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チバニアンがピンチ 反対者が土地押さえ、立ち入り制限
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中山由美
2019年5月25日23時6分
 新たな地質時代「チバニアン」命名に向け、研究グループが進めていた国際機関への申請ができない事態になっている。反対する男性が、地層がある千葉県市原市の土地の賃借権をとり、申請に必須な「自由な立ち入りの証明」ができないためだ。期限の9月までに提出できないと、国際機関の委員会は審査ができないまま解散、認定の機会を失う。研究グループは「このままでは断念せざるを得ない。二度目のチャンスはない」と危機感を抱いている。
 地球は誕生以来、N極とS極の逆転を繰り返してきた。市原市の養老川沿いにある地層「千葉セクション」は、最後に逆転した77万年前の痕跡が確認できる希少な地層とされる。研究グループは、日本初の国際標準模式地(GSSP)への認定を目指し、科学的価値を審査する国際地質科学連合の委員会が審査している。4段階の審査を経て、認められれば77万〜12万6千年前の地質時代が「チバニアン(千葉時代)」と名づけられることから関心を集めていた。
 イタリアにも二つの候補地があったが、2017年11月、GSSPの1次審査で千葉セクションが残った。昨年11月に2次を通過、科学的価値が確認された。3次では各国の研究者が、試料採取など研究活動ができる場所であることを証明しなければならないため、市原市は、公有地化と国の天然記念物指定に乗り出した。
 市は、指定地域の2万8500平方メートルのうち民有地2万2500平方メートル(所有者26人)の買収交渉を開始。地磁気逆転が確認できる最も重要な部分155平方メートルも、所有者が昨年5月に市への譲渡を約束する署名をしていた。研究グループは市から「土地利用証明書」を受け取り、審査委に提出する予定だった。
 ところが、ほどなく所有者は、申請に反対する「古関東深海盆ジオパーク推進協議会」の楡井(にれい)久会長に窓口になってもらうとして市との交渉に応じなくなった。7月には楡井氏が10年間の賃借権を設定、拒めば土地に入れない。楡井氏は市からの連絡に応じていない。担当の市原市ふるさと文化課は「譲渡を確約してもらっていたのに交渉に応じてもらえなくなり、賃借権も設定され当惑している。引き続き、協力を求めたい」と話している。
 楡井氏は茨城大名誉教授。地元…
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