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「親だから」の呪縛。子どもを放置して死なせた親は、育児を"頑張っていた"
家族規範を守ろうとする親たちの「生真面目さ」
2018/02/06 09:01
Akiko Kobayashi
小林明子 BuzzFeed Chief Editor, News, Japan
ー「パパ、パパ」。か細い声で呼びかける息子を置き去りにして、父親は家を出たー
「残酷な父親」によるネグレクトとして、大きく報じられた事件がある。
神奈川県厚木市で2014年5月、アパートの一室で白骨遺体が見つかった。ゴミに埋もれた布団の上にうずくまっていたのは、生きていれば中学1年生だったはずの男の子。男の子が5歳のとき、父親はこの部屋を出て行った。
東京高裁は2016年11月、父親を殺人罪で懲役19年とした一審の横浜地裁判決を破棄。「死亡する可能性が高いと認識していたとは言えない」として、保護責任者遺棄致死の罪で懲役12年を言い渡し、確定した。
児童虐待の取材を続けているルポライターの杉山春さんは、この父親と拘置所で面会し、手紙を交わし、裁判を傍聴した。取材を通して見えてきたのは、この父親の「残酷さ」ではなく「育てる力の乏しさ」だったという。
なぜ父親は、息子を置き去りにしたのか。なぜ息子を死なせるまで、誰にも助けを求めなかったのか。

「頑張って育児していました」
杉山さんへの手紙に、父親はこう書いている。
やはり●●のことを考えるとすごくつらいです。取り返しのつかないことをしてしまったと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。私は●●のことを知る数少ない人の一人です。父親として育児は自分なりに一生懸命に頑張ってやっていました。約2年間二人きりで生活をしていましたが、結果として、こういうことになってしまって本当に残念でたまりません。後悔しています。記憶はずっと曖昧なままです。
(BuzzFeed注:●●は息子の名前 『児童虐待から考える』より)
一方、裁判で明らかになった父親の育児の実態はこうだ。
息子が3歳のころ、母親が家を出て行った。トラック運転手だった父親と息子の2人暮らしになった。父親は早朝から仕事に出かけ、息子がアパートの外に出ないように、玄関に通じる和室の出入り口にガムテープを貼った。
料金の未納で、電気、ガス、水道が止められた。真っ暗な部屋で父親は息子に、コンビニのおにぎりや調理パン、ペットボトル飲料を与えた。その横でコンビニ弁当を食べ、缶酎ハイを飲み、息子と同じ布団で寝た。
仕事で送迎ができないからと保育園に預けることは諦め、職場に勤務時間の配慮を求めることもしていなかった。市に援助を求めることには「頭が回らなかった」という。職場では上位20%にあたるAランクの評価を得ていた。
日中、雨戸を閉め切っていたのは「生活を外から見られたくなかったから」。裁判ではそう証言している。
父親自身が精神疾患のある母親に育てられたため、子育てのモデルを持っていなかった。杉山さんは言う。
「ネグレクトというよりも、父親自身がそこで苦しい生活をしていたように感じました。周りから見るとケアが足りていないけれど、自分では一生懸命やっているつもりだったのでしょう」
「同時に、外からの目を遮断しようとしたり、他人からの評価を嫌がったりする傾向もありました。仕事は休まず、ケアできない部分は隠そうとする、過剰な『生真面目さ』がある。それが孤立につながったのではないでしょうか」
わが子を虐待死させるような親は「残酷」で「不真面目」だというイメージがある。しかし、杉山さんは取材を通して、虐待する親に共通してあるのは、過剰な「生真面目さ」だということに気づく。
床に寝て長女に付き添った
(リンク先に続きあり)


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