【朝鮮日報】不正まみれの韓国スポーツ界〜汚職・八百長など腐りきっている[01/26] at NEWS4PLUS
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1:帰って来た仕事コナカッタ元声優φ ★
14/01/26 12:36:22.09
昨年8月から全国2099の体育団体に対する大規模な特別監査が実施された。
これは朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の強い意思の表れ、というのがもっぱらの見方だ。朴大統領は二つの事件に怒りをあらわにしたという。

一つは昨年5月に仁川でテコンドー道場を30年近く運営してきた40代の館長が自殺した事件だ。
同館長は「テコンドーの選手である高校生の息子が不可解な判定で試合に負け、夢が閉ざされた」とやりきれない思いを遺書につづった。
ソウルで開かれた大会の決勝戦で、同館長の息子は5対1で勝っていたものの、審判が残りの50秒間で警告を実に7回も宣告し、
結局警告が原因で敗退してしまったのだ。同試合を見守っていた人々は「考えられない判定」と口々にうわさした。

続いて乗馬に関する不可解な判定まで耳にした大統領が「体育界のゆがんだ慣行を正常化しなければならない」
と国務会議で強く指摘したのが、5カ月にわたる体育界での監査につながった。

文化体育観光部が15日に発表した特別監査結果報告を見ると、まるで「不正・違法の百科事典」を見ているようだった。
封建時代にタイムスリップしたかのような親戚・姻戚絡みの不正(大韓空手道連盟)に始まり、
金融危機でビルの価格が値下がりしているにもかかわらず162億ウォン(約15億8000万円)のビルを急いで買い付け、
金銭取引についての疑いが持たれた団体(大韓バレーボール協会)まであった。
会長が協会の公金で個人所有の車のガソリン代を支払い、個人の訴訟費用を協会の予算から流用するケースなどは茶飯事だった。

地方のあるスポーツ団体を親戚・姻戚と側近で固めて組織を私有化することで長期にわたって権力を確保、
各種の違法・不正行為を犯すスポーツ土豪も数十人が摘発された。
大統領を怒らせたテコンドーと乗馬の判定に関わった張本人たちは、すでに罰金刑や懲戒処分が下されたものの、
こうしたスポーツ土豪たちの傘の下、いまだにポストを維持している。
不正は全部で337件に上り、10団体と19人の体育界関係者が捜査線上に上ってきた。

夏季と冬季のオリンピックで世界5位圏を維持する韓国のスポーツ界が、根っこから腐り切っているという事実に、人々は憤りを感じている。
しかし、こうした問題はずいぶん前から指摘されてきたという点も、その深刻さを物語っている。不適切な判定、八百長試合、
団体を運営する上での不正など、数え切れないほど報告されているが、国際舞台で獲得する金メダルによって隠されてきた。
そして今も、この浄化の世論が静かに通り過ぎてくれるのをただひたすらに待っている人が少なくないだろう。

 今回患部の一部を治療したとしても、スポーツ界の正常化に至る道のりはほど遠い。その根が複雑に絡み合っているためだ。
学校体育の不正行為と八百長試合だけを見ても、
自分の子どもが優秀な学校に行くためには何位以内に入らなければならないとして現金入りの封筒を差し出す父兄、
優秀な学校への進学を取り持ってやるとして代価を要求する指導者、またその金を受け取ってスタークラスの選手をスカウトしなければならない大学の指導者、
こうした構造について知りながらも知らないふりをする大学と上級団体が、構造的に絡み合っている。

 毎年往年のスポーツ選手たちが不正のために逮捕されていくのが韓国の現実だ。
米国やドイツのようにスポーツ界がむしろ他の社会分野を善導できる日が来るまで、正常化作業は行われるべきだろう。

URLリンク(www.chosunonline.com)


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