【経済】日本は本当に「経済大国」なのか? 「一人当たりの購買力GDP」から見えてくる「国民の豊かさ」 ★3 [ボラえもん★] at NEWSPLUS
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1:ボラえもん ★
21/03/02 13:40:01.67 OnA6Bra49.net
■GDPは本当の豊かさの尺度ではない
 人は、自分のことを過大評価する傾向がある。国に対する意識も同様である。日本は本当に豊かな国なのか。
日本は世界第3位の「経済大国」という言葉が一般的に使われ、国民もそれを額面通りに受け取っている。
だが世界を見渡すと、日本は誇るほどの経済大国ではないのかもしれない。
確かにGDP(国内総生産)を見れば、アメリカ、中国に次ぐ規模の経済大国である(以下の統計はIMFによる)。
GDPは国民が一年間働いて新たに付け加えた価値(付加価値)の総額である。
単純に言えば、労働人口が多く、国民が一生懸命働けば、それだけ合計額のGDPは大きくなる。
だが、GDPだけでは、本当の豊かさを計ることはできない。
ちなみに、アメリカのGDPは20兆8072億ドルである。中国は14兆8697億ドル、日本は4兆9105億ドルである。
 通常使われるGDP統計には国内の物価水準が反映されていない。国際比較する場合、ドルで換算する。
だが、同じ1ドルでも、それぞれの国では価値が違う。1ドルの価値は日本と中国では違う。
中国の物価水準は日本より安いので、中国では多く買える。それを調整するために、それぞれの国の物価水準を反映したGDPが必要になる。
それが「購買力平価(PPP: Purchasing Power Parity)」で計ったGDPである。
「購買力平価GDP」で見ると、各国の順位は大きく変わってくる。世界第1位は中国になる。要するに中国の物価水準は低いのである。
すなわち1ドルの実質価値は高いことを意味する。2位はアメリカである。日本は第4位に順位を下げる。
その額は、中国が24兆1624億ドル、アメリカが20兆8072億ドル、3位がインドで8兆813億ドル、そして日本が5兆2361億ドルである。
ちなみにお隣の韓国は14位である(GDPでは10位)。
 これでも正確に国民の豊かさは表現されない。既に指摘したように、労働人口の多い国はGDPが大きくなる。
だが一人がどれだけの価値を生み出しているかは分からない。そこで、「一人当たりのGDP」が重要になってくる。
すると1位はルクセンブルクになる。2位がスイスである。アメリカは5位に順位を下げる。日本は22位に低下する。
中国は59位と発展途上国の水準にまで低下する。要するに中国のGDPが大きい最大の理由は人口が多いことなのである。
■一人当たりの購買力GDPで見ると日本は世界28位
 これでも十分に国民の豊かさを表現できない。「購買力平価でみたGDPの一人当たりのGDP」が重要になる。
それによると、アメリカは7位とさらにランクを下げる。日本はどうか。世界で28位である。
 中国に至っては73位にまで順位を落とす。人口が多いから、人口数で割ったGDPが少なくなるわけである。
この数字から見る限り、中国が経済大国だというのは憚られる。規模が大きいから、国家予算の規模も大きく、軍事力強化や海外援助もできるのである。
ただ、その分、国民に負担を強いていることになる。これが「超大国」中国のもうひとつの顔である。
 お隣の韓国は24位で、日本より順位は上にくる。
アジアで見ると、シンガボールが全体の第2位で、アジアでトップにランクされている。
他のアジアの国では、香港が9位、台湾が14位であり、日本はアジアでは5位に過ぎない。
日本は経済大国であるというのは、日本人の思い込みによる“幻想”である。
世界と比較すると、日本人はそれほど豊かな生活を送っているわけではない。多くの日本人が持っている“自己イメージ”は修正すべきかもしれない。
(以下略、全文はソースにて)
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
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