星の信仰・伝説と術、 ..
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2:世界@名無史さん
11/12/18 20:51:19.45 O
>>1乙 新スレおめでとう。
魅力的なスレタイですね。

3:世界@名無史さん
11/12/18 21:33:22.80 0
今知られている星座って、ほとんどギリシア神話由来のものばっかりだけど、
中東とか独自のものは無いんだろうか?
羊飼いとか遊牧民って、夜は星ばっかり見てただろうに。

4:世界@名無史さん
11/12/18 21:42:28.47 0
中国とかインディアンの星座は、日本でもちょっと紹介されてるね。
元ネタの本は、大抵同じだから、どれみても同じようなことしか書いて無いんだが

5:世界@名無史さん
11/12/18 22:01:36.67 0
アイヌはカシオペア座を「ヤーシ・ノッカ」(網曳き形の星)と呼んだ。
W型の姿が、2艘の船の間に網を張って鮭を追いこむ漁の姿に似ているからだ。


6:世界@名無史さん
11/12/18 22:05:17.73 0
漫画の『宙のまにまに』は天文ファンを少しは増やしたと思う。
俺もその一人。

ところで中国史でよく天文を地上の宮廷政治の推移に
照らし合わせているけど
あれこじつけもいいとこだよね?

7:世界@名無史さん
11/12/18 22:07:49.06 0
帝星=北極星だから
歴史が著述されるようになってからは不変の存在のはずなのに
「帝星が勢いを欠いております。漢の命運が衰えた証です。
陛下、魏王に譲位なさいませ」なんてその最たるもんだろう。

8:世界@名無史さん
11/12/18 22:08:39.02 0
「チュウの、マニマニ」って何のことかと思った

9:世界@名無史さん
11/12/18 22:09:10.15 0
三国志演義では昭烈帝崩御の時に帝星が墜ちたとあるけど
有り得ない。

10:世界@名無史さん
11/12/18 22:22:51.77 0
太陽の話になってしまうけど
玄宗時代、「本日、暦の上では日蝕があるべきなのに
日が欠けませんでした」と文武百官が祝賀している。

これを後代の司馬光は「それは暦が不完全なだけであって
なぜ祝賀などして皇帝に媚び諂うのか」と『資治通鑑』で批判している。

11:世界@名無史さん
11/12/18 22:26:36.79 0
その玄宗皇帝は若い時の決起で流星雨の夜に挙兵している。
武将の一人は「見よ、星降り墜つ。これ天意なり!」と叫んで
部下を激励した。それから実際に生じたことは皇太后一族を
老若男女問わず虐殺したことだけど。

12:世界@名無史さん
11/12/18 23:11:19.92 0
良スレになりそうだね

13:世界@名無史さん
11/12/18 23:16:40.41 0
>>4
日本で出てる星のちゃんとした本って、大抵、野尻抱影さんが書いたものだからね。

14:世界@名無史さん
11/12/18 23:25:15.14 0
>>7
>歴史が著述されるようになってからは不変の存在のはずなのに

歳差運動のため、数1000年に一度別の星に変わるから、歴史時代だけみても不変ではないだろう。

15:世界@名無史さん
11/12/18 23:44:43.51 0
>>3
形はギリシャ神話だけど、元々は中東あたりの羊飼いが夜空を眺めて作ったってコトも多かったみたい。


16:世界@名無史さん
11/12/18 23:47:02.21 0
>>9
諸葛孔明が自分の死期を確信したのも、実は星が落ちるのを観測してだ。

中国での星が落ちるコトと人間の死が結びついて考えられていくのは、実は三国志演義の記述からだとも言われている。

17:世界@名無史さん
11/12/19 00:04:17.07 0
>今知られている星座って、ほとんどギリシア神話由来のものばっかりだけど、 中東とか独自のものは無いんだろうか
ギリシアから中東を経由して世界中に広まっているから検証不能


あと中国は完全に別系統、日本に入ってきたのは中国の

18:世界@名無史さん
11/12/19 00:16:51.27 0
アフリカとかは?

19:世界@名無史さん
11/12/19 00:36:40.58 0
ギリシャって最も南のクレタ島で北緯35度程度。東京と同緯度だ。
したがって、赤経−55度よりも小さいトコの星や星座はどうあがいても見ることはできない。

つまり、鳳凰座の全景はみれない。エリダヌス座でエリダヌス川が流れ込む星アケルナルはみれない。
ケンタウルス座の前足はみることができない。

ギリシャだけでは星座は作れないだろう。

20:世界@名無史さん
11/12/19 00:52:29.71 0
エジプトと交易してるから船乗りは少なくとも北アフリカまで行ってる。

21:世界@名無史さん
11/12/19 00:58:21.42 0
だとしても、ギリシャに拘る必要ないんじゃないの?
元々別のトコで作られた物語がギリシャ神話に取り込まれたと思う。

大体、クレタ島じゃなくてギリシャ本土だと北緯40度程度で、さらにみれる範囲は狭まる。

22:世界@名無史さん
11/12/19 02:06:20.30 0
植民都市も北アフリカに有るのにギリシア本土にこだわる理由が逆に知りたい。

23:世界@名無史さん
11/12/19 02:34:34.98 0
んー。アフリカあたりの星の神話も混じって居るんじゃないの?

ギリシャじゃみられない星座がもろにあるんだからさー。

24:世界@名無史さん
11/12/19 11:16:46.01 0
>占星術から天文学への移行
>彗星に対する畏怖

松永弾正(まつながだんじょう)が信長に攻められ、もはや敗北は
明白という時、空に巨大な星が現れた(ハレー彗星だとされる)。
人々は、この星を「弾正星」と呼んで、「松永弾正の最後を顕している」と
言ったが、本人は、「アホか。あれはただの星だ。人間の運命と
天体の運行は関係ない」とキッパリと言ったという。

25:世界@名無史さん
11/12/19 11:31:33.33 O
>>18答えではないけど話題として…
アフリカの或る部族の伝承には天体望遠鏡でしか見えない星がその位置にあることが伝わっているとか。
彼らは現代人から見ると異常に視力の高い目で夜空を長時間じっくり見つめていたのか…
偶然の可能性もあるだろうが。

26:世界@名無史さん
11/12/19 15:52:18.96 0
ドゴン族の事だろうが、宣教師から得た知識であると見られている。
URLリンク(ja.wikipedia.org)ドゴン族の神話

27:世界@名無史さん
11/12/19 15:56:11.32 0
これによると神話自体存在しないらしい。つまり採取した民俗学者の勘違いらしい。
URLリンク(www.nazotoki.com)

28:世界@名無史さん
11/12/19 21:15:51.63 O
なるほど、そういうこともあるだろうねえ…

29:世界@名無史さん
11/12/19 21:51:26.70 0
7月の段階で民主党が2兆円の復興予算を組んだとき
自民党が要請した復興予算は累計17兆円

自民党の17兆が7月時点でに決定されていたのなら
今の日本はもう少し違って居た筈だ
ちなみに関東大震災のときは復興予算として現在の価値にして150兆円以上を組んでいた。
この事実を知れば、予算の規模の小ささ、ましてや増税なんて奇知涯にも程があると思わざる負えない

帰化人だらけの民主党に復興なんて はなっから無理な話なんだよ


30:世界@名無史さん
11/12/20 12:49:11.60 O
↑うるせえよ、荒しのハゲデブ!

31:世界@名無史さん
11/12/21 00:32:46.01 0
>>15
そういう、現在の星座体系の形成過程について書いてある、本って何か無いでしょうか?

32:世界@名無史さん
11/12/21 00:48:51.33 0
近藤二郎『星座神話の起源 古代メソポタミアの星座』誠文堂新光社

33:世界@名無史さん
11/12/21 23:16:00.50 0
現代の西洋星座の原型はほぼバビロニア起源だよね?
もちろん後世にいっぱい加えられていったわけだけど。

34:世界@名無史さん
11/12/22 16:29:40.97 0
しかしそのバビロニア占星術の資料が無い件

35:31
11/12/22 20:56:59.11 0
>>32
ありがとうございます。
早速読んでみます。

36:世界@名無史さん
11/12/23 16:19:56.52 0
チェロキー族の伝説によると、彼らの祖先はプレアデス星団(すばる、M45星団)出身の宇宙人らしい。

自らのルーツを星に求める民族は他にもいるけど、具体的に何処からという話だと、興味が涌いてくる。


37:世界@名無史さん
11/12/23 21:50:19.28 0
ギリシア天文学におけるバビロニアの影響は、結構はっきりしているね。
例えば、プトレマイオスの『アルマゲスト』の巻末にはバビロニアの王名表が付録してあるし。
BC8以降の天体観測の記録を活用していたみたいだし。

ギリシアの史家も、バビロニア人の天文学者としてベロッソスやキディンヌなどの名を挙げ、
その天文学(占星術)が盛んであることを記述している。特にヘレニズム期には相互交流が活発だったらしい。

38:世界@名無史さん
11/12/23 21:52:35.44 0
詳しい人が来た。
もっとどんどん披露してください。

39:世界@名無史さん
11/12/24 01:41:17.68 0
西洋占星術は系統的な理論ができていて凄いと思うんだよな。

ただ、現代天文学では星の動きはほぼ延々未来まで計算できるモンだからなー。
そのようなコトができるようになった時代、占星術はどのようにそれを受け入れたんだろうね。

40:世界@名無史さん
11/12/24 09:31:10.76 0
未来まで延々と計算できることは、占星術にとってもありがたいだけじゃないの?

41:世界@名無史さん
11/12/24 11:07:42.29 0
自分の商売のネタがいかに無根拠か思い知らされて鬱になりそうだけどね。

42:世界@名無史さん
11/12/24 13:15:17.68 0
いや、色々言い訳してたに違いない。

43:世界@名無史さん
11/12/24 13:15:51.92 0
人間が生きる上で様々な迷いがでてくるが、根拠など突き詰められるほど単純ではない。
といって、根拠など無いから思うままに生きる、ともいえない人は何か適当な理屈で
迷いを断ち切り行動を決める。
占星術に限らず占いなんて大抵そうでしょ。

天文から暦を作成する中で天文学が発達してきただろうが、
暦で洪水や季節風が予測できるし、農耕社会では食料を求めて
異民族が侵入してくることも暦での予測の範囲内だったかもしれない。
天体の位置と地上の因果関係の経験則が、単なる経験則を超えて
人の願望や心理を取り込んで占星術になっていったのではないかな。

44:世界@名無史さん
11/12/24 13:29:04.42 0
>>43
マジレスカコイイ

45:世界@名無史さん
11/12/24 13:29:37.31 0
人間は、完全乱数からも、規則性を見つけたと錯覚する。(クラスター錯覚)

46:世界@名無史さん
11/12/24 13:49:05.99 0
>>41
だって、その計算法自体、占星術から生まれたものだろ?
シミュレートの精度が昔よりはるかに良くなった、ってだけで何も変わらないと思うが。

47:世界@名無史さん
11/12/24 14:11:04.13 0
占星術であり天文学者であったケプラーは表向き占星術の効能を
称揚していたが、友人には「占星術は頭の悪いが稼ぎがある娘で、
賢く貧しい天文学という母親を養っているんだ」と言い訳している

48:世界@名無史さん
11/12/24 14:16:27.67 0
ケプラーは、占星術と天文学が分離しつつあった時期の人間だからねぇ。
ただ、当時の言葉の一部を抜き出してきて、現代人の頭で解釈する際は、慎重さが必要だ。

実際、ケプラーが唱えた説って、かなり魔術的なもので、現代の天文学者には到底受け入れられないものだし。

49:世界@名無史さん
11/12/24 14:26:06.33 0
ケプラーの第1〜3法則の上に現代の天文学は成り立っているよ。
その偉大な功績があるから、ケプラーが多面体宇宙モデルとか奇説を唱えても、
かの大学者はそんな予定調和な哲学的ビジョンも持っていたんだなあ的に理解してもらえる。

50:世界@名無史さん
11/12/24 14:40:07.75 0
ケプラーに限らず、ルネサンスから近世初期の学者で、現在も有名な学者ってのは、みんなそんなもの。
後世の人間の間尺に合う解釈をされているだけだからねぇ。


51:世界@名無史さん
11/12/24 18:15:12.97 0
ケプラーの多面体で惑星の動きを説明する方法は、単純に精度が上がらなかったから、捨て去られた。それだけだろ。
現実を説明するのに、何を仮定するかは自由。現実と一致しなければ捨て去られるのみ。

52:世界@名無史さん
11/12/24 19:38:09.47 0
ところが精密な観測データで惑星軌道の基本を決定した当のケプラーは
観測データと合わないと分かっている多面体入れ子モデルのアイデアを
最後まで捨てようとしなかった。

ケプラーには惑星の運動は美的観点から調和が取れていなればならない
という思いがあったのだろう。調和が予定されていない神に見放された
ような科学オンリーの世界観を受け入れることは、半ば中世の人である
ケプラーにとって不可能な跳躍だったのかもしれない。
神の支配する世界観と科学の支配する世界観の過渡期を生きたケプラーには、
すごい内心の葛藤があったんじゃないかと想像するよ。

53:世界@名無史さん
11/12/24 23:05:33.91 0
単に焦点をずらしたり、組み合わせ方を工夫したら、観測事実と一致すると思ったんじゃないの?
単なるオカルトと違う点は、観測結果と一致するかだ。

ケプラーは自分の信条から、一致する方法があるのではないかと思い試行錯誤した。
その行為自身は正しい行為だよ。結論を知っている現代から見ると、無意味な行為だとしてもね。


54:世界@名無史さん
11/12/24 23:12:29.41 0
それは、現代の科学の立場からしかものを見ない人間の発想。
なんでもいいから、ルネサンス期の科学の本を一度読んで見たら?

そもそも、オカルトというもの自体が近代の産物。

55:世界@名無史さん
11/12/24 23:15:59.58 0
うーん。確かにそうかも知れないな。

56:世界@名無史さん
11/12/25 12:20:17.91 0
ケプラーの正多面体宇宙観の場合は、ギリシア的調和への回帰、神秘主義的傾向を
帯びたネオプラトニズムの一種だな。ルネサンスという時代背景に合っており、
発表当時はなかなかナイスな仮説として一定の支持を受けている。単純にオカルト
とか魔術とか呼ぶと誤解を招くね。

何しろケプラーの段階では惑星運動の法則は分かっても、何故そういう法則に
従って惑星が動くのか仕組みが分からない。神秘主義的傾向と縁が切れないのは
無理もないと思う。

しかしケプラーの多面体へのこだわりは、星型正多面体の発見など具体的な
数学の成果に結びついているから、転んでもただでは起きないおっさんだな。

57:世界@名無史さん
11/12/25 15:35:04.32 0
クリストファー・ウォーカー著 『望遠鏡以前の天文学』  恒星社厚生閣 (2008)
メソポタミア、ギリシア、インド、イスラーム、インド、東アジアなどの各地域の中世までの天文学について詳しく扱っているのでオススメだよ。

58:世界@名無史さん
11/12/27 22:40:36.55 0
その本面白そうですね。
早速探してみます。

59:世界@名無史さん
11/12/28 00:14:38.91 0
160 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/27(火) 22:40:55.42 0
またシモネタだが……

ローマ帝国五賢帝の一人、ハドリアヌス帝は愛人が事故死したとき嘆き悲しみ
2人の愛を永遠にするため、愛人を神にし、その姿を星座にした。
なお、ハドリアヌス帝は

ガチホモ


アンティノウス座
Wikipedia項目リンク
>アンティノウス座(アンティノウスざ、Antinous)は星座の一つ。2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスが、
寵愛していた美青年アンティノウスの死を悼んで名付けた。

和名・矢追座  こんな星座はいやだ。

60:世界@名無史さん
11/12/28 00:19:14.25 0
別にギリシア・ローマのホモに引きも驚きもしない

61:世界@名無史さん
11/12/29 12:32:54.47 0
524 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/01/17(日) 12:30:35 0
占星術っていうとよく米国の大統領とかの話がゴシップ的に書かれるが、
インドなんかはもっと半端じゃない。

大まかに言うと、占星術はヒンズー教の教えの中に、わりと正当な位置を占める。
(その点で、占いを異端とすることの多い仏教やキリスト教と異なり、
占い解説書(易経)を根本経典としてもつ儒教に似ている)

今でもインドに行くと至る所に占星術師が開業しており、
結婚するインド人の多くは相手と自分のホロスコープを確認し、
もし相性があわなければ、その理由で結婚をとりやめることも多い。
もちろんインド人の中にもいろんな考えの人がいるんだろうが、上記のような状況だから、
占星術が政治に与えている影響ももちろんかなり、大きいだろう。


ちなみにインド占星術のホロスコープは四角い形をしていて、西洋占星術とはかなり異なる。
またサイデリアル方式とトロピカル方式との違いがあって、
西洋式で「自分は天秤座だ」と思っている人が、インド式では乙女座だったりする。
そもそもよく星占いで「・・座」と称する場合の太陽の位置よりも、インド式はアセンダントの位置を重視する。

62:世界@名無史さん
11/12/29 15:19:41.99 0
西洋占星術では、生まれた時に東の地平線に位置する星座が正確な自分の星座なんだよな。

でも、それでは難しいから、(自分が生まれた時間を正確に知っている人が少なかった?)簡易的に
自分が生まれた時に太陽が位置している星座が自分の星座とするのが、現在一般的に行われてい
る西洋占星術の手法だ。だから、4月何日から5月何日までが何座…という形になる。

本当は太陽の位置は微妙にずれるから、簡易的な手法でも天体計算で正確に太陽の位置を計算
する必要があるんだけどな。

インド占星術はどうやって自分の星座を決めているのだろう。

63:世界@名無史さん
11/12/30 20:38:19.94 0
サモアが標準時変更作戦 日付変更線の東→西に 驚きの1日分“消去”
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
南太平洋の島国サモアは29日から31日にかけて、自国の標準時を日付変更線の東側から西側の時間帯に移行させる。
地図の上では今後、サモアの西側を通っていた変更線が東側を通る。

64:世界@名無史さん
11/12/31 10:37:27.31 0
【占い】遊びと賭博の系譜【シミュレーション】
スレリンク(whis板)l50

65:世界@名無史さん
12/01/05 14:56:16.89 0
良スレ挙げ

66:世界@名無史さん
12/01/05 17:22:09.60 0
>>62
西洋占星術と同じやり方で計算してから歳差でずれた度数を引き算する
何度引き算するかは諸説あり占い師により数度のずれがある

67:世界@名無史さん
12/01/05 17:35:11.90 0
>>66
で、どこの星座見るの?

簡易手法の生まれた日時の太陽の位置?それとも、生まれた日時の東の地平線の星座?

68:世界@名無史さん
12/01/06 01:00:25.93 0
>>67
インド占星術の重要度はラグナ、月、太陽その他の順かな?
ラグナは東の地平線の12星座。上昇宮といって西洋でも重要。
月は12星座以外に27宿でもみる。

69:世界@名無史さん
12/01/06 01:14:38.82 0
>>68
なるほど、東の地平線の星座を見るのは西洋占星術と一緒か…。

やはり、お互い影響し合っていたのかな?

70:世界@名無史さん
12/01/06 01:26:23.77 0
ミトラス教に影響を与えたとされるカルデアの占星術って
どのようなものなの?

71:世界@名無史さん
12/01/06 08:54:34.37 O
カール・セーガンは生前、自ら『コスモス・宇宙』という番組に出演し、占星術には否定的立場で語った。

72:世界@名無史さん
12/01/06 21:12:00.01 0
そりゃセーガンさんは、懐疑主義者の団体サイコップの創設メンバーだからな。
長年エセ科学をばっさばっさと切っていた。

73:世界@名無史さん
12/01/07 11:48:34.03 0
星が落ちるすなわち流星と人の死は関係あるだろ。
俺の親父が死んだ瞬間も、なぜか仏壇のじいさんの位牌が倒れて落ちた。

74:世界@名無史さん
12/01/07 11:54:25.13 0
>>73
真面目に観測すれば、流星は一晩に何個も何個も流れます。
双眼鏡とか使えば、見える数は更に増えます。

誰の死とどの流星が関係あるか確認するのは不可能→実用性ゼロ

という判断が妥当かと。

75:世界@名無史さん
12/01/08 17:14:08.65 0
24 名前:名無しのひみつ 投稿日:2011/12/11(日) 07:51:10.75 ID:a8ZuCjuY
ニネベの遺跡で見つかったシュメール人の古代の天文学者が粘土板に残した
円形の星座板には、ふたご座・木星などの惑星と、アピンと名づけられた
正体不明の矢印が書きこまれており、この天体配置があった日の明け方の
5時30分ころに、4分半かけてアピンは地上に落下したという記述が残されている。 

アランボンド教授の解析により、この天文事象は、惑星の配置が粘土板の
星座盤の位置と一致したことから、紀元前3129年6月29日であったと特定され、
アピンの記述は典型的なアテン群小惑星の落下の記録であると結論付けた。
衝突予想地点には、クレーターはなく、この小惑星はアルプス上空で空中爆発
したであろうと推定されている。 アランボンド教授はこの日、直径1.25キロ
ほどの小惑星がアルプス上空のコフェルスで空中爆発し、破片が軌道を逆戻り
する形で地中海一帯に帯状にばら撒かれたであろうと説明し、これはソドムと
ゴモラの事象のことであろうという説を述べている。さらに南アルプスの
氷床コアの調査によって、紀元前3100年ころに急激な気温の低下があったと
いう傍証的データが示されている。

76:世界@名無史さん
12/01/09 10:38:37.82 0
>>75
直径1.25kmでクレーター無しはね〜わ。
ツングースカでは最大100mにすぎないから痕跡なしなのであって・・・。

77:世界@名無史さん
12/01/09 10:41:24.66 0
つ 世界最大のクレーターの阿蘇山

78:世界@名無史さん
12/01/09 13:30:20.73 0
>>76 イトカワみたいにスカスカな小惑星なら空中で細かく砕ける可能性はあるかもにゃ。

>>77 井の中の蛙的な発言は控えて欲しいにゃ。世界最大のクレーターは南アフリカの
   フレデフォート・クレーターで直径300km。阿蘇のカルデラは25×18kmしかないにゃ。

79:世界@名無史さん
12/01/09 14:02:43.87 0
>>75
「特定」したっていうよりも、あくまでも仮説を主張しているって感じだな。
あと、この人は文書解読の専門家じゃないみたいだし。トンデモ臭がほのかに香る。
科学史をやる場合には、理系の知識+当該文化の知識がないとトンデモ研究化する可能性があると思う。

80:世界@名無史さん
12/01/09 14:54:35.52 0
>>77
そもそも>>75-76の流れで、なぜ噴火カルデラの話が出てくるのか分からない。
>>78
あ〜イトカワ的な小惑星なら可能性はあるかもね。かなり確率低そうだけど。

81:世界@名無史さん
12/01/09 16:07:51.99 0
ソドムとゴモラってアブラハムの時代だから
聖書年代学では紀元前20世紀ぐらいじゃないか

82:世界@名無史さん
12/01/09 19:09:40.39 0
たしかに天変地異の伝説は、トンデモ天文学に結びつきやすい。
小惑星や彗星の衝突、巨大遊星の接近による大高潮、水惑星の接近による大洪水・・・

でもたまに真面目な学者やライターが大真面目に主張することもあるね。
かのA.アシモフもノアの洪水は小惑星の衝突による大津波じゃね?という仮説を立てている。


83:世界@名無史さん
12/01/09 19:43:47.19 0
I.アシモフだろう。西洋人は、なぜかどうしても聖書を正当化したいって気持ちがあると思う。

なんだろうなこれって。

84:世界@名無史さん
12/01/09 19:55:40.40 0
日本の創世神話は日本列島の成り立ちしか説明していないんだぞ。
支那や天竺はどうするんだよ……

85:世界@名無史さん
12/01/09 19:57:15.59 0
>>80
>そもそも>>75-76の流れで、なぜ噴火カルデラの話が出てくるのか分からない。

冗談だろ。
英語じゃ確かにcratorだし。

86:世界@名無史さん
12/01/09 20:17:44.78 0
内八洲は日本列島、外八洲は世界の諸大陸。
アフリカは九州、ユーラシアは本州、オーストラリアは四国、北米は北海道となる。
南米は樺太とも台湾ともいう。

87:世界@名無史さん
12/01/09 20:28:21.01 0
>>82
誤解のないように補足すると、ペルシャ湾への隕石落下によって、チグリス・ユーフラテス流域の狭い範囲に
洪水が起こったというのがアシモフの説
けっして全世界にノアの洪水が起こったと主張しているわけではない
もちろん、それでも、聖書原理主義のトンデモ説には違いないのだが

88:世界@名無史さん
12/01/09 20:35:11.85 0
聖書の天変地異をユーフラテス近辺の史実に求めようという学術的探索はそこら中で行われている。

というか、逆か。
現代の平凡な常識からは荒唐無稽とも見える、神の奇蹟と言われるような天変地異でも、
自然科学と考古学と人類学を組み合わせれば、たいていは自然が起したものとして説明できる。
その探求の足掛かりとして、聖書が使われている。

89:世界@名無史さん
12/01/09 20:45:43.37 0
堤防もダムもなかった時代には、ちょっと大雨がふれば河川はすぐに氾濫した
時には、何十年に1度、何百年に1度というような大雨続きの天候の時もあるだろうし、そうなれば、
古代人にとっては自分が知っている土地のほとんどが水没するような大洪水になる
チフリス・ユーフラテス流域でもそんな大洪水があって、そこから洪水伝説ができたというだけの話で
隕石は関係ない
ちなみに、洪水伝説とその変形は世界中にある
最初に海の状態から話が始まって、島ができるというのも洪水伝説の変形の一つで、日本の
イザナギ・イザナミの国生み神話もその一種だったりする

90:世界@名無史さん
12/01/09 22:18:50.68 0
こういう話になると、急に盛り上がるねw

91:世界@名無史さん
12/01/10 00:04:56.21 0
>>87
アシモフはキリスト教原理主義に批判的な男だよ。聖書至上主義とはおよそ相容れない。
そもそも聖書の字句を尊重するなら、神様に小惑星なんて裏技を使わせずに雨を降らせる
ことだけに徹させるべきじゃん。

ノアの方舟の元になったウトナピシュティムの方舟伝説でも、船は出発地点をはるかに
遡上した高山に流れ着くことになっているが、これが大雨による洪水だとすれば不自然な
描写で、むしろ津波の方を連想させる。
これらの伝説に大地震の描写はないから、代わりに大津波の原因として小惑星を持って
くるのは、蓋然性が高いとまでは言えないにしても、あり得なくもない仮説ってとこかな。

92:世界@名無史さん
12/01/11 06:43:33.19 0
小惑星の衝突→超巨大津波のほかに、
彗星の衝突→怒涛の大雨という想定もありかも。
ちょうど昨年末にハートレー第2彗星が話題を呼んでた。

「地球の水は彗星が起源だった?彗星の中に地球と同組成の水発見」
URLリンク(karapaia.livedoor.biz)

93:世界@名無史さん
12/01/11 08:12:41.23 0
それはヴェリコフスキーの『衝突する宇宙』そのまんまのトンデモだろうにw

94:世界@名無史さん
12/01/12 19:42:56.57 0
その「地球の水は彗星起源」は科学専門誌の雄Natuerに載った論文だし、
「大洪水は小惑星衝突による津波説」を唱えたアシモフさんは
疑似科学を攻撃する団体CSICOPの古参メンバーでもある科学者だった。

天文学って、もともと扱う対象のスケールがでかすぎて現実生活と接点が少ないから、
何がエセ科学で何がそうでないか、見分けるのに一定の知識が必要だな。

95:世界@名無史さん
12/01/12 23:49:57.53 0
>>94
なるほどねえ。でも、だからこそ根深いモノが…なんて感じるオレは何かに毒されているカナw

エセ科学とそうじゃないモノとの境目は、マーチン・ガードナーが言うとおりスペクトルのように
どれが赤でどれが青と言い切れるモンじゃないと思うよ。

96:世界@名無史さん
12/01/13 00:34:23.22 0
似非科学かどうかの基準は、手続きにあるのであって、正しさにあるのではない。
新たな発見や観測・考証の精度上昇で誤りとわかった仮説が、
だからと言って科学であることを止めるわけではない。

97:世界@名無史さん
12/01/13 01:01:16.64 0
近頃じゃ生命誕生の元になったアミノ酸は隕石由来という説が支持を集めてるらしい。
一昔前はトンデモにしか見えなかったけど。

宇宙の膨張速度が加速してるってのもあり得ない、まさかの事実だし。

98:世界@名無史さん
12/01/13 01:26:03.02 0
パトレイバーのOVAで紹介されるくらいだから昭和だな>隕石由来

一昔前って何十年前よ?

99:世界@名無史さん
12/01/13 01:32:30.78 0
>>96
手続きがどうでも、結果が正しければその結果に沿って科学理論が新たに作られるのだから
十分科学であるとオレは思うよ。そう言う例は、極稀だと思うけどね。

100:世界@名無史さん
12/01/13 01:37:51.76 0
>>98
アミノ酸が宇宙由来だって説は昔からあるが、まあ泡沫眉唾説の一つみたいなモンだった。
それが脚光を浴びたのは、宇宙線で光学異性体の片方のアミノ酸が破壊されるというコトが近年言われたから。

大昔から、なぜ人類を含む地球の生命体は光学異性体の片方のアミノ酸しか使っていないのかということが
大きな疑問だった。これを利用したSFもあったな。「戦闘妖精雪風」とかでそのシーンがあった。

その疑問が、宇宙からアミノ酸が来たということで解決する。

101:世界@名無史さん
12/01/13 02:00:16.00 0
いや…雪風も昭和だろ…


102:世界@名無史さん
12/01/13 02:02:41.94 0
だから…何か問題あるのだろうか??

103:世界@名無史さん
12/01/13 02:03:40.07 0
>>98
パトレイバーの件は知らんけど、そういう感じで取り上げられてた頃は眉唾に見えた。
でも近年は事情が違って来てる。そういう話。

>>100
あぁ、それだ!!支持を集める理由がサッパリ思い出せなかったけど助かった。

104:世界@名無史さん
12/01/13 02:14:44.13 0
話し変わるが、先日CSで放送されたドキュメンタリー
日本の調査した深海での成果をスルーする米の教養番組ってある意味清清しいんだよな
全て米が最近着目し、先鞭をつけたってトーンで番組をつくりやがる

宇宙開発でも太陽風を利用したヨットが日本の実験機は既に成功しているという事実には一切ふれず
米が現在研究中の一つの試案であることを強調しているし

CSの番組を見ていて思うことは日本の教養番組の質の高さ
日本で二十年前に放送されていることを最新の成果であるように語ってる

隕石由来説も俺の記憶では昭和の頃には一定の説得力があったから、一昔前って言葉に違和感を感じているんだよ
何故最近と思ったのかって

105:世界@名無史さん
12/01/13 02:22:36.51 0
>>104
んー、だとしたら俺が知らなかっただけだな。俺は割と最近まで眉唾と思ってたから。

106:世界@名無史さん
12/01/13 09:02:06.92 0
ジョン・グレンの宇宙飛行だってまるで世界初のような扱いだしな

107:世界@名無史さん
12/01/13 09:12:53.54 0
なぜ七夕の話をしないの?

108:世界@名無史さん
12/01/13 10:17:41.08 0
URLリンク(akbnet2kb.ldblog.jp)

109:世界@名無史さん
12/01/15 00:29:59.91 0
隕石を祀るっていうのは洋の東西を問わず普遍的に見られた現象だね。
宇宙からの贈り物だから、古代人にしてみりゃ神性を感じるのが当然だもの。
イスラム教巡礼の中心カーバ神殿に鎮座しているのも隕石だと信じられていたし。

110:世界@名無史さん
12/01/15 00:49:10.33 0
アナトリアのクババ(キュベレー)も御神体は隕石だったかと

111:世界@名無史さん
12/01/15 09:34:17.82 0
キュベレー信仰で思い出したが、ローマ皇帝ヘリオガバルスがシリアからローマに運んで祭らせたご神体「黒い石」
(Baetylus)も隕石かテクタイトだったらしい。
こういうご神体を祭るのは古代の中東ではごく普通なことで、イスラム教徒が拝んでいる石もそのひとつなんだろうな。

112:世界@名無史さん
12/01/15 11:56:40.87 0
隕石を御神体にしてる神社ある?

113:世界@名無史さん
12/01/15 12:18:04.66 0
何で隕石ってわかったんだろう、落ちる所を見ていてクレーターを掘り起こしたのか?

114:世界@名無史さん
12/01/15 12:49:09.30 0
石ころが屋根を突き破って空から落ちてきたとか、
畑にちょっと放り投げた程度では生まれないような数メートルの穴が出来てた
いう事件が起きれば、天から落ちてきたと信じるだろう。


115:世界@名無史さん
12/01/15 14:15:09.83 0
その程度のサイズじゃないぞ、御神体になってるのは。

116:世界@名無史さん
12/01/15 14:18:57.28 0
>>112
私が住んでいる福岡県だけでも、隕石を祀っている神社がふたつある。
日本全国各地にそういう由緒をもった神社があるんじゃないかな。

・福岡県直方市の須賀神社
・福岡県朝倉郡東峰村(旧宝珠山村)の岩屋神社

なお、861年5月19日に落下が記録された須賀神社の隕石は
世界でも最も古い目撃例がある隕石として有名。
Wikipedia項目リンク

117:世界@名無史さん
12/01/17 00:24:16.63 0
たしか聖書にもそんな話があったな

118:世界@名無史さん
12/01/18 22:06:58.97 0
ヒトラーもオカルト趣味でとある占星術師にはまっていたらしいが、
実はその占星術師、連合国側に買収されていてワザとドイツ軍が負け
たり連合国の方が有利になる様に占いの結果を出していた。

WWUには、何でこんな敵を利する命令をヒトラーが出すのか判らない
ケースがいくつかあるが、それもこの占星術師の影響らしい。

119:世界@名無史さん
12/01/18 22:12:59.65 0
その、とあるって誰?

120:世界@名無史さん
12/01/21 09:55:31.85 0
なんでイスラムってあれほど月をシンボルに使いたがるん?
昼間は暑すぎて夜活動することが多いから、夜の太陽みたいな存在なのか?

121:世界@名無史さん
12/01/21 11:39:45.50 0
現在でも月経というように、
原始は女権社会であり、
月齢と月経の周期が関係あるものとされていたからだろう。

122:世界@名無史さん
12/01/21 11:52:51.60 0
いやそれは、イスラムに限った話じゃないから。

123:世界@名無史さん
12/01/21 13:50:15.30 0
砂漠では太陽は悪魔扱いだ。
農業地帯じゃないから太陽のありがたみもないし
交易や遊牧で生きている人々は夜の月と星で方角を知り旅をした。
砂漠では月と星は人を導く象徴になっている。

124:世界@名無史さん
12/01/21 14:16:22.90 0
>>120
その場合、月といっても満月や半月ではなく常に三日月の図柄だな。

実際にはイスラム以前から広く三日月マークが使われており、ムハマンドが神の啓示を
受けたのが三日月の夜だったとかいろんな説があるにはしても、どうも後付けの説明っぽい。
トルコの国旗の場合、もともと月の女神アルテミスの象徴として三日月が使われていたのがその
起源という説がある。月神への信仰が先にあってイスラムがその図像を受け継いだんじゃないかな。


125:世界@名無史さん
12/01/21 16:52:34.65 0
三日月は夜の空にある期間は短く、直ぐに沈んでしまうから確かに砂漠の交易説よりは
>>124の方が整合性があるなあ。

126:世界@名無史さん
12/01/22 16:18:35.12 0
「三日月の図柄」は「月」か「新月」だろうね。
イスラム圏の赤十字は十字の代わりに三日月マークで「赤新月社」というそうな。

図像学のレベルで読むなら、単に「月」であって、自然主義的に三日月の形だから
「三日月」というふうに読むべきでないと思うわ。

127:世界@名無史さん
12/01/22 16:20:29.04 0
自分ってw

128:世界@名無史さん
12/01/22 19:06:51.16 0
>>126
そうだろうね。
三日月型は、単に他の天体との違いを一目で分かるような形だし、
デザイン的にも優れているから使っているってことだろう。

129:世界@名無史さん
12/01/22 20:37:07.80 0
アラーそのものが、もともと月の神だったという説があるね。
だとすればイスラム教徒が月のシンボルを多用する理由も分かる。

月の女神アラート
URLリンク(en.wikipedia.org)


130:世界@名無史さん
12/01/22 23:53:27.07 0
本当にそうだとすると、確かに全部説明は付くな。

131:世界@名無史さん
12/01/24 12:08:13.90 0
女神アラート が月の神だったのなら、

アラーは太陽神だったのでは?

132:世界@名無史さん
12/01/25 20:13:16.98 0
イスラム圏でそれほど月が大事なものだとしたら、月食のときは日食並に大騒ぎになるんだろうか?

133:世界@名無史さん
12/01/26 18:41:49.67 0
月食の原理とか、月の満ち欠けの原理って、中世イスラムでは知られていたの?

134:世界@名無史さん
12/01/26 18:55:12.60 0
イスラム暦は完全な太陰暦でしょ。やっぱり月は重要じゃないの?

135:世界@名無史さん
12/01/26 19:05:31.71 0
高緯度で四季がはっきりしていないと、太陽暦のありがたみがないからな。
また、それこそ夜間に月の光の下で活動するなら、太陰暦の方が有用だな。

136:世界@名無史さん
12/01/26 21:41:55.63 0
>>134
重要ということについては、誰も異議は無いと思うけど?

137:世界@名無史さん
12/01/29 10:13:55.88 0
>>136
他の天体や神と比較して、月や月神への信仰にどの程度の重きが置かれていたか相対的な話をしているんだろう。

当初ムハマンドは月神アッラートを含む3女神を認めるような発言をしたことがあり、後にあれは悪魔にたぶらか
されてたヨとか言って取り消したことがあった(悪魔の章句)。つまり地元クライシュ族との抗争でピンチになり、
既存の多神教の中でも有力な神は認めざるを得ないナってことで、妥協を図った時期があったということ。

今日聖地メッカはイスラム教以前は多神教の宗教センターだったがわけだが、最終的にイスラムが覇権を確立する
に至って祀られていた360柱のうち359柱が破壊され、ただ1つだけアッラート女神の依り代である石だけが残されて
今日もカーバ神殿の中央に鎮座している。
Wikipedia項目リンク
アッラー以外の神を全否定した上でイスラム教を確立するはずだったのだが、存在が大きかった月神だけは
消去しきれず、結局取り込まざるを得なかったというところだろうか。

138:世界@名無史さん
12/01/29 21:18:44.59 0
スレ読んでるうちに、いつの間にか、アッラー=アラートと勘違いして混乱していた。
全く別の神ってことか。

139:世界@名無史さん
12/01/30 00:50:03.03 0
>>138
神道でいうと
イザナギしか神はいない→アマテラス、ツクヨミ、スサノオはいるかもしれない→やっぱりイザナギしか神はいない、でも草薙の剣を神殿に置いておくよ。
という感じだな。

140:世界@名無史さん
12/01/30 01:34:26.25 0
イスラム教のカーバ神殿に置いている黒い石の「ご神体」も伝説によれば、月からの石だからな。


141:世界@名無史さん
12/02/01 08:03:09.11 0
>>133
なぜ月が満ち欠けしたり、なぜ月食が発生するか、その理由は解明されていたかって意味?

142:世界@名無史さん
12/02/02 22:24:03.98 0
>>133
月の満ち欠けも月食も、知っている人間は紀元前から原理を知っていたろう。
サモスのアリスタルコスとか。中世のイスラム圏でもギリシアの文献を参照する
ような知識人なら、そういう考え方があることは承知していただろう。

>>138
同じともいえるし違うともいえる。一部同じ「かもしれない」あたりが無難。
多神教の神様は変形され習合され混同されを繰り返しているからはっきりした
線引きが難しい。さらに一神教に組み込まれた段階でかなりの情報が失われる。
それにアラーは神、アラートは女神を意味していて、イスラム以前では
普通名詞として使われる語だから、輪をかけてややこしい。


143:世界@名無史さん
12/02/02 23:03:20.12 0
プレアデス星団を日本ではスバルと呼んだと子供の頃に百科事典で
読んだことがありますが、このスバルも日本では信仰の対象に
なっていたんでしょうか?

144:世界@名無史さん
12/02/02 23:24:05.49 0
星はすばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だになからましかば、まいて。

145:世界@名無史さん
12/02/02 23:25:36.07 0
>>143
古来、六連星(むつらぼし)などとも呼ばれて親しまれ自動車メーカーの名前にもなったけど、
信仰の対象にはなってない。

146:世界@名無史さん
12/02/02 23:29:17.69 0
>>143
付けたし。信仰の対象になった星と言ったら妙見様こと北極星だろうだろう。

147:世界@名無史さん
12/02/03 00:35:35.57 0
2つの姿をもった天白神

天白神は北斗七星と昴の神です。
志摩の神は天上では2つの姿を持つものがあり、この神様もその一つです。
星辰信仰では北斗七星、神楽歌では月の輪に舞う星と言うことになります。
天白神にはもう一つの書き方があり「天魄神」と書きます。
星の世界で「魄」は星団を表します。
志摩市内には波切と船越と安乗に祀られ、波切は天白神、安乗は天魄神と書きます。
船越では北斗の木として祀られています。
ここで、この神様は何者かと言うと豊受大神の7人の姉であると同時に、豊玉姫と一緒にいる7人の童子でもあります。
北斗七星が7人の姉、昴が童子となります。
URLリンク(www.warajimatsuri.jp)

148:世界@名無史さん
12/02/04 01:10:34.93 0
死兆星って視力がよければ見える二重星?

149:世界@名無史さん
12/02/04 01:22:48.77 0
多分そう。位置は漫画本では微妙なのだが…

中国の話で、その星が見える人は目が良いということから、兵士として徴用されたため
逆に不吉な星とされたようだ。

150:世界@名無史さん
12/02/04 10:11:38.45 0
地球から見たときにたまたま近くに見えるだけで、二重星ではないだろ。

151:世界@名無史さん
12/02/04 11:48:57.59 0
>>150
近くに見えるだけでも二重星。実際にそばに有るのを区別する時は連星と呼ぶ。

152:世界@名無史さん
12/02/04 18:12:00.60 0
>>147
なにこれ、日本にもこんな面白い言い伝えあったのか。

153:世界@名無史さん
12/02/04 20:16:43.41 0
>>150
重力的に二重星になっているかどうかは、実はまだ明確になっていない。
かなーり遠いのだが、もしかしたら重力的に繋がっているのではないかという説もある。

154:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
12/02/04 23:06:47.97 0
>>143
住吉三神をオリオンの三ツ星(航海の目印)とし、猿田彦命をプレアデス星団
とする見解も出されていますが、定説ではありません。
猿田彦命については、寧ろ太陽神的性格が指摘されていますし。
太陽神である天照大神を悩ませた天津甕星は、金星だといいますね。

アイヌの伝承に、昴を六人の乙女、オリオンの三ツ星をそれを追いかけてい
る三人の男とするものがあります。
そもそもオリオン座自体に類似の伝承がありますが、この手の話は白鳥や羽
衣の伝説と結びついて広く分布しているので、両者に限らない。

院政期の文人である大江匡房は熒惑星(火星)の化身であるとされ、冥界と
行き来した小野篁は、破軍星の化身とされていました。
破軍星は、北斗七星の一つ。『水滸伝』にも宋の皇帝の臣がやはり北斗七星
の中の文曲星・武曲星の化身であったという話がありますが、小野篁の話が
何に由来したものかは、分かりません。

熒惑星は童子の姿で予言するということが『捜神記』などに出ており、本邦
にもこれが伝わって聖徳太子の伝記などに登場しています。
しかし、一方では驢馬に乗った驢馬の頭で六臂の異形であったりもする。
江戸や江戸の記憶がある世代(富岡鉄斎など)まではこうした五星・廿八宿
の神々も陰陽道の影響で知られていましたが、明治に陰陽師が禁止・廃止さ
れて以降は、記憶から消えてしまいましたね。
こと大陸の影響を受けたものについて言えば、日本に星の信仰がなかったと
言うのは間違いです。

155:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
12/02/04 23:11:29.55 0
>>147
名古屋市天白区も、この神に由来したもの。
多分、陰陽道で天一神(方違えで避けられた神)と太白神(木星)が祀られ
ていたのが、一神の如く扱われたのが由来とする説が妥当でしょう。
神仏分離後は、日本古来の神とする説が特に主張されている様ですが。
近世以前に信仰された神というものは、何かしらもっともらしい由来や理屈
がつきまとったもので、ただ土着の神が神社に祀られていたというだけで広
範囲に支持を獲得出来たとは、思えません。

156:147
12/02/04 23:28:10.06 0
浅薄なコピペなんて聞いてないから

157:世界@名無史さん
12/02/04 23:59:59.03 0
えっと…147の騙りが出たのか?

158:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
12/02/05 00:01:01.14 0
およしなさいな、品の無い。自身の程度を落すだけです。
独自性を否定されたのが御気に召さないようですが、無理というものです。
リンク先にあるような、天御中主や豊玉姫、(ここには出てまいりませんが)
天御中主と妙見を同一視して天御中主を星神とするなど、記紀の知識が広め
られた近世も後半にならないと出て参りません。
陰陽道の信仰がまずあって、それに比較的新しい時代に肉付けされた話が
>>147といったところでしょうね。
北斗七星はさておき、昴も人格神化している点が面白くは有りますが。
すみませんが、リンク先の話は話が飛びすぎで信仰としてはいいですが歴
史的な解釈としてはどうかと思われました。

159:147
12/02/05 00:05:43.83 0
はいはいよくできましたねおばかさん

160:世界@名無史さん
12/02/05 00:08:43.23 0
いやさ、論の正誤以前に、
自治体のホームページを丸コピペした>>147(それ自体は悪いとは言わないが)を名乗って、
「浅薄なコピペなんて聞いてないから」って言う時点で>>156は147への攻撃にしかなってないのだが。

成りすまし荒らしってことで手打ちにしようぜ。

161:山田廼案山子 ◆kMBuLEbO42
12/02/05 00:15:35.48 0
そのバカが宗教の認識を根底から見誤っていることはつい最近指摘したばかりだし
俺も何度も同じ誤りを指摘し続けられるほど暇じゃねぃから

はなしかけるな

としか言っていないわけで妄想でまとめるのは止めてね>160

162:世界@名無史さん
12/02/05 00:34:52.42 0
俺、>>156からそんな的確な推測が出来るほど優れたエスパーじゃないんで…
まあ、論理のみで捻じ伏せられず、コテハンに対してコテ名乗らなきゃ対抗できないような話なら他所でやってくれ。

163:162
12/02/05 00:38:41.78 0
一応、147の名誉を傷つけないためのフォローつもりだったのだがね。>>160は。
真実はどうあれ。

164:世界@名無史さん
12/02/05 20:33:37.78 0
とりあえず161には、みんな関わらないように。

165:世界@名無史さん
12/02/06 00:38:23.08 P
いつも山野に粘着していて荒らしている案山子が
今度は他人を騙ってまで山野を否定したかったが自爆した、ということだなw

166:世界@名無史さん
12/02/06 22:20:06.76 0
79 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/04(土) 11:28:25.17 0
宿とかレストランの格を、☆で表すようになったのって、何か言われあるんでしょうか?
光っている度合いを示しているとか?


80 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/06(月) 21:10:41.89 0
その星はよく分からないなぁ。
分かっているのは、それが起源で、いろんなランキングの結果が星の数で示されるようになったこと。

あと有名な話だけど、19Cのアメリカだかイギリスだかで、人気が一番ある俳優の控え室に、
目印としてドアに星が付けられていたことから、その俳優のことをスターと呼ぶようになった。

167:世界@名無史さん
12/02/11 10:11:54.60 0
82 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/08(水) 19:22:00.71 0
星を☆で象徴するようになったのはいつ・どこ?
六暴星はともかく五ぼう星はいつ・どこから始まったの?


83 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/08(水) 20:20:54.97 0
ずばりの答えではないが、ここ
URLリンク(en.wikipedia.org)
のSumerの項に
「In the Babylonian context, the edges of the pentagram were probably orientations: forward, backward, left, right,
and "above". These directions also had an astrological meaning, representing the five planets Jupiter, Mercury,
Mars, Saturn, and Venus as the "Queen of Heaven" (Ishtar) above.」

とあるんで、元々は単に星が光輝く様をデザイン化したわけではなく、5つの三角が
5つの方角を示しているということらしい。
ペンタグラム自体の最初の使用は、そこに書いてあるように、BC3000年。


84 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/08(水) 22:00:55.47 0
★の5つの角は、水星金星火星木星土星の5惑星の象徴だったの?

168:世界@名無史さん
12/02/11 10:12:13.03 0
85 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/08(水) 22:23:44.40 0
一番最初は、そういうことだったらしい。
昔は、今と違って思いつきでデザインが行われることは基本的に無くて、
すべての形には意味があると思った方がいいんだろうね。


87 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/08(水) 23:52:58.14 0
六虻星のいわれは?


90 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/10(金) 15:18:36.98 0
ペンタグラムも、ヘキサグラムも、元々星を表していたわけじゃないだろう。
ペンタグラムは、後世になって星を表す記号の役割を与えられただけだと思うけど。


91 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/02/11(土) 10:05:42.70 0
英語版のwikipediaによると、説は二つある。
1. 古代南インドのヒンズー寺院で、夫婦神nara-narayanaとか、神人合一を象徴するマンダラとして使われていた。
2. ダビデ(DVD)のDはギリシア語ではΔなので、二つのΔを組み合わせた。

169:世界@名無史さん
12/02/11 11:12:30.54 0
【呪符】形の変遷とその役割【デザイン】スレか

170:世界@名無史さん
12/02/11 11:47:11.36 0
「色」と「形」スレも似てるんだよなぁ。全部統合しちゃったほうがいいんじゃないの?

171:世界@名無史さん
12/02/11 12:11:01.34 0
そもそもどちらも、結構幅広い事象を統合して一つのスレにしてるから、
それをさらにまとめると、話が広がりすぎて逆に訳分からなくなるぞ

172:世界@名無史さん
12/02/11 12:25:27.95 0
>>170
ある程度縛りが無いと、逆にレスしずらかったりする。

173:世界@名無史さん
12/02/11 12:28:06.09 0
ところで、なんでペンタグラムの方が星を表す記号として定着したんだろう。
ヘキサグラムの方が描くの簡単なのに。

174:世界@名無史さん
12/02/11 12:31:32.02 0
六芒星も、六つ星の昴と関連を指摘する意見もあるみたいだけど。
五芒星が5つの惑星を意味していたように。

175:世界@名無史さん
12/02/12 21:57:54.15 0
>>170
もう一つ、音スレもあるんだよ。

176:世界@名無史さん
12/02/12 22:25:58.50 0
太陽スレも近日公開なんでしょ?

177:世界@名無史さん
12/02/12 22:44:02.90 0
欲しい?

178:世界@名無史さん
12/02/12 22:56:24.80 0
また例によって日本史スレになるようだったらいらない。

179:世界@名無史さん
12/02/13 07:28:58.06 0
もうちょっと世界史に詳しい人間が欲しいよなぁ。

180:世界@名無史さん
12/02/13 13:39:09.69 0
自分で話題を発掘して書き込めw

181:世界@名無史さん
12/02/13 15:04:47.83 0
>>180
俺はやってるけど、君は何かやったのか?

182:世界@名無史さん
12/02/13 18:56:52.98 0
このスレはまだマシな方なんだが。他所だとスレ主も住民も始めっから山野「だけ」を中心
としようなんて気だから世界史の話をふっても強引に日本史に持っていく。それで結局山
野とその付属物(日本史厨、案山子)しかいなくなる。



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