【BBC】新型コロナウイルスの大流行はいつ終わる? 生活はもとに戻るのか?
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1:首都圏の虎 ★
20/03/21 11:48:29 Q9x0DVqU9.net
URLリンク(ichef.bbci.co.uk)
世界がバタバタと閉じている。かつては日々の暮らしで大忙しだった場所が、ゴーストタウンと化している。生活にはとてつもない制限が加えられている。ロックダウン(封鎖)や一斉休校、渡航制限から大規模集会の禁止に至るまで。
疫病に対する世界の反応としては、まったく並ぶものがない。しかし、いつになったら終わるのか。そして、いつになったらもとの生活に戻れるのか。
イギリスのボリス・ジョンソン首相は、12週間のうちにイギリスはウイルスに対して「形勢を逆転できる」だろうし、イギリスはウイルスを「追い払う」ことができるはずだと述べた。
しかし、たとえ今から3カ月の間に感染者が減り始めたとしても、まだまだ終わりからは程遠い。首相は潮目を変えると言ったが、潮が完全に引くまでにはかなりの時間がかかる。下手をすると何年もかかるかもしれない。
社会の大部分を停止させるという現在の戦略を、長期的に継続するのは不可能だ。それははっきりしている。社会と経済の損失は、とてつもないものになる。
各国は「出口戦略」を必要としている。様々な規制を解除して、平常に戻るための方策だ。
けれども、新型コロナウイルスは消えてなくなりはしない。
ウイルスを押さえ込んでいる規制を解除すれば、症例は否が応でも一気に増える。
英エディンバラ大学のマーク・ウールハウス教授(感染症疫学)は、「出口戦略はどういうもので、どうやって今の事態から抜け出すのか、大問題を抱えている」と話す。
「イギリスだけではない。どこの国にも、出口戦略がない」
科学にとっても社会にとっても、これはとてつもない問題だ。
この混乱から抜け出すための方法は、煎じ詰めれば次の3つだ。
ワクチン
相当数の人が感染して免疫をつける
自分たちの行動や社会のあり方を恒久的に変える
どの道を選んでも、ウイルスの拡散を防ぐ効果がある。
ワクチン - 少なくとも1年〜1年半は先
ワクチンの摂取を受ければ免疫がつくので、ウイルスに接触しても発症しない。
それなりの人数、たとえば人口の約6割が免疫をつければ、ウイルスの大流行は起きない。これがいわゆる「集団免疫」の概念だ。
アメリカで今月半ば、初めて試験的にワクチン接種を受けた人がいる。通常ならば動物実験を繰り返して初めて人間相手の治験が許可されるものだが、今回はその手続きの省略が認められたのだ。
かつてないペースでワクチン開発が進められているが、成功の保証はないし、実用可能になっても世界全体での摂取が必要になる。
全てが順調に行っても、ワクチン開発にはまだ1年から1年半はかかるだろう。かなり先の話だ。平時において前例がないほどの制約を社会に強いている状態で、1年から1年半も待つのは大変だ。
「ワクチンをただ漫然と待つことを、戦略という立派な名前で呼ぶべきではない。そんなものは戦略とは呼ばない」と、ウールハウス教授はBBCに話した。
自然の免疫 - 少なくとも2年先
イギリスの当面の短期的戦略は、医療機関がパンクしないように、感染者数をできる限り抑制するというものだ。集中治療病床が不足すれば、すなわち死者数が急増してしまうので。
感染をいったん抑えることができれば、一部の規制策は一時的にでも解除できるかもしれない。その内にまた感染が増えて、規制再開が必要になるかもしれないが。
これがいつになるのかは、不透明だ。英政府の首席科学顧問、サー・パトリック・ヴァランスは、「何がいつどうなると、はっきりした時系列を定めるのは無理だ」と述べている。
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