【中央日報】ノーベル賞の便りに韓国の科学技術界は一喜一憂しながら結局がっかりするという姿が日常化された[10/17] at NEWS4PLUS
[2ch|▼Menu]
1:ねこ名無し ★
17/10/17 03:11:14.38 CAP_USER.net
毎年10月になると北欧発ノーベル賞の便りに韓国の科学技術界は一喜一憂しながら結局がっかりするという姿が日常化された。まだ結果だけにこだわり、深層分析や一貫性のある対応を疎かにしながら毎年同じ論争を繰り返している。
この症状は世界大学ランキングの発表と第4次産業革命の熱気にも同じように表れている。ことし6月と9月には英国大学評価機関「QS(クアクアレリ・シモンズ社)」と「THE(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション社)」がそれぞれ世界大学ランキングを発表した。
順位の上がり下がりに悲喜が交錯し、賞罰と対策が後手に回ることはもちろん、新入生の募集から就職まで影響を及ぼすのに「好む人は誰もいないが、皆が点検するから」という。学界・卒業生の評判度、教授の実績、外国人教授・学生比率などはずっと後に効果が出て、相当な予算を伴う指標なので大学関係者の悩みは普通ではない。
一方、2016年から吹き始めた第4次産業革命の波が、ことしに入ってからはほぼすべての国民のウワサにのぼるほど大流行している。21世紀に入り、融合革新・グリーン成長・創造経済につながる5年単位の興亡盛衰を経験したわれわれにとっては第4次産業革命のブームに不安を感じているのは事実だ。
融合−グリーン−創造−第4次産業革命が大きな骨格と一貫性を維持しながら試行錯誤を通じて完成度を高めてきたとすれば、むしろ信頼と安堵感を感じただろう。だが、誰かが大きな旗を掲げて、皆が集まっていって、競争過熱によってシステムが不安定になり、資源配分まで歪められるようになると、また新しい旗が掲げられる、というような様相が繰り返されてきた。
ノーベル賞・大学ランキング・第4次産業革命で見たように、結果だけに執着する短見とその場だけの性質を克服し、20年以上にわたるたゆまぬ努力で新たな機会を作るためには果たして何を最優先するべきだろうか。教育−研究−事業化の好循環の頂点にある教育・科学技術を中心に解決の糸口を探ってみようと思う。
第一に、対価を待つ前に、新人と異邦人が早期に適応して、永く安定的に研究できる雰囲気を作らなければならない。大学の有望な若手教授が離れる比率が増えているが、ソウル大は最近5年間、以前の期間と比べて離職率が46%も増加した。国家プログラムで招へいした海外大学者は最小契約期間だけを満了してほぼ全員が離れるという。
新進研究員・教授や新入生の適応は、若い木を植えることと同じで、水・日光・肥料を適時に適切に与えなければならない。厳格な基準と過程を経て選抜する一方、それに相応する地位と処遇を提供し、組織内で尊敬される大家が直接メンターリングと教育を主管し、資源配分でも差別がないように保障しなければならない。
新人の1年間はその後の10年以上に該当することはもちろん、未来を開く大切な種をこの時期に内包している場合が多い。新人が自由で活気あふれる雰囲気の中で思う存分創意性を発揮する生態系づくりが何より重要だ。
第二に、学術大会を教育・科学技術の革新プラットホームへと発展させなければならない。韓国を離れる大学者や若い研究者のほとんどは、学界の後進性・権威主義・純血主義を指摘している。いつからか国内の学会は国際学会やSCI級ジャーナルにおされて関心が低くなっている。学会数の増加に比べて出席率や発表者の水準は低くなり、論争の激しさは次第に弱くなっているという。
産学研の人材が集まって新しい知識・技術と先端施設・装備を作り、深層討論と一緒に取引が行われるような学会はもう一つの教育・研究・革新の空間でありプラットホームとして作動する。その中で制限のない討論と反論が成り立つ時、はじめて本当の尊敬と共生の雰囲気が生き返るだろう。
創造・融合は研究者の姿勢、グリーンは生存と直結した必須指向点、経済成長は起業・事業化の結実という認識で第4次産業革命を大きな枠組みでまとめ、遠い見識と一貫性を持って継続していけば、韓国の教育と科学技術も新しい姿で国民のもとに寄り添っていけるはずだ。ノーベル賞は、その道で出会う副産物であり小さなプレゼントに過ぎない。
文吉周(ムン・キルジュ)/科学技術連合大学院大学教(UST)総長
URLリンク(japanese.joins.com)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

2380日前に更新/12 KB
担当:undef