教育の世界史 ..
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2:世界@名無史さん
12/11/17 22:49:39.03 0
神田が学生街なのは、幕末に三大道場があって
それが一種の巨大教育機関として機能していて、
それで学生の街を形作る元になったのかな?

3:世界@名無史さん
12/11/17 23:37:12.19 0
>会社の入社式・新人教育

確かに、現代日本のイニシエーションだな。
会社に入って社会人教育を受けることでやっと、いわゆる「日本人」としての特質が完全に身につく。

4:世界@名無史さん
12/11/17 23:39:28.50 0
関連スレ

修道会の歴史
スレリンク(whis板)l50

5:世界@名無史さん
12/11/18 00:56:15.96 0
先生が板書して、それを生徒が聴講する、というスタイルはいつから始まったんだろうね?

6:世界@名無史さん
12/11/18 02:38:40.87 0
>>5
一斉授業の原理的な背景はコメニウスによる『大教授学』以後だけど。
”先生が板書して、それを生徒が聴講する”ていうのは、
ざっくり言えばいわゆる公教育の概念以降の手法だから、知りたい国の公教育普及の流れを洗えばだいたい推測が付くと思うよ。

あんまり長文書いてもつまらない悪寒がするので、このくらいで・・・。

7:世界@名無史さん
12/11/18 02:53:25.47 0
徴兵が抜けている。

8:世界@名無史さん
12/11/18 03:03:43.10 0
宗教関係で言うと、イエズス会も当初からかなり教育に力を入れていたようだけど、
かれらが設立していた学校の授業ってどんな感じだったんでしょうか?
なかなかそういうことが分かる資料って無いですよね。

9:世界@名無史さん
12/11/18 03:13:28.20 0
>6
>あんまり長文書いてもつまらない悪寒がするので、このくらいで・・・。

いや面白いよ。
良かったらもっと続けてよ。
コメニウスなんて不勉強にして全然知らなかった。

>5
そもそも黒板(or 塗板)が発明される前って、板書が難しい気がするんだけど。
それ以前ってどうしていたんだろうね?

10:世界@名無史さん
12/11/18 03:32:27.09 0
>(足利大学・比叡山)、

大学じゃなくて足利学校だね。
明治5年まで続いていたのは驚異的。

11:世界@名無史さん
12/11/18 03:43:53.62 0
近代以前の日本の重要教育機関というと、足利学校の他には、

延暦寺、コレジオ(臼杵、有馬)、ノビシアド(臼杵)、セミナリオ(安土、有馬)、
鳴滝塾、適々斉塾、昌平坂学問所の他ってなにがあるっけ?

12:世界@名無史さん
12/11/18 03:51:20.17 0
過去スレ

科挙を研究するスレ
URLリンク(desktop2ch.org)

13:世界@名無史さん
12/11/18 04:56:06.53 0
宗教道場がごっちゃになってるが、
藩校レベルの学校なら無数にあるのでは。
ほとんどが現在の大学や高校の前身として存続してるけど。

14:世界@名無史さん
12/11/18 05:06:31.53 0
>>7
徴兵についてkwsk

>>9
アメリカ教育史をかじってた時期があるだけで、そう詳しいわけじゃないんだ、なので専門家の意見ではないということを念頭に。

板書してみんなでそれを学ぶっていうのかな?、そういう形式ってごく最近のものなんです。日本で言えば、明治以降。
一斉にみんなで、先生の板書をみながら授業を受けるスタイル(我々が小学校から経験しているような)に至るまでに、けっこう試行錯誤があって、
例に出したコメニウスの一斉授業の原理というか思想から、かなり期間を置いてイギリスの19世紀初めくらいに、
モニトリアル・システムっていう教授法が編み出されるんです。

モニトリアル・システムっていうのは、簡単に言えば大教室に子供を鮨詰めにして、先生はでっかい黒板で授業。
教室には上級生を配置して、先生の補佐をさせるっていう感じです。大学の大講義室のティーチング・アシスタントみたいな感じです。

これが一時期、一斉授業の始まりだと考えられていたんですが、
後々調べてみると、同じ教室にいるだけで授業を受けてる子供たちは、それぞれ学習進度がバラバラで、
教室を共有しているだけで、ぜんぜん一斉授業になっていなかったんです。でかいだけの寺子屋状態です。

いまある”一斉にみんなで同じ授業を受ける”スタイルは、
ヘルバルトっていうおっさんの考えた原理が基礎になってできていると言われています。

15:世界@名無史さん
12/11/18 05:17:02.11 0
>>9
追記。黒板発明以前は石版を使っていたわけですが、
そもそも、一斉授業の普及以前から大きな黒板のようなツールの需要があったかというとけっこう疑問かもしれません。
一斉授業が試みられていたときに、授業の中で石版さえ使われていなかった例もありますから。

16:世界@名無史さん
12/11/18 06:03:26.76 0
>13
確かに藩校が抜けてるね。

>宗教道場がごっちゃになってるが、

大学の大きな源流の一つは、神学部だから、
宗教理論の教育機関は当然含めていいんじゃね?

17:世界@名無史さん
12/11/18 06:05:19.62 0
>>14
>ヘルバルトっていうおっさんの考えた原理が基礎になってできていると言われています。

それだけじゃちょっとぐぐりようも無いので、いつの時代のどこの国の人か
だけでも書いてくれると助かる。

18:世界@名無史さん
12/11/18 06:23:35.83 0
>>17
サーセン 
「ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト」でぐぐると一番上にWikiがくると思うので、その人です

この人自体が何かしたわけではなくて、
この人の提示した考えに共鳴した人たちが、一斉授業の枠組みを実践していったっていう流れです。

19:世界@名無史さん
12/11/18 06:35:35.18 0
>>13
>藩校レベルの学校なら無数にあるのでは。

寺子屋じゃないから、無数には無いぞ。
数10校だよ。

20:世界@名無史さん
12/11/18 06:39:18.01 0
無数という言葉の意味に「百個を超えること」なんて定義は無い。

寺子屋は文字通り寺の学校だが。
修行道場ならば一定段階までは宗門大学があるから、
その前身は古くからあるだろ。
高校でも京都あたりの私立校なら、ほぼどこかの宗派に所属があるし。

徴兵は学生以上社会人未満という年齢の性質上、
教育機関を兼ねる部分がある。イジメ問題とかも大変だったり。
徴兵学校というものがあるらしい。

21:世界@名無史さん
12/11/18 06:49:42.12 0
例えばOJTというのは給料貰って行う教育となる。
現在の派遣社会人はこのような教育は受けられない。
あくまで私見だが正社員でも派遣するから実質変わりなかったりする。

22:世界@名無史さん
12/11/18 07:13:20.20 0
>20
>無数という言葉の意味に「百個を超えること」なんて定義は無い。

定義と来たか。
日常語に定義なんて無いんだよ。
国語の問題。
そして数十個は無数とは言わない。
単純に日本語の間違いなんだから、変に開き直ると恥かくだけだよ。

23:世界@名無史さん
12/11/18 07:15:38.42 0
>21
>現在の派遣社会人はこのような教育は受けられない。

そりゃ、単純事務要員の話だろ。
コンピュータ業界なら、派遣でもOJT教育なんて常にやってるよ。

24:世界@名無史さん
12/11/18 07:15:44.72 0
くだらないことに食ってかかること自体が
レベルの低さをもの語っている。
お前本当に頭悪いんだな。教育を語る資格なし。

25:世界@名無史さん
12/11/18 07:17:42.75 0
派遣のOJTは費用を払いながら教育までするのかよ。
バカか。
コンピュータ業界w 立派な単純作業じゃん

26:世界@名無史さん
12/11/18 08:32:42.81 0
世間を知らない学生の煽りはいいから。
大手のコンピュータ会社って、ソフトウェア関係はほとんど自社の人間いないんだよ。
9割方、外の人間を使ってるのが現状。
なんで、実際に会社の中で働いているのはほとんど派遣。
ある意味、そこまで空洞化してるんだよ。

中小はまたちょっと事情が違うけどね。

27:世界@名無史さん
12/11/18 08:34:23.36 0
>>24-25は、最近ちょくちょくあちこちのスレで
基地外キャラを演じているやつだと思われ。
相手すると、延々と噛み合わない内容レスしてくるから、最初から取り合わない方がいい。

28:世界@名無史さん
12/11/18 08:39:24.40 0
>>20
>徴兵は学生以上社会人未満という年齢の性質上、教育機関を兼ねる部分がある。

まあ日本の場合、学校教育自体が軍隊式だけどね。
運動会、遠足、というのは明治末期に軍隊の形式を使って体力増強、組織だった行動を
学習させるために取り入れられたもの。

欧米の学校では、ハイキングはあっても、遠足のような行進を伴うものは無いし。

前に習い、気を付け、などの号令もそうだね。

こういうのは、なぜか戦後の民主化時代になっても残り続けた。

29:世界@名無史さん
12/11/18 08:41:28.38 0
>>26
派遣の職種ってのは単純労働か専門職種に限られる。
お前頭の悪い人間だな。
最初から21はお前みたいな頭の悪い派遣プログラマのことを指して言ってるんだよ。
わからねえのか。こんな奴に社会の飯を食わせるなよ。
学生のアルバイトの方がまだ社会性があるわ。

30:世界@名無史さん
12/11/18 08:46:26.04 0
>>27 無数の定義に食ってかかる煽りがあなたですね。自作自演はやめて下さい。

31:世界@名無史さん
12/11/18 08:47:47.40 0
>14
>板書してみんなでそれを学ぶっていうのかな?、そういう形式ってごく最近のものなんです。

以前、18世紀の数学者ガウスの子供の頃の逸話を、なんかで読んだことがある。

先生が算数の問題を出した直後、ガウスが「出来ました!」
と手を上げた。
先生がガウスの蝋板を見ると、彼独自の計算が書かれて、正解が導き出されていた。

こういう時代って、少なくとも講義形式にはなっていたんだろうね。
で、黒板のように、先生が事前にまとめたものを、視覚的に披露する方式が
いつからか、ってことだけど、大きい蝋板みたいなものってなかったのかな。

32:世界@名無史さん
12/11/18 08:50:36.46 0
>26
な、言った通り、下の方に基地外レスしていただろ。
一切取り合うなよ。
こんな感じで延々ゴミレス続けてくるから。

33:世界@名無史さん
12/11/18 08:55:09.76 0
>>32
31はキチガイレスというほどひどくはないが、
まあ確かに変だな。

34:世界@名無史さん
12/11/18 09:01:46.72 0
>>22
日常語に定義が無いのだから文脈で読むべきでしょ。
その定義の無い言葉を否定するときには、
一体何に基づいて否定しているのだろうか。
自分の言ってることの矛盾に気づいていない残念な人間。

35:世界@名無史さん
12/11/18 10:20:33.77 0
>>31
先生が席を外すので、その間、1+2+3+・・・・+100を計算しているように
問題を出した。ガウスは、すぐにできたという、並び順を逆にして
1  +2+3+・・・・・・+100
100+99+98+・・・・・+3+2+1
上下を各項目ごと足す。
101+101+101+・・・・・+101(101が100個)
故に
101*100/2が答えだとした。
ガウスが日本人なら、足し算なのにかけ算と割り算を使用しているので怒られてお仕舞い。
しかし、理解ある先生で、既に級数の概念に自力で到達していることに気がついたので、自分の数学書を貸してあげるんだよね。
級数や数列の有名な逸話。

36:世界@名無史さん
12/11/18 11:17:25.31 0
明治時代の新聞に漢字に全てふりがなが振ってあるのは、
字が読めるといっても、ひらがな・カタカナレベルが多いから?

37:世界@名無史さん
12/11/18 11:27:48.82 0
ふりがなをつけた新聞はお子様向けを売りにしたからだよ。
今の小学生新聞とスポーツ新聞と女性誌の合いの子のような扱い。
政治面中心の新聞にはふりがなはなかった。

38:世界@名無史さん
12/11/18 11:35:53.06 0
>36
総ルビは、戦後廃止されるまでずっと続いたいたよ。
日本語の漢字の読みは不規則だから、今でも総ルビ復活の意見は根強い。

39:世界@名無史さん
12/11/18 11:36:43.60 0
>37
>ふりがなをつけた新聞はお子様向けを売りにしたからだよ。

新聞に限らず、書籍は基本的にみなルビが振ってあったんだが。

40:世界@名無史さん
12/11/18 11:41:23.06 0
>>39
書籍って、要は小説だろ。「小」となぜ付いているのかと不思議に思ったことはないのかね。

41:世界@名無史さん
12/11/18 12:04:00.48 0
小説じゃないよ。

42:世界@名無史さん
12/11/18 12:05:30.72 0
>>40
例外はあったかもしれんが、大抵の出版物にはルビが振ってあった。

43:世界@名無史さん
12/11/18 12:11:20.86 0
>40
子供向けと言いたいのだろうが、ルビ自体は大衆向け以外の書籍、新聞にも基本的に振ってあった。
その場合、「総ルビ」では無かったが。

44:世界@名無史さん
12/11/18 12:23:28.65 0
.>>31
蝋板と鉄筆の組み合わせは、ポンペイの壁画でも描かれているぐらいだから、
かなり古そうだね。

45:世界@名無史さん
12/11/18 13:00:02.65 0
蝋板が下書き用というのは分かるんだけど、面積が限られているから
ノートを取るみたいな使い方はできないよね?
先生が口頭で話したことを、メモに取ることができるようになったのって
いつ頃からなんだろう?
それまでは皆暗記?

46:17
12/11/18 13:03:43.85 0
>>18
ありがとう。
19世紀初頭のドイツか。
いかにもって感じだな。

47:世界@名無史さん
12/11/18 13:09:45.77 0
過去スレ

大学と知の歴史
URLリンク(logsoku.com)

48:世界@名無史さん
12/11/18 13:19:52.63 0
168 名前:世界@名無史さん 投稿日:2008/02/21(木) 01:05:31 0
欧米では神学がないとuniversityと名乗ることができない。
その他をいくら入れてもcollege

49:世界@名無史さん
12/11/18 13:21:55.69 0
2,3年前の不景気で自社教育能力の無い中小ITは、
入社3年以内を撫で斬りに切っていったのだが。

自分がそうなわけではないが、
このド不況の中で拱手傍観丸出しの他人事視点は腹立たしい。

50:世界@名無史さん
12/11/18 15:04:45.80 0
>>31
身も蓋もない話なんですが、
学習用具の世界史(当時の教授形態やその他諸々を推測するための)って調査にすごくお金がかかるもので、
なかなか誰もやりたがらないんです。わざわざ現地まで行って何も収穫がなければ論文一本すら書けずまるまる損するわけで・・・。

ガウスが使っていたような蝋板とかそういった当時の道具に断片的に言及している研究はありましたが、
あまり詳しい物はちょっと思い当たらないですね、知っている方がいれば教えて欲しい。

51:世界@名無史さん
12/11/18 15:44:37.53 0
フランス百科全書の膨大な挿絵は見た?翻訳があるよ。

52:世界@名無史さん
12/11/18 15:52:16.65 0
識字率って、言語による影響を受けるんじゃないか?
日本語の場合、識字といってもひらがなや・カタカナがあるから数値は上がりやすい。
日本がヨーロッパの言語の国だったらこうはいかない。

53:世界@名無史さん
12/11/18 17:23:51.59 0
識字率という概念自体が、古代フェニキア文字から来る
音素文字文化圏での発想で、
漢字文化圏に適用するのが本来間違い。

54:世界@名無史さん
12/11/18 23:04:24.44 0
>>11
千葉周作の玄武館は、剣術の教え方を科学的と言えるほどに分析し、
改革したと言う意味で、歴史的に重要な教育機関だと言える。

>>13
11が言いたいのは、日本の教育の歴史において、どれぐらい画期的で
あったかとか、そういう意味での重要度でしょ。
なんで藩校も、10数校は挙げてもいいかもしれんが、他の後追い的な
ものは意義が低いので、無視していいかと思う。

>ほとんどが現在の大学や高校の前身として存続してるけど。

大学として残ってるもの以外は、あまり特筆してもしょうがないような。
ほとんどでは無いし。
小学校になったり、廃校になってるものも多数。

>>19
wikipediaを信じれば255校だな。
無数というと大げさだけど、まあでたらめではない。

>>20
>無数という言葉の意味に「百個を超えること」なんて定義は無い。

100を超えてるみたいだよ。
で、言うのなら定義じゃなくて、「語義」ね。

55:世界@名無史さん
12/11/18 23:36:10.52 0
関連スレ

【政治体制】近世における先進国とその条件【技術】
スレリンク(whis板)l50

56:世界@名無史さん
12/11/18 23:38:53.65 0
>>11>>54
日本の音楽教育史の観点で言うと、セミナリオ、コレジオは確かにかなり重要だな。

57:世界@名無史さん
12/11/19 02:58:02.28 0
遍歴学生について、誰か語れる人いない?

58:世界@名無史さん
12/11/19 07:25:00.94 0
>>14
>なので専門家の意見ではないということを念頭に。

みんな匿名で知ってることを書いているだけだから、そこまで身構えなくても。

>板書してみんなでそれを学ぶ

それ以前って、口頭で述べていただけなのかな?

59:世界@名無史さん
12/11/19 08:39:33.38 P
教育史って旧帝の教育学部で学ぶの?

60:世界@名無史さん
12/11/19 11:32:33.36 0
>>58
紀元前100年頃の話になってしまいますが、
そのころはソクラテスの産婆術の流れをくむ問答学校なんてのがローマ帝国にありましたね。

>>59
日本教育史なら大概の教育学部で教えられる先生がいるかとおもいますが、
西洋教育史となると、なにせ範囲が膨大なので、全部そつなく学べる場所っていうのは少ないかもしれないですね。

61:世界@名無史さん
12/11/19 12:09:33.10 0
『チェーザレ』の2巻で、大学での講義のシーンが描かれているね。
あの漫画のことだから、監修者が時代考証きっちりやってるかと思うが。

黒板的なものは一切無く、教授が正面に立って、本を参照しながら講義。
学生は左右の席に座り、発言したり、意見を述べ合ったり。

学生の手元にも、本のようなものがあるが、筆記用具等は無し。

62:世界@名無史さん
12/11/19 21:22:55.43 0
生徒がここに小さなタブレット(黒板)を持って勉強するのは11世紀から始まるが、、
エジンバラの王立ハイスクールの校長であるジェームズ・ピランズ(1778-1864)が地理を教えるために色のついたチョークで使用したことが現代の黒板の創始。

blackboardの単語の導入は、1815から25年。
アメリカに黒板が導入されたのは1801年。

63:世界@名無史さん
12/11/19 23:07:24.50 0
>明治時代の新聞に漢字に全てふりがなが振ってあるのは

先年、日本史板にもこういうデマが書き込まれていたが、何にこんな嘘が書いてあるんだろうか

「明治時代 新聞」で画像検索すれば事実でないことが簡単に確認できるというのに

64:世界@名無史さん
12/11/20 09:23:42.27 0
>>61
>学生の手元にも、本のようなものがあるが、筆記用具等は無し。

やっぱり重要ポイントは、全部暗記なのかなぁ。

>>62
>生徒がここに小さなタブレット(黒板)を持って勉強するのは11世紀から始まるが、、

その後、どの程度普及していたか、何か情報ありませんか?
英語のページとか本でも構わないのですが。

65:世界@名無史さん
12/11/20 22:37:28.10 0
漫画と同じだろ、漫画はふりがなを振ってあるイメージが強いが、ふってない漫画もある。
でも基本はふってある。明治期の新聞は大衆向けには漢字がふっていない。
日本の識字率が高いのはかなをワンセット覚えれば済むということも大きく貢献している。

66:世界@名無史さん
12/11/20 22:44:47.16 0
>明治期の新聞は大衆向けには漢字がふっていない。

意味不明な字の羅列を書くのはやめてくれ。

67:世界@名無史さん
12/11/20 23:20:25.77 0
明治時代に大衆向けではない新聞って何新聞?

68:世界@名無史さん
12/11/21 05:09:00.48 0
関連スレ

☆【装丁】書物の歴史【印刷】
URLリンク(unkar.org)

69:【新唐人2012年11月20日付ニュース】
12/11/21 15:01:08.75 O
近日、北京では“農村教育高峰論壇”が開かれ、調査報告書を発表。
それによると、中国の農村部では毎日平均小学校63校、教学スポット30箇所、中学校3校が閉鎖。1時間ごとに4校の農村学校が消えている計算になります。
人口過密の都市部と裏腹に農村部では過疎問題が深刻化し、子供たちの通学問題は早急な解決を待っています。
報告書によると、2000年から2010年までの10年間、中国の農村部の小学校は半減し、中学校は25%減少、教学スポットは6割減っています。
10年間で農村部の小学生は3000万人減少し、中学生は1600万人減少しています。
2001年より、いわゆる“教育資源の節約”と“地方政府の財政圧力軽減”のため、当局は農村学校の閉鎖と合併を始め、名目上は“農村教育の現代化実現”を謳(うた)っています。
その結果、農村部では多くの学校がなくなり、複数の村に学校がひとつしかなく、子供たちは数十キロ離れたところの学校に通うはめになりました。
各地では定員オーバーの“ブラック・スクールバス”が現れ、交通事故による死亡事件が頻発しています。
安全のため、多くの親は子供を寄宿学校に入れるしかありませんが、費用が負担できない多くの農村家庭は子供を退学させるしかありません。
報告書はまた、子供たちの学校が遠い、費用が高い、学校に行けないなどの問題の主な原因は、学校の過度な閉鎖と合併だと指摘しています。
北京の教師 楊賀民さん「学校の閉鎖と合併の後、スクールバスが間に合わず、通学が不便になりました。これは政府の問題です。政府は承諾だけして行動はありません。矛盾を造りだしたのも政府で、解決できないのも政府です」
湖北省麻城市順河鎮林店村 陳さん
「(寄宿舎の)条件も悪いです。夜になってもお湯もなく、飲み水さえない時もあります。教室にはミネラルウォーターが1日1本しかなく、飲み終わったらもうないのです。子供たちも大変で勉強などできません。みな苦しいのに授業なんかできますか」
過去10年間、中国では毎日平均63校の小学校、30箇所の教学スポット、3校の中学校が消えています。
1時間ごとに4校の農村学校がなくなっている計算になります。ある教師は、農村の子供たちの学校に行けない問題も解決できない中国が、農村教育の現代化の実現なんて、まったく論外だと嘆きます。

70:世界@名無史さん
12/11/21 21:55:21.04 0
>>66
>明治期の新聞は大衆向け以外だけ漢字がふっていない。

71:世界@名無史さん
12/11/21 22:48:10.06 0
ローレンス・ストーンの「教育改革」は、大きな批判無く受け入れられているでいいよね。

72:世界@名無史さん
12/11/22 21:13:48.86 0
村の寺子屋がなくなっちゃって、遠くの小学校に行かなくちゃいけなくなった明治時代みたいだね。

73:世界@名無史さん
12/11/23 08:15:57.13 0
>>62
>地理を教えるために色のついたチョークで

国を、色分けして図示したってこと?

74:世界@名無史さん
12/11/23 09:07:46.08 0
明治の製糸工場は、勤務後に、1週間に2時間程度の授業で、3年間で漢字1000文字を覚え、
3年たてば、普通の手紙も書けるようになるとしていた。明治時代の人は、みんな頭がいいんだね。

75:世界@名無史さん
12/11/23 09:50:29.20 0
紙の発明者は「蔡倫」といった場合、本当に世界初の紙の発明者が蔡倫という意味ではなく、
無名人が発明したものを世間に流布させた個人名が分かる最初の人という意味合いである。
それと同様に、壁に掛ける黒板の登場は、ヨーロッパでは、16世紀に始まり、19世紀に
普及した。個人名が分かるのは普及のきっかけはピランズ。研究が進めば、もっと前に遡る
かもしれない。米国は、ウェストポイントの教師が数学の授業で採用。いずれにしても
図式や図のために導入したようである。
黒板は通常チョークとセットになっている。
少なくともピランズは色つきチョークを使用していた。
それ以前の教師も採用していたのかもしれないが。

76:世界@名無史さん
12/11/23 13:09:51.92 0
548 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/23(金) 12:20:08.70 0
多分「宦官」の本だったと思うけど、
ある青年が勉強の最中にどうしても股間がうずいて集中できない。
それで意を決して自宮した。
無事科挙に合格すると日頃蔑まされている宦官達が「我々のエースだ!」
と喜んだとか。

77:世界@名無史さん
12/11/24 07:56:22.35 0
今なら学校に年間通うことが普通であるが、
昔は、農村地帯だと、夏に生徒数が減って、冬に生徒数が増える。

78:世界@名無史さん
12/11/25 18:33:05.97 0
世界史じゃないけど、日本の初期の大学の原点は比叡山にあると思うんだ。
理系の要素はバッサリ切られてるし、出家しないといけないので大学とは言えないが、蔵書もハンパなく、写本も修行の一環で行われた。
当時の世界(もちろん中華だけど)の最新かつ重要な漢文や詩歌、行事作法を学ぶために出家した人が全国から集まり、全国に散って行った。

比叡山に限らず、禅宗では提唱と呼ばれる一種の講演+勉強会で雲水たちが集まる行事が全国いたる所で定期的に行われていた(もちろん今もあるが)。

79:世界@名無史さん
12/11/25 22:47:49.07 0
>日本の初期の大学の原点は比叡山にあると思うんだ。

というか、それってごく一般的な見解じゃ?

>理系の要素はバッサリ切られてるし、出家しないといけないので大学とは言えないが、

理系の要素なんて、大学の要件に無いし。
世界的に見ても、古い時代は基本的にそんなもの無くて、神学から始まってることが多いから。

80:世界@名無史さん
12/11/25 23:50:55.44 0
中国圏で毛筆を使っていた時代、上流の子弟は字の練習として何に書いていたのですか?
紙は少しもったいないから別のものですか?木とか石の板に書いて洗うんですかね?

81:世界@名無史さん
12/11/26 00:37:12.17 0
以前、まんがにほん昔話で、字がものすごくうまい和尚さんの話があった。

その和尚さんの達筆は、そこら一帯に知られていて、
多くの村の人が、一筆書いてもらうために、お礼の品を用意して、
寺をひっきりなしに訪れていた。

そこに、一人のひねくれ者がいた。
最初は字なんて、と思っていたが、みんながあまりにありがたがるので、
ある日一日がかりで山芋を掘り、それを寺に持っていって、和尚さんに
一筆書いてもらった。

和尚さんがさらさらっと字を書き上げたのを見て、男は、それと一日がかりで
掘った山芋では、労力が釣り合わないと不満を言った。
そこで和尚さんは、男を物置になっている部屋に連れて行った。

戸を開くと、左右に棚があり、棚にはびっちり紙が積み重ねられていた。
男が紙をつまんでみると、どれも習字の練習でびっしりと文字が書かれていた。

で、さらさらと書いているように見えて、実は背後にはこういう努力があるんだよ、
と諭す話。


日本昔話は、大半が江戸期に成立したものと思われる。
(創作が入っている可能性もあるが)

物語の肝である、棚にびっしりと積み重ねられていたなんらかのものがあった
という箇所は、話の発生当初からあまり手が加えられていない可能性が
高いから、信じてもいいのではないかと考えられる。

とすると、字の練習には、藁半紙的なものを使ってたんじゃないだろうか。
少なくとも、石や木では無いと思う。

82:世界@名無史さん
12/11/26 16:15:59.81 0
とりあえず読売新聞の場合:

明治7年11月2日(創刊号、全2頁):ほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など

明治17年11月2日(全4頁):1頁から3頁までのほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
また4頁目の東京府の禀告や広告等には振り仮名が振ってない。

明治27年11月2日(全6頁):1頁から3頁、5頁目のほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
4頁目の商況、汽船の到着など、6頁目の広告欄などは、余り振り仮名が振っていない。

明治37年11月2日(全6頁):1頁から3頁、5頁目のほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
また4頁目の商況欄、6頁目の広告欄などは振り仮名が余り振っていないし、
1頁目の他社の論説の比較の部分や、5頁目の株式の部分などの
フォントが小さくなっている箇所は振り仮名が振られていない。

まとめると、明治期の読売新聞の場合は、記者が書いた主要記事は、フォントが大きくなっていて
ほぼ全てに振り仮名が振ってあるが、
株式ニュース、商況ニュース、寄港ニュース、読者投書欄等はフォントが小さくなっており、
振り仮名が振っていない。
また広告も振り仮名が振ってある方が少ない。

83:世界@名無史さん
12/11/26 22:03:14.90 0
尋常小学校が、3,4年、1900年に4年、1907年に6年と
伸びていくのは、学力不足のため?

84:世界@名無史さん
12/11/27 01:27:30.07 0
神戸大学経済経営研究所によって作成された「新聞記事文庫」によるデータベースです。
明治末から1970(昭和45)年までの60年にわたる新聞切抜資料で、「新聞切抜文庫」とも呼ばれています。
[Web] URLリンク(www.lib.kobe-u.ac.jp)

日米開戦で検索
1 鴉片密輸外人 英米人果して之を行えるか      (大阪毎日新聞)     総ルビ
2 資源獲得にも凱歌 唯一最大の弱点は商船輸送路(日本産業経済新聞)   一部ルビ
3 米国の絹織物関税引上 (万朝報) 総ルビ
4 米国のゴム不足 重大政治経済問題化       (中外商業新報)      一部ルビ
5 (中外商業新報)     
6 船腹不足深刻化 我が海軍の猛攻に怯ゆ     (日本工業新聞)      一部ルビ
7 南遊記 / 稲田昌植:貴族院議員男爵 (国民新聞) ホボルビ
8 比島 : 装甲車に軽機を据え山から金塊を運ぶ (大阪朝日新聞)      一部ルビ
9                                (大阪毎日新聞)
10 (日本工業新聞)

85:世界@名無史さん
12/11/27 01:29:15.49 0
ん?
1 鴉片密輸外人 英米人果して之を行えるか      (大阪毎日新聞)     総ルビ
2 資源獲得にも凱歌 唯一最大の弱点は商船輸送路(日本産業経済新聞)   一部ルビ
3 米国の絹織物関税引上                 (万朝報)          総ルビ
4 米国のゴム不足 重大政治経済問題化       (中外商業新報)      一部ルビ
5                               (中外商業新報)     
6 船腹不足深刻化 我が海軍の猛攻に怯ゆ     (日本工業新聞)      一部ルビ
7 南遊記 / 稲田昌植:貴族院議員男爵         (国民新聞)         ホボルビ
8 比島 : 装甲車に軽機を据え山から金塊を運ぶ   (大阪朝日新聞)       一部ルビ
9                                (大阪毎日新聞)
10                               (日本工業新聞)

86:世界@名無史さん
12/11/27 11:10:50.40 0
>>83
違う。最初から6年でいきたかったが、反発が多くて段階的な導入を迫られたから。
後は、単に設備的な問題。

87:世界@名無史さん
12/11/28 22:31:10.65 0
URLリンク(seiji.yahoo.co.jp)

88:世界@名無史さん
12/12/01 01:38:34.34 0
>>79

> 理系の要素なんて、大学の要件に無いし。
> 世界的に見ても、古い時代は基本的にそんなもの無くて、神学から始まってることが多いから。

ヨーロッパの大学は元々神学部、法学部、医学部で構成されてたんだっけか?

89:世界@名無史さん
12/12/01 10:02:49.16 0
>>79
ギリシアでは幾何学が……

90:世界@名無史さん
12/12/01 10:15:56.37 0
それって大学か?

91:世界@名無史さん
12/12/01 13:12:07.71 0
浅野 啓子著『教育の社会史―ヨーロッパ中・近世』ってどんな感じですかね?
このスレ的に

92:世界@名無史さん
12/12/01 17:10:30.29 0
教育史ではない

93:世界@名無史さん
12/12/01 19:06:10.71 0
編著で、各章分担の執筆で執筆陣は10人ぐらいいる。
各章がヨーロッパのそれぞれの国に分かれゆるやかに中世初期から
18世紀まで記載している。
従来、教育史の本は、教育水準に関心があり、それを簡単に把握するための
指標として識字率があり、そのため識字率についての言及ばかりの本が多いが、
宗教教育、多様な教育組織などにも力点を置いている。

94:世界@名無史さん
12/12/01 22:49:42.69 0
>>92
は?

95:世界@名無史さん
12/12/01 23:21:54.37 0
確かに、識字率の話なんて聞いてて全く面白くないからな。
なんか日本の識字率の話になると、異様に食いついてくるやつらもいるが。。

96:世界@名無史さん
12/12/01 23:26:44.51 0
>>91
確かその本、>>61の参考文献にも挙げられていた。

97:世界@名無史さん
12/12/02 01:42:14.24 0
>>54
小さな学校こそ存続してることに意義がある。
千年前の学校が近所の小学校として残ってたら凄いこと。
普通はそんな存在。
またあれですか、明治文明開化が全ての出発点で、
欧米文化の浸透度で先進性を競おうという話ですか。
日本は古来から普通に教育制度が存在しますし連続性もあります。

98:世界@名無史さん
12/12/02 01:46:36.58 0
誰も知らないキリスト教修練所ばかり書いてあって、
知識の歪み過ぎにもほどがあるから。

99:世界@名無史さん
12/12/02 02:37:35.88 0
>誰も知らないキリスト教修練所ばかり書いてあって、

知らないのは、それはそれで問題だぞ

100:世界@名無史さん
12/12/02 09:28:55.83 0
>>97
>日本は古来から普通に教育制度が存在しますし連続性もあります。

どのような教育制度ですか?

101:91
12/12/02 09:49:17.23 0
>>93
レスありがとうございます。
当時の授業の様子などの具体的な記述が多いと、特にありがたいのですが、
その辺りはどうでしょうか?

102:世界@名無史さん
12/12/02 10:17:10.86 0
>>99
残念ながら九州地元の人間以外には知名度は低いと思われます。
宗教施設なら日本に古来にいくらでもありますので、
八百屋の歴史や百貨店の歴史を一個々々詳しくは知らないのと同じで、
日常にある私塾等の教育機関を数え上げたらきりがありません。
それを考察していくのが議論だと思います。答えは最初からは持っていない。

103:世界@名無史さん
12/12/02 10:24:09.79 0
「教育」を国が敷くインフラのようなものだと考えているんだなきっと。
おそらく有史以来、教育は衣食住とほぼ同時期から存在すると考えられます。

104:世界@名無史さん
12/12/02 10:53:40.29 0
>>102
いや、跡も何も残ってないから、九州の人間の間での知名度って特に高くは無いと思う。
日欧交流史とか、学校制度史関係の資料では、超定番の話題だから、
そっちの意味で言ったんだが。

105:世界@名無史さん
12/12/02 10:58:33.12 0
国が敷くインフラのような「教育」は国民国家が登場してからのものだから、
その歴史はそれほど長くはないだろう。仏革命以後と考えれば二百年ちょっとか。
そこに限定して国別に比較するのは単に近代化の早い遅いを論じるのと変わりないだろう。
その前史から考えたほうが面白いわな。

106:世界@名無史さん
12/12/02 11:08:14.00 0
>>102
>>102
>宗教施設なら日本に古来にいくらでもありますので、

イエズス会関係の教育施設ってことで、勘違いしているみたいだが、
教育史的にはイエズス会はかなりでかいよ。
日本の教育史の中では、特に音楽教育の話でセミナリオは必ず出てくる。

あと、歴史というのは、特筆すべきものを挙げるのだから、日本に宗教関係の
教育機関がたくさんあった場合、その中から全体を代表すべきものの名前を
選んで挙げるのは当たり前のことで、他にもいくらでもあるとかそういう話ではない。

107:世界@名無史さん
12/12/02 11:17:12.62 0
>>102
>八百屋の歴史や百貨店の歴史を一個々々詳しくは知らないのと同じで、

社会史ってのは、そういうのを調べるもので、そこが面白いとこなんだけど。

108:世界@名無史さん
12/12/02 11:21:51.28 0
>>108
次の行にそう書いてあるので。脊髄反射はやりづらい。

109:世界@名無史さん
12/12/02 11:22:31.46 0
>>108…×
>>107…○

110:世界@名無史さん
12/12/02 11:26:32.40 0
ベタな一般論で言うなら、
鎌倉時代以降で金沢文庫と足利学校が幕府整備の文化施設だが、
これは京で既に確立された教育制度に対して行われたという着眼点だから、
都には相当の学問機関があったはずだが、逆に知らない。
戦国後期から現れる剣術道場は、教育と就職の機能を持つ、
現在の大学のような機関だったと言われるね。

>>106
なんでも否定から入る返答内容で、時間ばかり食って非効率。
無知有知より、もう少し整理してから書け。

111:世界@名無史さん
12/12/02 11:56:31.67 0
>なんでも否定から入る返答内容で、時間ばかり食って非効率。

なんのこっちゃ?

112:世界@名無史さん
12/12/02 12:05:57.72 0
>>111
それがめんどくさい、っての。
同意したところだけを選んで書け。

113:世界@名無史さん
12/12/02 12:12:38.82 0
>>110
>戦国後期から現れる剣術道場は、教育と就職の機能を持つ、
>現在の大学のような機関だったと言われるね。

教育と就職だけだと、高校とか専門学校だな。
大学というからには、少なくとも研究が行われていないと。

道場でも、研究が行われていたといえないことも無い。
ただ、上の方で出ていたように、幕末に千葉周作が行ったような
言葉による明快な教授が行われるまでは、大学とは言い難いと思う。

宗教施設についても、大学かどうかの基準として、言葉による
論理的な教育が行われていたかが大きいのでは?

114:世界@名無史さん
12/12/02 12:15:33.08 0
>>110
>鎌倉時代以降で金沢文庫と足利学校が幕府整備の文化施設だが、
>これは京で既に確立された教育制度に対して行われたという着眼点だから、
>都には相当の学問機関があったはずだが、逆に知らない。

もうちょっと整理して書いてくれよ。
いまいち日本語になってない。

115:世界@名無史さん
12/12/02 12:26:20.47 0
>>97
>千年前の学校が近所の小学校として残ってたら凄いこと。

そりゃ凄いことだし、観光名所としては大きいよね。
ただ教育史としての意義を考えてみた場合、例え現役の教育機関として残っていたとしても、
現在は小学校、では意味が無い。

116:世界@名無史さん
12/12/02 12:52:45.50 0
>>97
連続性が絶たれていてかつ歴史を探る某かが残っていなけりゃ研究対象にならない。
そういう学校はたくさんあるよ。当時の教育実践とはかけ離れた形で存続している機関。

社会的な要請に応じて教育内容は変わるし、当然と言えば当然。

117:世界@名無史さん
12/12/02 13:25:19.42 0
人間における最も原初的な学習は、衣食住を獲得し維持するための学習。
世代の異なる年齢層が集団を形成し、生活をともにし、
後天的に獲得したものを継承していったのが、教育のはじまり。

話しと聞く能力による口伝が主であるから、
多少は言葉を操れたジャワ原人とかにも教育があったかもね。

118:世界@名無史さん
12/12/02 20:54:02.63 0
その前近代の教育機関は
カリキュラムというかどういうことを教えるかという内容はだれがどのように決めたのか

119:世界@名無史さん
12/12/02 21:10:13.31 0
>>95
識字率はいろいろな問題点がある。
それらを分かった上で、識字率について述べているならともかく、数字だけが
一人歩きしやすいからね。

18世紀リバプールのディム・スクールとコモン・スクールの
生徒11336人(1835年)のうち、計算まで教わるのが8.5%、読み書き
だけが10.3%、残りの81%が読み方だけを習う。こうした場合、
学習率=識字率と仮定しても、識字率は、18.8%にすぎない。

こういう数字を見て、学校に通っても1/5しか文字が読めない。とか思っちゃう
人とか多そうだし。

120:世界@名無史さん
12/12/02 21:32:25.62 0
>>115
そんな馬鹿な。
幼少期にまで教育機関があるのは文明の先進性の象徴だ。
教えられる側の視点しか持たない被扶養者なんだな。
生徒の側の意見のみで専門家視点で主張するのは間違い。

121:世界@名無史さん
12/12/02 21:39:43.13 0
>>113
専門学校という特殊形態を言われても。
世界共通の存在で頼む。

122:世界@名無史さん
12/12/02 23:34:02.15 0
>>121
世界共通の存在、って少ないよ。
教育制度って国ごとに違うから、同じ名前を使っていて、日本人は勝手に同じものだと
思っていても、実は全然違うものってのも多い。

例えばuniversityは比較的普遍性があるけど、collegeは全然違って、
短大とか単科大学という訳語を仮に当てているのはいいが、全然
日本におけるそれとは別種のものだったりする。

専門学校は、institute、academy、collegeという様々な訳語与えられる。
そうした機関を日本語で呼ぶよりは、英語で呼んだ方がやや、普遍性が高い
理解が可能だろうが、そもそも例え話を日本人に対して行っているとき、
日本人が全然理解していない英語で話しても意味が無いし。

道場を、無理に世界共通の存在だけを例に使って話そうとすれば、
高校と職業訓練学校の両方の性質を持った学校とでも言うべきか。

123:世界@名無史さん
12/12/03 08:09:00.11 0
>>120
>幼少期にまで教育機関があるのは文明の先進性の象徴だ。

何を根拠にまたそんなことを

124:世界@名無史さん
12/12/03 13:38:15.96 0
>>120
論点ずれすぎだろ

125:世界@名無史さん
12/12/03 20:35:32.01 0
>>118
親と教師が相談。

126:世界@名無史さん
12/12/04 10:27:26.22 0
松本清長の『小説東京帝国大学』は、明治初期に欧米諸国に伍するため、
慌てて設立された大学(しかも最初に東大が出来て、その後文部省が設立
されたので、上下関係がおかしくなったり)と、寺子屋的に用意された小学校の
間をつなぐ存在が無くて、てんやわんやした経緯がいろいろ書かれていて、
教育史という意味では面白い。

127:世界@名無史さん
12/12/04 20:53:54.12 0
学習レベルに応じて筆記具が変わる。
能力別クラスで、アルファベットレベルは、箱に砂を入れて指でなぞる。
単語レベルは、石版にチョークか蝋を鉄筆で引っかく、文章レベルは
紙とペン。

128:世界@名無史さん
12/12/05 21:48:26.82 0
教科書は、18世紀なら、つの本。

129:世界@名無史さん
12/12/06 03:35:50.94 0
何?つの本って?

130:世界@名無史さん
12/12/06 12:05:45.40 0
>>106
>日本の教育史の中では、特に音楽教育の話でセミナリオは必ず出てくる。

それ以上にコレジオとかセミナリオは、ラテン語の教育機関としての意義が大きい。
日本最初期の、ヨーロッパ言語を教える学校だからね。

131:世界@名無史さん
12/12/06 21:14:57.78 0
horn-bookの訳語、つの本(つのぼん)。

ラケット・羽子板のような形をしている木製の取っ手付きの学習用具。
半透明の角材のカバーの下にシートを挟み込み使用するアルファベット
学習用の初等教科書。バリエーションは豊富にある。
1715−16年で1冊2ペンス。アルファベットの冒頭には、十字架を
描いたことからクライスト・クロス・ロウなどとも呼ばれた。19世紀中期
の本で最近見なくなったといっているから、19世紀中には消滅したと思われる。

Wikiにも項目がある
URLリンク(en.wikipedia.org)

132:世界@名無史さん
12/12/08 00:08:20.50 0
サンクス
つの、がひらがなだと、なんのことやら分からなくて。
まさか、本当に本のことだとは思わなかった。

133:世界@名無史さん
12/12/08 00:10:08.92 0
足利学校は、儒教と並んで呪術を教える学校でもあったということだが、
授業ってどんな感じだったんだろうね?

134:世界@名無史さん
12/12/08 05:40:16.45 0
>>127
それは、どこの国の、いつの時代の話?

135:世界@名無史さん
12/12/08 18:59:17.62 0
19世紀イギリス(イングランド)

136:世界@名無史さん
12/12/23 23:29:57.31 0
>>132
漢字にすると、角本となり、「かくぼん」と誤読する気がする。


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