【台風15号】なぜ停電の長期化を招いたのか 予想以上の風の猛威に「見通し甘かった」/東電・JRが陥った「楽観主義バイアス」★2 at NEWSPLUS
[2ch|▼Menu]
1:チンしたモヤシ ★
19/09/16 06:20:14.10 n7UQN5kj9.net
なぜ停電の長期化を招いたのか 予想以上の風の猛威に「見通し甘かった」
産経 2019.9.12 21:18社会地震・災害 台風15号
URLリンク(www.sankei.com)
台風15号による停電長期化のしくみ
URLリンク(www.sankei.com)
台風15号の影響で停電が続く中、電気の復旧作業を進める作業員=12日午後、千葉県鋸南町
URLリンク(www.sankei.com)
 台風15号による千葉県内の停電は丸3日が経過した12日も解消せず、東京電力によると、完全復旧も見通せていない。停電戸数は1都6県で最大約93万戸に達し関東地方における台風被害としては過去最大級となった。なぜ、ここまで広範囲の停電を招き、長期化しているのか。
 停電の一因は、君津市にある45メートルと57メートルの送電線の鉄塔が倒壊し、電流が遮断されるなどしたこと。このほか各地で多くの電柱が倒れるなどした結果、これほどの規模の停電となった。
 経済産業省が示す「電気設備に関する技術基準」では、送電線の鉄塔は風速40メートルに耐え得るように求められ、2基も基準を満たしていた。ただ、隣接の木更津市で9日午前2時48分に最大瞬間風速49・0メートルを観測するなどしており、東電関係者は「局地的な強風が倒壊を招いたのではないか」とみている。
 台風被害が多い沖縄電力では、より強い風に耐え得る基準を設けており、国が示す基準自体にも課題が残る結果ともいえる。
 発電所と各家庭に電気を届ける変電所をつなぐ中継地点となる鉄塔だが、倒壊で電線が切れるなど機能不全が生じた場合に備え、電力の迂回(うかい)ルートも準備されている。
 それなのに、今回は停電が長引いている。変電所から各家庭に電気を送る電柱設備などが予想以上の被害を受け、迂回ルートも十分に機能しなかったからだという。東電側は目視の点検などで当初は電柱の損傷は80基程度だけとしていたが、実際はより多数に上り、現段階では「集計できていない」としている。

 電柱が損傷した現場に向かう道路も倒木で絶たれているケースもあり、復旧に時間を要している。東電関係者は「変圧器の損傷だけだと思っていたら電柱にひびが見つかるなど作業量が膨らんだ」と説明する。
 ●「見通し甘かった」
 今回は同じ地域でも復旧している建物と、していない建物があるというケースも続出。同じ地域内でも、電柱につながる民家や建物単位で復旧していくため、こうした事態が生じるという。
 想定外が重なった結果、復旧は当初の見通しより大幅に遅れたが、東電担当者は甘さを認めた。

---------------

台風被害、東電・JRが陥った「楽観主義バイアス」
日経 2019/9/13 18:01 (2019/9/14 8:26更新)
URLリンク(www.nikkei.com)
(略)
事業者側の見通しと実態のズレの背景について、東京女子大の広瀬弘忠名誉教授(災害リスク学)は「楽観主義バイアス」と呼ばれる心理現象があると指摘する。楽観主義バイアスとは物事を自分に都合良く解釈してしまうことを指し、自己防衛反応として人間に本来備わっているという。
広瀬氏は東電について「実際には詳細な状況が把握できていない段階で被害を過小評価し、楽観的な見通しを乱発してしまった」と分析する。福島第1原子力発電所事故後の対応とも共通するとし「早期復旧を望む利用者に応えたいという思いも無意識に働いたのでは」とみている。
明治大の市川宏雄名誉教授(危機管理)は「事業者ばかりを責められない。日本の災害対応が優れているが故に、すぐに復旧すると思っている国民が多いことも一因だ」と指摘する一方で「災害の被害全容を把握するのに時間がかかるのは当然。きちんと調べたうえで、その状況を丁寧に説明するなど、事業者側が情報発信の内容を工夫することが求められる」と話している。
詳しくはリンク先
前スレ(★1のたった日時:2019/09/15(日) 19:08:40.57)
【台風15号】なぜ停電の長期化を招いたのか 予想以上の風の猛威に「見通し甘かった」/東電・JRが陥った「楽観主義バイアス」
スレリンク(newsplus板)


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

1677日前に更新/84 KB
担当:undef