「安倍晋三は予想に反し、リベラルな日本を築いた」米国経済コラムニストがベタ褒め ★2 [首都圏の虎★] at NEWSPLUS
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1:首都圏の虎 ★
20/08/30 02:28:49.42 DFDS09EB9.net
辞任を発表した日本の安倍晋三首相のレガシーとは何か─米経済メディア「ブルームバーグ」知日派コラムニストのノア・スミスが総括する。
日本の憲政史上で在職期間が最長の首相となった安倍晋三が、潰瘍性大腸炎で辞任する。安倍のレガシーは、より経済的に強く、社会的にリベラルな日本だ。
安倍晋三が2012年の終わりに政権をとったとき、私は極めて懐疑的だった。
2000年代半ば、短命に終わった冴えない第一次政権を見れば、日本の低迷する経済と不平等な社会という困難に安倍がうまく対処できるとは思えなかった。安倍が政治的に右翼だということも、保守化する日本の前触れのように見えた。
だが安倍は、すぐに懐疑論者たちの意表を突くことになった。安倍は有能な参与の一団をいち早く形成したのだ。経済学者の浜田宏一、日銀総裁の黒田東彦、政治的盟友の菅義偉、そして妻の安倍昭恵らだ。
こうした参与たちの賢明な助言の結果、第二次安倍政権は、それまでの自由民主党の、用心深い保守主義が染みついた大方の政権と似ても似つかないものになった。
何よりまず、安倍は日本経済をどうにかして回復させた。
日銀では、黒田が量的緩和という世界で最も大胆な事業に乗り出し、自国の株式市場のかなりの部分を買い上げさえした。
それによってインフレーションを目標レベルの2%まで引き上げるには至らなかったが、日本をデフレからは脱却させ、消費と(ようやく)企業投資の双方を刺激してきたように見える。
日本社会は深刻に高齢化し、2011年の壊滅的な津波と原発事故の余波に苦しみながらも、経済成長は1980年代以降で最も長く続いた。
「アベノミクス」評価
金融緩和は「アベノミクス」の矢筒の第一の矢に過ぎなかった。
第二の矢、財政刺激策は的を射るのがより難しかった。自国の借金の持続可能性を懸念した安倍は、何度も消費税増税に踏み切ったが、おそらくそれで経済成長は鈍化した。
対立する経済的・政治的な圧力にさらされた安倍政権は、財政政策で中道路線を余儀なくされたが、結局のところ財政政策は日本の景気回復で大した要因ではなかった。
アベノミクスの第三の矢は、構造改革という抜本的な計画だった。反対者からは結果がすぐに出ないことを愚弄された。政治的反発により妨害された改革もある。だが全体的に見れば、この計画は日本の長期的な経済の健全性の基礎を築いた。
安倍は、日本で最も硬化した部門にして政治的に強力な農産業に挑み、大きな勝利を収めた。競争を促し、輸入食品に対する障壁を下げたのだ。
これがゆくゆくは、島国日本でのより効率的で生産的な農業と食料安全保障の強化に結実するだろう。
安倍は貿易協定やグローバリズムの全面的な擁護者にもなった。トランプ政権下のアメリカが不機嫌な保護主義に陥ったのとは対照的だった。安倍は欧州連合と大規模な貿易協定を結び、アメリカが浅はかに脱けたあとのTPPを存続させた。
全文はソース元で
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★1 2020/08/29(土) 19:09:15.08
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