【備蓄200万解放来るか?】『アビガン』実は米軍のお墨付きだった❗❗ at NEWSPLUS
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1:ちーたろlove&peace ★
20/03/17 12:12:16 jTkcPEu69.net
*抜粋記事です。全文はリンク先へお願い致します。


そこへ光を当てたのは米国防総省だった。湾岸戦争時、兵士たちへのバイオテロ対策として、天然痘や炭疽菌のワクチン(未承認)を接種したが、副作用で不調をきたす者が出た。このため、米軍では、食品医薬品局(FDA)に承認されている薬以外は用いてはいけないことになった。

そこで米軍は考えた。インフルエンザウイルスは、RNAウイルス(遺伝物質としてDNAではなくRNAを持つウイルス)である。もし、アビガンがインフルエンザ治療薬として、ひとまずFDAに承認されれば、適応外(承認された疾患・用法以外)であっても、エボラ出血熱やラッサ熱などの致死性のRNAウイルス感染症に用いることができる、と考えたのだった。米国防総省はアビガンの開発を後押しし、2012年には約1億4000万ドルを富山化学に助成した。

アビガンの仕組みは、ウイルスが感染した細胞内に入り込み、ウイルス増殖に必要な酵素の働きを止めて増殖を阻止するというものだ。インフルエンザに用いた場合は、病状が進行していてもウイルス量を減少させられる。様々な型のウイルスに対して、幅広く効果を示した。薬剤耐性(微生物が薬剤に抵抗性を持ち効きにくくなる現象)が極めて出にくいことも特徴だ。

反面で、安全性試験では、初期胚の致死(ラット)や催奇形性(サル、マウス、ラット、ウサギ)という重大な副作用が見つかった。流産したり、障害を持った子が生まれたりするリスクがある、ということだ。

富山化学は、07年から日本国内での治験開始に踏み切ったが、08年には医薬品事業への本格参入を目指す富士フイルムに1300億円で買収された。これで300億円の開発費を調達すると治験が加速され、11年に日米の治験データに基づき、国内で製造販売の承認を申請した。しかし、通常1年ほどの審査に3年を要し、14年3月、但し書き付きで承認された。

その条件とは、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分な新型または再興型(かつて世界的流行があったが、現在ほとんどの人が免疫を獲得していない)インフルエンザウイルス感染症が発生し、国が判断した場合にのみ、患者への投与が検討される、というものだ。当然ながら、妊婦や妊娠している可能性のある人は使用できない。

新型インフルエンザが発生した場合、新たなウイルスに対しての免疫は誰も持っておらず、ヒトからヒトへと容易に感染してパンデミック(感染爆発)を起こしかねない上、重症化する人が増えると予想される。このため、有識者会議の提言に基づき、既に国内では200万人分のアビガンが備蓄されている。

そして、ほぼ全ての人類が免疫を持たないこの度の新型コロナウイルスも、新型インフルエンザと同様にRNAウイルスであることから、アビガンを新型コロナウイルス治療に用いる可能性が大きく注目されることになったのだ。

新型コロナウイルスに感染しても、感染者の約80%はインフルエンザと同様に、あまり症状が悪化することはない。肺炎を併発している20%の感染者を早期に診断、治療できるかどうかが新型コロナウイルス感染症では治療の鍵となる。

白木氏は、「PCR検査により診断できることが望ましいが、PCRをしなくてもCT画像による診断で肺炎を起こしていると分かれば、その時点からアビガンを服薬することでウイルス増殖が抑えられ、救命できる可能性がある」と語る。

政府は、アビガン以外に、レムデシビル(抗エボラ出血熱薬)とカレトラ(抗HIV薬)も治療薬候補に挙げている。

白木氏は、「カレトラが有効であれば、感染の広がりを抑える薬であることから、アビガンとの併用により治療効果を高められる」とみている。アビガンは、新たに感染する細胞には非常に有効だが、既に感染した細胞に対する作用は限られる。一方、カレトラは、既に感染した細胞からのウイルス産生を抑制できる可能性があり、重症者への治療では望ましいという。

アビガンが脚光を浴びるのは、2014年に西アフリカでエボラ出血熱が流行した際に治療効果が認められて以来のことだ。国内では、新型コロナウイルス対策として、既に富士フイルム富山化学ではアビガンの増産を開始している。

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