【嫌韓デモ】安田浩一｢在特会は在日韓国･朝鮮人への憎悪だけ、しばき隊の正当さと違う。通名変更も含め『在日特権』はデマ｣[12/24]

【嫌韓デモ】安田浩一｢在特会は在日韓国･朝鮮人への憎悪だけ、しばき隊の正当さと違う。通名変更も含め『在日特権』はデマ｣[12/24] at NEWS4PLUS

1:帰って来た仕事コナカッタ元声優φ ★
13/12/24 18:48:55.70
(前略)
前号の『ジャパニズム15号』を読みました。桜井さんと西村さんの対談は興味深いものでしたが、気になる点もありました。
僕のことを「乞食ライター」とか「自称・ジャーナリスト」と表現していましたが、こういう侮蔑的な文言で他者を批判する場合は、
それなりの裏付けが欲しいと思います。そもそもの問題点が、こういった意味のない攻撃性にあるのではないかと思うのです。
他者を攻撃しないと、自我を保てない人なのではないかという印象しか持てないわけですよ。何か哀れにも感じます。

この記事に関しては「嘘」が多い。桜井さんは、僕が勝手に在特会を取材していたような言い分でしたが、
最初はちゃんと許可を貰って取材していたんですから。それについては在特会の北海道支部の方も、
しっかり訂正したほうが良いと述べています。桜井さんは頭に血が上ると、事実無根を口にする癖があるのではないかと思います。

ただ、基本的には真面目な人だと思うし、議論できる知識を持っている。
だから本当に在特会の主張をみんなに伝えたいのであれば、
いろいろな所に出向いて、自分からみんなに説明する努力をしても良いのではないでしょうか。

それから桜井さんは僕のことを「中核派」とまで言っておりましたが、僕は国鉄千葉動力車労働組合の集会で
組合差別問題に関して話をしたことがあるだけで、呼ばれたら『チャンネル桜』にも出ますし、民族派の集会にも出ます。
元々僕は週刊誌の記者だったので、ネタがあればどこにまで飛んで行く。それは当たり前のことなのです。
もっとも桜井さんの目には「全国飛び回って取材している頭のおかしい人」と映るようですが......。

現在僕が左右を問わず、メディアの取材や集会に参加しているのも、それと同じことのです。
僕にお話しできることがあるのであれば、時間が許される限りどこにでも出向き、お話ししたいと思っているからなのです。

僕はインターネットに詳しいほうではないけれども、そんなライトなユーザーであっても、
以前からネット上に飛び交う下劣な言葉に違和感を感じていました。看過できないのは、
それによって傷ついている人がいるということ。つまり被害者を生み出しているという現実です。

僕はずっと不快な思いを抱えていたんです。「ヘイトスピーチ」の何がいけないのか、
それはたとえば韓国人・朝鮮人であるという、自分の努力では解決できない、抗弁不可能な属性に対する攻撃だから問題なのです。

週刊誌の記者として外国人問題を取材する中で、たまたま〝在特会的な人々〟と直接会話をすることになりました。
彼らの主張を聞いた時は、もちろん腹立たしさを感じたけれども、同時になぜ彼らは
このような過激な言動・行動を行っているのかという疑問が生まれました。それから取材を始めたのです。

取材は2009年頃からポツリポツリと始めましたが、当時のメディアはこれを取り上げようとしなかった。
リベラルと呼ばれているメディアだけではなくて、保守と呼ばれているメディアも含めて、〝在特会的な動き〟に関しては慎重だったんです。
記事として取り上げようとしなかった。

なぜかというと、彼らの存在を〝一般化〟してしまって良いのかという疑問が、
右からも左からも出ていたからです。右側のメディアからは「在特会と一緒にしないでくれ。
取り上げれば在特会にシンパシーを感じていると思われるかもしれない。一緒にされたくない」という抵抗、
左側のメディアからは「在特会という存在を認知してしまうことになる」という抵抗が示されました。

だから僕が在特会に関する記事を書きたいと申し入れても、当時は取り上げることができなかった。
右も左も「そのうち消えてなくなる一部の馬鹿だから」と言っていたのです。しかし僕は「一部の馬鹿」だとは思わなかったし、
彼らが特異な存在ではあると思っていたけれども、それがすぐに消えてなくなるような存在ではないことはわかっていました。

僕は在特会の末端会員まで取材をしました。しかし〝世の中を変えたい〟という意識を持っている人は、意外と少なかった。
在日と会ったことがないという人も多いし、頭の中で在日というモンスターを作り上げてしまっている人が多いように思えてならなかったのです。
結局、在特会がやっているということは、死ね殺せと罵声を上げる類いのことでしょう。

(続く)

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