【芸能】韓国ミュージカル、チケット高く観客増えない悪循環で中止・延期相次ぐ[09/09]
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1:ダーティプア ★@転載は禁止
14/09/09 13:40:35.32
規模ばかり膨らんだ3000億ウォンのミュージカル市場
10年間で3倍に成長、昨年2500本上演…人気俳優のギャラは1回数千万ウォン
海外原作者への著作権料10%も負担、チケット高く観客増えない悪循環
「今は過渡期」
「長年のウミが出た」
7月29日、ミュージカル『二都物語』の突然の公演取り消しに対する、業界や観客の反応だ。このミュージカルは6月末に国立劇場
「ヘオルム劇場」で開幕、同日午後8時には第44回公演が行われる予定だったが、公演1分前に突然、制作会社「BOM korea」の
チェ・ヨンソク代表がステージに上がって頭を下げ、観客に公演中止を告げた。
公演は30日から再開されたが、インターネット上には「理由も説明せずに公演を取りやめるなんて話にならない」と不満の声が相次
いでいる。制作会社側は31日になっても公演中止の理由を明らかにしていないが、「俳優やスタッフに支払わなければならない給与
が1週間ほど遅れ、一部が当日の公演を拒否したため」と関係者は話している。
■公演中止・延期相次ぐ
問題は、この出来事が韓国ミュージカル市場の危機を如実に物語っていることだ。公演企画会社関係者A氏は「俳優への出演料
支払いが遅れるということは時々あることだが、これまでは『ひとまず舞台に上がろう』となっていた」と話す。制作費数十億ウォン
(10億ウォン=約1億円)をかけ、大規模なミュージカルを上演する制作会社が、出演料を支払日に払えないほど資金繰りが難しく
なっているということだ。代表的なミュージカル制作会社「SEOL & COMPANY」のソル・ドユン代表も先日、「ミュージカル市場は
非常事態にある。制作会社各社はそれぞれ『うちの会社はつぶれるかもしれない』と思っている」と打ち明けたほどだ。
現に、破たんした制作会社もある。中堅制作会社の「ミュージカル・ヘブン」は予定されていた『スウィーニー・トッド』『あしながおじさん』
の公演を中止した直後の6月、法定管理(会社更生法適用に相当)に入った。『スウィーニー・トッド』では有名俳優B氏が出演を断った
ため主な投資家が投資を撤回、同社は資金難に陥っていたという。ミュージカル『トップ・ハット』『嵐が丘』など、今年延期されたり
中止されたりしたミュージカルは10作品を上回る。
ソース:朝鮮日報 2014/09/09 10:50
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