【国防】北の脅威でミサイル防衛対処型に強化 あらゆる海戦網羅した世界最強の軍艦、イージス護衛艦「あたご」型 at NEWS4PLUS
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1:ねこ名無し ★
17/10/21 05:27:26.05 CAP_USER.net
日本は、イージス艦保有国だ。イージス艦とは、高性能な対空レーダーと対空ミサイル、それらを一元化したシステムを有した、新時代のミサイル防空艦である。
海上自衛隊は1993年から98年の間、まず4隻の「こんごう」型を就役させていった。当初、米国以外にイージス艦を配備している国はなく、世界に衝撃を与えた。中でも、中国と韓国はその戦闘能力の高さに驚がくし、猛烈に批判してきたほどだった。
現在でこそ、イージス艦以外にも高性能防空システム艦は世界で誕生しているが、「こんごう」型配備時点では、紛れもなく世界最強の軍艦であったのだから当然の反応ともいえる。
この「こんごう」型に続いて建造されたのが、「あたご」型だ。2007年3月15日に「あたご」、08年3月13日に「あしがら」と、計2隻が就役した。これにより日本は6隻のイージス艦を保有した。
「こんごう」型と「あたご」型はよく似ているが、一番大きな違いがレーダーマストだ。「あたご」型は、本来垂直にそびえるマストに角度をつけている。これは「傾斜マスト」と呼ばれるもので、敵の電波を乱反射させることで、レーダーに映りにくくするステルス性を高めている。
また、後部スペースをヘリ甲板としながらも、格納庫を持たなかった「こんごう」型と異なり、「あたご」型にはヘリ甲板と格納庫がある。常に1機を搭載している。これにより対空任務以外にも、対潜戦や水上戦闘など、あらゆる海戦にマルチに対応できる。
主砲は、米イージス艦「アーレイ・バーク」級と同じ127ミリ砲を採用した。砲身を延長したため発射速度は若干遅くなったが、対空目標に対して、より確実な攻撃が行えるようになり、撃墜率を向上させた。
さらに対地攻撃もできるため、イージス艦でありながら、島嶼(とうしょ)防衛においても期待されている。
北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を受けて、「こんごう」型をミサイル防衛対処用に改造することになった。その改修は07年から10年の間に行われた。これにより、弾道ミサイルを迎撃できる対空ミサイルSM−3を搭載するとともに、イージスシステムをアップグレードした。
続いて、「あたご」型も改修されることになり、2隻とも早ければ来年度にはミサイル防衛型へと生まれ変わる予定だ。
さらに現在、改「あたご」型として、2隻のイージス艦の配備が決まっている。20年および21年の就役を目指し、1隻はすでに建造を開始した。こちらは最初からミサイル防衛対処もできるようにする。
こうして、8隻のイージス艦をもって、日本領海および領空を空の脅威から守ることになる。
■菊池雅之(きくち・まさゆき) フォトジャーナリスト。1975年、東京都生まれ。陸海空自衛隊だけでなく、各国の軍事情勢を取材する。著書に『こんなにスゴイ! 自衛隊の新世代兵器』(竹書房)、『ビジュアルで分かる 自衛隊用語辞典』(双葉社)など。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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