【新潟】「誰か犠牲にならないと変わらないのか」バス停付近は危険、住民の訴え届かず女子高校生が死亡 [ばーど★] at NEWSPLUS
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20/12/01 14:30:15.50 UHqj7CGb9.net
バス停近くの横断歩道で18歳の女子高校生が死亡する事故が起きたことで、移設されたバス停が新潟市にある。現場は堤防道路上で信号や街灯もなく、地元が改善を求めていた。国は、横断歩道などがそばにある危険なバス停について、横断歩道との位置関係などを基準に対策を進めるが、事故からは道路周辺の環境も含めた対策の重要性が改めて浮かぶ。
事故は2016年12月6日午後6時45分頃、新潟市江南区沢海の片側1車線の堤防道路(県道)にある横断歩道で起きた。女子高生は自宅近くのバス停「上かみ沢海そうみ博物館前」でバスを降り、バスが発車した後に約5メートル離れた横断歩道を渡り始めたところ、バスの後方から来た車にひかれて亡くなった。
改修後の現場付近。道路が拡幅されるなどした。黒の車が走行している辺りが横断歩道改修後の現場付近。道路が拡幅されるなどした。黒の車が走行している辺りが横断歩道
 
現場に信号はなく、すでに日が暮れていたうえ、街灯がないため暗かった。運転していた女性(当時31歳)は、歩行者の有無を確認しなかったなどとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)で有罪判決を受けた。
現場のバス停付近は、地元では危険な場所と見られていた。市街地へ抜ける近道で交通量が多く、見通しの良い堤防道路であるため速度を出す車がある。横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、一時停止しない車も目立つ。
地元住民は「信号がなく、スピードも出やすい。夜は怖くて歩けない」と道路を管理する自治体に訴えたが、対策はとられなかった。
事故後、市や堤防を管理する国土交通省、県警などが対策を協議。バス停が危険な位置にあるなどとして、18年3月、バス停側の堤防の幅を約9メートル広げて長さ約40メートルのバス停車帯を設置し、バス停を横断歩道から10メートル以上離れた位置に移設した。
現場から堤防道路を約1キロ北上したバス停付近でも今年3月4日夕、バスを降りた60代の女性が、バス発車後に道路を渡ろうとして車にはねられ、重傷を負う事故が起きた。
現場は交差点の近くにバス停があり、交通量は多い。近くに住む主婦(69)も以前、現場でバイクにはねられそうになったといい、「誰かが犠牲にならないと、危険な状況は変わらないのだろうか」と表情を曇らせた。
危険なバス停を巡っては、国交省が全国約40万のバス停について、危険度が高い順に(A)横断歩道にバスの車体がかかる(B)横断歩道の前後5メートルの範囲か、交差点に車体がかかる(C)交差点の前後5メートルの範囲に車体がかかる―などの基準で3ランクに分類する調査を進めている。今年10月には、茨城や長野など6県にある780か所の危険なバス停の名前などを初めて公表。残りの都道府県分も順次公表する予定で、危険度の高いものから順次、安全対策を検討する。
女子高生の死亡事故が起きた当時のバス停はBかCに該当した可能性がある。
交通事故に詳しい伊藤安海・山梨大教授(交通工学)の話「事故は、複合的な要因が重なって起きる。ランク分けの基準にとらわれずに、バス停付近の状況を多角的にみて危険性をあぶり出すことも必要だろう。国の調査は自治体や警察など関係機関が集う絶好の機会だ。住民の意見を聞き取り、ドライバーへの啓発を含めて、徹底した対策を検討して実施してほしい」
「運転手の責務 自覚して」…遺族
女子高生が亡くなった事故からまもなく4年。父親(54)は「あの時から時間は止まったまま。いまだに娘がいなくなったとは思えない」と心境を語る。
女子高生は当時、地元の新潟大法学部を目指して猛勉強に明け暮れていた。学校の図書館で勉強し、自宅に帰ってからも風呂にまで参考書を持ち込んだ。
父親は「弁護士になるのかな、生真面目な性格だから公務員かなと、将来を楽しみにしていた」と振り返る。
今も事故現場付近へ行くと、横断歩道に歩行者がいても止まらない車が多く、「危険性は変わっていない」と感じるという。
父親は「安全対策が講じられたのはありがたいが、それだけでは事故はなくならない。交通ルールを守るというドライバーの責務を一人一人が自覚してほしい」と訴えた。
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2020/12/01 10:45
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