹に苦しくてしんどい映画だった...
バニーは子どもと一緒に暮らしたい、お誕生日をお祝いしたいってだけなのに、やることがどんどん裏目にでて悪い方に悪い方に転がり落ちてくのがつらい。
でもさ、すぐバレるその場凌ぎの嘘ついたり、怒りに身をまかせて行動したり、犯罪おか


86:オたりするから、もう〜!ってなっちゃったよ。 でもバニーの立場だったらこうするしかなかったのかなぁとも思う... まともに頑張ってもなにも良くならないんだもんなぁ。 そんなバニーだけど、保身に走ったりせずにトーニャを助けたところと連れ出したところは本当グッジョブ。 支援センターでも若いお母さんにお金渡してたし、自分を犠牲にしても他人を救おうとする人なんだろうとも思う。 あのクソ男は絶対逮捕されてほしいし、お母さんは早く目覚めてトーニャを迎えに行ってあげてよね。



87:名無シネマ@上映中
22/10/29 09:06:18.81 qUzxpfuk.net
イメージ以上に重く、解釈が難しかった!前科がありながらも更生し、子供と幸せに暮らすことを夢見るバニー。そんな母の強い思いや信念とを妨げるかの如く重くのしかかる『福祉問題』や『格差社会』。バニーに幸せになってほしい反面、破天荒すぎる行動には少し嫌気もさしてしまう等、鑑賞後は何とも言えない感情に包まれた。観た人それぞれが違った解釈や、感じ方ができる作品であったと思う👍

88:名無シネマ@上映中
22/10/29 23:46:06.10 1sNdDkRU.net
予告見て気になってたはずなんだけど実際見てみるとあれ?予告の雰囲気ってこんな映画だったか?思ってたのと違うな…の連続だった。ちょっと期待はずれだったかな。
終わり方は好きだったけど全体通して主人公に感情移入できなかった。
過去のことは事情があってかなり同情の余地はあるんだけど、子どもと一緒に住めないのは過去のことで住まいや収入がないことよりもその性格では…
もちろん子どもへの愛情もトーニャのことを救い出したい気持ちが強くあるのも、困ってる人への優しさも持ち合わせてる人柄なのも分かるけど、そうするしかなくて必死だとしても行動が酷すぎて。家庭支援局の人への態度もプレゼントの万引きも車のイタズラも盗難も笑えなくて、なんだか感情移入できないまま客観的に冷静に見てしまって応援したいと思えなかった。
諸々トーニャを守りたいというよりあの父親への憂さ晴らしに見える面のほうが私には大きくて。
家庭支援局の人たち本当にお疲れさまです。
家庭支援局のスタッフの人たちの冷静な対応がかっこよかったです。

89:名無シネマ@上映中
22/10/30 09:20:09.74 +DwtS2Ou.net
予告でショーンコネリーのザルドスのリマスターが流れてきて、"ザルドース"、"ザルドース"という呪文のような声が頭からはなれないまま鑑賞。

ガッツリのロードムービーかと思いきや、きちんと登場人物が抱える問題、家族への想いを映した上でのドライビングシーンでした。
主人公は愛する子のためとは言え、はちゃめちゃにやりたい放題。
おいおいやりすぎだ、、と思いつつも、後半に行くにつれ彼女が抱える悲痛な想いが滲み出てくる。
後半よトーマシンマッケンジーの悲痛な声のトーン、周波数に乗って訴えかけるものがあり良かった。
オープニングからエンドロールまでドライブしているわけではないのだけれど、人物の感情移行、社会へのはたまた恐ろしい過ちを行った人への鬱憤を晴らすかのような展開はロードムービーらしさもあり、じんわり暖かく。

90:名無シネマ@上映中
22/10/31 00:29:42.86 XP23rYfr.net
バニーが感情を最優先にした行動しか取れないのは、彼女の不器用さだけではなく、感情しか武器に出来るものが無いくらい虐げられてるからではないだろうかと思う。
ムカついた奴の車に小便をかけるくらい論理を無視して突っ走る彼女にブレーキを掛けるのはいつも相談所の書類であって、本来守られるはずの制度が自分を排斥する制度に移り変わってしまう社会制度の歪さを感じる。
そんな中で「娘の誕生日を祝う」ことだけを行動指針に力技で進む彼女の健気さがより一層輝いて見えた。
行動一つ一つが危なっかしくて、次に何やらかすか分からないバニーの感情剥き出しの動きが予定調和な展開にしてくれず、次の展開が読めなくて飽きることがなかった。

91:名無シネマ@上映中
22/11/01 01:20:26.84 UYMEF3uQ.net
ニュージーランドの社外問題にまったく無頓着だったので、色々と驚かされる。友人夫婦(といってもお会いしたのは1度だけ)が移住して、ポジティブなイメージしかないけど、格差の問題はどこにでもあるんだ、と改めて。
主人公のエシー・デイヴィス演ずるバニーが、怒りを抑えられない性格で、とにかくやる事なす事パワフル。怒りだけじゃなく、子どもに会いたい気持ちを抑えられなかったがために、物事が悪い方へと転がっていく事になるのだが、ハラハラして見守りつつも、どうか理解されて欲しいと願ってしまう。
助演は『ラストナイト・イン・ソーホー』のトーマシン・マッケンジー。あれと年齢感があまり変わらないな、と思って観ていたけど、こちらも2021年制作だから、ほぼ同時期くらいの撮影だったんだな。
オチがなんとも言えず良い。思い返せば劇中、悪人と呼べるのは1人しか出て来ないし、その人物を大きく批判する訳でもなく、あくまでバニーの視点で、バニーがどう生きるのか、どう社会に受け入れられる、あるいは拒絶されるのかを扱っていたのがとても良かった。
監督はこれが長編デビューという事だけど、堂々たる秀作だった。
もう公開して1ヶ月経つのに、僕らが観た回は6割は埋まってたかな。評価されている様で何より。
パンフは、インタビューの類いがひとつもなく、残念。

92:名無シネマ@上映中
22/11/01 16:53:44.97 f1k9S+PG.net
ドライビングと付いていたので『バニシング・ポイント』のような内容なのかと思っていたら。原題は『THE JUSTICE OF BUNNY KING』。正義の相克。エピソードの推移と共に生半可な鑑賞態度では一筋縄ではいかぬことが分かってくる。
が、どうにも本作の主人公バニーのやることなすことにわたしは嫌悪感を覚える。時折こんな人に出くわすことがあるが、触らぬ神に祟りなし、ということを経験で知ったので、そんな時には遠巻きにして背中を向けます。本作のバニー、もはや二進も三進もいかないことになっている。事の起こりの描写は曖昧でそれも徒然に語られるのだが、どうやら夫殺しで服役していた過去があるようだ。その原因も徐々にわかってくるのだが、本人の裁判における主張の記録だけで明確には知らされない。そんなシーンが他にもある。バニーが辛うじてホームレスもどきでいられるのは妹の家に寄生しているからなのだが、その家の亭主が妹の連れ子の姪トーニャに性的干渉をしていると思われる場面に出くわしたバニーはブチ切れる。ドアを蹴破り救うのだが、トーニャは明確に被害を受けたとは訴えない。その事実も徐々にトーニャ本人の口から語られるのだが何があったのかはよくわからない。ただ、誰も気づいてくれない、母親も義父の顔色を窺うばかりでちゃんと聞いてくれない。そんなことを描写するのみだ。
そんなこんなでバニーは服役中にこどもを福祉事務所の管理下に置かれ会うこともままならぬことになっている。接見の日にこどもの誕生日までには家を見つけその家で誕生会を開いてプールにも行こう。そんな出来ない期待を抱かせてしまう。無理を通そうとして更に泥濘にはまる。こどもの里親の家に規則違反の訪問をしたり、その里親の家の住居環境をヒドイものだと侮辱したり、一時寄宿している知り合いの移民の家を自分の家の如くに見せかけ福祉事務局の職員を誑かしたり、金がないからとホームセンターで壮大な万引きをしたり、いくら何でもひとりよがりすぎる。いくら世の中のせいにしてし過ぎることはないと言っても、いくら制度が厳しいと言っても、世の中得体の知れぬしがらみで成り立っているとしても、それもこれも自分の不始末じゃないか。どーなってんのと言われても。

93:名無シネマ@上映中
22/11/01 16:53:57.93 f1k9S+PG.net
そんな風に思ってしまうわたしの正義は本作の主題歌の主人公の敵なのかもしれない。
でも、バニーがお節介をしなかったらトーニャはとんでもないことになっていたかもしれない。わかり過ぎるくらいわかるのだ。
閑話休題
ニュージーランドの話だけれども。コロナ禍における首相の説明責任の果たし方が素直で明るい感じでわたしの住む国の首相と真逆だなと思ったものだが、やはり経済格差は厳しくあるようだ。でも人権に対する理解は深くて、本作でも不安定な母親バニーから子供を保護しようというその仕組みは冷酷ではあるけれど冷徹だ。こうでもしない限り守れないものがあると、日本のニュースで流れる事件を思い起こす。無責任は日本のお家芸で、どんなことを起こしても記者会見でこうべを垂れれば気が楽になるのだ。ニュージーランドではバニーのふたりのこどもは確かに守られている。バニーに渡してしまったらどんなことになるのか想像に難くない。
主題歌What's Upは1993年の曲だけど、30年で世界は少しは変わっただろうか。格差社会は資本主義と自由主義の産物。タニヤ・ヘケ演じる福祉事務所の管理職は1993年のそれじゃない。囚われの身でありながら冷静沈着。バニーの行動を抑制するに精力を傾ける。もはやWhat's going on?なんて言っちゃいないのだ。バニーだってしなくてはならぬことは分かっているのだ。トーニャに車のキーを渡す。彼女ももうベッドで泣くのをやめるのだ。
ラスト。肩を撃ち抜かれてボヤいているバニーに女性警察官は言う。あなた面白い人ね。

94:名無シネマ@上映中
22/11/02 00:55:14.64 BKL02qD/.net
経済格差による偏見がテーマ。
どうにもならない事だとは思うけど、どうもバニーを手放しで応援できないんだよね…
子供を思うとはいえ、制度やルールを守らなかったり、万引き、不法侵入など軽い犯罪をいくつも重ねるのが、ややイライラした。
もっと賢く立ち回ればいいのに、これでは自業自得と言われても仕方ないし、「努力してもどうにもならない」と言うわりに本人が努力してるようにはとても見えなかった。
終盤の展開は子供を思う気持ちにグッと来るのだが、
原題の「The Justice of Bunny King」の「Justice」と言い切ってしまうには疑問が残る。

95:名無シネマ@上映中
22/11/02 10:29:42.92 I+5+0x1n.net
正義ってのは立場で変わるから「Justice」で良いんだよ
「こんなモノは正義ではない!正義はひとつなんだ!」って発想こそ危険
これはこれでバニー・キングの正義なんだよ

96:名無シネマ@上映中
22/11/13 02:43:01.66 vrzJWQ1y.net
今日見たけどババアがキチガってるだけでつまらん映画だと感じた。

97:名無シネマ@上映中
22/11/13 14:03:59.31 s3p+3/jE.net
つまらん人にはそう感じるのでしょう

98:名無シネマ@上映中
22/11/13 14:15:08.37 Ei0JdVmp.net
社会がキチガイにさせたという見方できない奴はキチガイ

99:名無シネマ@上映中
22/11/13 15:15:44.52 s3p+3/jE.net
>>95
そういうのごテーマの映画だしね

100:名無シネマ@上映中
22/12/07 21:42:21.23 qF5cjuUN.net
アメリカでは無いことの大きな違いはどこ?
左通行
発音
しばらくアメリカと思ってたから、、

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