選択的夫婦別姓に自民が賛成しない理由…候補者「賛成が多い無党派層は選挙に行かないので保守支持層に配慮する」  [ramune★] at NEWSPLUS
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1:ramune ★
21/10/25 16:12:59.61 /Qb5ukUt9.net
なぜ別姓問題は必ず問われるようになったのか
夫婦別姓や同性婚・LGBTへの差別禁止については今回の党首討論だけでなく、先の自民党総裁選でも各候補は賛否を問われ、この数年国政選挙でも候補者に聞かれる質問の定番となった。
今回の衆院選で夫婦別姓制度の実現を公約にも盛り込む党も目立つ。NHK選挙Webに掲載された各党のジェンダー・多様性に関する公約を見ると、自民党とN党以外は別姓制度実現を掲げている。
なぜ別姓問題はこれほどクローズアップされるようになったのか。それは、夫婦別姓はこの問題だけにとどまらない、政治家の価値観を象徴するテーマになってしまっているからだ。
政治学者の中島岳志さんは、政治家を「価値とリスクのマトリクス」を使って分類している。内政面での政治家の仕事は、大きくお金の配分と価値観に分けられるからだという。
(中略)
■自民でもっとも多い「どちらとも言えない」のワケ
(中略)ただ、自民党で目立つのは「どちらとも言えない」という候補者がもっとも多いことだ。「どちらとも言えない」と答えたのは44%。
反対寄り(33%)や賛成寄り(23%)を上回る。この「どちらとも言えない」という回答は今の自民党を象徴しているように見える。
(中略)
■無党派層とコア支持層の間での葛藤
高橋さんは江東区議を3期務めた後に、都議選に挑戦。もともとは「なぜ女性が3歩下がらなければならないのか」とブログに書くほど、ジェンダー平等の必要性を感じていた。
だが、ブログの内容について支持者から注意されたことや、保守派の勉強会に参加するうちに、個人としての意見を表で言うことを控えるようになったという。
「個人的には選択肢は多い方がいいと思っていますが、古くからの自民党支持者には、別姓なんて絶対にダメだという人もいます。
いい活動をしていても、別姓に賛成しているだけで支持してもらえないこともある。一方で、私が支持を訴えているお母さんたちは別姓賛成の人も多いんですが、
無党派の人たちは選挙に必ず行くかどうかは分からないから、どうしてもコアな支持者を固める方向になってしまうんです」
(中略)
■保守にとっては「踏み絵」
保守派の論客である作家の古谷経衡さんによると、保守派の中で夫婦別姓は靖国参拝や歴史認識、憲法改正ほど議論もされて来ず、重要なイシューではなかったという。
「脱原発と同じで、この10年ぐらい夫婦別姓やLGBTなどに過剰に反対するのは、リベラルの人が賛成しているから、ということに尽きます。
リベラルが言うことは全部反対、アンチで成り立っているので、主張の根拠も弱いのです」
古谷さんは夫婦別姓やLGBTへの理解促進が、ある意味保守の中での「踏み絵」のような役割を果たしていると言う。
「安倍・菅政権で保守は勢いがあると思われていますが、実は不安の方が大きい。
#MeTooなども起き、日本でも確実に世論は世界標準になっていて、保守派は自分たちはマイノリティになりつつあるという恐れがある。
すると自分たちの中で“裏切り者”が出ないように踏み絵をさせる。それがたまたま別姓であり、LGBTだったのです。
自民党候補者が『回答なし』『どちらとも言えない』を選択しているのは、そうした踏み絵を避けているとも言えると思います」
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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