【ジャズ】-ジャズサ ..
[2ch|▼Menu]
162:いつか名無しさんが
12/09/28 18:14:20.43
ダブルリップのコツは上唇を深く巻かず軽く巻くことです。
のどや舌の角度、アンブシュアで力を入れずに高い音域が出せることに気がつけばシメタもの。

ただ誤解があるといけないけれども、力が入っていないアンブシュアと言っても、効率的に圧を
加えているからそう感じるだけで、実際の物理的な圧はしっかりかけなければならない。
でないと開きの広いマウスピースや厚めのリードなんか吹きこなせるはずがない。

ではなぜ力が入っていないように感じるのか。それはリードに加える下唇の圧力をピンポイントに
掛けているのか、広い接地面を使い下唇のしなりを梃子のように利用して圧を掛けているかの違いだと思う。

ピンポイントに圧を掛けている現象は所謂「歯」で圧を掛けているため唇やあごは痛くなるし、
楽器の自由度も大幅に低下する。
ちょっとしたフレーズのインターバルでもやたら気を遣って吹くことになり楽器を操縦することに
躍起で音楽的な部分に神経をとがらせる余裕も失ってしまう。

そういった奏法は当然ピッチも、もの凄く悪くなる。解決方法としてチューナーとにらめっこして
ロングトーンといったパターンに陥るが根本的な解決にはなっていないのでますます泥沼
悪循環というのがお決まりのパターンだ。

同じ物理的な圧を加えるとしてもピンポイントで掛けるより、広い接地面を使って圧を加えれば当然唇の負担は減っていく。
実際自分はこの奏法にしてからサックスを何時間吹いても下唇が痛くなるような現象が全くなくなった。
また、広い接地面を使って圧を加えるとリードの振動を良い意味で束縛しほどよい抵抗感を生み出すことにつながる。
サックスを吹いていて一番最悪なのは息の抵抗がなく、息を取られる感覚に襲われることだ。
そうなると息は続かないし細かいコントロールなんて永久に不可能だ。

関係ないが最近はクラシックでもソプラノの低音とかは普通にサブトーン使うし、そのうちシンリップという
奏法はどうなっていくんでしょうね?
吹奏楽の指導方法はサックスに関してはあまりプラスになっていないような気がする。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

3931日前に更新/180 KB
担当:undef