【米中】最近のハリウッド映画の中国人はなぜ「いい人」ばかりなのか[08/27] at NEWS4PLUS
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1:ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止
14/08/28 19:59:39.62
 今年のアカデミー賞で7部門を受賞し世界的大ヒットとなった『ゼロ・グラビティ』では中国の宇宙船が大活躍。リメイクされた
『ロボコップ』のロボは中国製。近年のハリウッド映画に“中国礼賛”が目立つのはなぜか。在ロサンゼルスのジャーナリスト、
高濱賛氏が報告する。
 
 最近、ハリウッド映画で中国の存在感が際立っている。その大半は中国の歴史や文化、経済や産業の発展ぶりをストーリーの
背景にあえて使う、好意的なものだ。登場する中国人も、かつて多かった「カンフーを駆使する悪役」のイメージとはほど遠い。

 代表的なのが、2013年4月に公開された、ロバート・ダウニーJr.主演の人気アクションシリーズ『アイアンマン3』。
 同作はわざわざ米国・国際版と中国版の2つのバージョンが制作された。中国版では北京市街が映し出され、中国の書画や
漢方医術、中国製の携帯電話など「メイド・イン・チャイナ」の小道具がうるさいほど出てくる。
 中国人女優の范冰冰が出演し、国際版では端役の中国人医師「ドクター・ウー」の出演場面が増加している。その役どころは、
世界の科学者がなしえなかった主人公のピンチを救うというもの。さらに、国際版に登場する悪役も、原作の中国人から国籍不明の
テロリストに変更されるなどしている。

 中国に配慮した「脚本の書き換え」「原作とは異なる筋書き」などは朝飯前だ。2013年に公開されたブラッド・ピット主演の
『ワールド・ウォーZ』は、人類を滅亡させるウイルスが原作では中国で発生したのに、これを変更するなど脚本段階から“自主的”に
修正した。

 露骨な中国びいきの裏には、中国が出すカネと映画の売り先としての「市場」がある。

 スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督による大ヒットシリーズの最新作『トランスフォーマー/ロストエイジ』
(2014年8月日本公開)。
 この作品で配給会社のパラマウントは中国国営テレビ局CCTVの映画専門チャンネル「中国電影頻道」と提携し、中国国内での
撮影、キャスティング、編集、宣伝などを行なっている。中国企業からも支援を受けており、事実上の「米中合作」だ。
 撮影は北京をはじめ西安などで行なわれ、背景に市内の公園や中国風建築をふんだんに取り入れている上、中国人俳優を
起用するなど、「人件費の安い中国で撮影することで制作コストを下げ、制作費の一部を中国から出させる。おまけに完成した映画を
巨大中国市場で売りまくる新たなハリウッド商法」(米大手紙映画担当記者)だ。

 中国の映画鑑賞人口は近年、ついに日本を抜いてアメリカに次ぐ世界2位となった。ハリウッド業界の財務管理などを独占する
会計事務所アーンスト&ヤングの予測では、2020年までに中国はアメリカを超えると言われている。

『トランスフォーマー/ロストエイジ』の興行収入はアメリカの1億7500万ドルに対して中国は2億2300万ドル(公開後11日の時点)。
すでにアメリカを上回っている。ハリウッドにとり中国は制作コストでも興行収入面でもMVP(モスト・バリアブル・プレーヤー)なのである。

※SAPIO2014年9月号

NEWSポストセブン 2014.08.27 16:00
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