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1:樽悶 ★
20/11/28 17:06:56.03 opzXx5Fr9.net
AMDは、Ryzen 5000シリーズに対応したAMD 500/400シリーズマザーボード向けに、自動クロック/電圧調整技術「Precision Boost Overdrive 2」(PBO2)に対応したアップデート「AGESA 1.1.8.0」を配信開始した。12月よりマザーボードメーカーがBIOS更新を順次配信される見込み。
Precision Boost Overdrive(PBO)は、これまでのRyzenにも搭載してきた技術。プロセッサの温度やVRM電流、パッケージ全体の電力に応じて、VRMが供給できる容量限界を引き上げ、電圧とクロックを高め、プロセッサの性能を最大限に引き出すものとなっている。
ただ、PBOでは軽負荷状態時の電圧はそのままである。1つのコアに高負荷が集中している場合、そのコアの電圧とクロックを高めても、ほかの軽負荷状態のコアの消費電力は変わりない。Ryzenでは複数のコアが1つのパッケージ電力と温度キャパシティを共有しているため、軽負荷状態のコアもある程度のパッケージ電力と温度キャパシティを消費していて、高負荷コアと食い合う事態となっていた。
そこでPBO2では、この軽負荷状態になっているコアの電圧を下げる「アンダーボルテージ」をサポート。軽負荷状態のコア消費電力を削減するとともに、高負荷が集中しているコアに余った電力と温度のキャパシティを回すことができ、性能をさらに高められるようになった。
一般的にCPUは、ある程度動作電圧に余裕をもって出荷される。プリセットされた電圧に対し、若干余裕があり、一般的に負荷が低ければ低いほど−−つまりクロックが低ければ低いほど−−さらに電圧を下げられる場合が多い。
ところが、一般的なアンダーボルテージでは“最悪なケース”を想定してまとめて設定されていて、軽負荷時には
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