【京アニ公判】「人を殺すことは悪いことなのに、なぜ死刑が正当化されているのか」弁護側、冒頭陳述で訴え [ばーど★]
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23/11/27 13:18:32.88 vuhuoemy9.net
36人が死亡し、32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第17回公判が27日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれ、量刑を巡り3回目の冒頭陳述が行われた。検察側は事件を「類例なき凄惨(せいさん)な大量放火殺人」と位置付け、被害の大きさや犯行の悪質性を主張。弁護側は「死刑選択は重大な判断。本当に死刑と判断すべきか考えてほしい」と裁判員らに訴えた。
事件の重大性に鑑(かがみ)み、事件全般、責任能力、量刑の3つに分けて審理が行われている公判は、この日から最後のテーマである量刑に移行した。
冒頭陳述で検察側は「筋違いの恨みによる復讐(ふくしゅう)として及んだ類例なき大量放火殺人事件」と指摘した。事件として平成以降最悪の犠牲者数となった結果などを考慮すべきだとし、「被害者、遺族が負った恐怖や苦しみ、精神的苦痛について着目してほしい」と訴えた。またガソリンを用いた犯行の残虐性についても言及した。
一方、弁護側は冒頭陳述で、死刑制度を巡る過去の判例を挙げながら「人を殺すことは悪いことなのに、なぜ死刑が正当化されているのか」「本当に『目には目を』なのか考えて審理してほしい」と求めた。
これまでの公判で検察側は、事件は被告のパーソナリティーに基づく犯行だとして完全責任能力を主張する一方、弁護側は事件当時、精神障害の影響で心神喪失や耗弱の状態だったとして無罪や刑の減軽を求めている。
産経新聞 2023/11/27 12:41
URLリンク(www.sankei.com)
■他ソース
京アニ裁判の量刑審理 検察側「前例ない凄惨な大量殺人」弁護側「なぜ死刑が正当化されるのか考えて」
URLリンク(www.ytv.co.jp)
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