【シンガポール】「人口白書」の移民拡大政策に揺れる星、国民からは「アイデンティテイ喪失」と反発も[02/09] at NEWS4PLUS
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1: ◆KONJACs21A @おまコンニャクφρ ★
13/02/09 21:08:36.71
「人口白書」の移民拡大政策に揺れるシンガポール
2013.2.9 18:44

 【シンガポール=青木伸行】シンガポール議会は8日、政府が先月末に発表した
移民の大幅な受け入れを柱とする「人口白書」を承認した。
白書で示された新人口政策の狙いは、急速に進む少子高齢化による生産年齢人口の減少と
労働力不足を移民で補い、経済成長を維持することにある。
だが、国民の反発を誘発し、与党内からも異論が出るなど社会を揺るがしている。

 合計特殊出生率は1.2と低く、生産年齢人口は2020年以降、減少の一途をたどる。
これを食い止めるため政府は30年までに、現在531万人の総人口を最大で約3割増の
690万人とし、現状では年間1万8500人の国籍取得枠を、最大で35%増の
2万5千人に拡大するとした。

 この結果、総人口に占める永住者を含む外国人の割合は38%から45%に増え、
逆に国民の比率は62%から55%に低下する。民族構成比は中国系74.2%、
マレー系13.3%、インド系9.2%(12年)で、政府はこの比率を将来も
維持するとみられ、今後の移民は中国人が主体だとみていい。

 白書に合わせ政府は出産奨励策と、人口増に備え70万戸の住宅を建設する開発計画も
打ち出した。だが、ネット上には「白書はシンガポールで生まれたシンガポール人に
対する背信行為だ」など、批判と反発の書き込みがあふれている。


 議会では与党・人民行動党の複数の議員が、白書に疑義を呈し、結婚・育児支援策を
強化し出生率を上げる対策を主張した。白書に反対する野党・労働者党は、30年の
総人口を590万人とする対案を示した。

 反対論の核を成しているのは、移民の拡大で「仕事が奪われ、不動産価格の高騰も招く」
「シンガポール人のアイデンティティーのの喪失につながる」という懸念だ。
中国系の間には、中国本土からの中国人に対する潜在的な嫌悪感と、一種の差別意識も
存在する。

 これに対し、リー・イシャン上級国務相(通産・国家開発担当)は「シンガポールは
日本を教訓に対策を講じる必要がある。日本は外国人に門戸を閉ざし、そのつけが今、
回っている」と、白書を正当化した。

 政府は11年の総選挙で国民の不満を背景に与党が敗北を喫して以降、外国人
受け入れ拡大路線を転換し、流入を厳しく規制する段階的な措置をとってきた。
先月の補欠選挙でも、与党は労働者党に敗北している。

 にもかかわらず今回、拡大路線に回帰したことは、少子化の中で「アジアのハブ」
として生き残るために、背に腹は代えられないという危機感の表れだろう。
規制による外国人労働力の確保難から、外国企業の一部には撤退の動きも出ている。
同時に、国民の統制も難しい局面を迎えた。

ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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