【研究】NZの噴火 長年監視されていたのに火山学者はなぜ噴火を予測できなかったのか? at NEWSPLUS
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1:しじみ
19/12/13 17:03:28.03 uf6H1a0y9.net
■変化検知も警報に至らず。専門家に訊く、死者を出す規模の噴火予測の難しさ
ニュージーランド北部のプレンティ湾に浮かぶ小さな火山島ホワイト島(マオリ名ファカアリ島)が、現地時間の12月9日午後2時11分に噴火した。爆音が鳴り響く中、噴煙は3600メートル以上の高さまで到達し、高温の噴石を降らせた。わずか数分の出来事で、その後は一帯に静寂が戻った。
 当時、多数の旅行者がホワイト島を訪れており、火口のすぐそばにも人がいた。12日時点で、8人の死亡が公式に確認されており、8人が行方不明だ。「最悪のシナリオです」と、ニュージーランド、オークランド大学の火山学者兼地球科学者シェーン・クローニン氏は語る。
 噴火のタイプこそ取り立てて珍しいものではないが、前触れがなく不意打ちだった点は特徴的だ。ホワイト島のケースとよく似る噴火は、日常茶飯事とは言わないまでも世界各地で起きている。今回のように、はっきりとした兆候がない中での噴火は、いつ起きても不思議ではないのだ。
 米スミソニアン協会の全地球火山活動プログラム(GVP)の火山学者ジャニーン・クリップナー氏は「人々がまずいタイミングにまずい場所にいたケースです」と話す。「実際に起きると惨事になりますが、同様の出来事はこれからも繰り返されてしまうでしょう」
 なぜ今回の噴火は予測できず、死者が出る結果となったのか。事実を基に振り返ってみたい。
■目に見えない前兆
 ホワイト島は海底火山の頂上にあたる。全地球火山活動プログラムによれば、極めて活発な火山で噴火の規模は中程度が多く、噴火のタイプは多岐にわたる。
 非常に活発なうえ、多くの旅行者が訪れるため、ホワイト島は厳重な監視下に置かれている。火山の爆発が近づいている兆候を突き止めようと、科学者たちが常に目を光らせてきた。
 ニュージーランドの政府系研究機関GNSサイエンスの科学者ジェフ・キルガー氏によれば、噴火の数週間前、局所的な地表の変形を突き止めていたという。地表の変形は、過熱した液体、気体、マグマの移動が原因で起きる、地下の圧力変化を示す場合がある。しかし、今回のケースでは、圧力の大幅な上昇は示唆していなかった。
 ただし、モニタリングと旅行会社からの報告によって、ガスの放出と地震を伴う間欠泉のような噴出も確認されていた。そのため、当局は火山の警戒レベルを1から2に引き上げた。警戒レベルの引き上げは、噴火が必ず起きることを意味するわけではなく、多くの場合、実際に噴火が起きることはない。今回は不運なことに、死者が出る噴火となってしまった。
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