【韓国】蔚珍(ウルチン)原発2号機にも書類偽装、不良ケーブルの不安[06/21]
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13/06/21 22:47:58.99
国内原子力発電所を運営する韓国水力原子力(株)が
慶北(キョンブク)蔚珍(ウルチン)のハンウル原子力発電所2号機核心部品の試験成績書が偽造され、
試験成績書偽造有無を確認出来なかった部品が400ヶを越えるにも関わらず、
ハンウル2号機など原発6基の稼動を強行していることが明らかになった。
21日、国会産業通商資源委員会チョ・ギョンテ民主党議員が韓国水力原子力(韓水原)から受け取った資料を見れば、
韓水原が今年2月1日〜6月3日国内原子力発電所23基の内、6基を対象に
原子力発電所部品試験成績書偽造有無を調査したところ、222ヶの部品の試験成績書が偽造されていたことが分かった。
調査した6基は釜山(プサン)古里(コリ)4号機、全南(チョンナム)霊光(ヨングァン)のハンビッ2・3号機、
慶北(キョンブク)月城4号機、慶北(キョンブク)蔚珍(ウルチン)のハンウル2・5号機だ。
韓水原は試験成績書が偽造された部品222ヶの内218ヶは交換したが、ハンウル2号機の部品4ヶは交換せずに稼動している。
これら部品4ヶは長さ20〜1600mの制御ケーブルだ。 LS電線が作成した試験成績書を根拠に暁星が韓水原に納品し、
2009年3月と2010年7月に代替交流非常電源系統に設置された。
この制御ケーブルは原子力発電所の電力供給が切れて非常発電機電力まで供給が中断される‘ブラックアウト’事態の時、
最後の手段として代替交流発電機の電力を供給する役割を果たす。
この部品まで不良ならば、原子炉核燃料棒など炉心溶融という非常事態を排除できなくなる。
韓水原関係者は「2010年10月以後、13回にかけて代替交流電源系統稼動試験をしたが失敗したことがなく、
制御ケーブルの故障もなかった。 暁星が提出した試験成績書は偽造されていたが、
LS電線の試験成績書原本と納品された制御ケーブルの識別番号が一致したことが明らかになって、部品自体は正常と判断した」と話した。
また、韓水原は437ヶの部品の試験成績書偽造有無を確認できなかったにも関わらず6基の原子力発電所を稼動していることが確認された。
チョ・ギョンテ議員は「原子力発電所の核心部品に関する試験成績書が偽造されたハンウル2号機と、
試験成績書偽造有無が確認されなかった部品が含まれた原子力発電所まで含めれば計6基の稼動を直ちに中断しなければならない」と要求した。
韓水原側は‘電力難が憂慮される状況で、試験成績書偽造有無が確認されなかったという理由だけで
直ちに原子力発電所の稼動を停めることはできない’という態度を示した。
原子力安全委員会が韓水原が調査した6基とハンビッ5・6号機など計8基の原子力発電所を調査した結果、
試験成績書が偽造された部品は計355ヶと集計された。 これには現在検察が捜査中のセハンTEPが作成した新古里(シンゴリ)1・2号機、
新月城(シンウォルソン)1・2号機部品の偽造試験成績書は含まれていない。
URLリンク(japan.hani.co.kr)
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