【話題】 「今や日本では公務員が上流」・・・下流社会の著者三浦展が説く 「新・格差論」 [影のたけし軍団★] at NEWSPLUS
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1:影のたけし軍団 ★
20/07/05 09:52:16 w2tjZDC69.net
『下流社会』の著者で消費社会研究家の三浦展氏が、ますます進む日本の下流化に警告を発している。

コロナ禍で格差が可視化されるなか、今や日本では「中流以上」と「中流未満」への二極化が進み、
しかも二つの間に深い「溝」ができつつあるというのだ。最新の格差論を三浦氏に聞こう。

三浦氏は、このほど上梓した『コロナが加速する格差消費』(朝日新書)の中で、新しい格差論とそれに基づく分析結果を論じている。

同書は、三菱総合研究所が毎年行っている3万人を対象にした大規模調査「生活者市場予測システム」の最新の結果をもとに、
世代ごとに階層意識や消費意識を探るものだが、格差論でいえば同書での「公務員」という職業に対する分析が興味深い。

どの世代でも男性は7割以上、女性は7割弱から8割強が「中の中」以上と答えている。
特に1973〜84年生まれの「氷河期世代」で夫婦ともに公務員である人は89%と9割近い人が「中の中」以上と答えたという。

今や日本では公務員が上流なのだ。

「つぶれなくて利益やコストという観念もない、相対的に高収入で退職金も年金も高い、これだと、そうなっちゃいます。最盛期のJALみたいなものです」(同)

公務員と真逆の結果が出たのが同世代の非正規雇用の人々だ。この世代は就職氷河期をくぐってきているが、男性の非正規は「中の下」と「下」の合計が75%を占めた。

「公務員を最近『上級国民』と呼ぶ傾向がありますが、氷河期世代の階層意識を見ると、対する非正規雇用の人たちは長期間続いた不況の中で、
まるで『下級国民』のように扱われ続けたと見ることができます」(同)

二極化の結果は人々の消費行動にも表れる。

例えば自動車。三浦氏がよく使う言葉に「いつかはクラウン」がある。かつては階層アップと共にカローラから最後のクラウンまで乗る車もグレードアップした。
それを表すトヨタ自動車の有名なキャッチフレーズだ。

「それが今では、明らかに上と下に分かれています。2千万円以上の外国車がどんどん売れる一方、数が出るのは軽自動車やリッターカーばかりです」(同)

下方向へのレベルダウンからか、中流でも「消費は下流化」が当たり前になってしまった。
「誰でも大手衣料チェーンの服を着る時代ですし、作業服販売の新興企業が高成長を続けているのも同じ文脈です。
以前は『中の中』の人は『中の上』的な消費をめざしたものですが、そういう上昇志向はなくなり、階層は『中の中』で十分、消費は『中の下』でOKなのです」(同)

どうやら日本の下流化は止まらなそうに見えるが、三浦氏は格差に歯止めをかける一つの手段として大学教育をオンライン化せよと訴える。

「コロナ禍で一部の学生が大学を退学しようとする動きがあることが報じられましたが、絶対に大学を辞めてはいけません。
今回の調査結果でも出たことですが、若い人ほど大学を卒業するかしないかが将来、『下流』になるかならないかの大きな条件になっているからです。
あらゆる伝手をたどってお金を工面し、学生生活を続けてください」

こうした学生を出さないようにするのがオンライン大学の狙いという。

全国どこでもいつでも講義を受けられるようになれば、地方の学生は東京などの大都市に行く必要はなくなる。つまり、学費以外の費用はかからなくなる。
「東京の学校に行きたいが東京で暮らす経済力がない子どもたちを進学させられるのです」(同)

格差解消という大きな目標への着実なステップになるというのだ。
URLリンク(diamond.jp)

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