【朝鮮日報社説】基本を無視する韓国社会、繰り返される人災[04/19] at NEWS4PLUS
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1:ロンメル銭湯兵 ★@転載禁止
14/04/19 18:56:42.41
 今回の事故で沈没した旅客船「セウォル号」を運航していた清海鎮海運は、1994年に
日本で建造された旅客船を日本の海運会社から2012年に買い取り、セウォル号と名前を変えて、
3−5階に客室を増築するなどの改造を行っていた。この改修により、乗船定員は840人から
956人へと116人増え、また船の重さは6586トンから6825トンと巨大化した。どう考えても無理が伴う改造だった。

 事故当時、セウォル号は180台のトラックや乗用車と1157トンの貨物を積んでいた。
50トン以上の大型トレーラーも3台積まれていたという。セウォル号のような旅客船は、
いわば船体の上にビルを建造したようなものだ。そのため一般の貨物船に比べ船の重心が
高かったはずで、しかも改造や過積載の影響で船全体がさらに不安定な状態となっていた
可能性も高い。そのため船体が傾いたときにそれを元の状態に戻す復元力が大きく低下していたと考えられる。

 積載されていたコンテナやトラック、トレーラーなどの貨物をしっかりと固定していたかどうかも疑わしい。
乗務員や乗客の証言によると、セウォル号は事故当時、急旋回した瞬間に貨物を固定する安全装置が
外れたか、あるいはコンテナが船の一方に片寄ったものと考えられ、それによって船体が傾き始めたものと
みられている。乗客の多くが「ドーン」という音を聞いたと証言しているが、この音もおそらく貨物が
片寄ったときに互いにぶつかり合って出たものだろう。出港当時、セウォル号には100個以上の
コンテナが3段か4段に積み上げられていた。これについても、ある乗務員は「鉄の鎖ではなく、
通常のロープでずさんに固定されていた」と証言している。乗務員が乗客に「船室から出ず
待機してください」と指示した理由も、船の構造や積み荷の固定の仕方に問題があり
危険だったことを知っていたため、乗客が一方に押し寄せるのを防ごうとしていた可能性がある。

 セウォル号には46隻の救命ボートが設置されていた。これは、水圧を関知すれば自動的に膨らむ
25人乗りのものだ。もし自動的に膨らまなければ、乗務員がピンを外して海に落とせば良いはずだった。
ところがこれら救命ボートのうち、実際に膨らんだのはわずか1隻だけだった。これについて乗務員らは
「船が大きく傾いていたため救命ボートに近づけなかった」と証言している。旅客船の乗務員は、
救命ボートの取り扱いを含む非常時のための訓練を10日ごとに受けなければならない。
これは法律でも定められている。もしこの法律を守って訓練さえ行っていれば、救命ボートの
異常はあらかじめ把握できていたはずであり、またもし非常時に膨らまなかったとしても、
何らかの対応ができたはずだった。(>>2以降へ続く)

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2014/04/19 11:14
URLリンク(www.chosunonline.com)


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