【巨大地震】遠州灘、1000年周期で大津波か M9級(レベル2)が6千年間に6回 愛知・伊良湖岬で痕跡確認 at NEWSPLUS
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19/02/26 08:55:29.20 /ZI5Wov/9.net
内閣府南海トラフの巨大地震モデル検討会委員などを務めた平川一臣北海道大名誉教授(自然地理学)が25日までに、遠州灘に面する愛知県田原市の伊良湖岬で、東日本大震災級のマグニチュード(M)9程度の「レベル2」に相当する大規模津波が過去約6千年間に少なくとも6回あったことを示す堆積物を確認した。静岡県ではレベル2の痕跡は見つかっていない。「静岡県の遠州灘でもレベル2はあったはず。大げさなモデルと捉えず向き合いたい」と強調する。
 調査したのは同岬の恋路ケ浜。海抜約8メートルの斜面のくぼ地で約6千年分の地層から津波堆積物を6層見つけた。津波発生の間隔は千年前後とみられ、約100〜150年間隔で繰り返すとされるM8級の南海トラフ地震(レベル1)と周期が異なる。平川名誉教授は「レベル1を大きく超え、レベル2と言ってよい“超巨大津波”の証拠」と説明する。
 放射性炭素年代測定法を用いて土壌の年代を調査し、最も地表に近い津波堆積物の由来を宝永地震(1707年)もしくは明応地震(1498年)、次に古い堆積物を白鳳地震(684年)と推定した。その次に古い堆積物は、西日本の研究者が存在を指摘する2200〜2500年前の超巨大津波の可能性があるという。さらに古い3層は弥生期や縄文期の津波とみている。
 同岬では、周囲の地質と異なる巨大なチャートと呼ばれる種類の石が複数散見される。平川名誉教授によると、津波で約500メートル〜1キロの距離を運ばれた津波石とみられる。「東日本大震災級の巨大津波でなければ動かない」という推定約125トンの大物もある。
 静岡大防災総合センター長の岩田孝仁教授は「伊良湖岬にレベル2相当の痕跡があるとすれば、一般的に言って、同等の津波が広域に広がったと考えられる」とした上で「実際に残された災害の痕跡もきちんと考慮して、どう対策に生かすかが重要になる」と話す。
 <メモ>レベル2は「発生頻度は極めて低いが、発生すれば甚大な被害をもたらす、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波」。千年〜数千年に1回程度発生するとされる。国内観測史上最大規模の東日本大震災(M9・0)を受け国が最新の科学的知見に基づき想定した。県第4次地震被害想定などの骨格の一つ。平川名誉教授の調査は理論的に導かれたレベル2相当の津波が過去に実際あったことを裏付ける“物証”と言える。
2/26(火) 8:02
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS
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