「もう暴力はうんざりだ!」相次ぐ暗いニュースに怒り悲しむコロンビア (Newsweek) [首都圏の虎★] at NEWSPLUS
[2ch|▼Menu]
1:首都圏の虎 ★
20/09/28 17:56:20.30 6Y4Cvufa9.net
増え続ける殺人事件。見て見ぬふりをする政府。
コロンビアがコロナウイルスによる非常事態宣言を発表したの3月中旬。それからというもの、ニュースで頻繁に「masacre(大虐殺)」という言葉を聞くようになりました。大虐殺とは「ひとつの場所で3人以上殺害される殺人事件」のことを指し、今年だけで61件の大虐殺が報告され、246人が殺害されています。特に7月以降の件数の増加は著しく、8月は11件、9月は12件もの大虐殺が起こりました。
大虐殺と同様に、近年増加しているのが社会活動の代表者や先住民、元武装組織メンバーの暗殺です。社会活動代表者に関しては今年に入って既に205人が暗殺されていると言われています。7月にはカウカ県でコーヒー農家を取りまとめ、コロナウイルスの拡散防止に努めていた代表者が暗殺され、コロンビア生産者連合会のロベルト・ベレス代表もツイッターで怒りをあらわにしました。
政府はこれらの殺人事件を「麻薬関係者による犯行だと推測している」と発表しています。しかし多くの国民やメディアは、それだけでなく政府が2016年にコロンビア革命軍と結んだ和平合意をないがしろにしている事による反政府武装組織の犯行の可能性も考えています。コロンビアには多くの武装組織が存在し、2016年の和平合意が守られていないと今後これらの組織との和解も困難になり、コロンビアの平和が遠のいてしまう事を国民は心配しています。
 
平和的なデモを!機動隊の武器の使用を禁止
去年11月に行われたデモ行進では、デモ隊と機動隊が激しく衝突し、18歳のディラン・クルス氏が機動隊に頭を撃たれて死亡。今年9月9日に警察による暴力によって死亡したハビエル・オルドニェス氏の事件に対する抗議活動では、警察の発砲による死亡者を含む10人もの死亡者がでました。翌日、首都ボゴタのクラウディア・ロベス市長は「誰も銃を使えと命令していない」と警察を非難。9月21日に行われたデモ行進では警察の危険な武器の使用を禁止し、市民には破壊行為や暴力行為を許さないと呼びかけました。結果、一部破壊行為や警察官との衝突はあったものの多数の負傷者や死亡者がでる事なくデモ行進は終了しました。
 
警察の次は軍隊。一般市民の頭を撃ち女性1人が死亡
デモ行進が行われた3日後の9月24日、カウカ県で軍隊による検問を避けようとバックした車に向かって軍隊が発砲。助手席に乗っていたフリアナ・ヒラルド氏の頭に銃弾が当たり死亡する事件がおきました。運転席に乗っていたフリアナ氏の夫がその場の様子を携帯電話で撮影。「フリアナを殺しやがった!あの男が頭を撃ったんだ!助けてください!」と泣きながら訴える動画がSNSで一気に広がりました。

コロンビアでは軍隊も警察も国防省に属しています。度重なるこれらの事件を受けて、国防省の大臣であるカルロス・トルヒージョ氏の辞任を求める声が高まっています。
 
毎日流れる暗いニュースに怒り悲しむコロンビア人たち
このブログを書いている間にも、新たにチョコ県での大虐殺の報道がありました。昨年2019年に起きた大虐殺の数は36件。それでも2014年以降最も多い件数でした。このスピードだと今年の大虐殺の件数は、前年の倍かそれ以上になる可能性も否定できません。誰が悪いのか、何が原因なのかについては色々と意見が分かれますが、次々と増える犠牲者の数に国民の怒りと悲しみは増していく一方です。パンデミックの影響で失業率も20%を超え、国の治安もどんどん悪くなっているように感じます。この異常な流れを断ち切る為にも、政府には早急な何らかの対応が求められるでしょう。
全文はソース元で
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

1306日前に更新/8446 Bytes
担当:undef