【コロナ禍】ワクチン副反応対策で需要増の解熱鎮痛剤、降圧剤などとの飲み合わせリスク…「劇症肝炎」発症の危険性 [樽悶★] at NEWSPLUS
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1:樽悶 ★
21/09/12 17:58:54.80 A7YnqV0Y9.net
解熱鎮痛剤と他の薬の併用には注意が必要なケースも(イメージ)
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 全国の65歳以上の新型コロナワクチン接種率(2回目)が8割を超えるなか、多くの人が接種後の痛みや発熱を訴えている。
 そのなかで処方薬はもちろん、市販薬の売り上げが急増しているのが解熱鎮痛剤だ。厚労省が「必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子を見ていただく」と推奨したこともあり、8月第1週の市販解熱鎮痛剤の販売額は、前年同期比66%増となる18億8400万円を記録した。
 しかし銀座薬局代表で薬剤師の長澤育弘氏は「解熱鎮痛剤は組み合わせに注意が必要だ」と語る。
「医療用医薬品の添付文書には併用に注意すべき薬の具体名があり、医師や薬剤師が注意喚起をします。しかし同じ成分の市販薬の添付文書には『他の解熱鎮痛剤、かぜ薬、乗り物酔いの薬を服用している人は本剤を飲まないでください』と書かれているだけで、そもそも添付文書を読まない人が多い」
 実際にどのような組み合わせが危険なのか。まず解熱鎮痛剤は「非ステロイド性抗炎症薬」と「アセトアミノフェン」とに大別され、危険な組み合わせの薬も異なる。
 非ステロイド性抗炎症薬の併用でまず注意すべきは高血圧の患者だ。
「降圧剤のACE阻害薬と併用すると、血管を広げる作用があるプロスタグランジンが抑制され、降圧作用が弱まる恐れがあります。実際に私の患者さんのなかでも血圧がなかなか下がらない人に話を聞くと腰痛や肩こりで処方されて服用していたケースがありした」(長澤氏)
 高血圧でチアジド系利尿薬を飲んでいる患者も非ステロイド性抗炎症薬の併用で降圧作用が減る恐れがある。
 糖尿病治療薬のSU薬との併用も要注意だ。国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎医師が指摘する。
「糖尿病の薬のなかでもSU薬は効果が強い薬ですが、非ステロイド性抗炎症薬と併用するとSU薬の血中濃度が高くなり、血糖値が下がり過ぎて低血糖になる可能性があります」
 向精神薬や抗リウマチ薬も非ステロイド性抗炎症薬との併用で作用が増強する恐れがあるので気をつけたい。
■「劇症肝炎」を発症
 もう一つのタイプである「アセトアミノフェン」のなかで大きなリスクとなるのが「肝障害」だ。
「アセトアミノフェンは肝臓で代謝されて肝障害を発症するリスクがあります。実際に医療用のアセトアミノフェンの添付文書には赤字で『警告』として、『過量投与による重篤な肝障害が発現するおそれがある』と記されています」(長澤氏)
 長澤氏の知人はコロナワクチンの接種後に発熱した際、アセトアミノフェンを大量に服用して「劇症肝炎」を発症した。
「決して頻度が高いわけではありませんが、肝機能が低下し黄疸や倦怠感が生じれば重篤な症状に陥ることはあります。今はワクチン接種に備えて大量のアセトアミノフェンを準備している人が多いが、服用には十分気をつけてほしい」(長澤氏)
 アセトアミノフェンは抗凝固薬や抗てんかん薬との組み合わせもリスクが指摘されている。治療中の持病がない人も油断は禁物だ。
「最近は腰痛や肩こりなどで市販の解熱鎮痛剤を常用する人が多い。どちらのタイプでも日頃から飲んでいると血中濃度が上がってしまうので組み合わせの際には注意してほしいです」(長澤氏)
 解熱鎮痛剤はワクチンの副反応の辛さを和らげてくれるが、常用薬のある人にとっては、新たな問題の発生にもつながることを知っておきたい。
9/12(日) 7:05配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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